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今、横浜の庭は実りの季節に移行しています。実りと言っても直接食べれるものとは限りませんが。この細長い実、何でしょうね?ものすごい数が採れそうです。実はこれ、春先に黄色い花をつけていたサラダ水菜の実なんです。良く見ると、確かにアブラナっぽいです。ただ、これ、どれだけ採れるのでしょう?確実に蒔いて消費する量より残る量のほうが多くなりそうです。熟したら刈り取って干すとしますか。春蒔きも出来るようですが、ちょっと遅かったかな・・・にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.30
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そろそろカタクチイワシが回り始めているようです。本牧の釣り施設などでは釣れまくっているようです。だからと言ってわざわざ高い料金だす訳もなく・・・。そこで来たのが根岸湾です。正面には石油コンビナートという素晴らしい眺めのポイントです。GWだからなのか、平日だというのに結構釣り人が居ますね。投げ釣り、カゴ釣り、ウキフカセ・・などなど。ところが、というか、やはりというか・・・釣れていません。ここって釣り場としては魚影の薄さではぴか一です。だったらなぜ来たのか?風向きの問題なんですよ。南南西の風ということですから、追い風になる場所というとそう多くはありませんから。こんな湾奥にまでうねりが入って来ています。カタクチイワシが回遊してくるとすると夕方なので、ちょっと早く来すぎました。水面にはさざ波が立って、イワシの回遊で見られる水面の波紋も見えにくいです。というか、そもそも回遊してこないんじゃ?いつものごとく、エサ無しでサビキを投げてしゃくってくるという釣り方ですが、何の反応もありません。隣に後から入ってきた2人がダボハゼの入れ食いをやっていたくらいで、まともな魚は見れません。結局5時過ぎまでいましたが海の荒れが強くなっただけで何も起きませんでした。次回は、まじめにやろうかな・・・にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.29
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昨日は天気も良かったので、午前中に買い物を済ませ、午後は予定通りに巨峰の手入れです。新しく伸びた枝に、よく見ると花穂が複数本出てきています。そこで各枝に1本になるようにカットします。この枝は赤い印の部分でカットです。こんな感じになりました。養分の取り合いが減るので実も大きくなるはず?これが摘房という作業のようです。続いては岐肩切りです。花穂の元に近い部分で大きく分岐しています。この分岐したものが副穂で、これも取り除きます。すっきりしました。今までみたいに放任状態だと、小さな形の悪いブドウの実がなるだけになるので、ここはバッサリとやっておいた方がいいみたいですね。後は花が咲くのを待つのみです。できれば袋掛けもすればいいのでしょうね。それはおいおい考えましょう。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.28
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横浜の庭の巨峰が、芽が出たなぁ~と思っていたら、あっという間に葉が広がって来ました。本当なら芽吹いた段階で「芽掻き」が必要だったのでしょうけど、結局今年もやらずじまいです。この段階で剪定するのもありかなぁ。花穂も出てきています。これには「岐肩切り」という副穂をカットするという作業が必要のようです。それと同時に「摘房」も行うようです。その作業には間に合いましたので今日にでもやろうかな。冬の間に株元に油粕や発酵鶏糞を施してあるので、今からちゃんと手入れしたらいいブドウが採れるかも?にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.27
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今年も激辛トウガラシの植え付けをします。それは横浜と三ッ峠の両方でやります。ただ、今年は方法を変えたので早い時期から植えられそうです。今までは耕作地に直播だったので、発芽するまで凄い時間がかかっていました。早めに蒔いたところで、気温の影響が大きいので発芽する時期は変わらないし・・・。そこで、今年の方法はこれです。鉢皿にティッシュペーパーを敷き水で湿らせます。そこにトウガラシの種を蒔き窓際に置いておきます。すると1週間ほどで発芽して根が出てきます。その段階で小さなポットにピンセットを使って植えつけるんです。これですと水切れもないし、発芽しなかったという空振りもありません。そのポットをやはり窓際に置いておくとスクスクと育っていきます。これはピートモスの小さなポットを使ったのであまり大きくまでは育てられません。ですから、気温の上がってきた横浜用としました。肥料を施してあった猫額畑に植えつけました。3本出ていますが、様子を見て間引きます。三ッ峠用は、もっと大きなポリポットに植えつけました。あちらは気温が低いので、適温になるまでもう少しかかるでしょうから、その間にこちらで大きくしてしまおうという訳です。いつもだと夏にはまだ収穫できるほどじゃなかったのですが、今年は違う・・・かも?にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.26
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三ッ峠から帰ってくると、桜が終わり、となると筍の季節な訳で・・・案の定出ていました。今年の初物です。これは11日に採ったもので筍ご飯に化けました。その後連日出てくるわ出てくるわ・・・。さすがにこのところは取りにも行かず在庫を消化中です。いつもなら筍ご飯、味噌汁、中華風炒め物位なのですが、今年は写真の土佐煮、筍のキーマカレー、チーズ焼き、コンソメスープなどいろいろ作っています。どれも美味しいんですけどね。でもやはり一番簡単で美味しいのは筍ご飯ですよね。今年は僕が作っているのですが、使うのはこれ。淡口醤油の調味醤油です。これを米一合に対し大匙1、日本酒大匙1、顆粒だし少々の割でご飯を炊く時に加えるだけです。そこにスライスした筍をごっそり入れるだけです。炊きあがったら底の方からかき混ぜて・・・出来上がりです。この時は普通の米でしたが、ミルキークィーンで作ると冷めてからが美味しいんですよね。使い切ったら、マダケのシーズンまで筍は小休止になります。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.25
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カタクリを見に回り、次はいよいよ釣りなのですが、そろそろ昼の時間がいい季節は終わっているような・・・。それでも確かめておかないとね。10時過ぎにポイントに到着しました。もちろんライズはありません。時折カゲロウの少数のハッチがありますが、本当に少数だし魚の注意を引きつけるほどではないですね。すでに、オオクママダラカゲロウの時期は終わってしまったような・・・それでも、護岸にはセキレイがスタンバイ状態で、時折ハッチするカゲロウを狙っています。ライズ待ちに飽きてニンフを叩き込んだりしましたが全くの無反応です。魚が居ないのか活性が無いのか・・・。これからの時期は、本流ではイブニングのほうが断然いいですね。結局何事も起こらず11:30には小屋に戻りました。昼食後、富士吉田に買い物に行き、毎度の豆腐とうどん、それと今回は馬刺しを買いました。忘れちゃならないのは珈琲倶ら部で新ブレンド「ビタスキ・ブレンド」を買うことです。この日は秋山経由で帰りました。途中で今季最後であろう「冬菜」も手に入れたりしながらのんびり帰ります。相模川の小倉橋に寄ったのですが、すでに花吹雪状態です。これだけズレがあるわけです。次に三ッ峠に行くのはGW明けかなぁ。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.24
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小屋の近くだと、野生の花といっても、ダンコウバイやアブラチャンなどの樹木が多いのですが、ちょっと離れたこの場所は草本の花が豊富です。この日は(10日)まだサクラは咲きはじめたばかりでしたが、今現在では散り始めたそうです。カタクリと同じように、今年もアズマイチゲが咲いていました。こちらも群生しているんですよ。ただ、それぞれちょっと離れた場所に陣取っていて、お互い進出はしないみたいです。これもスプリング・エフェメラルです。キンポウゲ科ですから、ひょっとしたら毒草なのかなぁ?やはり、間もなく地上部は枯れて休眠に入るそうです。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.23
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いつもこの時期になると気になるのはスプリング・エフェメラル(春の妖精)の一つ、カタクリです。タイミングを外すと来年まで見れません。そのことを思い出して早速、カタクリの群生地に行って来ました。10日現在で咲き誇っていました。でも、よく見ると花が終わっている個体も結構あります。まぁそれでもこれだけ咲いていれば文句なしです。やはりカタクリは天気のいい日に見たいですよね。まして、この場所雨だったりしたら見に来れませんが・・・。スプリング・エフェメラル、春の数か月だけ地上に現れ、その後地上部は枯れて地下部分が延々と過ごすという植物です。キンポウゲ科のフクジュソウなどもそうですね。渓流近くなどで見かけるケシ目のムラサキケマンもそうです。どれも「妖精」と呼ばれるだけあって花が綺麗ですね。カタクリの上にはコブシの花が咲き始めていました。大体コブシとカタクリの花は同じころ咲いていたような・・・次は、もう一つの春の妖精探しです。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.22
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毎回、小屋に行くときには、一応メインイベントを決めていきます。今回は昇仙峡と王仁塚のサクラでしたが初日に完了していましたので、あとはズルズルと・・・。10日は帰る日です。午前中はとりあえず釣りにでも行くかなと。時間もあるので、その前に回りたいところがあるので行動開始です。横浜に居るとサクラのまとまって咲く場所って結構目立つし少ないこともあり、必ず「お花見」状態になるじゃないですか。ところが北麓、西桂って、普通にサクラが多いんですよ。これは西桂中学校の裏山です。去年の秋に散歩した山です。ここが昇り口ですね。滞在中に満開になったようですが、だれも花見などしていません。ごく普通の風景になっているんですよね。至る所に見事なサクラがあるので僕も感覚がマヒしてしまいそうです。この桜色の斜面ですからね。有名観光地になると遠来の観光客で花見というものがあるのでしょうけど、観光地では無い、ここや鹿留発電所などは「ああ綺麗だなぁ」と見上げるだけでいいんですよね。あの桜の下で宴会しなくちゃいけないことなんて無いんです。静かだし、ゴミも出ないしそのほうがいいよなぁ。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.21
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9日、車の調子がイマイチなのもあって気分的には↓なのですが、初日にボウズ食らう訳には行きませんから、ちょっと昼寝後3時過ぎにポイントに向かいました。困った時の大物ポイントに行ったのですが、すでに先行者が入っています。ただしルアーマンでしたのでしばらく護岸の上から見ていましたが、10分ほどで上がっていきました。「追っては来るんですけどねぇ・・」という訳で場所移動だそうです。ありがたくポイントを譲っていただき暫し様子見です。ハッチはわずかながらありますが、ライズは皆無です。徐々にハッチが増えてきました。が!フタバコカゲロウでしょう。♯20ほどの明るいトーンのコカゲロウです。大体そうなのですがフタバの場合、水中羽化なので水中で捕食することが多く水面まで出ません。出てきてライズするのは世の中が分かっていない写真のようなヒヨッコ・ニジマスだけです。とりあえず桂川今季初物ですがね。水面を流れてきてもライズを誘発しないんですよね。しかも、多分水中でも捕食している層は割と深いんですよ。ですから、これだけで真剣に狙うと疲れるんですよね。と、時々大型のカゲロウがハッチし始めました。スピナーも少ないながら見られます。エルモンヒラタカゲロウです。それに呼応するようにライズが時々起きます。ただし、水面上のダンはほとんど食っていません。水面直下のものです。そこでフライをエルモンを意識した♯10のライトケイヒル・ウェットです。キャストして沈めたら、テンカラのように誘ってみますと・・・・ギラッ!と出ました。ヤマメです。今季初ヤマメは25cmほどの物でした。その後コッパニジマスを2匹釣ったところで、5時過ぎに再びヤマメです。やはり25cm程度ですが贅沢は言いません。♯10をがっぷりと食っています。エルモンのウェットの釣りというと、道志川で昔に散々楽しんだことを思い出します。ここ桂ではエルモンというとスピナーフォールばかりだったんですよね。初日にしては、まぁ満足の釣りだったので徐々にハッチもライズも減ってきたので明るかったのですが、釣りは終了としました。ひょっとするとヒゲナガの釣りも出来そうでしたけど欲張らないということで・・・。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.20
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9日は朝から釣り!のつもりでしたが、アクシデント勃発。今季の年券を前田商店で買ってから、各ポイントの様子を見に来ますが・・・魚が居ません。まぁ、居ないなら居ないでいいのですが。結局花見になるんですよね。鹿留発電所のサクラが見事に花開いていました。見ていては綺麗なんですけど、散り始めると水面が花弁だらけになるのがなんとも。鯉幟ですね。久し振りに見たような気がします。都会じゃ見れない眺めですよね。ほのぼのとします。・・・と、場所移動しようと車に乗り込みエンジンをかけ、Dに入れて・・・あれ?動かない。さっきもそうだったけどRにしてもDにしてもダメ。まるでNに入っているみたいにギアーに入りません。おまけにディスプレーに「トランスミッション・システム点検」のアラートが・・・。何度かいじくっているうちにやっと動いたので、動いているうちに富士河口湖にあるディーラーまで行って泣きつきました。コンピューター制御はこういうところが怖いです。リセットしてもらい警告は消えたので、とりあえずは動くようになりましたが横浜に戻ってからディーラーで入院になりました。そんなこんなで午前中は時間を食ってしまい、やっと釣りの用意をして某所に行ったのですが・・・川辺で日向ぼっこをしただけで終了でした。ハッチも無ければライズもありません。一回のキャストもせず・・・でした。こりゃぁ、イブニングに賭けるしかないでしょ。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.19
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ライトアップの時間が近づくと、人の出入りも始まります。特に18:30というと仕事帰りに寄る人もいるでしょうね。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 一足先に広神社のライトアップが始まります。こちらは無名ですけど、それなりに綺麗ですね。さりげなさがいいです。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD望遠で撮るとこんな感じです。白熱灯系の明かりのようで、暖かな感じです。この場所ですと2か所の夜桜が楽しめます。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDCanon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDさすがお役所仕事です。時間丁度に点灯しました。こちらは白っぽいライティングです。周りに街灯などが無いので明かりに桜が映えます。これを見に来たんですよ。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDもっと遅い時間だと、空も暗くなり 電線も見えなくなるでしょうけど、そこまでは待てないので諦めますけどね。Ricoh GXR A16カメラを換えてみました。こちらのほうが優しい色使いになりました。サクラの森もいいですが、こういう樹形のいい桜が一本ポツンとあるのもいいですね。遠路見に行った甲斐がありました。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.18
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王仁塚(わにつか)の王仁とは、そもそもは百済から日本へ渡来した人物だそうですが、ここの王仁は全く無関係だそうです。日本武尊の王子の武田王が埋葬された場所ですとか、王仁族が住んでいた場所といくつかの伝承があるようです。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD周囲を田畑に囲まれ、ちょっと小高くなっているのが王仁塚です。樹齢およそ300年のエドヒガンザクラは幹回りが3.6m、樹高17mで韮崎市の指定天然記念物になっています。韮崎市観光協会に開花情報が出ていて様子をチェックしていたんですよ。それによると、開花したのは4月1日で、この日8日は満開という状況でした。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD最初の予定だと、韮崎辺りで夕食とってから夜桜…と思っていたのですが3時間ほど早すぎ、昼間のサクラも楽しめました。Ricoh GXR A16ただ、実際に見てみると、すぐ隣に高圧電線が走り、鉄塔まであります。そのためもあり、撮影がメインの人は桜の木の左側あたりに大勢三脚を構えています。まぁ、その位置だと鉄塔も電線も入らずうまくすればバックに八ヶ岳が写るでしょうけど・・・・。ぼくは遠慮しました。山を背景にしたかったので仕方ありません。Ricoh_CX3夜桜のライトアップは4月4日~13日の18:30~20:30でした。まだまだ時間がたっぷりあるのでコーヒーでも入れてのんびりします。暖かくて眠くなってきます。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD正面には茅ケ岳が見え、その向うに雪を被ったピークが見えます。金峰山でしょう。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDこちらは太刀岡山ですね。富士北麓の山と違って、個性的な形の山が多いですね。花崗岩の山が多いので切り立っているからかな。Ricoh GXR A16車で昼寝をしているうちに日も暮れました。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + SIGMA_ZOOM17-70mmDC_MACRO八ヶ岳がシルエットになり浮かび上がります。そろそろ三脚をもって、夜桜撮影の準備でもしましょうか・・・続くにほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.17
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昇仙峡からは昇仙峡ラインで韮崎まで行きますが、ホッチ峠経由で向かうことにします。ただ、予定よりは随分と早い時間に移動することになりました。途中、金櫻神社とかもありましたが、寄る気も起きず山道を走ること暫し。なんとなく曰くありげな神社の横を通りました。あとで地図で調べても何神社なのだか不明なのですが、拝殿の奥に小さいながらも本殿があるしっかりした造りの神社でした。山間の集落の鎮守なのでしょうね。変わった形の山が見えました。太刀岡山だそうです。写真を撮り損ねましたが、金峰山らしきものもちょっとだけ見えました。その左の峰のはずれにナイフエッジのような部分があります。その名も鋏岩というそうです。ロッククライマーのパラダイスだと言いますが、「壁」ですよね。思いのほか、スイスイと韮崎の町中も抜け、何年かぶりに釜無川沿いの国道20号を走りました。昔、信州によく行っていたころは、帰り道は高速を使わず20号で帰った物でした。釜無川を対岸に渡り、農村地帯に入ると「王仁塚のサクラ」があります。近くにある広神社も桜が満開です。このあたりは桜が点在していて、甘利山に続くであろう山の斜面にも桜がポツポツと見えます。ただ、その中でもやはり王仁塚のサクラは別格ですね。一本だけでも迫力があります。八ヶ岳が見えました。久し振りに見た気がします。思いのほかここからは距離がありますね。空気が水蒸気のため濁っているので富士山もギリギリ見える程度です。ただ、国道を走っている時にも思いましたが、割と大きく富士山が見えるんですよね。と、畑の中に作られた臨時駐車場に車を置き、いざ王仁塚へ!にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.16
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この日の甲府の気温は25℃で夏日でした。もちろん昇仙峡もそれなりに暑くて参りました。だらだらと歩くのですが、ずっと登りなんですよ。Ricoh GXR A16あまり雰囲気のない橋が現れ、これが昇仙橋。その先が岩がオーバーハングした遊歩道が続いています。振り返るとちょっと異様な光景です。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDその先で、流れが急角度で右に行った先に滝が現れます。仙娥滝です。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD仙娥というのは日本ぽく無いなぁとは思いましたが、中国神話に登場する「嫦娥(じょうが)」のことだそうですね。日本の滝百選に選ばれているそうです。Ricoh GXR A16落差30mですから、落差だけだったら地元の上暮地の白糸の滝のほうが5倍あるのですが、水量が違います。左の壁面に遊歩道が続いており、あとで知ったのですが滝のすぐ上には駐車場があるとか。そう思うと景色の鮮度が落ちたような・・・Ricoh GXR A16キブシがあちこちで咲く季節ですね。緑がまだ少ないので目立ちます。Ricoh GXR A16遊歩道の日蔭部分には残雪がありました。駐車場へ戻る途中、石門で奇声を発しているグループが居ます。キャァキャァ煩いな…と思って横を通り過ぎる時に見たら「AKB観光大使」とかタスキを付けた女の子が2人いて、これがうるさい。どうやらTV番組のロケのようです。しかしまぁ・・・・脳みそ大丈夫か?Ricoh GXR A16アブラチャンに似ていますが、もう少し花が大きく、黄色が濃いですね。多分仲間のダンコウバイだと思います。綺麗だな。Ricoh GXR A16渓流沿いの道からグリーンラインに登っていく途中に人工的な石門がありました。コンクリートで内側から固めていますけど…強度的に大丈夫なのかなぁ。なかなか怖いところです。さて、ここから韮崎へ向かいます。続くにほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.15
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今回、何故にいきなり昇仙峡なのかというと、王仁塚(わにつか)のサクラが丁度タイミングよく咲き出したことと、昇仙峡を回ってから行けば無駄もないし・・・ということなんです。実は昇仙峡そのものには今一つ興味がわかなかったのですが、覚円峰には興味津々だったんです。花崗岩の絶壁というと、アメリカ・ヨセミテ国立公園のハーフドームやエル・キャピタンと同じで、多分あれを何十分の一かに縮小した感じなのかなと。となると、尊敬するアメリカのフォトグラファー、アンセル・アダムスっぽく撮ってみたくなったのです。そこで天候や時間も考え、さらに機材もそれなりに持って行きました。Ricoh GXR A16モノクロームに変換してコントラストも上げると岩肌がはっきり分かるようになります。ただ、この日は雲一つない状態だったので空の部分が寂しいです。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD180mの壁、覚円峰です。真偽のほどは分かりませんが、覚円が頂上で禅を組み修業をした・・・とされています。まぁ、日本国中にある弘法大師の伝承と同じじゃないかな?とは思うのですが。もし、それが事実だったら、覚円は相当なレベルのフリークライマーですね。Canon_EOS_Kiss_Digital_N + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD覚円峰のピークは複雑に割れています。確かに上部は平坦な部分がありそうですが・・・・Ricoh GXR A16渓谷に近いところのミツバツツジは開花がやや遅いようです。Ricoh GXR A16石門です。左の石の上に乗っているように見えますが、接触していなくて根元部分で支えられています。実際には崩れ落ちることも無いのでしょう。Ricoh GXR A16覚円峰の真下から見上げています。この急斜面にでさえアカマツが根付いているという事実。こういう絶壁というのは海岸だとごく普通に見られますけど、山中ということになると、必ずや名所旧跡になっていますね。Ricoh GXR A16アンセルアダムスの撮ったエル・キャピタンを意識した構図ですけど、これは時間的に逆光になってしまってやや失敗だったかも。ちなみに、つげ義春もここ、昇仙峡に来ているようですね。その作品中にも登場するそうです。漫画のほうなので僕は読んでは居ませんが。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.14
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県営駐車場のあるあたりは「能泉エリア」というらしいのですが、駐車場近くに2軒の土産店があります。その1軒に遊歩道への近道とあるのでらせん階段を下りていきました。下の道に下りると見えるのが羅漢寺橋。巨石累々の流れです。さすがの平日のオフシーズン、他には人が居ません。上流方向、仙娥滝方面に向かうと、民家が点在していて桜も咲いています。遊歩道とはいえ、制限があるものの車道なんです。このひは制限がない日だったので時々車が通ります。能泉エリアの2か所目の土産店エリアですが休みなのか閉店したのかシャッター店もあります。そのかわり営業中の店の客引きがうるさくしつこいです。特に、この樹光庵がしつこいですね。気分が台無しになります。不快に思う人も多いだろうに…煩いポイントを過ぎると、再び風の音と流れの音の世界に戻ります。渓流沿いですからアブラチャンが多く花盛りでした。のんびり歩いていると、正面に天狗岩が見えてきました。芽吹く寸前の木々ですから眺めもいいです。葉が茂ると見えなくなりそうですね。眼下を流れるのは荒川です。お世辞にもきれいな水とは言えません。なぜなら上流にある荒川ダムで溜められたものが放水されているので鮮度は低いです。3か所目の土産店エリアに着きました。車道もここまでです。公衆トイレがあり「昇仙峡園地」があります。ベンチがあり休憩するのにいいですね。しかも眺めは御覧の通り覚円峰と天狗岩が見渡せ、夢の松島も目の前です。続くにほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.13
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和田峠を過ぎるとすぐにあるのが千代田湖です。ずいぶん登ってきたから高所にあると思いきや・・・湖面標高が550mって、小屋より低いではないの・・・。甲府自体が標高300mなんですね。湖を過ぎると道が二岐に分かれていますが確か、右だよなという方には「御岳昇仙峡有料道路」って標識が。とうの昔に無料になっているのに紛らわしい。現在は通称「昇仙峡グリーンライン」です。全く他に車が居ないのでちょっと不安になりつつも進みますと・・・ん?つつじ?まだ見通しのいい状態の林床にかなりの数のミツバツツジが咲いています。これはラッキーですね。そもそも昇仙峡って秋の紅葉がいいらしいけど、今のシーズンも侮れませんぞ。しかも空いているし。見晴らしの効く場所に出ました。花崗岩の巨石が点在します。北麓の山とは全く異なる眺めです。昇仙峡の中間地点にある県営駐車場に到着しました。お目当ての覚円峰がよく見えます。ここの下流側と上流側にも市営ですが無料の駐車場があるそうですが、僕は覚円峰から仙娥滝までのコースなのでここが一番です。この覚円峰が見れただけで十分満足なんですけど、一応滝までは歩きます。今回は、Kiss DNにレンズ2本とGXR A16、コンパクトカメラのCX3の3台体制なんです。これが重いんですよねぇ・・・続くにほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.12
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8日、朝からいい天気です。さすがに豆炭あんか無しでも熟睡できました。三ッ峠グリーンセンター前のソメイヨシノはこの段階では2分咲き位?それがこの後の気温の高さと好天であっという間に満開になっちゃいました。ヒガンザクラは一足先に満開になっています。この先三ッ峠の登山道沿いに桜並木が続くので、そこも満開なんじゃないかなぁ。本当にあっという間に春真っ盛りという雰囲気です。でも、まだ梅の花も咲いているんですよ。横浜の1か月が、ここでは2週間で進んでいる感じです。さて、この日は御坂峠を越え昇仙峡、韮崎のわに塚のサクラという周回ルートです。御坂峠超えは本当に久しぶりです。ひょっとすると2年ぶりかも?御坂バイパスから外れ、昼食の調達のためホットモットに寄ります。途中は果樹園が多く桃の花が咲き出していました。ただ、標高の高い地区ではまだまだでしたけど。さすが甲府は都会ですね。郡内とは大違いです。その都会の甲府を抜け、昇仙峡に抜けるために使ったのが和田峠越えです。これがまた、メインルートではないのでしょうけど物凄い急坂で曲がりくねっているし・・・。その代り眺めはいいですね。「見晴らし広場」という場所があり、夜景の絶景ポイントのようです。遠くに見える富士山の麓から来たんだよなぁと思うと複雑な心境です。僕はここでお昼御飯です。どうやら昇仙峡は観光地なのでろくな食事が摂れそうにないので、だったら好きなところで弁当でしょ・・・という訳です。のり弁なんて何年振りだろう。ポットには熱いお茶は忘れません。アウトドアランチは久しぶりです。至福の時が味わえました。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.11
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前回は冬そのものでしたが、今回は昼は暖かく(いや、場所によっては暑いくらい)初夏の様相でした。珍しく、向こうで色々足を延ばしたので、のんびりは出来なかったものの、まぁ楽しめました。 数日前にも降雪があったのですが、見事に溶けています。と思ったら、谷間には残雪がチラホラ。雪渓ですね。意外なことに、三ッ峠ほどの高さが無い場所でも結構残雪がありました。もちろん街中ではなく山岳ドライブ中に見たのですがね。横浜では、完全に花開いて伸びきってしまっているフキノトウもやっと出てきたようです。庭に移植したもののうち2株のフキノトウが出ていました。まだ採るには忍びないです。前回は一面雪だった小屋の前のミツバ地帯も一斉に新芽が出てきています。まだちょっと食用には物足りませんね。次回には一気に収穫できそうです。シンボルツリーのシラカバも芽が伸びる寸前でした。これは花穂ですね。雄花です。雌花はあるのかなぁ・・。ちなみにシラカバの花粉も、花粉症の原因になるらしいです。僕は花粉症じゃないので全く平気ですが。小屋の前のヒノキ林に点在するアブラチャンも花盛りです。一気に春が押し寄せてきたみたいです。でも下界じゃ咲き出したヤマブキですが、小屋周りではまだまだ先になるでしょう。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.10
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昨日の甲府は夏日を記録しました。 そんな中、昇仙峡とわに塚の夜桜を見てきました。甲府から昇仙峡に抜ける和田峠が、思った以上にきつく、ちょっとびっくり。足元に甲府、遠く富士が見えました。
2014.04.09
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三ッ峠の朝はまだまだ寒いです。5℃です。昼過ぎには暖かくなるようですが。前回は雪だらけだったのですが、小屋にも春の兆しです。移植したフキからフキノトウか出ています。桜はやっと咲き始めたばかりですね。
2014.04.08
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昨日は、横浜では最後の花見だろうなぁと近所へ。慰霊堂では花弁の絨毯。午前中は、どうにか天気も良かったのでお花見ファミリーもパラパラと。風が吹くとハラハラと花弁が散りますが、このサイズの写真だとちょっと分かりにくいですね。葉桜寸前です。咲き始めの早かったものは完全に葉桜になっていました。今夜、久し振りに三ッ峠に行って来ます。そろそろ桜が咲き始めると思うのですが・・・。まぁ、今回はちょっと足を延ばして某所の桜を見てくるつもりです。観光客やって来ます。多分、釣りもするつもりですけど・・・にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.07
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横浜のソメイヨシノもそろそろ終わります。その頃から採取グルメが始まるんですよ。とりあえずアサリだけはフライングしておかないと確保が難しくなるのですでに行きましたけどね。先月の20日頃に、庭の山椒が芽吹き始めました。一旦芽吹くと早いんですよ。タイミングを外すと大変なんです。芽吹いて10日ほどであっという間にこの程度になります。山椒の若葉(木の芽)を摘むのにいいくらいになりました。花芽も伸び、開花寸前です。ほどよく開いた葉を摘んでいきます。これが結構面倒なんですけどね。手でちぎれるものじゃ無いのでハサミでカットしていきます。やっとボール一杯収穫です。早速、季節の味、木の芽の佃煮にしました。これはそれこそ年に1回か2回の味です。収穫した葉を細かく刻み、一回茹でこぼしあく抜きをします。これを30分ほど水さらししたら醤油と味醂で煮詰めたら出来上がりです。 桜が散ったら…次は筍です。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.06
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今回の「猫町」探しをやっていて、情報に引っかかってきたのが「中央高速の廃道区間」です。僕は別にその手のマニアではないのですが、ついでなので寄ってみました。↓から↓までの上を走るのが旧中央道で、下のカーブの少ないほうが現在の中央道です。上野原ICと大月ICの中間に位置し、平成13~15年の行われた6車線化工事に伴って変更されたそうです。走る側からすると、いつの間にか変わっていた・・・そんなイメージですが。松月酒饅頭店から下り↓あたりから中央道を眺めたところです。陸橋があって、中央高速の向こうにも資材が置いてあったり道があるようですね。陸橋を渡るとぐるっと回り側道に出ました。大月方向にはこのようにガードで封鎖されています。上野原方向に走ります。ここがまさに旧中央高速上り車線です。現在は一応対面通行で片側1車線です。当時の下り車線はフェンスの右側にあって現中央高速との境になっていて、資材がところどころ積んであったりします。めちゃくちゃ走りやすい良い道ですが(当然ですが)利用者は・・?ですね。都留あたりの中央道の側道とは大違いです。昔の標識がそのままですね。ただ、錆びてきたり草が絡んできてもそのままであるところが悲しいですが。しばらく高速に並行して走りますが、↓のあたりに現と旧との間に小高い部分があって神社が見えました。何故こんなところにあるのか?どうやら改修工事の時に、本来あった場所が削られてしまうために平成14年に移築されたようで白頭稲荷というそうです。旧甲州街道絡みの稲荷のようです。ここを過ぎると中央道とは分かれて鶴川の谷に向かって道路は進みます。ちなみに、日本の高速道路で廃道個所があるのは、ここと名神高速の今須トンネル付近の2か所だけだそうです。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.05
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野田尻宿の帰りに、来た道を戻るのもつまらないので、ちょっと面白そうな場所を通りました。そこに行くまでに、まず中央道の談合坂SA(下り)の裏手を通るのです。談合坂下りのSAというと、登坂車線のある、広い緩やかなカーブにあるSAですね。最近じゃEXPASA談合坂と名前も変わったようですが、僕自身はほとんど使わないんですよね。使うとすると、手前の藤野PAなんですよ。ですからSAの建物の背後に何があったかなんて記憶にありません。裏の道は尾根道になっているのでSAがよく見降ろせました。途中でぶらっとパークという高速外からでもSAに徒歩で入ることができる施設の駐車場があって、そこそこ車が止まっていましたね。高速の向こう(すぐ下)に見えるのは犬嶋神社の森のようですね。実は野田尻宿までSAから歩いて行けるほど近かったのです。裏山のピークに諏訪神社があります。ただ、社の様子からすると、中央道を作った時に、どこかから移築したように見えます。神社の右側の道を進むと・・・・こんな場所に酒饅頭の店がありました。いったいどれだけの客があるのか不明ですが、上野原市の酒饅頭屋リストにものっている松月酒饅頭店です。眺めがいいので、ここでちょっと一服・・なんていうのにはいいですね。さて降り来ると目的地になります。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.04
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つげ義春は再び酒饅頭を食べながら5年後(昭和49年)に犬目宿探しに訪れています。「コースは前のときと同じ道をたどった。」となっていますが、今回はT字路を右折したのでしょう。となると、当然「猫町」=野田尻には出ません。さらに話がややこしくなるでしょう。右折すると中央高速が見え、西光寺という立派な寺院があります。そのすぐ左で中央高速をくぐります。この辺に関しては一切記述がありませんね。中央高速をくぐるとすぐに十字路があり(当時はどうだったか不明ですが)道なりまっすぐ行くと犬目宿のようです。僕は行きませんでしたが・・・右折して下って行くと大野貯水池に出ます。そこでさらに右折すると犬目宿方面です。大野貯水池あたりから見上げた犬目宿あたりの景色です。遠くに見える鉄塔の左が犬目宿になります。「何処で間違えたのか犬目宿のある高台への登り口がわからず、みかけない小学校の前へ出てしまった。」まさにここがその場所です。「校門の向かいに雑貨屋があったので」今は店を閉じてしまっていますが、店舗だったのが明白な建物です。そして、向かいには大目小学校です。ただ、平成23年には閉校になっていました。平日の昼頃なのに静かだし門に鍵がかかっていたので不審に思ったら石碑がありました。店の背後に垂直にそそり立つ崖上・・・というのはちょっと大げさですけど、その通りの様子ですね。しかもこの坂道を登り切ると現在では犬目宿に通じているようです。このあとつげ一行はまたしても迷走し、犬目宿に着かなかったようです。結局犬目宿と猫町の関係が不明のままとなってしまったようですね。僕の探査はここまでです。僕も犬目宿には行きませんでした。僕には犬目宿よりも、本当の「猫町」である野田尻宿のほうがメインだったので・・・・ にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.03
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つげはこう書いています。「私は横切る一瞬の間にその道の左右に目をやり、そこがどうやら犬目宿ではないかと思った。」つまり、野田尻宿を、目的地の犬目宿だと一瞬思ったわけです。普通、宿場町というと街道に沿ってあるものですが、ここはなぜか街道にぶる下がるように位置しています。昔は街道の位置が違っていたのでしょうか?小さな集落に不釣り合いな、立派な社がありました。犬嶋神社というそうです。宿場だっただけのことはあります。簡易郵便局や駐在所、それに数店の商店もあります。ただ、町並みは200mほどとこじんまりしています。「五、六メートルの道幅を挟んで宿場らしい趣きの家がたち並んでいたのである。」つげが訪れたころは夕方の町には人が多く「下町の路地裏のような賑やかさであった。」そうです。今は静まり返っています。山梨の小さな町の多くがそうであるように人影がありません。新旧入り乱れて風情のある家がたち並んでいます。洋風の建物が一つだけありました。なんとなく由緒ありげな姿ですね。こんな様子の街並みを、一瞬にして通り過ぎたつげ一行は、そのまま坂を下り中央道の方へと向かったようです。ただ、どうやらあの町は犬目宿では無いと思ったようで、萩原朔太郎の「猫町」を思い出し「先ほどの美しい光景は「やっぱり猫町と似ているなあ」と思えるのだった。」・・・・・つまり、猫町紀行=犬目宿となりそうなのですが、九分九厘、つげの見た猫町は野田尻宿だったでしょう。その日は、結局犬目宿にはたどり着けず帰ったそうです。つげ一行は、後日再び犬目宿探しに再訪するのですが、それについては続きで・・・にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.02
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つげ義春は、丸印を書き込んだ地図を愛用しているとかで、それ一冊をもって色々旅をしているそうです。ただ、つげ自身は車を運転するわけでは無いので多分1/10万程度の地図じゃないのかと想像するわけです。そうなると旧甲州街道のことは大雑把になるわけで・・・野田尻宿が「それらしき集落も見あたらず・・」とはならないはずです。実際走ってみて分かったのですがね。鶴川宿から旧甲州街道を走るとこの分岐点にたどり着くはずです。このポイントが猫町紀行で・・「それが農家が三、四軒かたまっているところで二岐に分かれていた。道なりに右に行くとそのまま農家の庭に入ってしまいそうに思え、左のかなりの急坂を登って行った。」の場所だと思う訳です。40年以上も昔ですと、道も様子も変わっているでしょうけど、多分分岐はそのままではないのかなと見るわけです。実際左に行くと急坂での登りになります。「頂上にはすぐ交差する道があり横切るとまた下り坂であったが・・・」それがここになります。つげ一行はここで左に向かい坂を下ったと思われます。もちろん当時は野田尻の看板は無かったでしょう。下るとすぐに宿場町らしき通りに出ました。ただ、やはりここも寂れています。大雪の被害で屋根が陥没した民家があります。多分つげが見た建物と同じものでしょう。もちろんその頃は崩れては居なかったでしょう。元は商店かなにかだったのでしょうか。タバコの自販機も稼働していません。雰囲気的に昭和30~40年代の物でしょうね。戸袋に合板が使われていますね。こちらはさらに古い建物と思われますが、造りがまるで違います。かなりどっしり造られています。宿場町にある典型的な建物ですね。ただ、住んでいるのかどうかは不明です。さて、ここが「野田尻宿」です。続くにほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2014.04.01
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