♪ 心肝に問題あるとふ喫煙者吾が傍らに百薬の友
また、日本でも高知大学医学部の教授らが自殺とニコチン濃度の関係を明らかにしている。司法解剖した遺体について血中のニコチン濃度を調べたところ、自殺した人の血液中のニコチン濃度は、事故や病気で死亡した人に比べ約3.5倍も高いことが判明。ニコチンは精神安定の作用がある一方、吸い過ぎると逆に気分が落ち込み、自殺の引き金になると考えられるそうだ。
煙草が身体に悪い事は誰でも知っている。私も50歳になる前に止めた。しかし、酒を止めるつもりは無い。
「Jカーブ効果」と呼ばれる「適量のお酒を飲んでいる人の全死亡率は、まったく飲まない人、また飲み過ぎる人に比べると最も低い」というものがあり、長年信じられてきた。
しかし、どうやら統計ミスから通用しないという説が、オーストラリア国立薬物研究所のターニャ・クリスティー博士らのチームによって国際アルコール薬物研究誌「JSAD」の2016年3月号に発表されたらしい。結論は、できるだけ飲まない方が良いというもので、酒は身体に悪いというわけだ。全死亡率:病気だけなく、事故、事件を含めたあらゆる原因による死亡率。「全く飲まない」人を1とした場合の各飲酒量毎の相対的な死亡率をグラフにするとJ型のカーブになる。
「酒を飲むから健康」ではなく「健康だから飲める」ということらしい。
アルコールの摂取量が多すぎると体に害のあることは明らか。毎日、30gのアルコールを摂取すると、高血圧症の頻度が上昇する。60gを超えると血糖値が大いに乱れる。アルコールの大量摂取は、依存症やアルコール性肝障害、栄養 障害、認知症の原因となる。喫煙者がアルコールを大量に摂取すると、食道がんの発生率が高まると言われている。こんな事、今更言うまでも無いですが・・・。
しかしまあ、少量の飲酒は血液の脂質代謝を改善し、冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)の危険性を下げるという調査結果があることも確か。「少量」には具体的な量が示されており、純アルコール(エタノール)に換算して1日あたり男性が25g、女 性が15g程度と言われている。
しかしこの値も個人差があることを考えると、参考程度にしかならないだろう。
人は、色んな理屈を付けて自分に都合の良い意見を支持したがるものだ。
私は酒好きだが、酒におぼれているわけでもないし依存症でもないと思っているが、月に1・2度の休肝日が有るぐらいで、ほぼ毎日飲んでいる。まあ、焼酎1.8リットルが一か月持つぐらいだから、たかが知れている。
若い時に比べたらお上品なもんだ。酒にまつわる諸々のことは、今はもう遠い幻のごとき思い出となっている。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
■ いい天気だが・・・政治は・・ 2017.10.08
■ 安楽死という選択肢 2017.10.06
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