今日4本目。止まらなくなっちゃいました。
これまで、学校や親が子どもに動機付けしてきたことは何でしょうか?
本音の部分で。
それは、勉強すると生活の役に立つから?
一定の成績や試験にパスするってことが、
一定の能力の証になるから? そして生活保障のため?
でも、どちらも、今では、崩壊寸前です。
知識をいくら頭に保存しても、この情報社会の中で、
自慢できるものではなくなっちゃいました。
よっぽどのマニアかオタクならともかくね。
昔なら、学校で習ったことを家庭で得意にしゃべれたんでしょうね。
それから、学歴社会も、生活を保障するものでは
なくなってきてます。
これも子どもたちは敏感ですよ。
少なくとも、学校の規準の、ペーパーテストだけでは
社会に通用しないとわかってきてます。
これが、現代の新しい本音。
だったら、何のために学ぶのか?
子どもたちに、何と言いますか?
「努力の尊さ」?
私だったら、 「コミュニケーションをするため!」、
と今なら答えます。
いろんな人と対話するため。
そして、自分と対話するため。
そして、自然や宇宙と対話するため。
それに必要な方法と知識を得るために学ぶのです。
しかし、これまで、日本の教育界の基本原理は、
個人間の競争でした。本音の部分で。
友達や社会とのコミュニケーションには、正直
優先順位を取っていなかった!
そして、いまだに、競争主義から抜け出していないから
昔ながらの学習動機が、すっかりサビてしまっても、
子どもも大人も、意欲が湧かないでいます。
もし、コミュニケーション力を第一目的に据えたら、
どんな変化が起こるか想像してみてください。
すんごい変化です。
友達、先生、地域の人あってのボクの学力なのです。
先生の能力査定も、ガラっと変わります。
コミュニケーションの達人こそ、求められるのです。
これに、社会の多くの人が気づきだしている。
現状では、にっちもさっちものように見えても、
時代は必ず要求します。
そして、日本人は、気づけば行動が早い。
学力革命が起きるのは、近いと思います。
人間中心主義の政治と教育 2009.09.22 コメント(4)
買わないのは、お客が悪いのか? 2009.08.29 コメント(2)
PR
Freepage List
Category
Comments