♪ かくなるは対暑抗暑の汗まみれ夏中に入りて相まみえべし
体操競技の床の演技は、床そのものが衝撃を吸収するように設えてあるが、戸外での演技にはそれが無い。そんな中での高難度宙返りや高低差をものともしない跳躍。世界のトップレベルの体操選手をも上回るかの様なパフォーマンスに、開いた口が塞がらない。
そして、何だかとても清々しい気持ちにしてくれる。
パルクール(仏: parkour、略:PK)とは
フランス発祥の運動方法で、走る・跳ぶ・登るなどの移動動作で体を鍛える方法。周囲の環境を利用した身体動作で、どんな地形でも自由に動ける肉体と困難を乗り越えられる強い精神の獲得を目指す。 「フリーランニング」や l'art du déplacement(原語)という別名があるが、パルクールと同じ概念を指す。 (Wikipediaより)
いやはや、凄い。これは単なる見世物のパフォーマンスなどではなく、れっきとした理念と歴史があるものなんですね。
第一次世界大戦前、元海軍将校であったジョルジュ・エベル(Georges Hébert)は世界中を旅していた。アフリカでの滞在中、ジョルジュはそこで出会った民族の身体能力と巧緻性に非常に感銘を受けた。
「彼らの身体は素晴らしかった。柔軟で、軽快で、巧みで、頑丈で、耐性があるのだ。彼らには体操の指導者がいる訳でもなく、ただ自然の中で生活しているだけなのだ。」(ジョルジュ・エベル)
1902年8月5日、ジョルジュがマルティニークのサン・ピエールで駐留中に、3万人以上の死者を出したというプレー山の大噴火に遭遇した。その被災現場において救出活動を行ったジョルジュは約700人の脱出と救出を成功させた。この経験が彼自身に大きな影響を与え、「身体能力は勇気や利他の精神と共に在るべきだ」という考えを揺ぎ無いものにした。後にジョルジュはあるモットーを作った。
「être fort pour être utile(強く在れ、機能的であれ)」
フランスのランスの大学で体育教官となったジョルジュは自身の体育教育のシステムを定義し、様々な運動器具を作り始めた。そして、「méthode naturelle(メトード・ナテュレル)」という新しい運動システムを創り、その為の様々なトレーニングを編み出した。「méthode naturelle」は次のように定義される。
*目的を持ち、子供から大人まで参加でき、秩序だっていて前進的で継続的な活動。
*完全な身体的発達を保証すること。
*身体の抵抗力を増強すること。
*すべての自然的な運動、不可欠な実用的運動の全てのジャンル(歩く、走る、跳ぶ、這う、登る、バランスをとる、投げる、持ち上げる、自衛する、泳ぐ)の良さをよく認識すること。
*身体活動の全ての面における能力や実用的運動における力強さを伸ばし、精神的にも身体的にも習熟すること。
*利他であること。
ジョルジュは10種の基礎的運動群(歩く、走る、跳ぶ、這う、登る、バランスをとる、投げる、持ち上げる、自衛する、泳ぐ)から「méthode naturelle」を組み立てた。これらは次の3つの力を培うものである。
◆エネルギー的センス:エネルギー、意志力、勇気、冷静さ、堅実さ
◆モラル的センス:慈悲、援助、自尊心、正直さ
◆身体的センス:筋力、呼吸
第一次大戦および第二次大戦の間を通して、「méthode naturelle」は広まり続け、フランスの軍事教育とトレーニングのスタンダードな方式となった。また、フランスの兵士や消防士は、独自に障害物コーストレーニング「parcours du combattant」 や「parcours SP」を発達させた。 (Wikipediaより転載)
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
◆ 満10年となりました。 2016.05.07 コメント(2)
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