生まれつき全盲の 辻井伸行さん (20)が7日、米国のバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した。
2歳のころからおもちゃのピアノで遊んでいて、母親が口ずさんだメロディーを正確に弾いたことに家族が驚き、ピアノを習わせることにしたそうです。
正に生まれながらに絶対音感を持ち、ピアノを弾くために生まれてきたと言ってもいいような人ですね。
梯剛之(かけはしたけし) さんに次いで日本人としてこういう才能が生まれる事に、民族の誇りを感じます。
何故、「日本人」なんでしょうか。辻井伸行さんの父親は医者で、音楽的に特別な環境ではないという。
幼いころから「神童」と呼ばれ、マイナスのことを口にしない明るい性格で社交的なのだそうです。
記者会見で、もし1日だけ目が見えるとしたら何を見たいかという質問に「1番は両親の顔。あとは星や海、花火が見てみたい。でも、今は心の目で見ているので十分満足しています」と話す。
本人も盲目であることを全くハンディに感じていない様子なのが素晴らしい。
生まれてきた自分の使命を明確に認識し、それに向かって全精力を傾けられるというのは誠に幸せな事です。
全盲のバイオリニストに 和波孝禧 さんがいますが、やはりピアニストの方が多いのは、最初の音楽との出会いがピアノの方が圧倒的に多いという事なのでしょうか。
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