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今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』が最高に面白い。絶好調である。毎回ドラマチックかつロマンチックな展開で、心が揺さぶられる。まだ早春の今からこんなに面白くては、今後いったいどうなってしまうのか(いい意味で)先が思いやられる。特に昨10日放送の第10回は、なにげに神回と思った。□ 哀れ花山天皇 が、それよりまひろと道長の展開が速くないかざわつく「光る君へ」第10回【木俣冬氏 ヤフーニュース 10日】子供のころから親しんできた大河ドラマだが、私の知る限り、歴代の中でも五指に入る出来だと思う。日曜の夜が待ち遠しい。吉高由里子は、国民的大女優になりつつある。現在のわが国の人気女優を見渡しても、余人を以て代えがたい配役である。このあと、間違いなく歴史的傑作小説を物するであろう文人的な落ち着いた物腰と聡明な感じ。彼女はこの役を演ずるために生まれてきたと、私は確かちょっと前の詠草で(いくぶん大げさな表現で)短歌にしたが、その感想はますます裏付けられている。ただ、平安宮廷を描く以上やむを得ないのだが、登場人物が藤原姓ばかり(あとはせいぜい「源」ぐらい)という「藤原問題」をはじめ、かなり歴史ファン向けの「通好み」な作風になっており、見る側にも一定の教養が要求される感じだ。一般視聴者がなかなかついて来られないようで、視聴率は苦戦している模様だが、これはもうしょうがないよね。間違いなく、長く語り継がれる名作となりつつあるので、NHKのスタッフや上層部は、目先の数字なんか一切気にしなくていいと思う。芸術・芸能への評価って、しばしばこういう感じだから。生前はほとんど理解されず無名で、死後に評価・称賛された芸術家のなんと多いことか。ゴッホ、宮沢賢治はその典型である。芸術の歴史は、死屍累々・無念ゴロゴロの歴史である。・・・って感じか。「時代を先取りしすぎていた」「生まれてくるのが早すぎた」とかいわれる類いである。きのうも、若き藤原道長とまひろ(紫式部、こちらも藤原、遠い親戚)の情熱的な恋模様が美しく描かれたが、当時の慣例に忠実に、玉梓(たまずさ、詩歌によるラブレター)のやり取りで恋愛が進行する。道長のラブレターが、当時の貴族なら(当たり前の)必須科目の古今和歌集からの引用であるのに対し、まひろの返歌が読むのも相当難しい漢詩であるというあたりに、紫式部の文人(学者)としての教養とプライドあふれる人物像を垣間見せた面白さがあったのだが、こういう世界に少々は慣れ親しんでいる私(くまんパパ)にとっても、解読を断念するほどの高踏優雅な場面であり、ましてや多くの視聴者にはチンプン漢文であったかも知れない。それに続く、月の光の中でのラブシーン(ほぼ、今でいうベッドシーン)は、思わずうなるほどの美しさと激しさで魅了された。まさしく、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』、『ハムレット』であった。稀に見る「ファンタジー大河」と言えよう。史料の少ない平安時代をこれ幸いと、オリジナル脚本の大石静はやりたい放題。ロマンチック盛り盛りマシマシで、空想の翼を自由奔放に羽ばたかせまくっている。うるさいアカデミズムや歴史マニア方面の一部からは、多少クレームが付き始めているとも仄聞するが、所詮エンタテインメントのドラマなのであるから、そう目くじらを立てなくてもいいだろうと、私は思う。この調子で、今後もガンガン行ってもらいたい。なにしろ、信頼しうるまともな同時代の参考資料は、ロバート秋山演ずる藤原実資が毎日小まめに書き綴った日記『小右記』ぐらいしかないといわれるのだから。その秋山竜次も、コメディ・リリーフとして笑わせながら、けっこう重厚な存在感を示していて、役者開眼だね。売れない大部屋役者だったというお父さんは、草葉の陰で涙してるよ。道長役の柄本佑が、放送前のインタビューで「大石さんの脚本があまりにも情熱的なので、気恥ずかしさをこらえるのに苦労した」(うろ覚え)というようなことを言っていたと思うが、こうした場面のことであったかと納得。その柄本佑がいい。平安宮廷での権力闘争・謀略に邁進する父と兄たちに翻弄されつつ、自己を確立してゆく繊細かつ心優しき道長像を新たに創造している。この大抜擢といえるキャスティングは大当たりだったね。今のところ、若さ・未熟さを表現するため、わざと生硬(下手め)な芝居をしていることさえ、ありありと感じとれる。大河は長いのである。天才的な俳優である父親譲りの計算された演技がすばらしい。かつて、岸谷五朗もそんな感じだった。これは、一年間見ていられる。ほかにこの役を務められる若手中堅の人気演技派俳優は、菅田将暉ぐらいしか思いつかない。ただ、菅田はついこないだ同じ大河で大役・源義経をやったばかりだしな。そして、上手いが地味めなバイプレーヤーと思っていた段田安則が、「平安のゴッドファーザー」を見事に演じて、出色の貫禄と包容力。脚本の大石静が、『ゴッドファーザー』シリーズと『華麗なる一族』を参考にしたと言明してるだけあって、なかなかの「ブラック大河」でもあるが、まさしくマーロン・ブランドと北大路欣也を髣髴とさせる。しかもけっこう家族思いの温かい人間味やユーモアさえ宿っていてすばらしい。岸谷五朗演ずる父・藤原為時と娘・紫式部の関係性も、いろいろ波瀾もあったが本当にすばらしい。抑制された穏やかな演技の中に、冬を超えた春爛漫の温かい情愛が香り立っている。私にも、まもなく先生という敬称で呼ばれることになるであろう親孝行な娘がおり、とても人ごととは思えず、毎回うるうるして見ている。その娘は、吉高由里子と横澤夏子を足して2で割ったような顔をしているのである。かわいい。* この記事は、もうちょっときちんと加筆修正して書こうと思ったのですが、仕事が忙しすぎて頭がぼやけておりまして、とりあえずこれで終わりにします。すみません。
2024年03月11日
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坂本野原好きといふ漢字は女子と書くのです古代中国人もぼくらもにほひたつ色香まぐはし自転車のをみなをななめうしろより見つ道長と紫式部恋仲となりロマンスと政治の交差愛情はあふれてゐるが発情はしないのであるわが娘には日曜の午後にはクリス・ペプラーの声がよすぎる梅ほころびぬ* 旧(歴史的)かなづかひ。一首目は、もちろん私独自の発想ですが、この発想の前例がないか(結果的にパクりになっていないか)をちょっと心配している。もし前例があれば、直ちに削除します。
2024年03月10日
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【当ブログ記事】おぎやはぎ矢作 「二枚目でないのにモテる男」の5つの条件、「もうやってるわ」【リンク先】おぎやはぎ矢作、『二枚目でないのにモテる男』の5つの条件を検証「俺、やってるわ」このブログサイトで、10年前もの古い記事(というか、ただのリンク)で、全く忘れていたが、なんか妙にアクセスが多いなと思ったので、久しぶりに読んでみたら、なるほど面白かったので、再掲してみる。読者の皆さんのご教示に感謝するとともに、リンク先の元ネタであるアルファブロガー・セカスーさんに改めて敬意を表したい。すごいな、この人は。内容は確かに納得だし、矢作じゃなくても、俺もやってきたわ。ほとんどは、「言葉の使い方」に関することである。やっぱ、思いは口にすることなんだよね。コミュニケーションって、もちろん言葉以外にも見た目(ルックス)とかボディ・ランゲージ(挙措動作・しぐさ)とかファッションとかいろいろあるけど、この設問の場合、前提としてルックスは除外されるわけである。となると、やっぱり言葉が最大の武器なんだよね。もちろん、基本的に真面目・真実・誠心誠意は大前提である。東洋には「以心伝心」なんて奥ゆかしい熟語もあるが、これはよっぽど信頼関係が確立した間柄でのみ成立する、特殊個別的な人間関係の状態であろう。長く添い遂げた、うまくいっている夫婦とかのね。「以心伝心」は美しい言葉と思うが、このような観念を、言葉を用いない便利な口実として使ってはならない。特に、恋愛の初期段階などでは、すべてを言葉にしなければ、何も伝わらないと思うべきである。すべってもいい。恥をかいてもいい。心に「まこと」があれば、それを口にすべきである。相手と状況(TPO)によっては、かなりエッチな言動もOKである。その辺は機敏に察した上で、踏み込め。キッスは無言でするのがいい。表層的な社会的関係では男女同権・ジェンダーフリーも結構だけれども、恋愛においては、まだまだ、まだまだ、男がリードしなければ一歩も前へ進まないのである。大多数の女性はまだまだ、白馬の王子様を待ちつづけているのである。追伸;「おしゃれすぎない」ってのも分かるなあ。古くはアラン・ドロンの昔から「決まりすぎてる」イケメンは、ナルシシスト(自己愛者)を思わせて、意外と女性には嫌われる。こういった感じを戯画化して笑わせているのが、現在のオードリー春日やロバート秋山の芸であろう。批評的で鋭い笑いだと思う。・・・気持ち悪いけど(笑)
2024年03月09日
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坂本野原ウクライナ敗北ならば地上には正義はないと皆がっかりすプーチンも無傷ではない傷口は化膿を深めやがて滅びむ花粉症まったくなくて悪いけど得してるよと謝っている春来れば東北自動車道ゆ見る杉の花粉の煙けぶり立つ立つ管理職に女性を登用した場合国際競争力はどうかなやみくもに女性を出世させるのは苦しむだけにあらずや皆が* ジェンダー・フリー思潮。古色蒼然たる男尊女卑の弊害を思えば一理あるのは認めるが、ある意味で欧米の一部の急進的な「意識高い」勢力からの日本へのハラスメントではないかと、ちょっと疑っている。
2024年03月08日
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奥村晃作(おくむら・こうさく)最前線に出された者がわけもなく殺しあうのが戦争である結局は一人ぼっちのボクだから顔ぶら下げてそのままに行け歌集『ピシリと決まる』(平成13年・2001)
2024年03月08日
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サザンオールスターズ真夏の果実ライヴ噓だろ。この名曲がついに公式にアップロードされた。僕の大好きな音楽の、神のひとりである。森羅万象を創ったその神の最高傑作だと思っている。季節はずれだろうがなんだろうが、狂喜乱舞である。・・・それにつけても、神奈川県民がうらやましい。すぐ行けていいな~。映画『稲村ジェーン』より真夏の果実オリジナル編曲(アレンジ)は、天才プロデューサー・小林武史。彼の業績の中でも、最高峰であろう。楽曲としての抑揚の利いた完成度は、圧倒的だ。聴くたびにうるうるしちゃう。風景こそ違え、僕にも妻と出合った若き日があった。僕と妻は、今でもけっこうラブラブ感を維持している。・・・これは奇跡だろうかLove forever.
2024年03月08日
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The BeatlesNorwegian Wood(This Bird Has Flown)もう1万回ぐらい聴いているが、けっこう飽きない。たった2分の小品で、ベートーヴェンに(Be が Beに)肩を並べた。ジョン・レノンの、ちょっと投げやりでアンニュイ(物憂げ)な歌詞と歌い方もナイス。歴史的誤訳として名高い邦題も、結果オーライでこのままの形で広く愛されている(本来は「ノルウェー材(の家具)」の意味)。
2024年03月08日
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Daniel PowterBad DayBad DayLive
2024年03月08日
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■ 生後間もない次女にやけど、父親を逮捕乳児はその後『急性硬膜下血腫』、1年半経った今も寝たきり【大阪・毎日放送(MBS)7日 ヤフー配信・読者コメント付き】〔報道記事引用〕生後1か月の娘の腕にやけどをさせたとして、父親が逮捕されました。女の子はその後、硬膜下血腫で搬送され、約1年半たった今も寝たきりのまま入院しているということです。 警察によりますと、兵庫県加東市の防水工、結城寿蓮容疑者(22)はおととし8月、当時住んでいた赤穂市の自宅で、生後約1か月の次女に何らかの高温の物を接触させ、左腕に全治12日の火傷を負わせた傷害の疑いがもたれています。 この約2週間後のおととし9月、「次女がぐったりしている」と母親が119番通報、搬送先の病院が頭部の硬膜下血腫と診断し「虐待の可能性がある」と警察に通報したということです。捜査の中で、赤ちゃんの腕の火傷もわかったということですが、結城容疑者は警察の調べに「私はやっていません」と否認しています。 次女は現在も脳に障害が残り、寝たきりのまま入院しているということです。 警察はこの症状についても、何らかの暴行が加えられた可能性もあるとみて経緯などを詳しく調べています。〔引用終わり〕ああ、また人間のクズか。実のわが子に、殺す寸前の暴力沙汰。鬼畜か。まだ公に断定されたわけではないようだが、この若い「父親」の犯行でまず間違いないだろう。最近、ニュースを見るのが怖い。なんでこんなやつがいるんだ。人間、いや生物としての本能がぶっ壊れているんじゃないか。刑務所に入っても、内弁慶で弱いものいじめの乳児虐待なんてのは、一番軽蔑されるだろうな。かまわねえから、リンチしちまえ、やっちまえ。このブログが老若男女の閲覧に浴していることをかたじけなく思う。これから子供を作る若い読者の皆さんに、私は言いたい。上から目線と言われようがなんだろうが、言わずにはいられない。子供はめちゃんこ可愛いが、子育てはきついぞ。特に乳幼児のうちは、寿命が縮まると思うぐらいきついぞ。一瞬も目を離せず、寝る間もないぞ。昼間は仕事をして、夜はまともに眠れない。死ぬかとさえ思うぞ。人生最大級のストレスの一つといえるのではないか。極度のイライラでわが子に手を出す気持ちが、全く分からないでもないほどの苦行である。が、そこで実行するか踏みとどまるかは、愛情や感謝や未来への想像力による覚悟の問題である。・・・というか、普通やらないけどね。神の怒りを畏れるべきである。ただ、この労苦に期限はある。幼稚園・保育園に入れば、かなり手は離れる。小学生にもなれば、もうしめたもんだ。最初の2、3年だけが、地獄篇(インフェルノ)である。あとから思い出せば、ある意味では天上篇(パラディーゾ)だった。親となった多くの人々は、この過程をなんとかかんとか曲がりなりにもこなして、通過して来ているのである。こんな基本的なことが分かってない若い「親」が、決して多いとは思わないが、この世には一定数いるのだろう。同情の余地はない。唾棄すべき、心身ともに弱い、卑劣な奴である。人の親になってはいけない奴だった。セックスすれば、妊娠・出産・育児は当然ありうる。自分の意思でやった行動の結果の、二手三手先ぐらい読めよ。・・・あ、天然バカだから、分からないのか。この「親」の親も悪い。きちんと教えておくべきではないか。というか、折り合いでも悪くて核家族状態なのだろうか。最近のエントリー(投稿記事)でもくどくどこぼしているが、私はこのところクソ忙しくてストレスが溜まっており、プチ鬱でただでさえ不機嫌なのに、ますます胸糞悪くなるひどいニュースであった。・・・ なんか、文章としては竜頭蛇尾で締まらないのだが、言いたいことはだいたい言ったので、とりあえずこれで終わりでいいですか。
2024年03月08日
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エポックメイキングな新型テーマパーク「IMMERSIVE FORT TOKYO」の、今さかんに流されているテレビCMで、コミカルな演技を披露している可愛い女の子が気になって気になって夜も寝られない。・・・とはちと大げさだがけっこうタイプな女性である。ぼ~っとテレビを見ていても、美女は見逃さないのである。ラストの「人生、全とっかえ。」の決めぜりふコピーとともに映される、切れ長の目の彼女のクローズアップが、まじで美しい。うっとりしている彼女に、うっとりしちゃう。コミカルな中に一種の格調も感じさせ、このCMの監督(ディレクター)は、なかなかやるなと思う。・・・ところが、ネット上を縷々探っても、このモデル?女優?さんのデータはもとより、このCM自体がアップロードされていない。非常に不満だ。今からでも遅くないから、ちゃんと出してもらいたい【11日後記】今なおアップされていないようである。どういうつもりなんだ
2024年03月08日
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冬にわかれて 朝焼け今のところあんまり売れていないらしいのがお気の毒だがその実力は、聴けば一瞬でわかる。意表を突くユニット名も含め、センスはいい。この微かにアマチュアっぽい感じもいいのかななどとも思ったりしている。なお、MV映像は明らかにスタンリー・キューブリック監督の傑作映画『2001年宇宙の旅』の、あの伝説的なラストシーンのオマージュ的な再現。美しい。
2024年03月07日
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冬にわかれて耳をすまして
2024年03月07日
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工藤吉生歌集 沼の夢 現代短歌 新刊くどう・よしお 第二歌集 全322首孤独感のなかに、溢れる抒情とユーモア価格:1,980円(税込、送料無料)(2024/3/6時点)楽天で購入一滴がひらたい石の床に落ちそれが聞こえるくらいに孤独十一月四日にリリー・フランキー、NOKKO、名倉潤、オレが生まれた工藤にも生きる権利があるという嘘みたいだがほんとの話見かけより歯ごたえのあるパンだけどオレもそうだぜパワーでかじるまた朝だ 磨けば光るものをもつつもりのオレがうなる 短く言ったってどうせ信じてくれない、と涙流したけど嘘だった「それだけのことだ」と言って長ーーーーーーーーーい説教終わる高校の頃の自分に出会いたい嫉妬渦巻く目をのぞきたいスーツ着たままデタラメに歩いたらオレしかいない草原に雲* 動物の中で、ヒト、サル、ネコなどはひとり遊びをするという。ひとり遊びは、最も高度に進化した頭脳の営為であるともいわれる。そこはかとなくそんなことを思い起こさせる、気鋭の歌人の注目の新刊。
2024年03月06日
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SHISHAMO中庭の少女たちわが娘も、全国的には今どき珍しい女子高だったのでこんな感じだったのかなと思う。・・・関東の田舎、栃木の話です。
2024年03月04日
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坂本野原無理しない系の言葉ぞゆかしけれ のぼれる滝をのぼればいいさ報告書、上に提出するときは君に見らるることを意識す器用だとよく言われるがひとつずつこなしてるだけ器用貧乏そのまんま東のむっちゃ器用さがひとごとじゃなく模範でもあるこの世には触れてはならぬものがあり触れてはならぬから触れないよ人間は歩く動物、百万年前より進化してない身体ちょっとした駐車違反で罰金が1万8000円 警察め県幹部人事報ずる地方紙の第一面ののどけかりけりワークマン行くのがわりと楽しくて女子の気分が少しわかりつ小さめの一斤千円するパンをくだらないなと内に思いぬそもそもは澱粉質と脂質とを捏ねて焼きたるだけの代物4万円、まあとりあえず祝おうかマクロ経済学的に見て*日経平均株価、大台突破・最高値新記録。私は経済学部卒の端くれである。サミュエルソンぐらいはさすがに読んだ。そもそも遅すぎるんだよとか、ぬか喜びとかあだ花だとか、AI・半導体関連だけじゃねえかとかけなされているが、国家としての信用や経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)がしっかりしているから起きえたことにほかならない。あのバブル期の異常な数年間を除けば、経済の実力と株価はおおむねちゃんと帳尻が合っている。未来がない隣国とは大違いなのである。こういう時にテレビでは、道行く一般人に街頭インタビューをして「(景気回復の)実感がない」などのお約束定番の発言が盛んに流されるわけだが、そんなの当たり前である。株(取引)というものは、原理的に期待値であり、一種の「先物取引」である。春は名のみの早春も、やがてリアルな陽春になるわけである。公の物事にケチをつければ勲章と思っているらしいわが国の一部マスメディアの習性は、そろそろ終わるべきだし、見抜かれ始めている。なんだかんだ言われながらも、この国はまあまあ着実に運営されている。・・・だから、選挙では自民党に投票しとけば間違いない 作新は作ㇾ新民の意味ですと解説すれば賛辞受けたり* 作新学院。当地・栃木県宇都宮市の名門私学。「新しき民を作る」。古代中国の大古典『大学』が典拠。最近たまたま卒業生に聞いたところでは、現在では「新しいヴィジョンを作る、未来を作る」という風にも教えているとのこと。それもありだなと思った。地球上トップレベルに美しき夏目三久氏が母となりにきYOASOBIは夫婦になるのならないのダ・カーポばりの職場結婚絶世の美女ではないが絶世の歌姫であるイクラかわゆし小5にて90万円詐取したり少年院は汝ながためにありやってみろと言ってもやらぬ言い訳がまず口に出る部下を蔑む* 五七五の韻律の関係で「部下」としたが、実は「(やや目下の)同僚」が事実に近い。私は「働き方改革」の趣旨には大賛成である。私ども一定以上の世代の若い頃は本当にひどかったと記憶してる方も多いだろう。理不尽、パワハラ、サディステック(嗜虐的)ないじめは当たり前で、ろくに休みもなくこき使われた。宝塚歌劇団は人ごとではなかった。ああいう時代の再来は、二度とあってはならないと思っている。ただ、仕事というものは基本的につらいものである。社会の中で仕事をしていれば、ここぞという大変な場面は必ずある。時には修羅場すらある。春なお遠き今の時節に頭から冷水をぶっかけられるような場面である。そういう時に、逃げ口上だけは異常に上手くて、必ず逃げる奴がいる。時には嘘さえ厭わない。一事が万事、すべてにおいて逃げ腰である。結局、「温厚な坂本さんに泣きつけば何でもしてくれるから」と、私がその厄介な事態を収拾する羽目になる。そりゃ、誰だって気楽な傍観者の立場に自らを置きたいよね。それはまぎれもなく本音である、が、そうはいかないのが苛烈な世の中というものである。北朝鮮に拉致された被害者がうらやましいと言っていた知り合いの営業職の男もいた。えっ、嘘だろうと一瞬思ったが、考えてみれば、なるほど全く分からないではなかった。100万人を軽く超えるといわれる「ひきこもり」なんてバカな生き方(?)は、それぞれそれなりの事情があるのだろうとは重々察するが、論外もいいところである。どうにもならない。言葉をどう取り繕っても、社会のお荷物、迷惑でしかない。40超えたらもうだめだから、直ちに滅んでよし。・・・こういった当事者意識がない人物は、私がこの世で最も嫌いなタイプである。こういう奴らを本当に軽蔑してるし、笑顔で冗談に紛らわせつつ、脳裏の仲間意識から排除している。内心「俺を甘く見るなよ」と思っている。外国のことはよく知らないが、少なくとも日本社会においては、人間関係がストレスのほとんどの原因である。心せよと、大学生の娘にも教えている。「お天道様は見ている」とか「天知る地知る人ぞ知る」という言葉は、犯罪者への警句に限らず、こういうことにも適用される。それなりに社内での人望と小権力を手にしている今、徳川家康の豊臣潰し的にじわじわと外堀から埋めていく所存である。実を言うと、すでに2、3人、私の意思・深慮遠謀であるとはおくびにも見せずに、自主退職に追い込んだと思う。人生を顧みれば、もっともっといた。奴らはすべて滅びた。ざまあ見やがれと内心思っている。こういう点においては、私はけっこう「ウラミハラサデオクベキカ」的な超能力者であるとひそかに自認している。(以下、後記)・・・おっと、気がつけば、うわ~、このところ疲れのせいかちょっと気が滅入ってプチ鬱で、ほろ酔いが加わって、ワケのわからん個人的愚痴をぐぢぐぢ書き連ねてしまった。が、まあいいか。とりあえず自己の心の記録として残す。この精神状態、我ながらかなりヤバいと思ういらいらがつのっているよストレスが危険水域 自分でわかる循環性双極性のプチ鬱になりつつあると自己診断す
2024年03月04日
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イルカ・伊勢正三・南こうせつなごり雪ライヴなごり雪スタジオライヴイルカ なごり雪君の唇がさようならと動くことが怖くて下を向いてた原曲は、1974年3月リリース。50年前の、失恋(とまで断言できるかどうかは微妙な設定)の歌。経験上、歌詞に関する伝記的事実は、知るとがっかりすることが多いのであえて深く調べないことを、私は作法にしている。日本ポピュラー音楽史に屹立する名曲のひとつと思っている。「なごり雪」は伊勢正三の造語。それまで、この単語はなかった。今では俳句の春の季語にまでなっている。ちなみに、イルカ盤のアレンジメントは松任谷正隆。どうりで、「ユーミン初期」と近いサウンドである。
2024年03月03日
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坂本野原憎しみが生きる力になっている媼おうなのありぬ寒椿掃く細長き脚の女人に見惚れつつ生活力はないなと判ず単純なことをわざわざ難しく言ったりするも詩としてはありはまぐりやひなあられやら白酒の春のはじめの祭いとしきはまぐりは夫婦和合を象徴す殻のぴたりと中身のエロさ至上なる美味とは巴里のうどんだと渡辺直美おしゃれに言えりタコハイが何味なのかわたくしが人に聞いても誰も知らない連続で別のCM同じ顔流れ川口春奈売れすぎ力作って感じがするねすべからく山田裕貴が出てるドラマは
2024年03月02日
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趣里(福来スズ子)買物ブギNHK『ブギウギ』1日放送。ドラマ設定、昭和24年(1949)東京有楽町・日本劇場初演。(実際の放送分とは映像の編集がやや異なります。)
2024年03月02日
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大橋トリオ 贈る言葉海援隊 贈る言葉この曲は、発表当時でも「クリシェ」を多用したおしゃれな曲調と感じたが大橋トリオのジャズ的(ジャジー)なアレンジで聴くといかにすごい曲かと再認識させられる。見事なカヴァーである。
2024年03月02日
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ダ・カーポ結婚するって本当ですか
2024年03月01日
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坂本野原無限性が有限性になってゆくそんな過程を人生という天地あめつちの女神をあまた嘆かしめ春の嵐の大谷翔平ましゃロスを遥かに超ゆる糾問の結婚したって本当ですかアラジンと魔法のランプとこしえの千夜一夜の男と女正体は幼馴染か取材者か全マスメディア ノーマークの虚三、四年隠し続けし大谷の頭脳プレーの冴えたりし春ロサンゼルス・ドジャースだけにさもあらん大谷ロスは ロス違いだが吊し上げみたいな取材攻勢は許すべからず週刊誌らのカンニング竹山同様ビズリーチ吉谷(彩子)でいいんじゃないか独特のエロさがいいねフジ深夜ニュースαアルファの堤礼実は紫で統一されたデザインのエロティシズムがセンスいいのだ
2024年03月01日
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雄略天皇(ゆうりゃくてんのう、大泊瀬稚武天皇・おおはつせわかたけるのすめらみこと) 御製(おおみうた、ぎょせい) 長歌ちょうか籠こもよ み籠持ち 堀串ふくしもよ み堀串持ちこの岳をかに 菜摘なつます子 家聞かな 名告なのらさねそらみつ 大和の国はおしなべて われこそ居をれしきなべて われこそ座ませ われこそは告のらめ 家をも名をも万葉集 1籠かごだなあ 美しい籠を持って箆へらだなあ 美しい箆を持ってこの丘に春の若菜を摘んでおられる娘よ。家を聞こう。お名のりなさい。そらみつ 大和の国は押し靡なびかせて私がいるのだ。平らげて私が座しているのだ。私こそは告げよう 家をも名をも。註我が国が世界に誇る古代の巨編歌集『万葉集』(最終編纂者、大伴家持)の劈頭に輝く歴史的名歌。和歌の五七五の韻律が確立する以前の素朴で古拙な型をも示している。この岳をか:現・奈良県天理市付近の丘と比定される。(家聞か)な:「~しよう」。活用語(この場合は動詞「聞く」)の未然形に接続して、話者の意思を示す上古語終助詞。万葉集に頻出する。おそらく、奈良時代当時の口語だったのだろう。(家と名を)告のる:求婚、婚約の儀礼的意思表示。プロポーズ。そらみつ:「大和」に掛かる枕詞。語源・語義未詳。われこそは告のらめ:係り結び。「われは告のらむ(私は告白しよう)」を強調した形。 山の辺の道(奈良県天理市)ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2024年03月01日
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