花冷えに、咲きかけた花も縮こまって、身震いするような今日この頃。
来週は、最低気温が1度の日があるという。寒暖の差が激しくて、桜ならずとも戸惑うばかり。着るものにも困ってしまう。
この時期は新入社員も入社の時期となり、期待と緊張がない交ぜになった不安な朝を迎えている事でしょう。もうすでに研修期間が始まっていて、出社して頑張っている若者も多いことでしょう。
新卒の大学生の就職内定率(2月1日現在)が、調査を始めた2000年以降で過去最低の80%前後という厳しい状況。前年同期より男子が6.4ポイント低い80.1%、女子が同6.3ポイント低い79.9%だった。
高校生の就職内定率(1月末現在)に至っては、81・1%で、この10年で5番目の低さ。下げ幅は高校生も大学生同様に過去最大となった。
そんな中、運良く就職できても企業の経営は不安定要素を抱えたままで、前途は多難の様相です。その為か、学生に安定志向が強く、中小企業を敬遠する傾向がみられるという。
新しい環境に向かって、意気込んで出かけようとして飲む朝のコーヒーは、きっと苦いに違いない。
仕事の楽しさとは、最初から味わえるようなものではなく、経験を積んで苦労を重ねた上で初めて見えてくるもの。楽しい仕事につきたいと思うあまり仕事を選び過ぎていることも、就職難につながっていると言えます。
楽しいことが前提にあっては、苦労を乗り越えることなんて出来るはずがありません。今の状況、簡単に辞めてしまっては就職浪人になるのがオチでしょう。
どんな仕事でも奥が深いものです。
やっていくうちに分かってくるもの、見えてくるものがあります。それが分かって初めて”仕事の面白さ”というものが理解できる。
”大志を抱く”ことが出来ない以上、歯を食いしばって仕事を覚え、その上に自分の目標を見出していくしかないのです。
若者よ、”生きることは大変なこと”なのだと理解せよ。
”大変なのだ”と思っていれば、”大変な事”は乗り越えられるはずだから・・・・
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