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2013年02月26日
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カテゴリ: 家族・親族
先日、先ほど書いた「よく泣く赤ちゃん」だった長男と、久しぶりに色々話す機会があった。
目を離すことがことができなかった乳幼児時代から、
保育園、小学校と年齢が上がっても、
長男は好奇心のままに突進し、小学校の参観日で様子を見ても、
常に体のどこかが動いているし、何よりも先生の方を見ていない。
隣の子に話しかけていたり、窓の外に気をとられていたり、
先生の話を聞いていないのではないかとハラハラしているのだが、
先生が「じゃあ、これがわかる人は?」なんて質問をすると、
へ? 聞いてたの? とびっくりするような素早さで、「ハイ、ハーイ」と手を上げる。

これが意外やちゃんと聞いていて正しく答えたりする。
四年生の時の担任の先生に、
「いやー、よく授業を壊されて困っちゃうんですよ。
すぐに突っ込み入れるし、聞いてないだろうと叱ろうとするとちゃんと答えちゃうしねえ」
なんて言われて、「ご迷惑かけて申し訳ありません」と何度頭を下げたことか。
でも、その先生はとても良い先生だったので、
「いやいや、元気が良すぎるってだけですから」と笑いながらおっしゃって下さり、
多分この子は、ずっと落ち着きのない子なんだなと覚悟していた。

そんな長男だったが、不思議なことに五年生になった頃から、別人のように落ち着いてきたのだ。
先日、そんな思い出話をしていて、
「きっと、脳内物質のドーパミンとかセレトニンのバランスが取れてきたんだろうね」


「そんなことが関係してるのかもしれないけど、 俺、その頃、自分が見えた瞬間があるのを覚えてるんだ 」。
「え、自分が見えたって、ひょっとすると幽体離脱?」
「いや、そんなんじゃないんだ。

それまでそんなことなかったから、『何だ、この感じは?』って思ったんだ。
それから、世界が変わったって言うか、もう一人の自分が自分を見ているような感じがすることが多くなってきた。
きっと、そのあたりから、周囲からどのように思われるのかって意識するようになったんだろうね。
だから、あんまり人に迷惑や心配をかけることをしなくなったんだろうと思う



一般的に言うところの、自分(自我)を意識するということなんだろう。
誰もが成長過程でそのようになってゆくものだろうけど、
これほどはっきりと「その瞬間」を記憶していると話す人に出会ったのは、初めてである。
本当にこの子には、色々なことを教えてもらっている。





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最終更新日  2013年02月26日 16時57分41秒
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