歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2010.03.28
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テーマ: 短歌(1719)
カテゴリ: 游歌

春冷にふるえて咲くを待つさくら門出に飲まむ苦きコーヒー



 花冷えに、咲きかけた花も縮こまって、身震いするような今日この頃。
 来週は、最低気温が1度の日があるという。寒暖の差が激しくて、桜ならずとも戸惑うばかり。着るものにも困ってしまう。

 この時期は新入社員も入社の時期となり、期待と緊張がない交ぜになった不安な朝を迎えている事でしょう。もうすでに研修期間が始まっていて、出社して頑張っている若者も多いことでしょう。

 新卒の大学生の就職内定率(2月1日現在)が、調査を始めた2000年以降で過去最低の80%前後という厳しい状況。前年同期より男子が6.4ポイント低い80.1%、女子が同6.3ポイント低い79.9%だった。

 高校生の就職内定率(1月末現在)に至っては、81・1%で、この10年で5番目の低さ。下げ幅は高校生も大学生同様に過去最大となった。




 そんな中、運良く就職できても企業の経営は不安定要素を抱えたままで、前途は多難の様相です。その為か、学生に安定志向が強く、中小企業を敬遠する傾向がみられるという。
 新しい環境に向かって、意気込んで出かけようとして飲む朝のコーヒーは、きっと苦いに違いない。

 仕事の楽しさとは、最初から味わえるようなものではなく、経験を積んで苦労を重ねた上で初めて見えてくるもの。楽しい仕事につきたいと思うあまり仕事を選び過ぎていることも、就職難につながっていると言えます。

 楽しいことが前提にあっては、苦労を乗り越えることなんて出来るはずがありません。今の状況、簡単に辞めてしまっては就職浪人になるのがオチでしょう。
 どんな仕事でも奥が深いものです。
 やっていくうちに分かってくるもの、見えてくるものがあります。それが分かって初めて”仕事の面白さ”というものが理解できる。

 ”大志を抱く”ことが出来ない以上、歯を食いしばって仕事を覚え、その上に自分の目標を見出していくしかないのです。

 若者よ、”生きることは大変なこと”なのだと理解せよ。
 ”大変なのだ”と思っていれば、”大変な事”は乗り越えられるはずだから・・・・

「日歌」が千首を超えたのを機に、 「游歌」 とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選





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最終更新日  2020.01.18 11:52:35
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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