歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2010.02.21
XML
テーマ: 短歌(1718)
カテゴリ: 游歌

♪  (あ) と猫と留守番の夜ののびらかさ妻はロックに酔いしれるころ



 昨夜、カミサンは水曜日に続いて二度目のB'zコンサート。猫2匹とお留守番だ。
 借りてあったDVD「ショーシャンクの空に」を観る。

 刑務所に無実の罪で投獄された弁護士が、19年間服役したのちに脱獄するという話。
ロックハンマーという標本の石を割るための小さなハンマーで、壁にトンネルを掘って最後に脱獄する。

 弁護士の知識を武器にして、所長を手なずけ職員を味方につけて厳しい監獄生活を何んとかわが物にしていく。しかし、あとから分かる事だが、密かに脱獄の準備を着々と進めていたのだ。

 仲間をも完全に出し抜くが、調達役の人物には最初から近づいて、早々に協力関係を作っておくというあたりも実は計画的な所業だった。


 所長や看守を丸めこみ最後に所長の裏帳簿の蓄財を手に入れて脱獄するというこの話は、弁護士という知識と石集めという趣味が武器となっている。

 この映画は、人にはない得意なものを持つことの重要性を教えてくれる。
趣味でも仕事でもとことん追求して身につけたものは、必ずどこかで役に立つということを。




 そして、もう一つの示唆がある。同じ環境に長いこといるといくら嫌なところでも慣れてしまい、いつしか外の世界では生きられなくなるという事。
 これは恐ろしいことでもあるし、防衛本能・自己保存本能でもあるので厄介だ。

 正義を持って入局したが次第にその環境に染まって、当然のように権力を笠に振舞っていくようになる・・・。

 壁に囲まれた中にさえいれば不都合なことはなく、安穏として生きられるということを、人は知らず知らずにしている事に愕然となる。
 この事を心しておかないと、”違う環境に出るのが怖い”人間になってしまう。

 ゆっくりと映画に浸り自分の時間を楽しみながら、”パチンコと旅と映画”は「一人が一番」だという思いを強くした夜だった。

 あらすじを書いてしまったので興味は薄れてしまったかもしれません。まだ観ていなかった人、ごめんなさい。



「日歌」が千首を超えたのを機に、 「游歌」 とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。

「ジグソーパズル」  自作短歌百選





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.01.15 15:28:27
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

sunkyu

sunkyu

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

「アーカイブ」
◎ Ⅰ  短歌
◎ Ⅱ  知っていて損はない話  健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ  自然界 地球 異常気象など

コメント新着

sunkyu @ Re[1]:〇☆〇台所で染色作業(10/26) やすじ2004さんへ  いつも訪問ありがとう…

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: