♪ 駅前のけやき光りし夜は明けて電車淋しき音をたてゆく
西風に圧されてどんどん向こうへ流されてゆく雲
冬になると季節風(西風と北西の風)が常に吹くようになる。伊吹山脈を越えての伊勢湾側から吹く風だが、北に位置しているためどちらかと言えば伊吹おろしや若狭湾方面から濃尾平野を渡って来るの風をうける。近くを通る電車の音も、その西風によってそれまでとは違った音になって響いてくる。
駅前には毎年クリスマスの電飾が飾られる。今年も12月に入り4万1千球の電飾によるスターダストファンタジーなるものが輝くようになった。11/25(金)~12/25(日)の一カ月間、殺風景な知多市の玄関を飾っている。
知多市の玄関口 この裏側は駐車場になっている
商業施設も飲食店も何もない、殺風景で田園都市丸出しの知多市の玄関口。駅前から市役所、運動公園一帯を再開発する構想がようやく動き出したとところだ。
この計画の全エリアは埋め立て地で市の所有地のため、買収などの余分な経費が掛からないので今の知多市の財政では都合がいい。しかし、これでは駅前整備とは言えないし知多市の玄関口としては片手落ちだと思う。
駅の東側の国道(常滑海道)までを包括してやらないことには、中途半端なものにしかならない。ここには名鉄が高架になったための線路の跡地、その周辺には古い長屋風の建物が残っているてゴチャゴチャしている。それらを一括して整備・開発するべきだろう。10年とか15年とかの長期的な視野で思い切ったことをやってもらいたいもの。
そういう意見が出ないはずはないので、バブルの崩壊以降これといって税収のもとになるものが無くなってしまった現在、その計画の目途が立たないというのが実情なのだろう。
東日本大地震・大津波の後、この地域でも標高の低さが問題になって東海市と知多市の共同病院建設も移転を余儀なくされた経緯がある。その事もあって市役所の建て替え(筑46年)の必要もあり、合わせての再開発という事になったのだろうと推察する。
だとしたら、そもそもが目的が逆なのだ。この計画のたたき台を見る限り、そんな背景が見え隠れする。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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