巷には、ありとあらゆるニュースが満ち溢れている。そのニュースに一々反応していてはこちらがもたない。
人は、無意識で直接影響があるものや間接的にも影響があるもの以外は、見て見ぬふりをしてやり過ごす。
その取捨選択の内容がそのまま、その人の置かれている立場や生き方を反映している。
自分を維持するために、受け入れるニュースとあえて無視するニュース。
本当の事など分かりっこないのに分かった様な気にさせて、物知り顔でコメントするTVのコメンテーター。
ただニュース番組のメニューのために”おかず”にされて消費されるだけのものが如何に多いか。
そんなニュースは、自分という池に石を投げ入れて、ただ波を立てていくだけのもの。何も残してはいかない。
やれ内閣の支持率がどうだとか、マールボロ320円から440円になるとか、「会って欲しい」中3女子にメール1千通の教諭を戒告とか、熱中症死者が30年前の6倍は冷暖房慣れが影響かとか・・・・・
情報の氾濫の中で取捨選択の能力を身に付けないと、ただただ情報に押し流されてしまう。
自分の池を守るためには、堤防を築いて土石流の流入を防がねばならない。
自分が自分として在るために必要なもの以外は思い切って捨てる。自分にとってニュースとは言えないのだから。
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