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いよいよ暖かくなりましたね。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。
周りの田んぼもにぎやかになってきましたよ。当地でのこれからの作物は大体次のようなものがメインです。
●ハウス栽培(ナス、ピーマン、生姜、そしてユリなどの花卉)
●タバコ
●オクラ
●そして、その他「路地野菜」類
今日は現在のオクラ畑(畑と言っても田んぼに作るのですが)の状態をご紹介しましょう。
種を蒔いて、その上にビニールのトンネルを掛けてあります。写真枠がありますので広さが分かりづらいですが、こんな姿が方々に広がっています。
トンネルの中を覗くと既に芽を出している畑もあります。
気候さえ順調なら、驚くほど早く成長し、すぐ収穫可能になります。非常に生命力の強い作物で、収穫時期になると朝夕に実を摘み取らないとすぐ規格外まで育ってしまうほどです。
収穫の期間が長いのも特徴で、次から次へと花が咲き、実をつけて、晩秋(10月頃)まで延々と収穫出来ます。
※参考までに、昨年撮った、オクラの成長した姿をお見せしましょう。↑ 背丈は2メートル以上になります。だから身長の低いお年寄りなどは少々難儀します。枝をしならせ摘み取ることになります。
↑ 「オクラの花」です。ご覧のようにとても清楚な趣がありますよ。
↑ 花のあとへ、こうした実が結実し、それを収穫していきます。出荷できる規格(大きさ)があり、油断するとすぐ育ちすぎます。
何故そうなるかと言うと、ご覧のようにオクラは幹、葉っぱ、実、と全て同じ濃緑色で、見る角度によっては実を見分けるのがむつかしく、つい見落としてしまうのです。
朝夕、田んぼへ出かけ、目を皿のようにして根気よく実を探して摘み取り、家へ持ち帰ると、それを皆してパック詰めする。そして定められた出荷場へ持ち込む。
そうした毎日の繰り返しで、傍から見ていても「大変だなあ」と思います。
だけど、このオクラは農家にとって短期間に現金収入に結びつく有り難い作物なのです。
オクラ栽培の労動の性質と、現金が入りやすいという点から、比較的年配の方たちが従事しているように見受けます。(ハウスや、水田や、タバコ等の機械化された農業は息子達にまかせて)
かといって決して隠居仕事とは言えませんよ。私なぞすぐ音を上げるでしょう。
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