夜行列車
ベネチア・サンタルチア駅へ 少し早めに着いた。
夜行列車のホームを確認すると、もう停車していた。
車内はまだ明かりもついていないが、指定席なので乗車した。
しばらくして、明かりがついた。
夜行列車は季節はずれのせいか、あまり乗客がいない。
6人部屋のコンパートメントなので、廊下側のカーテンを引いて入りにくくした。
定刻に、静かに客車は出発した。
幸い誰も乗車せず、2人で1部屋占領できた。3人分の席に鞄を枕に寝込んだ。
残念なことは アドリア海がすぐ脇にあるのに、真っ暗で見られないことだった。
ボクは乗り物の中で眠れない方なので、ボローニャとか途中駅にも目が覚めた。
到着は翌日6時半くらいだったが、
5時半くらいから目が覚めて、列車が遅れていることに気がついた。
途中駅で降りてみようかとも思ったが、我慢、我慢。バーリ・中央駅到着。
寒くはないと思っていたのだが、ここで風邪を引いてしまったらしい。
バーリ到着
バーリは この地方の中心都市で、私鉄がこの駅の両側にそれぞれある。
まずは表口に出たが、まだ広場のインフォメーションは開いていなかった。
バーリに泊まるか、
アルベルベッロか、マテーラ の2つの世界遺産の町のどちらかに泊まるか、
決めていなかった。
バーリから私鉄でそれぞれ1時間半から2時間くらいの場所に位置するのだが、あまり交通の便がよくない。
アルベルベッロは あのかわいらしいとんがり屋根のツルッリで有名な町だが、それ以外の名物がない。
マテーラは、古代からの洞窟住宅の町で、寂れていたのが、
世界遺産になったおかげで少しずつよくなっているそうだが、
治安がいいかどうか不安なところがあった。
バーリの町にもお城があるので、この町に泊まることにして、荷物は荷物預かり所に預けた。
さあ、アルベルベッロに向けて出発だ。
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