平成26年10月20日(月)
午前4時半起床。晴れ時々曇り。朝読書「深海のYrr」全3巻が面白い。佳境にはまだまだですが、始めの方に描写のある主人公の生活に惹かれました。引用します。「夏なら焼きたてのパン、アルミホイルに包んだフォアグラ、アルザスの白ワイン、ゲヴェルツトラミナーの1985年を1本バスケットにつめて~中略~夏のいつまでも明るい夜、湖畔を見わたすベランダに座って、トーマス・モアやジョナサン・スイフト、H・D。ウエルズの幻想小説を読んだ。マーラーやシベリウスを聴き、グレン・グールドのピアノやチェリビダッケが指揮するブルックナーの交響曲に耳を澄ました」 想像するだけで憧れます。舞台はノルウェーです。
朝の白日夢はこれくらいにして、タチウオの塩焼きが朝餉のおかずでした。終日会議。昨年度の決算審議がありました。一般には年1回、6月に開かれる年1回の株主総会で決着がつきます。弊社はそのシステムとは異なります。この時期、詳細な報告を株主代表に行います。明後日まで続きます。
夕方、運動公園へ。月曜日の日暮れには寂しいものがあります。暗い中を8km。昨日、堤防・竹林を刈った際、右脚の踵を痛めたようです。歩いて痛いです。走ると、そうでもありません。暖かいせいもあって、いい汗をかきました。
帰宅して湯船。発泡酒を一本のあと、ワインを抜栓。当てはサバとタチウオの塩焼きでした。赤と合わせましたが、悪くない。写真のないのが残念です。酒はほどほどにし、音楽を聴きました。エルサレム響でベーヤンのピアコン4番とブラームスのシンフォニー1番。ピアノはアロン・ゴールドスタイン、指揮はデーヴィッド・スターン。木訥な響き、スピード感のある演奏でした。ブラームスといえば、今朝、出勤の途中に聴いたキラクラで流れました。アバド、ウィーンフィルで1番の第1楽章。重厚感あり。鱗雲の空に鬱屈の音楽。冬に向かうこの時期によく合います。久しぶりのこともあり、この作曲家を1週間、まとめ聴きしようかな、と思いました。CHAMBERがいいな。
今日の一句
温もりにすり寄るトラの目よ細し
朝露の玉の重みに青菜揺れ
大陸の前線近し鰯雲
蟷螂が吾振る鎌を鈍らせる
山茶花の咲きて驚く忙しさ
白菜の五十日が待ち遠し
今日の写真は思い立ってのブラームスです。まだ、この中の1枚しか聴いていません。新しい発見がありそうです。
ハンス・クナッパーツブッシュシリーズ、… 2023年02月10日 コメント(8)
二日まとめて(オペラカルメン、鹿刺) 2018年10月13日 コメント(6)
PR
Comments
Keyword Search
Category