歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2008.07.21
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テーマ: 短歌(1717)
カテゴリ: 短歌



 本の表紙は、内容を直接表さないというのが今までの常識だった。
 その固定概念を破って純文学の表紙を、コミック風の内容の連想できるものにしたところ、随分若者に読まれるようになってきたという。
 当世風というのか、小難しくて回りくどいものを敬遠する現代の若者らしい。

 世の中どんどん単純になり、底上げどころか底下げ続きの下り坂。  
 純文学といえば、蟹工船がベストセラーになったり太宰治の人間失格が随分読まれたりしているようです。


 似非繁栄の陰で苦悩する若者の姿が浮かんできます。

 人を人として扱わない今の企業の状況は末期的で、断末魔にのた打ち回っているような印象があります。そんな企業の未来を想像できないし、その可能性も低いでしょう。
 目先の事で手一杯で、とても未来まで手が回らないのでしょうが、それに巻き込まれて消耗されていく若者が気の毒でなりません。

 この状況が、芯の強い形而上的精神と思想をもてる人間を養うという、いい方向へ働くことを願っています。
 「 何をしているか 」ではなく「 何を考えているか 」が重要なんだということを、文学から読み取ってほしいと願うばかりです。





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最終更新日  2020.07.29 18:11:35
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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