お勝手の収納棚を整理していた家内が、昔、誰かに頂いた南部鉄の四角い灰皿を引っ張り出してきた。
大きくて重いので一度も使った事がなく、箱に入ったまま長い間そのままになっていたもの。
今更誰かにあげようにも、煙草を吸う人が減って思い当たる人が浮かばない。自分も50を目前に止めているので灰皿の出番はない。
捨て去るのには忍びなく、何かに使えないかと考えてみた。それで思いついたのが「時計」で、思い立ったが吉日とばかりに早速作ってみた。
手持ちの自作の時計をリメイクする事にし、梵字を試作で染めた丁度いい布のがあったのでデザインはそれで決まり。ベースのアクリル板をリサイズし、布を張って見ると色目も灰皿の緑色にぴったり合って申し分ない。
最近はどこもかしこも禁煙になって、たばこ関連のものはすべからく無用のものになりつつある。「一服する」とか「紫煙をくゆらす」とかの言葉もいずれは死語になって行くのでしょうね。
「ちょいと一服」なんていい言葉で、気分転換にちょっとだけ休憩するという心持がよくあらわれていると思う。
これからは仕事の手を休めて「ちょっとケイタイ」しませんか?なんて言うんでしょうか。
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