新 松磯山荘住人のつぶやき

新 松磯山荘住人のつぶやき

2008年01月04日
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カテゴリ: 京都の話題
幸運なことに、明日から始まる京都国立博物館の特別展『憧れのヨーロッパ陶磁―マイセン・セーヴル・ミントンとの出会い』の内覧会に急遽出かけることになりました。思いがけないお年玉とはこのこと、そもそも本日は出勤日だったはずが転勤(1月1日付)のため休日に変更、それだけでも十分嬉しかったのですが、内覧会前にいただいたランチ(特にパン)が予想以上に美味だったことに舌鼓を打ち、展覧会の協力団体となった日本テレマン協会の中野振一郎氏のチェンバロ生演奏まで味わえるという特典つき、本当に贅沢な休日になったのでした。

展示構成は、「ヨーロッパ陶磁との出会い」「京都伝来の阿蘭陀焼」「ヴィクトリア時代のイギリスから」「欲しかったセーヴル焼」「伯爵様の贈り物/マイセン・ベルリン」「ジャポニズムからアール・ヌーヴーへ」の6つのテーマから成るものでしたが、従来からよく語られてきた「欧州陶磁への(陶磁器の先進地であった)東洋の影響」という視点のみならず、「近世~近代日本における欧州陶磁への関心の高さ」にも目を向けたものになっていたこと、殊に京という土地柄と欧州陶磁との関わりの深さに着目した点が面白かったと思います。

特に、英国人デザイナーのクリストファー・ドレッサーが日本にもたらした作品群と、ドイツ人貴族フリッツ・ホッホベルク伯爵から京都の帝室博物館(現京都国立博物館)に寄贈された夥しいベルリン・マイセンの作品群には、目を見張るものがありました。

『憧れのヨーロッパ陶磁―マイセン・セーヴル・ミントンとの出会い』の情報は こちら





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最終更新日  2008年01月04日 18時47分37秒
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