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▲不振や先行きの不安に悩む経営者が多い。この場合、こう考えてほしいのだ。
鵜匠は、鵜が鮎をとってくれなければ食い上げである。メーカーや卸の立場と一緒ではないか。鵜が鮎を捕獲できず困っている。▼どうするか。鵜を激励するのか、叩くのか それとも、鵜匠自身が川に飛び込に、魚を獲るか。さてどれを選ぶか。実は全部だめである。そんなことをしたら逆に鵜は余計鮎をとってくれなくなる。▲ここで鵜匠がやるべきことは、「 鵜がどうしたら一匹でも多く魚をとってくれるか。そのためには、自分は何をなしたらいいか」という式を立てることだ。あれやこれや考えていては、タイミングを逸すどころか、結局何もやらず、時間を虚しくしてしまう。ところが式を立てると悩みはピタリと納まる。▼次に式をたてたら、即やってみること。うまくいかなかったら次を。それもうまくいかなかったらまた別のことをやること。行動すること▼やれば堂々巡りにならない。悩むこともなく必ず前に進んでいる。逆に、考えていると だれでも、堂々巡りに陥る。▲ 鮎がほしいのは鵜匠も鵜も同じ。戦略は一致し、共有している。メーカーの悩みも卸の悩みも売上不振であるとしたら、それはそっくりそのまま、お取引先の経営者の方の不安ということになる。▼▲としたら、メーカーの仕事は卸の販売不振を、卸の仕事は小売店が、どんどん売れるように、問題を解決してあげればいいことになる。▼彼らが売れると卸しも荷動きが激しくなる。卸が売れるとメーカーも製品を作るのに忙しくなる。▲ ところがみな自分の会社の売れ行き不振や不安を解決しようとするから、うまくいかないのである。鵜たちが増収増益になるように支援してやると、鵜匠も増収増益になる。解決はこれ以外にないのである。
続く
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