2010女子バレーボール世界選手権で、連日、日本チームの活躍で大いに盛り上がっています。
会場の一つの名古屋の「ガイシホール」で、実際の試合を観たいと思って調べたら、日本選手が出るのは東京の代々木体育館の方だけらしく残念ながら観ることが出来ない。
バレーボールは見るからに激しいスポーツだ。跳んだり飛びついたり回転したりと、全身を使った反射神経と瞬発力を要求される。
バレーボールをこんな激しいダイナミックなスポーツにしたのは、東洋の魔女を育てた大松博文監督だ。
東京オリンピックでバレーボール全日本女子チームの監督として、それまでとは全く違う手法を編み出し、世界に衝撃を与えた。「鬼」のようなトレーニングで、日本女子バレーチームに奇跡の175連勝を成し遂げさせ、日本女子バレーチームは「東洋の魔女」と恐れられた。
この大松博文監督が体格差をカバーするために編み出した「回転レシーブ」や「時間差攻撃」は、今では当たり前のように世界中で使われるまでに普及している。
時間差・一人時間差攻撃、A~Dの4種類のクイック攻撃、移動攻撃(ブロード)、バックアタックなどなど様々な攻撃が生まれたことで、当初とは比べ物にならない激しい見ごたえのある球技に変わった。
ジャンピング・トスにジャンピング・スマッシュ、そしてフライング・レシーブでコートに這う。飛んで跳ねて飛びついて、直ぐに体勢を立て直しての応酬は、指先からつま先までをフル回転してのハードワークだ。
昨日、2次ラウンド最終戦が行われ、日本は、前回優勝のロシアに1―3で敗れ、5勝2敗のE組2位で準決勝に進むことになった。
あの2m以上の長身が、パワー全開で打ち込んでくるスパイクには手も足も出ない。平均身長で約17cmの差が「これまで戦ったことのない高さ」と監督も嘆く。
28年ぶりのベスト4進出を喜ぶ選手たち
パワーと高さに劣る日本が本当に良く頑張っているなぁと、感心と感動をもって応援している。
7戦全勝のロシアがE組1位、5勝2敗の日本が同組2位で準決勝に進出する。
F組では北京五輪金メダルのブラジルが同五輪銀メダルの米国を破り、ブラジルが同組1位、米国が2位で準決勝進出を決めた。
13日の準決勝では、日本はブラジルと、ロシアは米国と対戦する。
それにしても、日本のアスリートは可愛い人が増えたねぇ。どの競技にもかわいい人気者が必ずいる。
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