ソーラー発電の性能がかなり向上してきて、実験段階ではあるにしても様々なものに使われて成果を上げ始めているようです。
三洋電機と両備グループが共同開発した、公共交通バスで太陽電池を搭載した初の未来型バス「ソラビ(SOLARVE)」。
車内照明にはLED電灯を採用しており、太陽電池で発電した電力で点灯する。車内照明は無日照時でも約9時間の連続点灯が可能。
太陽電池を搭載した未来型バス「ソラビ(SOLARVE)」。ベース車両は三菱ふそう製のシリーズ式ハイブリッドバス
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太陽エネルギーだけで空を飛ぶソーラー飛行機の試作機「ソーラー・インパルス(Solar Impulse)」が210年7月8日朝、約26時間の連続飛行を達成した。
夜間を通して飛行したのはソーラーエネルギーだけで飛ぶ飛行機として初めて。
ドイツの銀行がスポンサーになって、119億円で太陽エネルギー飛行機で世界一周する計画を立てている。
両翼は54メートルで、翼だけ見るとジャンボジェット、エアバス340並みだが重量は1600キロと中型車並み。最終的に、平均時速70キロ、高度8500メートルを達成すると見込まれている。翼には太陽電池が一面に12000枚取り付けてある。
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昼間発電した電気を如何に蓄えるかが大きな課題となりまが、簡単なものは既に実用化されています。
「ソーラアプローチライト」
LEDを組み合わせることで消費電力を最小限に抑え、
日没後の点灯時間も最長で14時間まで可能に。
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こちらは、「eneloop bike(エネループ バイク)」という乗ったままで発電して充電できる自転車。モーターが発電機に切り替わりバッテリーに充電をするという、回生充電機能「ループチャージ」を搭載。
SANYO eneloop bike
これをさらに、この自転車と太陽光発電を組み合わせる。
駐輪場の屋根に太陽光発電と蓄電システムを組み合わせ、屋根で発電した電気を蓄電し、電動自転車の電池を充電するという、化石燃料を一切使わない完全独立のクリーンシステム。
徳島県庁にできた「ソーラー駐輪場」
三洋電機とタイアップしたこれらのシステムは、世田谷区 京王線 桜上水駅にも設置されているそうです。
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無尽蔵の太陽の恵みを、電力として100%有効利用出来る時代が、そう遠くない将来にやってくるのでしょう。
世界中どこでも分け隔てなく照らしてくれる太陽。
この無料で無限のエネルギーが安価に有効利用できるようになれば、少なくともエネルギーによる国際紛争は無くなるでしょう。
そんな未来社会は、全てがクリーンで影日向のない明るくシンプルな社会であってほしいと願うばかりです。
夜も昼間の様に明るいというのは困りますが・・・・・。
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