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2004年04月22日
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私と娘の、イギリス訪問の旅は、娘が先に行って、数週間遅れで、私が出発し、ロンドンで一緒に過ごしたのですが、娘が一人でいた時の事です。
「今日はね、これから昔住んでいたAbbots Gardens へ行ってみるから・・・。」と彼女。
このAbbots Gardens というのは私達、家族が日本に帰国する直前まで住んでいた所、ハムスッテッドにあります。
住んでいた家の近所には彼女の仲良しの遊び友達もたくさんいたし、今でもきっと懐かしく思えるのでしょう。  
到着した翌日にそこへ向かうと言うのですから。
「覚えている? 最寄りの駅はEast Finchelyよ。 リターンチケット(往復券)が安いから必ずそれを買っていくのよ。 駅を降りたら住所を言えば誰かしらが教えてくれるわ。」私は立て続けに話した。
私共はロンドンに来てから一度引越しをして、East Finchely 駅から数分のところにある、Abbots Gardens, に移り住んだのです。  この家を、今、娘は訪れると言うのです。

引っ越をしてきたとき、 娘は転校したのですが、彼女は転校などには関係なく、すぐに近所の子供達と仲良くなり、毎日,本当によく遊んでいました。 帰国するまで住んだ家でした。


以前の家は,Golders Green 駅,の近くでした。

その時の彼女の毎日のスケジュールは,Infant School,学校から3時過ぎに帰宅し、おやつを食べ、テレビで‘play school’ という子供向け番組を見て、一休みします。
冬ですと、もうその頃には外は真っ暗です、それから娘はピアノを弾きます。 当時ロンドン大学の学生、フローラが、週一回ピアノを教えに来てくれました。 
彼女は私にとっても英語の先生でありました。
その後、親子の会話の時間です。
「今日は学校で何したの?」と私。
「この本を貸してくれたよ。 家で見てきなさい、って」
見ると娘が持ってきた「本」は画用紙を半分に細長く切っただけのものです。
先生が作った10ページ足らずの小冊子で、端をピンクのリボンで留めてある、手作り。
表紙にはTeddy とだけ書いてあり、もちろんすべてが手書きです。
ページをめくるとテディベアの絵があって「I am a bear. My name is Teddy. 」という文が添えられています。
ピンクのリボンをしたテディの絵のページには「I have a pink bow. 」という具合です。

これが終わると娘は自分のベットルームに行き、又、下へ来たりもして、私達が見ているテレビを見ながら食事までの時間をすごします。
翌日には、また昨日とは違う、別の本を持って帰宅するのです。
しかし次第に英語が上達し、友達ができるようになると、遊ぶのに忙しくなり、読書の時間が減っていきました。
ハムスッテッドに来てからは娘の英語の先生は、かつての私から、友人達や学校の先生に代わっていきました。

ロンドンへ来てすぐの時、イギリスの慣習や言葉を知らないために、娘は遊んでいる途中で友達を家に帰してしまったことがあります。

こっち、こっちという手振りはイギリスではバイバイになってしまい、女の子は娘の誘いにも関わらず、バイバイだと思って家に帰ってしまったのです。
「家へおいでと手招きしたはずなのに、バイバイだと思って帰ってしまったよ。」と娘は残念そうでしたが、今ではそれも笑い話の1つです。 
友達と遊んでいて、経験しながら、娘は少しずつイギリスの慣習を学んでいきました。


夕食は、主人が帰るとすぐに始まり7時前後には終わります。
夏時間のときですと、まだ日が差していて、外は気持ちのいい陽気ですから、家族で、出かけます。
よく出かけたのは、ゴルフ場で、隣の家の、恵里子の友達、David、も一緒に行きました。
帰宅は 暗くなってからで、夜の9時から10時近くでした。  夏は何時までも明るくて、有効な時間を過ごせたのです。


彼女の最初の遊び友達は皆女の子でしたが、 Abbots Gardens、に引っ越してからは、すぐに周りの友達と慣れることが出来て、とても活発に男女の子に関係なく毎日誰かしらと一緒に遊んでいました。
鬼ごっこ、ピクニック、クリケット等をしていたように思います。
特に、David 、とはとても気があったようで、休みになるとお弁当を持ち、ピクニックに出かけたり、仲良く毎日のように遊んでいました。
その時のお弁当は、パンにコロッケをはさんだ,コロッケサンド、でした。  イギリス人の友達も、コロッケが大好きでした。  日本人なら誰でもご存知のコロッケなのですが。


・・・・・・・・・コロッケの作り方・・・・・・
       ポテトコロッケ(15個分)
材料
じゃがいも 中5個
牛挽き肉 200g
玉ねぎ 中2個
卵 1個
粉、パン粉、サラダ油 適量

作り方
じゃがいもは皮をむいてから(アクが取れるので)、たっぷりの湯で茹でます。 茹ったら水分を飛ばしてからつぶしておく。・・・a.
玉ねぎはみじん切りにしてよく炒め、ひき肉を加え更に炒める。 
肉に火が通ったら、塩、コショウ、調味料で味を整える。(じゃがいもには味がついていないのでその分を考慮する)・・・b.
a.のじゃがいもの中に、b.の炒めた具、を入れてよく混ぜ合わす。

15個の団子にして粉をまぶしてから好きな形にし更に粉で形を整え、とき卵、パン粉をつけて油で揚げる。 
低温でいつまでも揚げていると破裂して中身が出てくるから油温に注意(180度)。 とき卵だけではパン粉の衣が薄いので、粉と水を少し足しても良い。


(楽天の仲間)
英国のコロッケと日本のコロッケは、同じようで親しみがあります。
英国のジャガイモは、どの様な美味しさか経験したいです。

(私)
イギリスにはコロッケの料理は無いのです、それで、我が家のコロッケが、人気があったのです。
じゃが芋は、日本と同じです。 おいしいです。




(続く)







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最終更新日  2004年04月22日 22時34分09秒
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