今年も空梅雨のようで、どんよりとはしていてもあまり雨が降りません。
紫陽花の花が心なしか悲しげに見えます。
ガクを広げて雨乞いをしているような花は、小さくなって震えているような感じがします。
紫陽花は露に濡れていてこそ、より一層美しく見えるというもの。
降るべき時には降らないとね・・・
明日は夏至です。
梅雨時に夏至を迎えるというのも、何だか勿体ぶっているようで日本的という感じがしないでもない。
一年でいちばん日照時間が長い日なのに、普通ならジトジトと雨が降る。
溶鉱炉の扉のように分厚く重く空を覆っている雲。その向うに、あの灼熱の太陽が待ち構えているなんて思いもよらない。
そして、その合間合間に見せる太陽の姿は、飽くまでも間接的にその本性を偲ばせるだけ。
やがて溶鉱炉の扉は開かれ、溶けた銑鉄が列島を覆う日がやって来ます。
短歌選にご協力頂いた皆様、本当に有難うございました。一応締め切りとさせて頂きます。
百首まで最後の詰めの作業がありますが、何とか纏めたいと思います。
まとまりましたら、発表したいと思いますのでもう少し時間を下さい。
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