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2年間の通級教室担当、昨年度の大学での研修を経て、今年度は特別支援学級の担任になりました。5人の子どもたちの担任です。特別支援学級の担任が一番困っていることは、おそらく、「学力差のある複数の子どもたちに同時に授業すること」ではないでしょうか。学年も、発達段階も、バラバラな子どもたちが、支援学級の教室に来て、一緒に授業を受けます。「算数」の授業だと、ある子は「6+4」をやっている段階ですが、ある子は「243+912」をやっている段階です。全国調査をしたわけではありませんが、おそらく個別の学習課題を設定し、いっしょの場にいるのにそれぞれ別の学習をしていることが多いのではないでしょうか。僕は、それがきらいなんです。(^^)いっしょの教室にいる以上、なるべく同じ学習課題を共有し、学び合ったり、刺激を与え合ったり、「つながり」を実感できることを、重視したいのです。そのため、僕の授業では、授業の前半は「みんなでできること」を設定しています。国語なら「音読」、算数なら「百玉そろばん」を使うことが多いです。簡単なことを声に出してリズムよく唱える、という活動を共有し、子どもたちの意欲を喚起します。姿勢や態度、声にやる気が見られる子を、ほめ、全体で学習する雰囲気をつくります。算数の場合、どうしても難易度の異なる学習課題を、それぞれ別々に用意せざるを得ない面は、あります。その場合でも、僕は基本的に「同じ」プリントを配ります。「同じ」プリントなのに、ある子は「6+4」をやり、ある子は「243+912」をやるのです。そんなことができるのでしょうか。僕は、ずっと、そんなプリントをさせたい、と思ってきました。そして、この4月から、ある着想を得て、実践しています。子どもに合った授業がその場で展開できる、「魔法のプリント」を使っています。このプリントを思いついたときは、「これだ!」と思いました。実践してみると本当に便利で、今後も活用していきたいと思っています。 その「魔法のプリント」の正体は・・・・。 長くなったので、次回に続きます。(^^)
2014.04.29
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録画していた番組を家に帰ってから見ました。2014年3月9日(日)放送のフジテレビ系「全力教室」『教えない授業のカリスマ塾講師 宮本算数教室』「教えない授業」というところに、興味を惹かれました。基本的に、僕も同じ考えを持っています。といいつつ、今日もけっこう教えちゃいましたが。。。。「会心の授業」というのは、「教えない授業」ができたときだなあ、という実感はあります。こちらの予定を超えて子どもが自分で学ぶ姿に感動します。 番組では、「宮本算数教室」の宮本先生が講師でした。宮本先生は1人で塾を経営されているそうですが、なかなかユニークな取組をされています。塾生は小3から小6だそうですが、まず、「小3は1年間パズルのみ」というのに、驚きました。が、「これはオモシロイ!」とも思いました。そのパズルは「賢くなるパズル」という名前で、アプリにもなっています。僕もi-Phoneにダウンロードしてやってみました。最初はルールが分かりませんでしたが、番組で分かりやすくルールを紹介しているのを見てからやってみると、けっこうおもしろかったです。パズルは頭を使うので、いいですね。 授業でのパズルのさせ方ですが、宮本先生の場合、========================== できたら挙手、 先生が見て〇なら、紙をめくって次の問題、 誰かひとり最後まで行ったら終わり、答え合わせなし==========================だそうです。変に答えを解説したり、答え合わせをしないところが、いいと思います。簡単に答えが分かったら、おもしろくないですから。 一方、小4からは========================== テキストなし 先生は説明・解説をせず、黒板に問題を書くのみ 【教えない】 =何も教えなければ、 今自分が持っているものだけで勝負するしかない==========================とのこと。これをそのままはできなさそうですが、これにヒントを得た取組はできそうだな、と感じました。宮本先生の理屈は、==========================・解けなくても、考える時間が賢い脳を作る・一番力のある子の、さらにレベルを上げた問題を出す。 一番力がある子が全力でやる。それがモデルになる。==========================というもの。挑戦しがいのある問題に対し、ひたすら考える。こういう力は、ぜひつけたい力です。 ただ、学校だと、1人の力でというより、みんなで協力して難問に挑戦、というようなやり方が僕は好きですが。最後に、「ゲーム」のことがふれられていました。==========================・ゲームの世界で財産を作っても、 こっちの世界に持ってこれない・ゲームだと簡単に強くなれるが、 現実はそう簡単ではない。==========================僕はゲーム好きで、現実で壁にぶち当たるとゲームに逃避することがあるのですが、ここで言われていたことは、「確かにそうだ」と思い当たります。結局は、現実世界で、自分を成長させることが、もっともおもしろい。 この番組を見たのは、とてもいい刺激になりました。宮本先生と番組スタッフに、感謝したいです。(^^) ↓よろしければ応援のクリックをお願いします。励みになります。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2014.04.14
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今回、「きょういく」とはまったく関係ありません。ただ、同じ現象が多発しているらしく、もしかしたら他の人の役に立つかも、と思い、投稿します。僕はプリウスを中古で買って6年ぐらい乗っていますが、買った当初から、フロントガラスがすぐ曇るので困っていました。「なんでこの車はフロントガラスがすぐ曇るのかなあ」と思っていました。原因がずっとわからず、そういう車だと思っていましたが、最近になって原因が判明しました。まず、3週間ぐらい前に、タイヤがパンクしました。パンクした時になって初めて、車体の底の部分に収納されているスペアタイヤを見ました。そこで、スペアタイヤ中央の凹みに水がたまっているのを発見しました。僕は知らなかったのですが、普通は車体の内部に水が浸入しないようになっているそうですね。詳しい方から「水がたまっているのは問題だ。調べてもらった方がいい」と言われました。そこでトヨタで調べてもらった結果、水が浸入してくる経路が判明し、「フロントガラスがすぐ曇る」のも、車体内部に水がたまっているせいだと分かりました。同様のケースが多発しているらしく、修理費用は無料でした。約2週間代車で過ごしましたが、本日ようやくプリウスの修理が終わり、先ほど乗って帰ってきたところです。皆さんも、もし同様のケースで悩まれている場合は、トランクの下など、開けれるところはすべて開けて、一番下に水が溜まっていないか、確認されることをおすすめします。(^^;)
2014.04.12
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新年度になりました。また新しい立場でがんばろうと思います。昨日、ヨメサンが百均で教材を買ってきてました。それに刺激を受け、僕も今日買いに行ってきました。3700円ぐらい使っちゃった・・・。(^^;) 今回の目玉は、コレ。まだ使っていませんが、子どもの机上に置く使い方ができそうなので、利用価値アリかな、と踏んでいます。縦書き用罫線のページや横書き用罫線のページがあり、用途によって使い分けられるのも◎。教育現場ではよく「人手が足りない」ということを言いますが、大人が子どもにつくという発想ではなく、支援ツールを使って、大人がつかなくても子どもが活動できるように工夫するという発想が求められていると思います。「支援ツールの活用」は今年度追求していきたいテーマの一つです。
2014.04.06
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