奔るジャッドンたのうえ、追っかけ帳

奔るジャッドンたのうえ、追っかけ帳

2015.03.07
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人は行動する瞬間(ここでは勝ちにいったとき)最大の隙が出る。
だから勝つために、隙、弱さを見せてやる。


これを、戦いに活かした典型的例が、小手・長久手の戦い。


秀吉は、小牧の陣で、この戦略をとりました。
家康に負けることで、家康を臣下におく、

家康を臣下に置くことで、念願の「天下取り」が成就
(秀吉の大戦略)。

そして全国の不満分子のぶつぶつを収めることに成功しました。


さきにあったからです。

戦いそのものにすら、戦術に使っている。
秀吉のまさにすごさといえましょう。

つまりこの場合、家康さえ治めれば天下統一が具現できる。
そのためには、この戦、くれてやるわい、という大戦略。
負けを撒き餌にして、家康を釣る。

繰り返しますがそれは家康をつり上げることで天下をとれる、
という確信があったからに他ありません。


その後、戦をくれてやるだけでは、まだ心許ない、と思い
嫁に行っていた自分の妹(朝日姫(あさひひめ).秀吉の異父妹)
を離縁させ、徳川の第二正室として付けている。


実母まで、送り込む、といった徹底ぶりである。
(ちなみに、この二人は、家康への人質ということになる)

常識で考えれば、これは勝者が敗者にとる態度ではない。

いかに秀吉が、大戦略の具現にあの手、この手を
惜しまなかったか、の歴史的事実である。



たぬきの家康、そうした秀吉の戦略を読んでいて、
あえて自分に一目置かした上で
秀吉の配下にはいった、という話があります。



なぜ配下にはいったか。
それは、明日にでもお話したいと思います。










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Last updated  2015.03.07 06:59:46
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永野さおり@ Re:ママならず(04/07) 100%品質保証!LV、GUCCI、CHANEL直営店 2…
バレンチノ バック@ vjdamn@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…
jatsudon @ Re[1]:馬鹿殿養成学校化(03/23) みっくんやさしさん ありがとうございます…
みっくんやさし@ Re:馬鹿殿養成学校化(03/23) 日銀の人事も そういうことなのでしょうか…
jatsudon @ Re[1]:楽ちん経営のために(01/30) 小濱信夫さん ありがとうございます。他…

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