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岡野先生の新シリーズです。主人公は不幸体質の泉(いずみ)。誕生日に両親と妹が失踪し、その上ゲイバーに売られるという不幸っぷり。逃走を図り、人の「絆」を妖の通貨に両替する両替商「玉屋」へと駆けこんだ泉を助けてくれたのが、金茶色の髪と黒い瞳を持つ美青年・諏訪雪彦。ひょんなことから「玉屋」で働くようになった泉は、父の仇探しの為に「玉屋」でアルバイトをしている鷹宮征人(たかのみやせいと)とともに「玉屋」で働くことに。雪彦が住む高級マンションで生活を共にしながら、家族を探すことにした泉。泉には、どっからどうみても韓流ドラマの登場人物にしか見えないような美青年が付纏うんですが、その正体は貧乏神なんですよ。これには少したまげてしまいました。貧乏神といえば、襤褸の服着た爺さんのイメージしかないので・・高級品のスーツを着た貧乏神なんてびっくりですよ。泉の先輩・征人はなんだか謎めいた一面を持ってそうです。それは店主の雪彦も同じですが。「玉屋」を一方的にライバル視する「鍵屋」の店主・斎牙(さいが)というキャラが登場するんですが、1300歳の妖狐です。1300歳って・・妖力が強ければ1000年以上生きてても美しい容姿を保てるんですね・・羨ましい(ボソッ)とにかく今までにない、面白い新シリーズでした。新シリーズの2作目です。泉の前に雪彦の元恋人で、不老不死の青年・要が現れます。この要はなんというか所謂「眼鏡男子」なんですが、根性悪です。それにしても今回は色々と波乱な展開になってきました。泉の家族にはショッキングな出来事が起ってしまいましたし・・あの妖狐、次元の裂け目から二度と抜け出てこなければいいのに。あの韓流スター風貧乏神は、今度は両親を連れて泉と再会。ですが3人とも川に流されました。3巻目は夏に発売予定だから、海水浴とかビーチバレーとか、夏のイベント盛りだくさんっぽさそうな。雪彦の正体が何者なのか、彼と泉は結ばれるのか、この先の展開が楽しみです。接吻両替奇譚シリーズ第3弾で、舞台は小田原です。季節は夏ということで、海に纏わる妖が色々と出てきます。今回、とうとう泉と雪彦の関係が少し進展します・・というか、雪彦が要にとんでもないことを・・。鷹宮と雪彦は泉のことで恋の火花を今後も散らし続けるでしょうけど、泉が鈍感だからなぁ・・雪彦といつBLできるんだろうか?全6巻だから、まだまだ雪彦や鷹宮には希望があると思う。4巻が楽しみだ。『両替屋奇譚』シリーズ、第4巻です。今回の舞台は杜の都・仙台にある妖の町、六部町。そこで泉は仕事中に失踪した雪彦を探しに来るんですが・・ひょんなことから町の長者の妹、小夜子の婚礼に招かれて・・・。今回は天然の泉と雪彦がいい関係に。更にファンサービスかと思うくらいに、泉の振袖姿のイラストが挿絵にありました。顔が女顔なので、振袖着てても違和感がありませんでした。どうせなら、雪彦さんの女装姿も見てみた(以下略)今回から、雪彦の弟・千晴が出てきますが、一体何を企んでいるのやら・・鷹宮君の想いは当分、届きそうにないけれども、2人の恋を応援しているんじゃないかな・・。結婚だの嫁だのという単語がポンポン出てきましたが、男同士でもそんなことが話題に上がるんですか・・何だかカオスなカンジが。接吻両替屋奇譚シリーズ5巻目です。今回の舞台は遠野です。泉と雪彦さんはラブラブでいいカンジですが、今回はその雪彦さんの実家で事件が。雪彦さんの弟・千晴が泉との仲を引き裂こうと色々と泉に吹き込んでいるシーンは胸がムカつきましたね。一体彼は何をたくらんでいるんでしょう?たくらむといえば、雪彦さんと敵対している斉牙が泉に恋をしてしまったらしいですね。次回が最終巻ですか、何だか複雑に絡み合った糸がうまく解けばいいんですが。ラストのプロポーズのシーンは素敵でした。第6巻です。今回は色々と波乱尽くしでした。泉の猫耳&尻尾の呪いには萌えてしまいました。あと、雪彦さんの焦らしプレイにも・・結構わたし雪彦さんが好きなんですが、仕事しているときと泉といるときのオンオフの切り替えというか、ギャップがいいんですよね。何やらあとがきを読んだら、次巻で妖狐の斉牙が再登場するとか。公式HPでは「全8巻」になってるので、どんなラストが待っているのやら。接吻両替屋奇譚シリーズ7巻目です。今回は、泉と雪彦のラブラブタイムが多かったです。ですが、2人の仲を引き裂こうとする雪彦の異母弟・千晴が再登場。泉が父親に雪彦との結婚を反対されていることを知り、泉の家族に接近する千晴。これ以上書くとネタバレになりますが、泉に対して随分と酷い事をしている千晴の姿を見て、ムカ~っときましたね。このムカムカは、「少年花嫁」シリーズの蝶子登場の時より大きかったです。雪彦の代わりに自分が神に捧げられたから、雪彦は自分に感謝すべきなのに、してくれない、それどころか何の魅力もない少年(泉)に夢中になり、結婚までしようとして許せない・・って考えがおかしすぎる。「僕は自分を犠牲にしたんだから、感謝くらいしてよ!」っていう彼の気持ちが押し付けがましい。結局自分のことしか考えてないじゃん、こいつ。因果応報という言葉がありますが、その言葉通り彼には悲惨な末路が待ってました。にしてもあの斉牙、まだ泉のことを諦めていなさそうですね。鷹宮にも頑張って欲しいものです。昼ドラのようなどろどろとした人間関係を期待してますが・・次回で最終巻だからそれは無理かも。いよいよ接吻両替屋奇譚シリーズ最終巻。最後だけあってか色々と波乱尽くしです。ラストは泉と雪彦の結婚式でハッピーエンドとなりますが、敵の妖狐・斉牙の最期が何故か泣きそうになりました。はじめは何だか色々と泉と雪彦の関係を邪魔しやがる憎い狐野郎と思っていたのですが、泉に恋してしまった姿が可愛く思えてきたのです。まぁ、最終巻では雪彦や鷹宮に憑依したりしてちょっと怖いヤンデレになってましたが。あのレ●プ目のなんとかさんよりはいいかもしれません・・愛の言葉を呟いて消滅したので。今回の萌えシーンは、雪彦×泉のお風呂のエロではなく、鷹宮と泉のエロでした。合体まではいきませんでしたが、鷹宮は最後まで報われなかったような気がして可哀想だった。でも泉としては頼れる友人であるから、一線を越えることはできなかったんだよなぁ。泉はちゃんと鷹宮の気持ちを解っているからなぁ、良い子だなぁ。天然で男を何人も誑し込んでいる無自覚小悪魔さんとは大違いですね・・。これで終わりかと思うと寂しいな。2人のその後の生活を見てみたいような気が・・もしかすると奇蹟が起きて泉と雪彦にそれぞれ似た双子が生まれているかもしれない(←バカ)
2010年04月30日
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現在NHKでドラマ放送中ですが、ドラマの方は観ずに原作の方を先に読みました。不倫相手の子どもを誘拐する女、というのはどこにでもありがちな設定ですが、この小説には主人公・希和子のほかに、名古屋で彼女をかくまうゴミ屋敷に住む女や、宗教団体「エンジェルホーム」に住む女たち、小豆島に暮らす女たち、そして希和子に家庭を壊された不倫相手の妻・恵津子など、様々な女たちが登場します。2部構成になっており、1部は希和子の視点、2部は彼女が誘拐した不倫相手の子・恵理菜こと薫の視点です。女性達には色々と共感できましたが、ただ1人恵津子には共感できずにいました。それよりも何よりも、結局悪いのは希和子が本妻の子を誘拐させるような原因を作った恵津子の夫です。妻がありながらよそに女と子を作り、必ず別れると騙して子どもを堕胎させ、その子どもが戻ってきても父親らしいことをひとつせずに酒で現実逃避をする男の身勝手さに、呆れました。全ては自分が蒔いた種だというのに。恵理菜(薫)も不倫相手の子を妊娠しますが、中絶ではなく産んで育てるという道を選択しました。彼女が一緒にエンジェルホームで育った千草とともに小豆島へと向かうシーンで終わりましたが、彼女達の未来に幸多からんことを、と願いながら本を閉じました。こういう設定の小説はご都合主義のむなくそ悪い終わり方で幕を閉じますが、この作品は爽やかなラストで締めくくられました。血が繋がっていなくても、心と絆が繋がっていれば親子になれる・・角田さんはそういうメッセージを込めたのではないかと思っております。
2010年04月11日
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