”春に三日の晴れなし”と、めまぐるしく変わるこの頃の天気。
どんよりと雲に覆われた日も少なくない。そんな日こそ、天蓋のような雲にいたわるように包まれて、木々は新芽を、桜は蕾をじっくりと育むのです。
暖かくなったと思ったら、また冬に逆戻りのこの寒さ。
何んとなく咲いてしまうのではなくじっと、じっと待って、やっとやって来た”その時”に満を持して、一気に花を咲かせる。
その花こそが美しい。
ぷっくりと紅をまとって膨らみかけた桜花のつぼみは、あかい頬をした幼子のよう。今にも笑い出しそうで、可愛いったらないね。
*含まる(ほほまる)・・・・・つぼみのままでいる。
*労し(いたわし)い・・・・・大切に思う。重んじて大事に思う。
PR
カレンダー
キーワードサーチ
サイド自由欄
コメント新着