本当の素顔なんて自分にも分からない。ましてや他人には分かろうはずもない。特に若者であればなおさらのこと。
いろんな面を持ちながらどれが本当の自分なのかを手探りしている状態で、その糸口さえ見つからない場合だって多い。
絶対的な価値というものが有るのか無いのか、自分という存在が何を意味するのか。すべては相対的に成り立っているのだとすれば、その相対するものと自分との位置をどう推し量って行けばいいのか。
それらに対する答えは持ち合わせていないし、自分の立ち位置がわからない状態で何を基準にしていけばいいのかが分からない。
目に映る物すべてが曖昧で不安定な要素に満ちている中で、先のことなどなおさら分かるはずもない。
情報ばかりが溢れ、その情報量が多い事自体がマイナスになっているという時代において、ますます方向性を見つけにくい状況の中に彷徨っている。
弱者は群れをつくるごとく集団に身を寄せ、個を埋没させることでその危うさを回避する。擬態で身を守る魚のように。
青春とは羅針盤を持たずに霧深い海を航海するようなもの。
過ぎてみれば、その時々に体験してきた苦い数々の経験が海図に書きこまれ、古地図を眺める様に記憶に残されているだけだ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」と
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
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