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三葉虫が、地球を制覇していたに時代があった。
そのおびただしい数が、他の種を圧倒していた。
それが消えた。
恐竜が、この地球を我が物顔で闊歩していた時代があった。
あの巨大さが、他の種を圧倒していたという。
それが壊滅した。
このように、ある種が栄華を極め、そして消えていた。
なぜか。
前者の消滅の理由は、その繁栄にある。
数が増えすぎたことにある、というのが定説。
後者の消滅の理由は、その巨大化にある。
大きくなりすぎたためというのが定説。
ミクロでいえば、少なくとも生き物には、ライフサイクルがある。
たとえば人は小さく生まれて、徐々に成長し大きくなり、
やがて死を迎える。
これは、あらゆる例外のない普遍の原則である。
マクロが、ミクロを総和した集合体ということであるならば、
人類は人の総和、集合体ということになり、
ミクロの人の持つミクロの原則に支配されることになる。
マクロが、ミクロの総和ではない異なるものと仮定しても、
このミクロの原則が、適用されないということにはならない。
こうしたことを自然の摂理だ、と断定するには、
私の知識は乏しく幼稚的であるのだが。
だが、自然の摂理ではないか、と
ここで仮説をしたのは、
そうした原則が、生き物ではない経済に置き換えられる、
と,私は考えているからである。
続く
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