”真実は直感だけが連れて来る。証明は脳を疲れさせる。”と、黒川伊保子さんは言う。
過去に偉大な発明や発見をした人達は、この直観に絶大なる信頼をもちそれを基に仮説を立た。それを証明するためにその後の研究に力を入れる。
先に証明をする事を考えては脳は疲弊するばかりで、直感力が働かず閃きも生れないという。
女子高校生に、試作品の中から売れ筋商品の選別をしてもらっている企業がある。その高校生の出す結論がかなりの確率で当たるという。
それは知識で判断しているのではなく、まさに直観そのものに依るものだ。
情報や知識が幾ら有っても、新しいものを創造することは出来ない。経験と学習で養った直観力がなければ、たとえ出来たとしても一発勝負で終わってしまう。
「東電OL殺人事件」のように直観に頼りすぎて判断を誤る事もある。担当した当時の刑事は、状況証拠だけで過去の経験から犯人を確定してしまったらしい。「カンは大事なんです」とカメラの前で自己弁護していた。
右脳による閃きやカン(直観)は17~8歳ぐらいがピーク で、それ以降は徐々に左脳が(知識や分別、社会通念が)邪魔をしてその働きを抑えるようになっていくという。 世間の常識に身を沿わせているうちに、無意識にその大事な直観力を押さえこんでしまっている。
日々の生活の中で、危険を察知し、人を見極め、洞察し、何かを創造し、様々な判断を下しながら生きている。その様々な事象に対応する上で、直観(第六感)は極めて重要なものだ。すべての根幹を成す重要なものと言っても過言ではないでしょう。
常識にとらわれて、他人の意見に左右され、自己を見失っていては直感力はうまく働かない。如何に自分を信じて(迷ったり自信を失くすことがあったとしても)生きて行けるかがカギになるのでしょう。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
◆ ジョーク、冗談、ユーモアは生活の調味… 2014.10.22
◆ 消えていってこそ虹 2014.10.21 コメント(2)
◆ 映画っていいね。色々あるから良さも… 2014.10.20
PR
カレンダー
キーワードサーチ
サイド自由欄
コメント新着