夕方になると、川鵜が一日の活動を終えて知多半島の南にあるコロニーへ、集団で帰ってゆく姿が見られます。
編隊の形を成すものや、バラバラと崩れたまま飛んで行くのやらまちまちで、次から次へと飛んでいきます。
窓から見える南側の空は開けていて遮るものがないので、空の様子がよく分かります。
いろんな鳥が空を横断していくのが見られますが、空をバックにシルエットになっていて何の鳥だか判別できない事が多い。
先ごろ、夕方4時すぎに北へ向かう集団が有りました。白っぽい鳥だったようですが良くは分かりませんでした。
★
名古屋市の南西にある 「藤前干潟」 は、新川・庄内川が並列している河口にあり、「ごみ埋め立て用地」の危機から逃れた伊勢湾最後の干潟であり、最大級の飛来数を誇る貴重な干潟です。
東アジア-オーストラリア間の渡り鳥の飛行経路上にあり、南北に移動する渡り鳥たちの重要な中継地になっているそうで、春・秋の渡りの季節には、シギ・チドリ類が多くやって来るそうです。
2002年11月に、日本有数の渡り鳥の渡来地としてラムサール条約の 「国際的に重要な湿地」として登録されました。
ここ数年、藤前干潟では、トウネン、ダイゼン、チュウシャクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、シロチドリなどの鳥が観察されている。
シギ・チドリ類は日本最大の数を誇ります。
シギ・チドリ類の他にも冬季にはカモ類が渡来し越冬します。また、ダイサギ、コサギなどのサギ類、ユリカモメ、コアジサシなどのカモメ類、ミサゴなどの猛禽類、カワウなども渡来または生息しているんだそうです。
先日、我が家の上空をの北へ向かった鳥たちは、ここへ向かって行ったのかも知れない。方向はまさしくこの藤前干潟がある方角でしたから。
観察会があれば一度、参加してみたい気分になりました。
もう遅いのかな?
「日歌」が千首を超えたのを機に、 「游歌」 とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
PR
カレンダー
キーワードサーチ
サイド自由欄
コメント新着