リヨン LYON
フランス第3の町、リヨン。
日本人の観光客は、素通りされてしまう町。
ボクだって、そうだった。
鉄道の旅を得意としているが、パリからは、
この町を素通りして、アビニョンや、ニースへ抜けていた。
でも、
パリで会った若い日本人は違った。
彼の目的地は、リヨンだった。
ボクは勉強不足でこの魅力的な町を、単なる都会としてしか知らなかった。
彼は料理人修行中で、フランス料理をこの国で習いたくて、
今回は下見に来たそうだ。(来年には本格的に修行するらしい)
言われてみれば、食の町・リヨン!
明治時代から、コックをめざす日本人が、
マルセーユへ行く船に密航したり(?)、3等船室に片道の切符だけで
この町に来たというのを聞いたことがあった。
この町は、ローヌ川とソーヌ川をまたぐ広い町並みだが、
世界遺産になっているのは、ソーヌ川を渡ったところ一帯の、
「リヨン歴史地区」と言われている場所。
この写真は、絵はがきからとったものだが、
フェルヴィエールの丘の上の 「フェルヴィエール教会」と、
丘の下の「サン・ジャン大司教会」だ。
この町は、リヨン市の観光協会パンフレットによると、
紀元前43年、シーザーの元副官が、
この丘に町を作ったことがリヨンの町の始りだそうだ。
紀元前15年に築かれたローマ劇場は今も残っている。
ボクの行った日は霧が掛かっていたが、次第に晴れていった。
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