日の傾くころ車で出たついでに、夕涼みにと佐布里池まで行ってみた。
池の面には二羽のカルガモが羽を休め、湖畔にはアヒルが一匹餌を求めてダッチロール。
光る池面に小さな首を浮き沈みさせながら、こちらに近づいてくるものがある。一体何だろう。この暑さだ。蛇が涼を求めて水に入ったか。
しかし、蛇にしては泳ぎ方が不自然だ。
かなり近付いてからよくよく見ると亀だった。
アヒルが水際で何やら餌を漁っているのを見て、餌のおこぼれが貰えると思いやって来たらしい。
♪ そよりとも吹かぬ湖面に航跡をわずかに見せて亀泳ぎきぬ
うぐいすも遠くに鳴く池の回りには、色づく前のアキアカネが群れ飛んでいます。
草むらには虫の声、林には蝉の合唱。
日中の猛暑に焼かれたコンクリートのベンチは、チンチンになってとても座っていられない。になってみれば、片面だけトースターで焼かれているようで落ち着かない。
夕涼みにはまだ時間が早かった。日が落ちて暫く後にならないとだめだ。
昨日は、暦の上では一年で最も暑い「大暑」。
連日37~8℃のやたらに暑い日が続くが、あと2週間も過ぎて8月8日頃にはもう「立秋」がやってくる。
本当に暑い盛りは向う3週間程度で、お盆を過ぎれば朝晩から徐々に和らいでくる。
9月の残暑が厳しいという予報はあるが、そんな先の事より今が問題。梅干し食べて、金麦飲んで、クーラー病にはくれぐれ気を付けて、乗り切って行きましょう。
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