ミサゴはトンビに似たタカの仲間。全長54?64cm、翼開張150?180cm、体重1.2?2kgの猛禽で、その主食は魚類。
海や池の獲物を見つけると、空中でホバリングして狙いを定め、翼を畳んでほぼ垂直に水面に降下し、足を伸ばして魚を鷲掴みにして飛び去る。
30センチ近いボラもつかむというからすごい。
身近で見たら惚れ惚れしちゃいそうなカッコ良さだ
その巣に隠した魚が潮水で発酵してうま味を増したものを人が食べたのが「寿司」のルーツだとも言われるそうで、全国の寿司店で「みさご」の屋号が多いのも、この俗説からとか。
ミサゴを英名で」「オスプレイ」というのだそうだ。そう、今、世間を騒がせている米海兵隊の輸送を担う怪鳥のことだ。
主翼の両端に角度が変わる回転翼を備え、ヘリのような離着陸と、飛行機なみの高速移動が可能。沖縄の普天間飛行場に配備される計画で、本土での訓練も見込まれる。
これがミサゴだとは知らなかったが、まさにそんな感じだ
試作段階から墜落が続き、今年もモロッコ(4月)と米国(6月)で落ちた機種である。市街地に接し、すでに世界一危険とされる普天間への飛来は、地元の感情を逆なでしている。連日、それ等の報道がマスコミを賑わわせている。
四国の人たちも、米軍が明らかにしたオスプレイの訓練ルートを危惧している。
その中にある「和歌山―徳島―高知―愛媛」は四国山地にほぼ沿ったコースだ。「今も行われている米軍機の低空訓練と同じであれば、県民の水源、早明浦ダムの上空も飛ぶ。18年前、米軍艦載機が同ダム湖に墜落、乗員が死亡した惨事がよみがえる。」と。
しかし、実際の事故の頻度は他の航空機よりも少ないと言われているし、フロリダで起きた事故の原因は操縦ミスか訓練方法に問題があったためだという。
地元民が不安がるのは当然だしそんなものは無い方が良いに決まっているが、ここでも日本のマスコミは、各社同じ論調で総ヒステリーのごとく一斉に叩きに掛かる。
大衆迎合主義のような、時局に合わせた偏った報道のあり方には大いに問題がある。最初に結論ありきのシナリオに導く報道は、最近の検察の不祥事にも似て空恐ろしい。
事が米国の問題だけに情報の不足は否めないかも知れないが、逆に米国だからこそ正しい情報を伝える義務がある。
事件や事故が起こる度に、その一方的な報道の在り方に疑問を抱く人も多い。マスコミは、風評を助長し、社会の関心を必要以上に煽りたててその営業目的を果たそうとする。
某バッシングで潰された会社や、貶められて苦しんだ人の如何に多いことか。
この国の横並び意識は相当に根深いものがある。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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