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2024.06.23
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この6月から夏にかけて砂浜でシロチドリが巣をつくっており、卵が砂浜に埋まっていることが多く、どうしてだろうと思ったことがあります。
この点ついてバードリサーチ奴賀俊光さんが、シロチドリが卵を埋める件で研究論文を紹介しています。参考までに紹介します。
卵を埋める理由は、卵を隠す目的にくわえて卵の胚生発生を促進することにあると内容が記されています。
奴賀(2015)は、卵の埋められ方は時間帯によって異なり、午前中により深く埋まっているという結果が得られたと報告しています。実験が行われた南スペインでは午前中の巣の周囲の温度は28.0~30.5℃で、埋められている卵は35~38℃になることが判明したと述べています。シロチドリの胚発生に最適な卵温度は、35~38℃であり胚発生のために理にかなっていることがわかったと報告しています。
親鳥は、卵を埋めることで、外敵から隠すともに温度調節にもなり安心して外出できることを記しています。
(引用)
奴賀俊光.2015.シロチドリ,どうして卵を埋めるの?.
Bird Research News Vol.12 No.7.p5.
・シロチドリ雄夏羽:頭部が橙褐色または全体に橙褐色を帯びる個体もいます。
後者は先島諸島に生息する個体です。後頭部は白い。
・シロチドリ雌夏羽、冬羽:頭部は灰褐色。嘴は細長く、胸帯は前でつながらず、灰褐色の斑があります。後頭部は白い。
・シロチドリ幼羽:胸帯はバフ色気味で前でつながらない。後頭部は白い。
(写真)
一枚目:2014年12月6日千葉県旭市(雄成鳥)
二枚目:2015年7月15日千葉県旭市(若鳥)
三枚目:2015年4月22日千葉県船橋市(雄成鳥)
四枚目:2015年2月11日千葉県船橋市(雄成鳥)















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最終更新日  2024.06.23 10:50:43
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