歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2009.08.28
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テーマ: 短歌(1718)
カテゴリ: 游歌

巧妙に英語漢語を使い分け母音で踊るあいまい人種


人種以外はまさに多様性の国、日本。
日本語ほど多様な表現をもった言葉も珍しい。日本人ほど言葉を操るのに長けた人種も少ない。

マニュフェストとわざわざ言わなくてもいいものを、敢えて原語そのままを使う。
それは、何となくオシャレで曖昧な感じを出すことで内容をモヤッとさせたいからでしょうか。
マスコミが進んでそれを使うことに多少の違和感を感じたりします。

横文字を使うとソフトでオシャレな感じがするのは何故なんでしょう。
ライフと言えば楽しい感じがし、人生と言うと苦しい感じがする。
アートというとポップな感じがし、芸術と言うと厳めしいイメージがある。

これはやはり欧米に対する言葉・文化へのコンプレックスから、憧れ的美化意識が働いているのではないでしょうか。

日本語ほど表現の幅の広い言葉はありませんが、その日本語の幅をより広げるために横文字を使う。それはある意味必然性があるのかもしれない。
母音を多用するくせに中身を曖昧にするという必要性が日本文化にはあって、デリケートな心を何とか表現するための工夫なのかもしれない。

そう、日本人は繊細なんです。
デリケートと言うとひ弱な感じがしますが、繊細と言うときめ細かで優美な感じがしますね。

日本語って、ホント面白いですね。





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最終更新日  2020.05.03 10:41:59
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
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