花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

PR

プロフィール

kachoiroiro-rakuten

kachoiroiro-rakuten

カレンダー

コメント新着

大黒屋@ Re:東葛地区の駅前でイソヒヨドリのペアが活発に活動(04/03) 柏市旭町2丁目で見ました。ずいぶん内陸に…
kachoiroiro-rakuten @ Re[1]:コサギの飾り羽について(04/10) 通りすがりのものですさんへ ご指摘をい…
通りすがりのものです@ Re:コサギの飾り羽について(04/10) 1枚目はコサギじゃないです。コサギの首…
ka_0916@ Re[2]:柏の葉キャンパス駅近郊の探鳥記(07/13) kachoiroiro-rakutenさんへ ありがとうご…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2024.08.30
XML
カテゴリ: 識別について
9月に入るといよいよカモの仲間が飛来します。
鳥友から質問をもらうエクリプスについて画像とその特徴を整理してみました。
(1)そもそも、エクリプスとは
氏原(2015)が述べているように、普通カモ類の雄に使われる用語で、雌のような地味で目立たない羽色に換わる個体をエクリプスと呼ばれています。
完全なエクリプスが見られる種類は、叶内(2020)が記しているようにオシドリ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、コガモなどとされています。
(1)エクリプス個体の特徴
一枚目の写真は、は2016年9月14日に手賀沼で観察したエクリプス個体です。
嘴基部側面に黄色味があり、脇羽は丸みがあります。さらに、最外三列風切の黒条の出方に注目すると、黒条の上辺がは羽先に向かって伸びています。アメリカコガモでは黒条の上辺が羽先3分の一程度の位置にむかって伸びており違いがあります。
二枚目の写真は、2020年1月4日に手賀沼で観察した雌個体です。
嘴基部はほぼ黒くなっています。(秋には黄色味があります)
脇羽は丸みを帯びています。(幼鳥では脇羽がV字状に見えます)
また、最外三列風切の黒条の出方に注目すると、エクリプスと同様に黒条の上辺がは羽先に向かって伸びています。
(3)雄エクリプスから生殖羽に換羽中
三枚目の写真は、2020年12月12日に手賀沼で観察した個体です。
脇羽は大きめで丸みがあります。肩羽の模様は幼羽と比べると明瞭さがありません。
(引用)
氏原巨雄・氏原道昭.2015.日本のカモ識別図鑑.p131-137.誠文堂新光社.











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.08.30 12:04:46
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: