夕べは、いつもの一品持ち寄りで、この日にしか会えない人ばかりが10人前後集まる飲兵衛の宴があった。
この日は、1年に一度リトミックのお婆ちゃんたちが発表会で着るTシャツを自分の手で絞り染めする特別な日でもあった。
ほとんどの方が80を過ぎておられるというのにとても元気で、リトミックの効果なんでしょうか溌剌としています。
新作の絞り染めにも大変意欲的で、説明するのも待たずに作業を始める人もいてこの日を楽しみにしておられた様子が分かります。色も”きれいで舞台映えする色がいい”ということで若草色に決まりました。
簡単に”結び染め”で済ませる人、熱心に”縫い絞り”をされる人と技法も様々。
染色の容器を覗き込んで、出来栄えのほどをワクワクしながら待っています。一色染めて、最後に濃いめの色で裾にぼかしのアクセント。
2時間ほどかかって、最後に絞りを解いて完成です。
この即興の絞り染め体験は、非日常のいい思い出になったことでしょう。発表会の日も待ち遠しいね。
★
飛んで帰って、持ち寄りの一品を買い、宴も終盤の午後4時ごろに会場のアトリエへ。
入れ違いに帰る人あり、居残るメンバーはすでに悦楽の中。大きな声で迎え入れてくれた。
11時から始まって、5時間も飲んでりゃそりゃ酔うワ。
いつも静かで奥様然としているF夫人は、多弁で快活で少し下品で人が変ったようだ。
H氏は「お元気ですか、どうもどうも」を繰り返す。
少し時間が経つとまた同じことを言ってくるので、こっちも酔っ払い気分に合わせて「あれ、Hさん居たの?」なんて言ってみる。
色気と笑顔で迎えてくれたR嬢の骨折り(自分が飲みたいばっかりに)のお陰で、今宵も楽しい夜がゆく。
楽しい時は、あっという間の流れ星。この日は夜中まで居残って飲む事もなく、8時過ぎには皆さんと一緒に帰る。
そんなこんなで夜は更けて、やにわにかみさんの肩を抱いたら「何やってんの!!」と一喝された。
嗚・呼 ~
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