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ニコラスの冒険と、彼がクリスマスとよばれるまで。ニコラスとネズミ、トナカイのシーンが好きです。面白くて、最後まで一気に読みました。
2023年11月30日
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自作自演の誘拐劇を見抜いたハル。マリアンの孤独がよくわかる。子供はちゃんと親の背中を見ていますよね。
2023年11月30日
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初めて読みましたが、列車が登場しているし、ハルが事件を解決して妹と会うところまで一気に読みました。とても面白かったです。
2023年11月30日
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何だか、最近日本が貧しくなり、少子高齢化が進む中で、物価が高騰し、それと反比例して給料が上がらず、この30年間日本は凋落の一途を辿っているように思えますね。この作品を読み終わり、お金の使い方、やりくりを考えながら生きようと思いました。垣谷美雨さんの作品は、後味が良くて読んでいるのが楽しくなります。しかし、現実が厳しく、フィクションのようにいかないのが辛いですね・・
2023年11月30日
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犬と人間の絆を描いた作品。仲間達が次々と亡くなるシーンは悲しかったですが、元飼い主の少年と再会し、幸せに暮らした後、天国で仲間達と再会出来てよかったです。コロナ禍で動物を飼育する人達が居ましたが、動物は人間の承認欲求を満たしたり道具でも、「動くぬいぐるみ」でもありません。「飽きたから」捨てる、それは人間の身勝手な都合でしかありません。動物を家族として迎えたのなら、最期まで飼って欲しいものです。それが出来ないのであれば、動物を飼うのは諦めた方がいいです。「飼わないのも愛情」なのです。
2023年11月30日
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ドギムと王の純愛に胸キュンしながら本を閉じました。機会があればドラマを観たいと思います。
2023年11月29日
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事件の真相は明らかになりましたが、ラストが不穏な感じで終わってしまったので、早く続きを読みたいです。
2023年11月29日
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錬金術師や悪魔祓いが出てきて、面白かったです。
2023年11月27日
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迷信やしきたりといったものは、医学的に鑑みて非科学的なものが多いのですね。
2023年11月27日
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最初から物語の世界観に引き込まれて、あっという間に読了しました。異世界で現代医学の知識を駆使して主人公が生きていくのかが、これから楽しみです。
2023年11月27日
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第二次世界大戦下の、一組の男女が紡ぐ物語。「モノ」が繋がる物語というものは、印象深かったです。
2023年11月26日
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15年ぶりに読みましたが、雪山を舞台にしたロマンスとサスペンスは色褪せませんね。最近昔絶版になった作品が復刊してくれて嬉しいです。
2023年11月25日
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犬嫌いな刑事が、犬絡みの殺人事件を捜査する―面白かったです。しかし、ミステリー作家の行動にはイラっとしましたね。
2023年11月25日
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吸血鬼ものとハードボイルドとは、斬新な設定ですね。面白かったのですが、「姫川玲子」シリーズの方が好きかなぁ・・
2023年11月24日
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人種問題とLGBTQ問題を絡めたサスペンス。残酷描写が多いですが、マイノリティーの人達が生きにくい社会が描かれていて、読みごたえがありました。
2023年11月24日
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色々と大変そうですね。これから二人はどうなるのか、気になります。
2023年11月23日
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二人の女性の半生記。昭和から平成にかけての大阪を描いていて、ページをめくる手が止まらなくなる程面白かったです。
2023年11月19日
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19世紀アメリカ西部を舞台にしたヒストリカル。荒くれ者のヒーローと、洗練されたレディのヒロインが、互いに惹かれ合いながらも結ばれるまでが良かったです。
2023年11月18日
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北海道の銘菓、六花亭のマルセイバターサンド。ラムレーズンとバターとの相性が抜群で美味しかったです。
2023年11月18日
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ドラマ放送していた時期はリアルタイムで観ていましたが、原作は未読でした。誠治が母の病をきっかけに変わろうとする姿が描かれていていいです。でも、下らないことでいじめる人ってどこにでもいますよね。
2023年11月17日
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帝が原因不明の病に倒れ、東郷擁立の動きが加速する宮中。やはり、宮中は伏魔殿ですね・・
2023年11月14日
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雪見だいふくの白い恋人味。ホワイトチョコレートソースの濃厚な味わいが美味しかったです。
2023年11月13日
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久し振りにパート帰りに父とKFCでランチしました。チキンフィレサンドで、ドリンクはコーヒーにしました。昔よりチキンフィレが小さく見えましたが、美味しかったです。
2023年11月12日
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画像はコチラからお借りいたしました。「火宵の月」「薄桜鬼」の二次創作小説です。作者様・出版社様・制作会社様とは一切関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。「火月・・」「有匡様、僕なら大丈夫ですから。」 火月はそう言って有匡に微笑んだ後、三木三郎の方へと向き直った。「薙刀ならば、お相手致します。」「じゃぁ、審判は僕が務めるよ。」 道場に居た者達が皆固唾を呑んで見守る中、三木三郎は木刀を振るって火月の胴を狙おうとしたが、その前に火月が三木三郎の脛を薙刀用の木刀で強かに打った。「クソッ!」「女子だからと言って、侮られては困りますね。」 三木三郎は舌打ちして木刀を床に投げ捨てると、道場から去っていった。「あんなの、気にしなくていいからね。」「はい・・」 道場での一件は、すぐさま伊東の耳に入った。「有匡殿、わたしの弟があなたの細君に失礼な態度を取ってしまって、申し訳ありませんでした。」「いいえ、お気になさらず。」 そう言ったものの、有匡は伊東に対して余り良い感情を抱けなかった。「弟君はどちらへ?」「あの子なら、何処かへ出掛けてしまいましたわ。全く、我が弟ながらあの粗暴さに困っておりますのよ。」 まるで自分も弟の被害者であるかのような伊東の物言いに、有匡は少し苛立った。「申し訳ありませんが、急用を思い出しましたので、これで失礼致します。」「あら、長々とお話ししちゃってごめんなさいね。」 伊東は漸く有匡の苛立ちに気づいたのか、そう言った後そそくさと離れへと向かった。「伊東先生、どうしました?溜息なんて吐いて?」「聞いて頂戴、内海。わたし、弟の非礼を有匡殿にお詫びしたのに、有匡殿にお詫びしたのに、有匡殿はわたしを冷たく突き放したのよ!」「道場の件ですか。あれは三木三郎さんが悪いのですから、三木三郎さんが直接有匡殿に謝罪するのが筋でしょう。」「まぁ、あなたまでわたしを責めるのね!」 伊東はそう叫ぶと、内海の鼻先で部屋の襖をピシャリと閉めた。「はぁ、どうしたものか・・」 内海がそんな事を言いながら溜息を吐いていた頃、火月は千鶴と共に茶店へ来ていた。「このお団子、美味しいですね。」「そうでしょう、旦那様に教えて頂いたのです。」「有匡さん、甘い物がお好きなのですか?」「ええ。有匡様はお酒がお好きなので、酒の肴としては物足りないといつも文句を言っていますが、江戸に居た頃稽古帰りに良くお団子をお土産に持って帰って来てくれました。」「そうなんですか・・」 二人がそんな話をしていると、店内に突然怒声が響いた。「貴様、こんな温い茶を客に出すとはどういうつもりだ!?」「申し訳ございません・・」―何やの、あれ。―感じ悪いわぁ。 周囲の冷たい視線を浴びながらも、店員に難癖をつけて来た男性客は、まうます声を張り上げた。「さっさと熱い茶を淹れ直して来い!」(何あれ、嫌な人・・) 火月がそんな事を思いながら千鶴と茶を飲んでいると、赤髪の男と目が合った。「おい女、何か言いたい事がありそうだな?」「では言わせて頂きますけれど、大の男が些細な事で店員を怒鳴りつけるなど、みっともない。」「何だと!?」 男は火月の言葉に激昂すると、彼女の胸を掴もうとしたが、その前に一人の青年が二人の間に割って入った。「お嬢さん、彼の事はわたしに任せて下さい。」「え・・」「何だ貴様、邪魔をするなら斬り捨てるぞ!」「表に出ましょう。」 青年はそう言って男を連れ出すと、通りで睨み合った。「俺は新選組五番隊組長・武田観柳斎。貴様は?」「江戸城奥詰、伊庭八郎。」 男―武田観柳斎は青年の名を知り明らかに動揺していたが、彼は青年に刃を向けた。 だがそこへ、歳三が現れた。「お前ら、そこで何してる!?」「おぼえてろ・・」 武田観柳斎は青年―伊庭八郎を睨みつけると、雑踏の中へと消えていった。「トシさん、お久し振りです。」「お前ぇ、八郎か!?いつ上洛したんだ!?」「一月程前です。」 店の中から八郎と歳三のやり取りを見ていた火月と千鶴は、二人が顔見知りだという事に気づいた。「土方さん!」「千鶴、それに火月殿まで。一体、どうしてここに居るんだ?」「火月さんと一緒にお団子を食べに来ました。」「そうか。」 歳三と千鶴がそんな話をしていると、八郎がじっと彼女を見つめていた。「千鶴ちゃん・・?」「八郎、どうした?」「あの・・?」「千鶴ちゃん、僕だよ!よく小さい頃、一緒に遊んだ・・」「八郎・・お兄ちゃんなの?」「信じられない、こんな所で千鶴ちゃんと再会するなんて!」 八郎がそう叫んで千鶴との再会を喜んでいる頃、江戸の土御門家ではスウリヤが父・ジョンと対峙していた。『スウリヤ、英国に戻る気は無いのか?』『くどい。わたしは有仁と共にこの地で生きてゆく。父上、わたしは・・』『お前の血は、災いをもたらす。お前の身体に流れるその血が、お前とその家族を不幸に・・』『言いたい事は、それだけか?』スウリヤはそう言うと、ジョンに塩を撒いた。『わたしと有仁の前に姿を見せるな、悪魔め!』 ジョンはスウリヤに背を向けると、そのまま馬車へと乗り込んだ。 その日以来、ジョンはスウリヤの前に姿を見せなくなった。「スウリヤ、どうしたのだ、そんな顔をして?」「旦那様・・」 スウリヤは今にも泣き出しそうな顔をした後、有仁に抱き着いた。「どうした?何を泣く?」にほんブログ村
2023年11月11日
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誰が犯人なのか、最後までわからなかったです。この作品も映画化かドラマ化されそうですね。加賀恭一郎シリーズは、相変わらず面白いですね。
2023年11月11日
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画像はコチラからお借りいたしました。「火宵の月」「薄桜鬼」の二次創作小説です。作者様・出版社様・制作会社様とは一切関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。(江戸市中に羅刹が出没するなど、ありえない。) 自室に入り横になったものの、有匡は中々寝付けずにいた。 出没した羅刹が、水戸藩のものだとしたら―「山南さん、ちょっとよろしいですか?」「どうぞ。」「失礼します。」 有匡が山南の部屋に入ると、彼はある書物を読んでいた。「医学書ですか?」「おや、有匡さんはエゲレス語が読めるのですか?」「えぇ。父が蘭学を学んでいたので、エゲレス語やドイツ語の書物を物心ついた頃から読んでいました。」「そうでしたか。わたしの部屋に来たのは、江戸市中に出没した羅刹についてわたしに尋ねたい事があるからなのでしょう?」「ええ。水戸藩で何者かが変若水を作り、羅刹を生み出していると・・」「変若水は、大量生産出来るものではありません。そもそも、変若水の原料は、西洋の鬼から取ったもの。」「西洋の鬼?」「ええ。ヴァンパイア―彼らの言葉ではそう呼ばれているそうです。そうだ、こんな書物を書庫から見つけました。」 山南はそう言うと、有匡に一冊の本を見せた。 それは革張りの立派なもので、英語で『ドラキュラ』と流麗な金文字のタイトルが書かれていた。「この本を借りてもよろしいですか?」「ええ、どうぞ。」 山南から『ドラキュラ』を借りた有匡は、部屋に戻るとそれを一晩で読んだ。「おはようございます、有匡さん。」「山南さん、この本ありがとうございました。」 有匡は、そう言うと山南に『ドラキュラ』を返した。「おや、もう読み終わったのですか?」「ええ。昨晩は一睡も出来なかったので。」「そうですか。」 夜更かしは健康に悪いですよ、と、山南から釘を刺された有匡は苦笑した後、朝餉を食べた。「有匡様、おはようございます。」「おはよう、火月。」「目の下の隈、酷いですね。」「中々眠れなくてな・・」「どうぞ、少し渋めのお茶です。」「ありがとう。」 火月から渡された渋めのお茶を飲むと、有匡は少し頭が冴えたような気がした。「有匡さん、トシさんが呼んでいるよ。」「わかった。」 有匡が大広間から副長室へと向かうと、中から歳三の怒声が聞こえて来た。「山南さん、それは一体どういう事だ!?」「変若水の開発費に、少し用立てて貰うだけでもいいのです。」「それは出来ねぇな!」「わかりました、失礼します。」 山南はそう言うと、有匡と入れ違いに副長室から出て行った。「失礼致します。」「済まねぇな、見苦しい所を見せちまって。」「いえ・・お話とは、何でしょうか?」「お前も噂で聞いていると思うが、江戸市中で水戸藩の羅刹が脱走し、未だ見つかっていない。」「存じ上げております。昨夜、山南さんとその事について話していました。」「そうか。それにしても山南さん、最近変わっちまったみたいだなぁ。やっぱり、あの時・・」「あの時?」「山南さんが変若水を飲んで羅刹になっちまった時から、変若水の研究に打ち込んで・・いや、何かに取り憑かれるかのように夢中になっちまった。」「山南さんは山南さんなりに思う所があるのでしょう。」「そうだと思うが・・」 そう言った歳三の顔が少し曇った事に、有匡は気づいた。「どうか、山南さんに妙な動きがあったら、俺に知らせてくれ。」「わかりました。」 その後、江戸へ隊士募集の為向かっていた藤堂平助が、ある人物を連れて帰って来た。「初めまして、伊東甲子太郎と申します。以後、お見知りおきを。」 そう言った男と、有匡は一瞬目が合った。「あら、あなたは?」「新選組隊士、土御門有匡と申します。」「土御門・・何処かで聞いたような名前だわ。」「そうでしょうか?」 有匡と伊東が互いの腹を探り合っていると、そこへ一人の青年がやって来た。「兄貴、ここに居たのかよ、捜したぜ。」「あら三木三郎、わざわざわたしを捜しに来てくれたの?」「こいつは?」 青年は、そう言うと有匡を睨んだ。「何だ、てめぇ?」「有匡殿、こちらはわたしの弟の三木三郎よ。三木三郎、こちらは土御門有匡殿。」「へぇ、そうかい・・」 伊東の弟・三木三郎は有匡を再度睨みつけた後、兄と共に離れへと向かった。(何だ、あれは・・) 伊東兄弟と会った後、有匡は彼らに対して不信感を抱いた。「有匡様、あの方達は?」「江戸から来た、伊東兄弟だ。」「そうですか。それよりも、先程沖田さんが有匡様を呼んでいましたよ。」「わかった。」 有匡が火月と共に道場に入ると、そこには少し苛立ったような表情を浮かべた総司の姿があった。「二人共、遅かったね。」「申し訳ありません、こちらに向かう途中で、伊東さん達と・・」「そう。余りあの人達と関わらない方がいいよ。」「わかりました。」 有匡と火月は、総司達と共に道場で稽古に励んでいたが、稽古がもう終わろうかという時に、三木三郎が道場に入って来た。 彼も総司と同様、少し不機嫌そうな顔をしていた。「おい、そこの女、お前、俺と勝負しろ。」「え?」 突然、三木三郎から名指しされた火月は驚きの余り、その場に立ち尽くした。「おい、聞こえなかったのか?」にほんブログ村
2023年11月11日
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サンとドギムの関係はこれからどうなるのか?一生結婚せず、宮殿の中で過ごす宮女。なんだか辛いですね。
2023年11月11日
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イヴ&ロークシリーズ、読み始めたのが最近なので、前作は未読なのですが、この作品に出てくるのは屑ばかり。でも、その屑に鉄槌を下すイヴの姿にスカッとします。
2023年11月10日
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しっとりとして、後味が良くて美味しかったです。
2023年11月10日
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癖があって、美味しかったです。
2023年11月10日
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「FLESH&BLOOD」の二次小説です。作者様・出版社様とは一切関係ありません。海斗が両性具有設定です、苦手な方はご注意ください。「貴様、何者だ?」「それはこれから死ぬ奴には教えられないな!」ジェフリーの問いに、男はそう言って口端を上げて笑った後、隠し持っていた短剣で襲って来た。ジェフリーは咄嗟に長剣で男の攻撃を防いだが、得物の大きさは自分の方が相手より勝っているというのに、ジェフリーはじりじり壁際まで追い詰められてしまった。(こいつ、一体・・)「長い間会っていない間に剣の腕が落ちたな、ジェフリー。」その声を聞いた途端、ジェフリーの脳裏にある男の顔が浮かんだ。“ミニア、俺に剣を教えてよ!”“いいぞ。剣術が上手くなるには、足の運びが一番大切だぞ。”幼い頃、ジェフリーの剣術の稽古に根気良く付き合ってくれた恩師との思わぬ再会に、ジェフリーは剣を下ろした。「ミニア、ミニアなのか?」「お前・・もしかして、ジェフリーか?」目の前の男―ミニアことヤンは、美しく成長したかつての教え子に気づき、ジェフリーに倣って剣を下ろした。「ジェフリー、どうしたの?」ジェフリーが中々戻って来ない事に気づいたのか、海斗が部屋から出て来た。「あなたは、誰?」海斗の視線は、ジェフリーからヤンへと移った。「お初にお目にかかります、海斗王女様。俺はヤン=グリフィス、ジェフリーの剣術師範をしておりました。」「そうですか。どうして、俺の事を知っているのですか?」「それは・・」「ジェフリー、客人が来るのなら事前に連絡をしてくれと言っただろう!」「ナイジェル、そう怒るな。」ダイニングにヤンを通したジェフリーと海斗は、三人で夕食を取った。「全く、準備をする身にもなってくれ。」ぶつぶつとそう文句を言いながらも、ナイジェルはしっかりとビセンテと自分の分を含めた五人分の夕食を作っていた。「ミニア、今までどうしていたんだ?」「話せば長くなる。」ヤンはそう言うと、葡萄酒を一口飲んだ。「俺は暫く王宮で働いていたが、内戦が起こって、俺は何もかも失った。家族も、仕事も。」ヤンは内戦が終結した後、ある貴婦人の用心棒として雇われた。その貴婦人は、反王政派に属していた資産家の夫から莫大な遺産を相続し、裕福な暮らしをしているという。「その者の名は?」「ラウル=デ=トレド。実家は名のある貴族らしい。」「ラウル・・」ヤンの口からラウルの名が出た途端、海斗は思わず持っていたスプーンを床に落としてしまった。「カイト、大丈夫か!?」「うん・・ちょっと、気分が悪くて・・」「ナイジェル、済まないが・・」「あぁ、わかっている。」ナイジェルは海斗の夕食をワゴンに載せると、ダイニングから出て行った。「カイト、一体どうしたんだ?」「ごめんなさい。あのね、俺、昔の事を思い出したんだ。」「昔の事?」海斗は寝室でナイジェルが運んで来た夕食を食べた後、ジェフリーにある事を話した。それはまだ、先王が善政を敷いていた内戦前の事だった。当時五歳だった海斗王女は、先王に連れられて狩りへと向かった。その時、狼に襲われそうになった海斗を救ってくれたのが、ラウルだった。先王付きの女官であった彼女は、王宮内では王妃よりも権力を握っており、ラウルは先王の愛妾ではないのかという根も葉もない噂が流れたりしていた。その所為なのか、先王と王妃の夫婦関係は冷え込み、王妃は数人の女官を連れて王宮から出て離宮へと引き籠もってしまった。そんな両親の姿を、海斗は幼いながらも胸を痛めながら見ていた。そして、内戦が勃発した。―カイト、お前だけでも生き延びてくれ!王宮を離れる前、先王は海斗に“何か”を手渡した。「そうか、そんな事が・・」「あの人・・ヤンは、ラウルの手下で、俺を殺しに来たのかもしれない・・考え過ぎかもしれないね。」「今はゆっくり休め。」「うん、お休み・・」ジェフリーと海斗の会話を、ヤンは廊下で聞いた後、その場から去っていった。にほんブログ村
2023年11月08日
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桜子の仇討ちのシーンが鮮やかでした。桜子の成長がこれから楽しみです。
2023年11月08日
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面白くてページをめくる手が止まりませんでした。このシリーズ、読み終わった後に続編がいつ発売されるのかなあと思いながら本を閉じました。
2023年11月06日
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新シリーズ、面白すぎてページをめくる手が止まりませんでした。最終巻まで読んでみたいです。
2023年11月03日
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短い生涯の中を鮮烈に生きたルクレツィア。最期は悲しいものでしたが、読み応えがありました。
2023年11月01日
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宮中は伏魔殿、これにつきますね。
2023年11月01日
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