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2003年04月30日
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オペラ座の怪人

(10)
カテゴリ： カテゴリ未分類
まずは、記憶の新しいところから昨日のミュージカルのご報告。
ブロードウェイのは陽気でいいけど、ロンドンのは暗い話が多いからイヤ、と思っていたミュージカル。食わず嫌いはいけませんね、20年近く！もロングランしている「オペラ座の怪人」はやっぱりさすがにすごかった！一番感心したのは劇場で、1705年から使っている“Her Majesty’s Theatre”（当時のアン女王記念でしょうか？）、こじんまりとした荘厳な内装の劇場で、パリのオペラ座（オペラ・ガルニエ）を模した舞台のセットと、本物の今座っている劇場が見事にマッチして、素晴らしい一体感。なんだか自分もオペラ座にいるような気分にさせられるのです。日本の味気ない近代的なホールで見るのとは大違いでした。劇団四季でも長くやっていたようでしたが、役者のレベルも違いますね。そもそも日本人がカタカナ英語で気合過剰に「クリスティーン！」なんて叫んでも、ちょっとしらけちゃいますしね（笑）。衣装やセットも豪華で工夫があって満喫しました。

ちなみに、観客はジーンズやスニーカー姿が多く、それがちょっと残念でした。せっかくだから、もうちょっとおしゃれすればいいのにな。でもそれだけ気軽にみんなが楽しめるというのも、よいのでしょうね。帰りに歩いた夜のロンドンのテムズ河沿い、新しいものと古いものが混ざり合い、ライトアップが美しく、ほとんど近代建築のないパリとは、違った空間が楽しめました。





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最終更新日  2003年04月30日 21時09分39秒
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