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2023.12.12
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昨日、野田市座生川でハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイを観察しました。
今から40年ほど前、定期的に探鳥会を開催していた頃からハクセキレイを見かけており、
関東近郊に出かけても多く姿をみかけるのでどこにでもおり、キセキレイはそれようも出会う機会が少ないという印象を持っていました。
(標高帯別の記録率ではキセキレイがNO1)
ところが、植田(2023)が全国繁殖地図調査の結果を整理して報告している内容を見ると、
低標高の場所を除けばどこでも高確率で見られるキセキレイが、日本で一番どこにでもいるセキレイと言えると記しています。
標高帯別の記録率では、キセキレイは0-100mの低標高地こそ記録率が低いもののそれ以上の標高帯では高い頻度で記録され、それに対してセグロセキレイは500m以上で記録率が低く,ハクセキレイは100m以上で記録率が低いなど分布の広さに大きく差があると報告しています。
あわせて、冬の平均気温が0℃を下まわるような場所、積雪深20cmを上回るような場所では,キセキレイは冬期にはあまり分布しないことが結果が得られたことも報告しています。
(8月に多くのキセキレイが渡る)
(引用)
植田睦之.2023.日本の森の鳥の変化:キセキレイ.バードリサーチニュース 2023年11月.
(写真)









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最終更新日  2023.12.12 11:27:59
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