再出発日記

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2007年10月01日
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テーマ: 韓国!(17012)
カテゴリ: 韓国の旅2
9月5日(水) 三日目

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雨になった。遠く日本では、台風が来ているらしい。小学生たちのさしている傘がかわいい。蔚山(ウルサン)にくることにしたのは、加藤清正が築いたといわれる蔚山倭城を見たかったからだ。モーテルからしばらく歩くと、鶴城橋を渡る。その橋の向かいに小さな小山がある。秀吉の朝鮮出兵のおり、加藤がここに40日で山城を築いた。今はほんの少し城垣が残っているのみである。

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この山城に何万もの朝鮮兵が取り囲んでいる絵がある。朝鮮側の反転攻勢の象徴となった戦いである。小山の頂上の説明版には、兵糧攻めを受けて小便も飲み、馬も食べた、とある。確かに小さな山城なので、取り囲まれたなら逃げる術はなかっただろう。

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頂上では雨にもかかわらず、アジェンマ(オバサン)たちがフラフープをしたり、体操をしていたりした。鎮海でも見たのだが、フラフープが流行っているのだろうか。少しやってみる。すぐに腰から下に落ちてしまう。ほかには韓国では最古という大和寺址十二支像浮屠があった。

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次の密陽(ミリャン)行きのバス(12:20)まで少し時間があったので、バスセンターの隣のロッテデパートを探検。ロッテはいうまでもなく、韓国では代表的な財閥である。デパートではレジャーを当然取り込んでいる。シネマコンプレックスが入っていた。写真のように現在上映と次の上映含めて10作品。日本の小さめのシネマですね。自国映画と洋画は半々といったところ。

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私は古城の町をイメージしてここに来たのであるが、この町はそんなことにはほとんど力を入れていない。デパートの窓越しに街を見ると、繁華街の隣に大きな高層住宅地を抱えている。そんな街の作り方は日本にはないが、ともかくも大きな工業団地を基礎にした韓国有数の大都会なのである。「現代」(ヒョンデ)を中心とする自動車、造船、石油などの産業の中心地らしい。と言うようなことをこの二日で学んだ。

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密陽まで約二時間のバスの旅。気がつくと、山の上だった。天皇山を越えて麓に近づくと、一面リンゴ畑が続いていた。

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バスターミナルに着いて、とりあえずすぐ近くのモーテルに宿を決める。インターネットがないのと、シャワーだけでバスタブがないのを除くと、昨日の宿とあまり大差はない。冷蔵庫には無料のジュースがあり、お湯と冷水の出る水タンクが置いてある。クーラーもあるのに、なぜか必ず扇風機もある。扇風機に関してはどんな安宿にもある。今回は着いてすぐに二日分の洗濯をした。これで旅が終わるまで下着は持つ。扇風機のおかげで夜までには乾いていた。

続く。





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最終更新日  2007年10月01日 23時26分15秒
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