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われわれが思っている以上に、中国国営メディアが自らの置かれた立場を意外にも正確に認識していることを、イギリスに本拠を置く世界的通信社・ロイターの最新の記事(下記参照)が問わず語りに語っており、思わず哄笑した。この記事をなぞって言うとすれば、僕らの本音は、■ われわれは、共産党一党独裁体制下の中国の国家発展は受け入れられない。■ われわれは、劉氏が呼び掛けている民主化が実現し、中国の運命が旧ソ連や旧共産圏・東欧諸国と同じようになり、共産党独裁体制が崩壊することを心から待ち望んでいる。■ 劉氏のノーベル平和賞受賞は、最高の芸術的表現たる「ブラックユーモア」とも言い得るものであり、中国共産党独裁体制を内部から崩壊させる端緒になる。中国政府は、多数の民主化活動家たちへの苛酷な弾圧を直ちに中止し、政治犯として不当に収監されている劉暁波氏と、軟禁状態におかれているその妻・霞さんを速やかに解放せよ。「一部の人々を常に、あるいは全ての人々をしばらく騙だますことはできるが、全ての人々をいつまでも騙し続けることは出来ない。」エイブラハム・リンカーンYou can fool some of the people all the time and all the people some of the time, but you can't fool all the people all the time.(Abraham Lincoln 1809-1865) 中国メディア、劉氏への平和賞は「欧米による恐怖の表れ」【ロイター通信 11日】 中国の国営メディアは4日、今年のノーベル平和賞に中国の民主活動家、劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏(54)が選ばれたことについて、欧米諸国が中国の国家発展を受け入れられないことの表れだと批判した。 同国の新聞「環球時報」は、「反体制派」である劉氏に平和賞を授与することは、中国の拡大する富と力に対する欧米諸国の偏見と恐怖を象徴していると指摘。劉氏が呼び掛けている民主化が実現するならば、「中国の運命は旧ソ連やユーゴスラビアと同じようになる可能性があり、国家は崩壊するだろう」と強調した。 また中国政府系の香港紙「大公報」は、劉氏の受賞を「ブラックユーモア」だとし、ノーベル平和賞は真剣さに欠けると非難した。 一方、劉氏の弁護士はロイターに対し、劉氏の妻である劉霞さんと連絡が取れない状態であることを認め、外部との連絡は許されておらず、自宅で軟禁状態に置かれているとの見方を示した。〔ロイター 2010年10月11日 15時4分 日本標準時〕
2010.10.12
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沖縄県・尖閣諸島近海での中国漁船(「工作船」疑惑もある)衝突事件で、日本政府当局が中国の内政干渉圧力に屈服し、逮捕していた中国人船長(「工作員」? )を処分保留のまま「不当・無法に」早期釈放した顛末(てんまつ)は、多くの国民に激しい怒りの渦を巻き起こしている。念のため付言すれば、これは歴史的にも国際法上も疑いのない日本固有の領土である尖閣諸島付近の日本領海(排他的経済水域、EEZ)への明白な侵犯と密漁、(海上保安庁巡視船への衝突による)器物損壊、(逮捕時の激しい抵抗の)公務執行妨害などの罪状の日本国内事件であり、他の国内事案と同様、国内法で厳正に処理するのが理の当然である。日本国内で犯罪を犯した者を、お咎めなしで無罪放免にした民主党政権の判断は、相変わらずクルクルパーのルーピー(・・・懐かしい言葉だ)である。鳩山氏が総理の座を去って久しいが、「ルーピー」は脈々たる民主党の伝承文化なのだろうしかも、釈放後も依然として日中両国の政治的軋轢が収束する見通しは立たず、大きな衝撃と不安の波紋が拡がり続けるばかりだ。中国の道理のない強圧的な恫喝は、国際的に最も許されない理不尽な行為である、国家による他国への内政干渉にほかならない。これに屈服した「政治決着」の腰砕け外交は、歴史に残る重大な前例と禍根を残した。ここで、歌詠みの端くれとして、あえて“文学的表現”を弄するとすれば、これは「日本人の譲れない最後の一線というべき誇りや矜持が踏み躙(にじ)られ、魂が傷つけられた事件」だった、すなわち「日本と日本人が蹂躙(じゅうりん)された」のだと、声を荒(あらら)げて私は叫びたい。いくぶん大げさな言い方かも知れないが、これは「黒船来航」に匹敵する歴史的大事件だったと言ってもいいのではないか。外務省幹部は、「もはや尖閣諸島周辺の司法権を放棄したも同然だ」と嘆いたという(共同通信26日)。全くその通りであろう。今後、この海域への同種の侵犯事件が頻発することが十分予想されるが、現場の海上保安庁巡視船などは、これを従来通り粛々と取り締まれるのだろうか?現地の海保職員や漁師たちには深刻な不安が拡がっているという。・・・トップがバカだと、困るのはいつも現場である。この事態をもたらした菅民主党政権・仙石官房長官ラインの致命的な判断ミスの失態は、国民に対する大罪であり、万死に価する愚挙だったと断ぜざるを得ない。今回の一連の経緯のあらましとしては、旧・社会党の仙石氏が「官邸主導の」イニシアチブで判断し、外交オンチの菅首相が外遊中のアメリカで追認したという構図が明らかになってきている。今日現在、与党・民主党内部からも轟々たる非難の声が挙がっていると報じられている。中国漁船側が体当たりしてきた前後の映像を含む、この事件の一部始終を日本側が記録したという「百聞は一見に如かず」のビデオテープも、事件発生当初からその存在が明らかにされていながら、未だに公開されていない。これも、波及効果を過剰に怖れるヘッピリ腰の官邸の「配慮」で、公開を差し止められているのではないかという観測がもっぱらだ。何とも情けない前代未聞の弱腰政府である。仙石氏は「大人の政治」ができる人物だという政界スズメの下馬評もかねて一部にあったが、とんでもない買いかぶりだったことが青天白日のもとに晒された。大人どころか、まともに毛も生えていない中学生以下の未熟ぶりである。小沢一郎氏への遠慮会釈のない対決姿勢などから、もうちっと骨のある政治家かと思っていたが、全くの見掛け倒しの腰抜け耄碌(もうろく)老人にすぎなかった。まさに、「ペリー来航」に慌てふためき、おろおろおたおたするばかりだった徳川幕府の末期(まつご)を見るが如しである。当時、幕府のぶざまな嘆かわしい醜態を見て、諸藩の尊皇攘夷の志士たちが立ち上がり、時代は倒幕・維新へとなだれ込んでいった。今年の大河ドラマで現在進行形であることはご存知の通りだ。同様に、今や鬱勃たる心ある国民の抑えがたい幻滅・怨嗟は、澎湃(ほうはい)として全国に沸き起こってきていると見える。民主党政権、そして菅・仙石コンビじゃダメだなと、すでに誰もが見切りを付けた。仙石氏についていえば、気の毒ながら、これで政治家としてはレイム・ダック(びっこのアヒル、死に体)だろう。一巻の終わりだ。ただ、この事件についてポジティヴ・シンキング(積極的思考)を取るとすれば、この「奇禍」をかえって「奇貨」として、全ての日本人が苛烈な国際政治の現実に目覚めるいいチャンスだともいえよう。冷酷にして非情な世界のパワー・バランスのリアリズムを学び、血肉とする絶好の契機である。ひと言で言い換えれば、抑止力の必然性の確認であろう。「一衣帯水」の隣国であり、同じ漢字を用いながら、特に近代以降は歴史も考え方も全く違う中国への警戒を、われわれ日本国民は改めて銘記すべきである。この老大国は、誤謬であることが歴史的に証明済みの共産主義思想に基づく独裁専制政治体制を今なお微塵も放棄していない。老獪にして陰険な策動を通じて、東アジアの強権支配を執拗に追及し続けている。これに対峙する日本は、憲法を改正して、身の丈に合った必要十分の精強な軍事力を持った、普通の国への第一歩を踏み出さねばならない。そのためには、何よりもまず、統治能力(ガバナンス)のない無能無気力無為無策な江戸幕府のごとき菅・民主党政権を(「血祭り」という言葉は穏当さを欠くかも知れないが)打倒するところから始めなければなるまい。・・・なお、わたくし・くまんパパめは、怒髪天を衝く憤怒と慨嘆のあまり、ヤケ酒 の飲みすぎもありまして、若干体調を崩している体たらくであります~【J-CASTニュース】船長帰還で中国ネット「勝利宣言」 謝罪拒否でさらに日本非難強める/民主党対中外交の「腰砕け」 船長釈放に与党内から「集団抗議」無能ぶり露呈ネット8割「政権返上要求」、国技館では「売国奴」とヤジ【夕刊フジ 27日付】 菅直人首相が無能ぶりを全世界にさらしている。沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件をめぐり、中国人船長を釈放しても、中国は「謝罪と賠償」を要求するなど強硬姿勢を変えないのだ。中国によるゼネコン「フジタ」の社員4人の身柄拘束は続き、ハイテク製品に不可欠な「レアアース」の輸入も止まったまま。事実上の責任者とされる「影の宰相」こと仙谷由人官房長官も合わせて、猛烈な批判の嵐が吹き荒れている。 「売国奴!」「辞めちまえ!」 大相撲秋場所の千秋楽だった26日夕、菅首相が優勝した横綱白鵬に総理大臣杯を手渡すために東京・両国国技館の土俵に上がると、客席からすさまじいヤジが飛んだ。その場に居合わせた宮崎県の東国原英夫知事は「公衆の面前でのこういう野次はちょっとつらい」と、自身のブログに記した。 菅首相は中国側が謝罪と賠償を求めていることに対し、「尖閣諸島は日本固有の領土だ。応じるつもりは全くない」と記者団に語ったが、その表情に輝きはなく言葉に力強さもなかった。 ライブドアの「国民は、菅政権の中国船長釈放の対応で怒っていると思う?」とのアンケートでは、80・9%(27日午後1時45分現在)という圧倒的多数が「怒って、直ちに政権返上要求」と答えている。 日本は中国にナメられている。恫喝外交に負け、「検察の判断」として中国人船長の釈放を決めた24日、官邸は「これで中国の反発は収まる」と楽観視していた。ところが、事前調整せずに一方的に譲歩したため「日本に100%の理があるのに、100対0で中国の完勝」(みんなの党の江田憲司幹事長)という屈辱的結果に。 外交では「相手が引けば押す」が常識のため、中国はさらに攻勢を強めている。建設石材や半導体といった製品でも中国から日本への輸出手続きが停滞してきたのだ。 菅首相は26日夜、仙谷氏らと今後の対応を協議したが、事態好転の妙案は浮かんでいない。 こうした中、与野党から批判が噴出している。 自民党の石原伸晃幹事長は「外交音痴で、歴史に残る大失態だ」と批判し、民主党の鳩山由紀夫前首相も「私なら事件直後、中国の温家宝首相と腹を割って話し合えた」と突き放した。民主党の有志議員72人は27日、中国人船長釈放に抗議する緊急声明を発表した。 前代未聞の弱腰外交について、永田町では仙谷氏主導で行われたとの見方が有力だ。その仙谷氏は27日の記者会見で、衝突事故で損傷を受けた海上保安庁の巡視船について「(中国側に)原状回復を請求する」と修理代を請求する強気の姿勢を見せたが、その時期については「現時点で行うか、(日中関係が)クールダウンしてから行うかは別だ」と言葉を濁した。どこまで、卑屈になれば気がすむのか。[2010年9月27日 17時00分]
2010.09.27
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ありえない。信じられない。あまりにもだらしない。あるまじき腰砕けの結末だ。悲憤慷慨だ。かつて、これほどブザマな弱腰・腰抜け政権があっただろうか。ただ、これで日本国家と国民にとって誰が悪なのか、はっきりしたと思う。言うまでもなく、民主党政権、とりわけ菅直人首相である。開いた口がふさがらない今回の決定は、ひとえに首相官邸のあきれた不見識と狼狽、事なかれ主義によるものだ。「日中関係への影響を考慮して」船長釈放の決定を下したのは、表向き公式的には那覇地検とされたが、むろん一地方検察庁に判断できるマターであるはずもなく、事実上の「指揮権発動」に近い政府・首相官邸からの圧力があったことは確実と見られている。しかも、今のところ未確認情報だが、驚くべきことに、この「船長」が中国政府の内意を体した工作員である疑いもあるという。なるほど、もしかするとそうなのかも知れない。万が一それが本当だとすると、鳩山前政権から続く日本民主党政権の日米関係などでの軋轢・ギクシャクの足元を見つつ遂行された、中国側の政治的挑発・挑戦・冒険ということになる。全く日本も、完膚なきまでになめられたものだ。政界情報によれば、今回の決定は「仙石イニシアティヴ」だったと観測されているという。おそらく正鵠を射ているのだろう。全ては菅首相と仙石由人官房長官の責めに帰すべきものである。自己顕示欲と保身の本能ばかり強くて、無能無気力無為無策なこの為政者は、日本の国益を守りぬく意思も能力も持たないことが明確になった。おまけに、国民の意思も読めていない、究極のKY政権である。かつて、金正日の長男(金正男)が「お忍び」で不法入国して東京ディズニーランドをご訪問遊ばされた際の、時の田中真紀子外務大臣の「出川哲朗のリアクション」ばりに慌てふためいたドタバタコメディの一幕が思い起こされる。何一つ手を打てず、陰でギャーギャー騒ぐばかりで、バカ丸出しの無能ぶりを、政界も国民も一笑に付し、愛想を尽かした。また、その際の「パニックになった」という唖然呆然のあきれた言いわけの国会答弁が、大方の失笑を買ったことも記憶に新しい。あの一件で田中氏の政治生命は尽きた。その後は「敬して遠ざく」で、口先女の田中議員を誰もまともに相手にしていないのはご覧の通りである。無能な政治家が枢要な地位にいると、どういった危機を招くかを目の当たりにして、当時嘲笑しながらも恐怖すら覚えた。かねてから囁かれていたことだが、やはり民主党には政権担当能力が皆無であることが改めて顕わになった。張子の虎、蟷螂の斧である。中国との「戦略的互恵関係」という美名に覆われた経済既得権益を優先し、国家主権の重大要素であるわが国固有の領土・領海を放棄するに等しい挙に出た。いささか刺戟的な言葉だが、「売国的」というのも、この場合むしろ適切ではないかと思われるほどである。ただ、前原誠司外務大臣は、自らの持ち場でそれなりにまあまあ頑張ったと思う。ヒラリー・クリントン米国務長官とのサシの会談で、尖閣諸島の日本の領有権・主権と、同諸島が日米安全保障条約(第5条)の適用対象内であることを改めて確認させた。これは、有事の際の米軍の出動を含む具体的な支援の約束を取り付けたことにほかならず、大きな得点だったといえる。一定の評価はできると思う。中国側は、この問題でアメリカが登場してきたことに顔面蒼白になっているといわれる。南シナ海でのASEAN諸国との係争でもアメリカとの対立の構図があるからだ。ただ、前原氏も最後の局面では、首相官邸サイドの意思になし崩し的に引きずり込まれたようで、ちょっと情けないが、これは権力関係でやむを得ないというべきか。衆議院解散・総選挙がなく、今後もしばらく民主党政権が続くと仮定する場合、次の首相は衆目の一致するところ、前原氏であろう。だが、これで国民の頭上に暗雲垂れこめる菅・民主党内閣は終わりの始まりを迎え、遠からず退陣する運びとなるだろう。この点は、日本国民にとって喜びに堪えない慶事である。いらだつ首相「超法規的措置は取れないのか」【読売新聞9月25日付朝刊1面】 「『超法規的措置』は、取れないのか」 22日の訪米を控えた菅首相は、周囲にいらだちをぶつけた。沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で、中国の対抗措置の報告が次々に上がってきていた。 「民主党には(中国で副首相級の)戴秉国(たいへいこく、国務委員)と話せるやつもいない。だからこういうことになるんだ !」。首相の狼狽は明らかだった。 首相とその周辺が中国人船長の扱いをめぐる「落としどころ」を本気で探り始めたのは、船長の拘置期限が延長された19日以降のことだ。この日を境に中国政府は、日本人4人を拘束し、レアアース(希土類)の対日輸出禁止の動きに出るなど、本格的な「報復カード」を相次いで切った。 実際に「船長釈放」に動いたのは、仙谷官房長官と前原外相だったとされる。 23日朝、ニューヨーク。日中関係の行方を懸念するクリントン米国務長官と向かい合った前原外相は、こう自信ありげに伝えた。 「まもなく解決しますから」 那覇地検が船長を釈放すると発表したのは、その半日余り後の日本時間24日午後2時半だった。東京・霞が関の海上保安庁に、寝耳に水の一報が入ったのは、そのわずか10分ほど前。 「戦争になるよりはいい。このまま行けば、駐日大使の引き揚げ、国交断絶もありえた」――。首相に近い政府筋は24日夜、船長釈放に政治判断が動いたことを、周囲に苦しげに認めた。 「那覇地検の判断なので、それを了としたい」 仙谷官房長官は24日夕の記者会見で、ひたすら「地検の判断」を繰り返し、政治の介入を否定した。 柳田法相もこの後すぐ、法務省で記者団を前に「法相として検察庁法14条に基づく指揮権を行使した事実はない」とのコメントを読み上げた。質問は一切受けつけなかった。 だが、こうした弁明は、世間には通用したとはとても言えない。首相官邸には直後から「弱腰だ」といった抗議電話が殺到。官邸職員は対応に追われた。 民主党代表選での再選、内閣改造・党役員人事を経て、ようやく本格的な政権運営に着手したばかりの菅首相。「中国に譲歩した」と見られて再び世論の支持を失う失態は、できれば避けたかった。 首相がそれでも「政治決断」を選択したのは、中国の反発の強さが当初の予想を超えていたためだ。 19日の拘置延長決定後、中国は、20日に日本人4人を拘束、21日にはレアアース(希土類)の対日禁輸に踏み切るなど、たたみかけるように「対抗措置」を取った。日本側はこれらを公表しなかった。だが、ニューヨークにいた温家宝首相は21日夜(日本時間22日朝)、在米中国人約400人が出席する会合で、船長釈放を要求する異例の動きに出た。これが、官邸内に広がりつつあった「このままではまずい」という思いを、政府の共通認識にまで押し上げるきっかけとなった。 「あそこまで強硬にやるとは……。海上保安庁の船長逮捕の方針にゴーサインを出した時、甘く見ていたかもしれない」。政府関係者は、そもそも「初動」に判断ミスがあった、と苦々しげに振り返る。 菅政権の政治判断の背景には、郵便不正事件をめぐって大阪地検特捜部の主任検事が最高検に証拠隠滅容疑で21日に逮捕されたことで検察の威信が低下し、「今なら検察も言うことをきくだろう」との思惑が働いていたとの見方がある。 実際、船長以外の船員と船を中国に帰すにあたっては、「外務省が検察にかなり強く働きかけていた」と証言する日中関係筋もいる。 検察幹部も「外務省から、起訴した場合の日中関係への影響などについて意見を求めた」と話し、双方で早い段階からやりとりをしていたことがわかる。その際、起訴に向けた表立った異論はそうなかったとみられる。政府内に「迷い」が生じたのは、やはり19日に船長の拘置延長が決まった後だったようだ。 船長釈放は、結果として日米首脳会談直後というタイミングになった。このため、「米国からこれ以上の日中関係悪化について、いいかげんにしろ、と圧力がかかったのでは」との指摘すら出ている。 政府・民主党内でも、官邸の判断に対する評価は分かれる。「中国ではスパイ容疑は最悪、死刑が適用される。4人の人命がかかっていた」との危機感から理解を示す声がある一方、「レアアース問題は、世界貿易機関(WTO)に提訴すれば中国は負ける。ごり押しすれば勝てる、と中国にまた思わせただけだ」といった批判も多い。 「菅も仙谷も、外交なんて全くの門外漢だ。 恫喝 ( どうかつ ) され、慌てふためいて釈放しただけ。中国は、日本は脅せば譲る、とまた自信を持って無理難題を言う。他のアジアの国々もがっかりする」。党幹部はうめいた。[2010年9月25日 3時16分]「3月まで持つかどうか」首相夫人、辛口見通し【読売新聞9月25日付朝刊】 「一寸先は闇。国会が始まって、(内閣は)3月の予算まで持つのかどうか」 菅政権の行方について、菅伸子首相夫人が24日、衛星放送「BS11」の番組収録で、辛口の見通しを披露した。 伸子夫人は先の民主党代表選について、「私はなかなか勝ち目がないと非常に悲観的で、菅は超楽観的だった」と振り返ったうえで、「(首相は今後)自分のやり方でやっていこうと思っているようだ」と述べた。首相の最近の様子については、「夜中3時、4時頃に目が覚めると、書斎で何か書いていたり、(パソコンなどに)打ち込んだりしている」と語った。[2010年9月24日 18時25分]BLOGOS〔佐藤優の眼光紙背〕国益を大きく毀損する那覇地方検察庁の判断
2010.09.25
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皆さま、いつもご愛読ありがとうございますおかげさまで、先ほど累積30万アクセスを超えました地味でマイナーな趣味ブログですが、これからもぼちぼち続けていきますので、よろしくお願い申し上げます~3000082010-09-24 16:34:35朱音丸さん 3000072010-09-24 16:33:30DRAMop.001さん 3000062010-09-24 16:31:45アイドルパスさん 3000052010-09-24 16:30:51エッキミさん 3000042010-09-24 16:30:16finesさん 3000032010-09-24 16:29:43bobtakさん 3000022010-09-24 16:28:48*.yahoo.co.jp 3000012010-09-24 16:27:00***.yahoo.net 3000002010-09-24 16:25:21*.infoweb.ne.jp 2999992010-09-24 16:24:28***.spinn3r.com 2999982010-09-24 16:24:03***.yahoo.net 2999972010-09-24 16:22:30店長 micaちゃんさん 2999962010-09-24 16:20:57bobtakさん 2999952010-09-24 16:20:31***.spinn3r.com 2999942010-09-24 16:20:31*.ocn.ne.jp 2999932010-09-24 16:18:25***.spinn3r.com 2999922010-09-24 16:18:16yuukikazさん
2010.09.24
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政治について、近頃はもう見るのも聞くのもうんざりの有様で、夏バテも相俟って何か考えるのも若干嫌気が差しているのだが、僕なりに多少は思うこともあるし、たまにはちょっと書いてみたい。昨年8月30日の衆議院総選挙で民主党が圧勝して1年が経った。その後9月に麻生自民党は下野し、鳩山民主党政権が誕生した経緯は皆さんご存知の通りである。この1年間は、国民にとって幻滅・失望・ガッカリの煉獄であり、あの「政権交代」は、きわめて組織的で大掛かりな“詐欺事件”だったんじゃないかとさえ感じている人が多い。あるいは、マスコミの多くも仕掛け人になって国民というターゲットを騙した“どっきりカメラ”みたいなものか。その被害たるや、「激甚災害」指定レベルであった。「生きていれば110歳」の老齢福祉年金詐欺事件なんて、思えば可愛いものかもね。世にも珍しいコアな民主党マニアを除けば、国民の大多数は民主党政権のあまりのヒドさ・未熟さ・どシロウトぶりに茫然自失、口あんぐり、完全に見限っている。かてて加えて今回は、全国民の嫌われ者・小沢一郎氏(68)の、正気とも思えない民主党代表選への出馬表明で、にわかに政局は緊迫・激動の局面を迎えた。・・・全く、何考えてんだろ~ね、この人は。まあそれだけ、この人なりに窮地に追い込まれているという見方もある。このまま兵糧攻めで郎党ともども干され続けて、この酷暑でアジの開きの日干しになるよりはと、乾坤一擲の大勝負に打って出たのだともいわれている。相変わらず、この方は枯れるということを知らない、生臭くもお元気なご老人ですな~。日本人離れしていますな。特にここ数日は顔色まで生き生きしてきちゃって、三度のメシより政局が好きらしいという噂は、やはり本当だったようだ。しかも、あろうことか、信頼し得る政治評論家などのプロの見立てによると、小沢氏はけっこう優勢で、勝利の可能性は十分あるのだという。スタンドプレーヤーで自己中・KY、日頃から面倒見が悪い菅首相には人望がなく、党内闘争にはからっきし弱いというのが定評だという。菅陣営が、反小沢の首魁・仙石由人官房長官の首を差し出せば小沢氏は鉾を収めたという見方もあるが、菅氏は小沢氏の使い走りの鳩山前首相を通じて頑なに拒絶した模様で、いずれにしても、もはやこれまでの時間切れである。そして、どう転んでも、民主党政権ももはやこれまでであろう。一部には、小沢氏が勝利したあかつきには、救国の政界再編の嵐を呼ぶとかいう共同幻想も残っているようだが、そうは問屋が卸すかな~? 見果てぬ夢のファイナル・ファンタジーじゃない?もう御歳(おんとし)70近いご老体ですぜ。普通なら庭で盆栽でもいじってる年だ。40代で自民党幹事長を務めた瞠目のパワーの全盛期と勘違いしてるんじゃないかね~。どう見ても自己過信だろ~。それに、自民党だってさすがにもうこれ以上黙ってなめられてないだろ~。小沢氏の「剛腕」は、もはや伝説・神話の領域ではなかろうかと高見の見物の秋である。小沢氏の政策は、つまるところ自民党・田中派以来の伝統芸の財源度外視・波及効果不透明の所得の再配分・富の分配、すなわちバラマキ政策一本槍であろう。何とかの一つ覚えともいえるシロモノだ。そして、これはまた民主党全体の政策とも親和性があり、目指しているのは高福祉・高負担の北欧型の社会民主主義的な方向であろうと僕は見ているが、たぶん図星であろう。左派的な「大きな政府」の理念である。当然、消費税などの増税は絶対必須アミノ酸である。それはそれで一つの考え方ではあるが、例えば「みんなの党」とは対極にあるアジェンダである。こういう点を、意図的に曖昧にしているのが民主党政権であり、そのマニフェストである。民主党は、こういう本質的な事柄の情報開示(ディスクロージャー)をすべきだし、国民の側もしっかり見抜いていかなければならないだろう。さらに、こうした比較的分かりやすい経済政策の陰で、アジア諸国に対する有害無益な“友愛”土下座外交や偏向教育を着々と推進してきている。対米関係は極度に悪化し、あきれ果てたアメリカはもはや日本を相手にしておらず、国益の巨大な毀損は計り知れない。デフレ・株安・円高の三重苦緊急事態にあって、日銀がこのほど打ち出した新型オペレーションによる金融緩和策は、方向性としてはまずまず歓迎できるが、それも効果は限定的というのが大方の経済観測筋の見方である。何よりも、すべて日銀任せで後手後手のトゥー・リトル・トゥー・レイトな経済対策しか打ち出せない菅首相の無能無気力無為無策ぶりには、国民はすでに内心引導を渡しているところである。短期的にはもちろん、中長期の成長戦略も絶望的に皆無だと、多くの経済人は見切っている。ひと言でいって、政治経済原人集団だ。この秋の国会論戦を手ぐすね引いて待っている野党包囲網の大攻勢に、民主党議員は首を揃えて城を枕に討死にの愁嘆場となるのだろう。・・・とはいうものの、解散権という伝家の宝刀を保持し、権力への粘着性がひときわ強く、保身の執念だけは政界最強レベルと噂される菅首相が、そうそうおいそれと衆議院総選挙の負けいくさに踏み切るとも思えず、ましてや内閣総辞職の切腹に踏み切ることは、今後よほどの状況の変化でもあればともかく、なかなか考えにくいシナリオである。そうなると、この死屍累々・出口なし展望なしの視界不良の閉塞状況が、衆議院議員の任期の3年後まで続き、死せる民主党政権はそのままひたすら立ち腐れ、全国民は地下700メートルの炭坑に閉じ込められ、あるいは無理心中につき合わされる仕儀となるのであろうか。そうなれば、3年間で日本沈没の顛末となるほかはない。う~む、最悪だが、ありうる想定だと思う。全く救いのない陰々滅々たるラストシーンである。・・・だから、政治について考えるのは嫌なんだよね~
2010.08.30
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宇多田ヒカルが公式ブログで、自身の無期限活動休止宣言をめぐるスポーツニッポン新聞(スポニチ)の記事に毒づいている。■ 宇多田ヒカル・オフィシャルブログ 8/11付 「これは言っておかねば」スポニチの記事いわく「15で有名になった彼女はマックにも渋谷109にも行けなくなった。得たものもあるけど失ったものも大きい、と感じているようだ」。これにヒッキー猛反発。「こりゃあんまりだ~! あまりにも私の気持ちと違いすぎる! (´;ω;`)ブワ」とのことである。宇多田自身の調べによれば、スポニチ側のテキトーな取材と憶測に基づく、根拠の薄~いお粗末くんな「作文原稿」に限りなく近いシロモノだったようである。・・・たぶん、芸能ニュースなどではよくあることなのであろう。「マックとか109とか、く、くだらな過ぎる」と一喝、「っていうかファストフード店だって入るしコンビニのトイレだってかりるし普通に電車乗るし そんな、そんな低レベルな理由で来年から活動休むなんて思われたら死んでも死にきれん!(笑)」と猛反論している。・・・なるほど、ワロター!と同時に、もっともな言い分だと思う。そして、「いや、それよりも、問題は『失ったものが多い』だなんて感じてない!『失う』ってなんだ?!生きてりゃ得るもんばっかりだ!なぁ?(*´ー`*)」と締めくくられている。なるほど納得だと思う。いつもながら、文章もうまいな~。さすがのディーヴァ・宇多田女史、意気軒昂にして天気晴朗波高しの今日この頃なのであった “(`(エ)´)ノ彡☆
2010.08.11
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■ 宇多田ヒカル オフィシャル・ブログ本名「宇多田光」名義でのブログ発表となった。十分に熟慮した上でのことだろう。一貫した大ファンの一人として文句を言える筋合いはないし、客観的に言っても、これは賢明・聡明な決断かも知れない。彼女は15歳で衝撃のデビューを果たしてから12年間、常に時代のトップランナーとして全力疾走してきた。J-POPの最前線で、非常に高度なレベルでの達成を築き上げてきた。折に触れて、僕なりに彼女の楽曲のレビューを書いてきた(「アフィリエイト」カテゴリーに収録)が、近年はますます曲の完成度が高まり、サウンドは世界最高水準、歌詞は日本文学最高レベルの稠密さとクォリティで、音楽作家&歌姫としての貫禄を見せていたが、その反面、思弁的・観念的・抽象的な「純文学性」がいくぶん強まっていたようにも思う。平たい言葉でいうと、やや「煮詰まりすぎていた」。悪く言うと、頭の中だけで作り上げた世界といった傾向を帯びてきていたのは否めなかったと思う。(こういったことは、短歌詠み・表現者の端くれとして、以て他山の石としたいところだ。)いかな天才とはいえ、20代半ばの女性にとって、そのプレッシャーはいかばかりかと、痛々しくさえ思っていると、このブログでも書いたことがあったと思う。本人は「人間活動期間」と言っている。なるほど、言いえて妙な感じもする。ここいらで充電期間を取るのもいいかも知れない。3年でも5年でも、ゆっくり休んでもらいたいと思う。そしてまた、いつの日か蘇ってほしいし、彼女の卓越した実力であれば必ず復活の日は来ると思う。新しい宇多田ヒカルがそこには立っているだろう。一生付いて行く。
2010.08.10
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7日(土)と8日(日)の両日にわたり、当地、栃木・宇都宮(うつのみや)最大の「ふるさと宮まつり」が盛大に開催されます。県内・近県などのご在住でご都合が許す方は、北関東最大級の規模を誇る真夏の夜の祭典を、ライブで心ゆくまでお楽しみ下さい。会場は、宇都宮市大通り。JR宇都宮駅西口を出れば、すぐ眼と鼻の先です。また、東武宇都宮駅(終点)下車でも徒歩5分ほどです。なお、午後4時から会場周辺(宇都宮市中心部)は完全交通規制となり、車の移動は出来ません。また、さらに周辺地域の広い範囲の道路でも例年大渋滞となりますので、あらかじめご注意下さい。* 宮まつり 進行予定表(プログラム)■ 昨年の宮まつり(初日)■ 同(二日目)ちなみに僕は、宮まつり開催委員の一人として、長きにわたってみこし担当責任者などを務めましたので、非常に思い入れが強く、毎年この時期になると、血が騒いで居ても立ってもいられません(笑)祭りの後は、祭り会場の一角の居酒屋で、毎年恒例となった中学校のクラス会が予定されております。・・・こりゃ、明日未明には、死ぬな~
2010.08.06
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いや~、やっとこさ梅雨が明けたと思ったら、当地・東日本から西日本は凄まじい猛暑に見舞われておりますね~夏という太陽の季節や、いろんな風物詩的な行事などはともかく、猛暑それ自体が好きという人はあんまりいないと思いますが、僕は特に苦手で、毎年体調までおかしくなる始末でおじゃりますよもう気合いだとか何とか、虚勢張ってる場合じゃないよね。完全に夏バテです。ホント、体壊すよね~。そこで一計のご提案。こういう時は、黙って水風呂に限ります。ただし、水温には多少注意した方がいいかも。まさか、水道の水を溜めただけじゃ、いくらなんでも冷たすぎですから。また、心臓・循環器系に疾患のある方も要注意だと思いますので、お医者さんに相談してください。僕の場合、水泳が大好きで長くやってるので、かなり冷たくても平気で、プール並みの27~28℃が気持ちいいのですが、初心者の皆さま(?)には、とりあえず31~32℃ぐらいをオススメします。これでも、初めての方にはけっこう冷たく感じるかもね。それで様子を見て大丈夫なら、または冷たさが物足りなければ、少しずつ水を足しませう。それに20分も浸かっていると、しだいに水温が温まってくるのが分かると思います。外気で温まることもあるでしょうが、むしろ身体に籠もった熱が、それだけ水に奪われているという感じです。あ~いいわ、もっと奪って水風呂だと、身体をキレイにする清浄効果は少ないとお思いでしょうが、やってみるとビックリ。けっこうキレイになります。確かに、熱いお風呂に比べれば若干効果は落ちるのでしょうが、けっこう汗脂・垢は落ちて、相当さっぱりします。これは、かつて所属していたスイミングクラブのインストラクターも言ってましたから、間違いない。1時間もプールに浸かっていると、お風呂に入ったのとだいたい同じだそうです。かくいう僕も、昨晩はも~気持ち良くて、1時間も入ってました。水風呂でさっぱりしたら、何か食べたいところですが、自分でもビックリするほど食欲が落ちてます。肉・魚など蛋白質系のものは全く喉を通らない。何といっても素麺ですね~。うどん・蕎麦より遥かに歴史が古いといわれる日本最古の麺には、歴史と叡智を感じますね~。幸いにも、毎年律儀に「揖保の糸」の桐箱をお中元で送ってくれる人がいて、素麺天国の日々なのです~。いや、日清の「ナンバーワンそうめん」(実売価格:1束100円弱)あたりも決して悪くない。たっぷりの茗荷や生姜を添えて、動けなくなるまで食べたいものです。なお、シンプルなだけに、味のごまかしが効かないので、出来ればつゆはにんべんとか上級品を使ったほうがいいと思う。ほとんどつゆの味と喉越しだけのシロモノですから。なお、僕は素麺でも、山葵もけっこう合うと思います。付け合せのおかずは、なんつっても冷奴、ネギたっぷり。かいわれ大根も合いますね。さらに胡瓜の塩もみ、浅漬けでもあれば言うことなしだよ~ん。・・・う~ん、日本人に生まれて良かった~なぬ? 栄養素が炭水化物(糖質)に偏りすぎている?蛋白質、ビタミン・ミネラルが大幅不足?・・・それはご指摘の通りだと思いますが、なにしろノドを通らないんだから仕方がないやね。とりあえず、坂東英二に倣って、ゆで卵でも詰め込んどきますかね
2010.07.21
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なんか嫌な予感はしていたのですが、前の記事を書き込んですぐ、パソコンの重篤なトラブルがやっぱり再発、しまいにゃウンともスンともいわなくなり、起動すら出来ないという非常事態が数日間続いておりまして、先ほどやっと復旧したところでごじゃります~。ブログ書き込みも、ずいぶん久しぶりって感じがします。・・・この間、僕自身もこの猛暑の中、地元神社の夏祭りの設営(須賀神社天王祭・会所開き)の肉体労働や直会(なおらい、飲み会)、先日の葬式とは別の親戚の法事、子供を連れての別の神社(八坂神社)の夏祭りの見物など、祭りと弔いが交互にやってくる忙しい日々でありまして、現在バテバテの疲労困憊になっております~。この週末も、夏の訪れを告げる地元有名ホテルの花火大会(を敷地の外からタダで見る)というお楽しみが待っていますだよ子供たちも、もういくつ寝ると花火だよ~と楽しみにしております。PCの方は、一時は最悪の事態(ハードディスクの交換大手術とか、丸ごと買い替えとか)まで覚悟しましたが、けさメーカーのDELLのテクニカル・サポートに電話して、あっけないほどにあっけらかんと一件落着。親切な技術の方の指導に従い、PC本体の裏ブタを開けて、内部のCPU(中央演算装置、セントラル・プロセシング・ユニット、見た目は小さな子供用定規みたいな感じ)をいっぺん抜いて挿し直しただけで、あ~ら不思議、一瞬にして完璧に直りました~原因としては、やはり当地・栃木名物の雷などによる「帯電」ではないかということです。近い落雷でなくても、遠雷がものすごいので(見た目はすごくキレイで、古来歌にも詠われているんですけど)、やはり影響を受けたようです。一応、電源周りの雷対策は完璧にしてるんですけど、それだけじゃ不十分だと痛感しました。雷雨の時などは、モデムの入力回線もはずした方がいいでしょうね。「帯電」で「泰然自若」とはいきませんね(・・・何?分からんか~?)^^;やっぱり大慌てで焦りまくり、変な汗をかきました。思い起こせば、雷によるPCトラブルは毎年夏の恒例行事となっておりまする。昨年はモデムが壊れて、プロバイダー(接続業者)に新品に交換してもらったと思います。お忙しい中、DELLの技術者の方の懇切丁寧なサポートに感謝感激雨あられ。今後、パソコンを買い換える場合は、未来永劫絶対DELLにすると、密かに心に誓いましただよ~■ マイコミ・ジャーナル「PCスクランブル:転ばぬ先の杖、パソコンの雷対策」・・・雷の威力を甘く見ると、最悪取り返しの付かないことにもなりかねないらしいので、皆さんもくれぐれもお気をつけ下さいね~。
2010.07.20
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息詰まるような、死力を尽くした攻防の果ての惜敗だった。むろん、残念ではあるが、結果は仕方がない。けさ未明には、見ている僕らも燃え尽きた気分になり、いっそすがすがしかった。持てる力を出し切り、最高の夢と感動をもたらしてくれたサムライ・ジャパンの勇者イレブンよ、苦しみながらここまでチームを引っ張ってきた岡田監督よ、本当にありがとう、そしてお疲れさまでした~■ 読売新聞 ワールドカップ関連ニュースリンク・ホーム日本、初の8強逃す PK戦でパラグアイに苦杯【読売新聞】 【プレトリア(南アフリカ)=軍地哲雄】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第19日は29日、決勝トーナメント1回戦が行われ、グループリーグE組2位の日本がF組1位のパラグアイと対戦。 延長戦を含む120分間で0―0と決着がつかなかったが、今大会初のPK戦で3―5で敗れ、初のベスト8進出を逃した。パラグアイは初の8強進出。 日本はGK川島永嗣(川崎フロンターレ)の好セーブや中沢佑二(横浜F・マリノス)、田中マルクス闘莉王(名古屋グランパス)の両DFの体を張った守備で、120分間を無失点でしのいだが、PK戦で力尽きた。 PK戦では3人目の駒野友一(ジュビロ磐田)が外し、5人全員に決められた。〔6月30日02時41分 読売新聞〕
2010.06.30
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表向きの“公式用語”では序盤戦と呼ばれているが、実質はもう中盤戦から終盤戦たけなわというべき参議院選挙の情勢について、ここ数日で新聞・マスメディア各社の分析が出揃ってきた。それらによると、民主党は、ついこの間の菅内閣発足時の勢いを思えば、急激に悪夢のごとく失速しており、非改選62議席に加えて単独過半数122を確保するのに必要な60議席はもとより、首相が目標としている現有議席の54も微妙という情勢だという(国民新党を加えた与党でも、与党系無所属1を含めて非改選が66で、過半数到達には両党合わせて56必要)。・・・オイタワシヤ~いずれも、首相自らの「消費税増税、検討着手」発言がオウンゴールになったとの見方で一致している。僕なんかも、財政再建の方策として、消費税の増税は遠からずやむを得ないだろうな~と思っている口だが、それを一国の首相・与党のトップが言い出すタイミングとしては、よりにもよって選挙直前のこの時期は、いかにも稚拙だったと思う。・・・もしや、ああ見えてけっこう、鳩山前首相の二の舞かな~?@@与党過半数は微妙、自民1人区で優勢【読売新聞】民主、過半数微妙 50議席台前半か【朝日新聞】民主失速 首相目標「54」下回る可能性 消費増税発言響く【産経新聞】争点なし人気投票・・・参院選はAKB総選挙?【スポーツニッポン】1人区はどこも激戦 与党過半数は微妙、みんなの党躍進か【スポーツ報知(共同通信配信記事)】民主党、改選の54議席確保は微妙な情勢【日本テレビ】参院選情勢が激変 民主“菅効果”消え苦戦・・・各紙報道【イザ】これらの分析が本当だとすれば、結局過半数を制するガリバー的勝ち組勢力はなく、どこもドングリの背比べとなり、衆議院とのねじれ状態もあいまって、今後も相変わらず果てしない政治の迷走と混乱がやたらめったら続くということなのだろう。挙句の果ては、またぞろ性懲りもなく短命政権どすかね~秋頃には菅首相の「やぶれかぶれ衆院解散・総選挙」なんて説まである。・・・やれやれ、国民としても、もううんざりだよね与党過半数割れなら、連立参加呼びかけ・・・首相【読売新聞】ところで、最近「野球賭博」が世間を騒がせているが、「選挙賭博」なんていうのもどこかでやっているんだろうか? ・・・なんつってね
2010.06.27
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早くも夏バテなのか、このところど~も疲れ気味で、けさはすっかりだらしなく爆睡してしまっていたのだが、朝のニュースでサッカー・ワールドカップ日本代表のデンマーク戦快勝を知り、欣喜雀躍、心躍った日テレの正午からの再放送はだいたい見て、録画もした。3得点とも、本当に見事だったね多くの皆さん同様、にわかサッカーファンの馬の骨につき、あわれマスメディアの受け売り程度の事しか言えないので、詳しいことはほかのウェブニュースやブログに譲るが、本当にすばらしい快挙だった。・・・決勝トーナメントは、ちゃんと生で見ようっと
2010.06.25
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「六大学野球で浮かれているうちに、戦争になってしまった。」・・・若い方々には「居酒屋兆治」の原作者として知られている戦中派作家・山口瞳の代表作で直木賞受賞作の「江分利満氏の優雅な生活」の中で、作者の分身である主人公が酔いどれた果てに、失われた青春への苦い悔恨を籠めて語る重い科白である。さしずめ今は、「サッカー・ワールドカップで浮かれているうちに、この国はとんでもないことになってしまう」のかも知れない、・・・といったところであろうか。むろん、サッカーには何の罪もない。明日のオランダ戦は、僕も心ゆくまで楽しみたいと思うが、この国の行方を決める政治決戦にも、少なくとも同程度以上の関心を払っていただきたいと切望する。今回の参議院決戦は、このまま菅民主党政権が磐石な支持を得て存続するのか、保守陣営が一矢報いてカウンターパート(批判勢力)としての地歩を築き、反転攻勢への契機を掴めるのか、国民にとっても責任ある判断と審判が求められる重大な局面であると、僕は特筆大書したい。僕は、もし政治的に自己規定するとすれば「保守的無党派層」の一人だと自認するが、そうした立場からは当面離れ、出来るだけリアルかつ客観的に見てみたいと思う。大方の見方の通り、今のところ菅新首相・民主党代表の「小沢隠し・ボロ隠し」の合わせ味噌戦術(タクティクス)は奏功している。11日から行われた所信表明演説、および代表質問への答弁は一応通しで聞いたが、きわめて総花的で具体策は乏しかった。野党の言うとおり、役人が書いた作文臭が強かった。まあ、今のところ安全運転に徹したというところだろう。政権発足に伴う、未知への期待感によるご祝儀相場の高い支持率を背景に、与党は野党の当然の会期延長要求に応じず、16日に国会は閉会された。公示はまだ先だが、事実上の選挙戦の火蓋は切られた。菅氏が何を考えているのか正確には分からないまま、小沢氏をバッサリ斬って捨てる大芝居も図に当たり、人気先行のムードだけは大いに醸し出されており、内閣支持率はメディア各社軒並み60%台と、鳩山前政権発足時に迫る勢いとなっている。無能無気力無為無策に加え、何を言っているのかもさっぱり分からなかった前首相と、ダーティ小沢幹事長コンビの厚顔無恥ぶりがあまりにもヒドすぎたので、その感覚的な対比効果もあり、新首相の物腰・佇まいが実に立派に見え、貫禄すら漂っていると正直思う。なんか、長州・山口の大先輩で政界の団十郎と呼ばれた佐藤栄作元首相の面影をちょっと垣間見たのは僕だけだろうか?・・・僕だけだろうな(笑)ただ、保守陣営から最近さかんに繰り出されているのは、菅首相および政権の「左翼性」への疑義である。菅首相自身、およびその周辺の人物には自民党出身者がほとんどおらず、旧・社会党出身の仙石由人官房長官をはじめ、旧左翼運動に政治的出自を持つ人物がきわめて多いことは周知の事実である。「団塊」「全共闘」を故郷としている世代である。その後も、菅氏自身、かつて民主党代表だった時期に「中道左派」路線を目指すと明言していた。また、スエーデンなどを念頭に、「北欧型(高福祉・高負担)社会」を目指すとも発言している。おそらく、本音と見て間違いないだろう。私の見るところ、菅氏は、消費税の標準税率を20~25%程度にして、それを財源にして「揺りかごから墓場まで(原語:From the womb to the tomb「子宮から墓まで」)の高度福祉社会を目指しているのだろうと観測される。むろん、これほどの重税となれば、生活必需品などの複数税率(非課税・低減税率)の導入は必須であり、その準備に取り掛かることも含めて増税を示唆した昨日の会見は、なかなかやるではないかと思った次第である。ここは、直情径行の「イラ菅」のいい面が出たともいえる。それはそれで一つの見識であり政策であると認めるに吝(やぶさ)かではないが、それならそれで正直に国民に訴えて、衆議院総選挙で民意を問うべきである。こういった国のあり方についてのグランド・デザインを、政治家や政党がいつまでも曖昧模糊にしているから、国民は真綿で首を絞められるような状況にあり、生殺しにされているような思いである。税制全体の見直しは当然の前提としても、消費税率が最低15%程度はなければ、遠からず財政は破綻し、デフォルト(債務不履行)になって国が潰れ、ギリシャやハンガリーのようになることは、与野党や国民を問わず誰の目にも明らかである。ここのところに触れずに、あわよくば隠そうと口ごもる全ての政治的言説は、インチキだとさえ断言できると思う。特に二大政党の民主党と自民党は、四の五の言わずに直ちに超党派でとりあえず当面10%への増税に踏み切るべきだ。これはもう、問答無用の喫緊の事態だ。最終的には、最低でも15%、出来れば20%というところであろう。マクロ経済の危機について、国民の理解も急速に進んでいることは、各種世論調査でも明らかだ。もちろん「無駄の削減」は当然のことであり、さらに強力に推し進めるべきだが、どう叩いても国の借金に比べれば2桁ぐらい足りない金額しか出てこないことは、いみじくも一連の「事業仕分け」作業で証明されたと思う。前政権は、皮肉にも、そういう意味での功績はあった。自民党は「中福祉・中負担」を目指すと麻生元首相が明言している。保守陣営の大方のコンセンサスを、だいたい得ていると見ていい。消費税率は10~15%ぐらいに抑えて、それに見合った社会保障政策を取るということであろう。併せて、ここが肝要だが、法人税の20%台(25%前後か)への大幅減税で経済成長を図る。・・・まことに真っ当至極な道筋である。これらの大筋の考え方に真っ向から反対しているのは、今や消滅寸前の共産党と社民党ぐらいである。全く話にならず、道理もなく、相手にする時間がもったいないと思う。900兆円にもなんなんとする国の借金で、財政の機動性は全く失われており、どの政権担当者にとっても、取りうる政策の幅はきわめて狭き門になってしまっている。その中で、民主党と自民党の対立軸は以上のような点にあり、経済政策プロパーに関する限り、思ったほど遠くはないと思う。・・・ニュアンスの違いぐらいだ、といったら言いすぎかも知れないが。とにかく、こうした重要な論点をさっさと、ハッキリクッキリ国民に説明すればいいじゃないかと、僕などはかねてから苛立っているところである。日本国民はそんなにバカじゃない。ちゃんと説明すれば分かるし、判断できる。吾輩は「イラ熊」になりつつある。さて話は戻るが、確かに、戦後の一時の混乱期を除けば、これほどの左翼性を感じさせる布陣の政権は、歴代内閣史上初めての存在ではなかろうか。具体的な政策でいえば、まず何と言っても、旧・社会党出身の千葉景子法務大臣がひそかに成立に執念を燃やしているといわれる「外国人参政権法案」が上げられる。これは、国家・国民主権概念の根幹に関わる重大な法案であり、国論を二分するような激しい対立を惹起するだろう。これを強行しようとすれば、到底無事に済むとは思われない。保守陣営の“蜂起”もあり得ると思う。取り返しがつかない事態もあり得る。また、同様に、「(選択的)夫婦別姓」法案問題がある。現状の夫婦同姓での家族の一体感、とりわけ子供との関係性と、働く女性の名乗りの不便さなどをどう天秤にかけるかということだが、保守陣営からすれば後者はそれほど差し迫った問題ではなく、現状維持が望ましいという結論になる。「夫婦別姓」は伝統的な家族形態への悪質な破壊行為に映っている。この2点の策動は、特に最大限の注意を喚起していかなければならない重大な「革命的政策」といえる。もし、これを本気でやる気なのだとしたら、やっぱり噂にたがわぬご立派な「左翼政権」だということになろう。そして、外交・安全保障・防衛政策での、鳩山前政権の正気と思われないほどの迷走と食言で混乱の極にある日米関係や、過重な基地負担にあえぐ苦渋の沖縄県民との関係などを、今後どのように改善・収束せしめてゆくのだろうか。ゴールどころか、やっとスタート地点の振り出しに戻ったところである。第一義的な責任がある鳩山氏が全てを投げ出して遁走した以上、菅氏の双肩にのしかかって来るだろう。頬かむりは許されず、残された時間は決して多くない。また、前首相が就任当初、どこにも全く何の根回しもせずに、無謀にも国連という大舞台で大向こうに約束した二酸化炭素CO2排出量の25%削減目標を、菅首相も引き継ぐとか言っているようだが、まあ誰もが「忘却とは忘れ去ることなり」と思いたい前政権への社交辞令はほどほどにして、本音は可及的速やかなフェードアウトを狙っているのだろうと信じたい。こんなことを実行すれば、日本経済が壊滅するのは火を見るより明らかであり、経済界が黙って指をくわえていると思ったら大間違いである。ただ、政治家の政治的故郷がどこであろうと、今現在、正しい政治思想に立脚し、リアルな判断が出来ればそれでいいわけであるとは思う。菅首相については、左派的な市民運動家から出発したのは事実とはいえ、案外強靭なリアリスト(現実主義者)であり、教条的なイデオロギーなどで動くような人物ではないという評価も多い。悪く言えば、日和見主義者(オポチュニスト)であるともいえるが、それは虚心坦懐・謙虚さと紙一重だとも思う。いい方に転がっていけば、長期安定政権運営も可能になりそうな資質と慎重さは備えていると見る。今のところ安全運転に徹して、これら古(いにしえ)の左右両翼の思想的対立に淵源を持つ争点をぼかすことに成功している菅政権だが、選挙後の折を見て、これらの問題は再燃せずにはいないだろう。どう出るのだろうか? 興味津々の夏である。まあいずれにしてもどっちみち、昨年の夏、国民が民主党に付与した衆議院での圧倒的多数を背景に、前政権のようなよほどの愚鈍を露呈しない限り、民主党政権は当分続くのであるから、現政権をある程度は好意的に見据えつつも、言うべきことは言っていくと。・・・この辺の心の構えが、精神衛生上も、一国民としては一番得策かな~などと思っている今日この頃でありまする~。(・・・ちょっと肩に力が入りすぎて、若干読みにくい文章になってます?すいません)
2010.06.18
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鳩山由紀夫前首相が15日夜、自身のツイッターに、「私に『裸踊り』をさせてくださったみなさん、有り難うございました」などと真意不明の文言を書き込み、ネット上が騒然となっている問題で、改めて鳩山氏の強烈な「電波力」と「ルーピーさ」が再認識され、このような人物をつい先日まで宰相と仰いでいた日本国民の不幸と不明が、恐怖と悪寒を伴って思い起こされる事態となった・・・う~む、相変わらずシュールな表現で笑わせてくれる超一流のコメディアンというべきか~言ってることがよく分からないのは、大物の証拠であろう。ありし日の大師匠・三遊亭円生のワケの分からん大喜利より難解かつ深遠である。まさに、ハリウッドのSFホラー映画などによく出てくる類型である「マッド・サイエンティスト(狂った科学者)」、「アブセントマインデッド・プロフェッサー(アタマがお留守の大学教授)」の降臨といえる。すでに今季限りで政界を引退することを表明しているが、芸能界入りをぜひオススメしたい。とりあえず、浅草キッドあたりと組んで、「週刊アサ秘ジャーナル」のアシスタントあたりから始めてはどうだろう「裸踊りさせてくださってありがとう」 鳩山前首相ツイッター【読売新聞】 鳩山前首相が15日夜、自身の簡易投稿サイト「ツイッター」に「私に『裸踊り』をさせてくださったみなさん、有り難うございました」などと書き込んだ。 関係者は書き込みは鳩山氏自身のものだとしているが、ツイッター登録者らが「なりすましではないか」と疑問を寄せる騒ぎになった。 書き込みは「『新しい公共』が一人歩きを始めました。こんなに嬉しいことはありません」との書き出しで、「私に続いて『裸踊り』をしようと立ち上がって下さったみなさん、有り難う。この伝播(でんぱ)力が必ず社会を大きく動かすでしょう」などとしている。NPOなど民間活力を育てる「新しい公共」を提唱し、普及させることができたとの趣旨ではないかとみられる。〔読売新聞 6月16日付朝刊〕それでも真意不明 鳩山前首相の「裸踊り」への答え【産経新聞】15日午後7時ごろに鳩山前首相のツイッターに書き込まれたコメント。真意が分からず、「なりすましでは?」との疑念が広がった 波紋を呼んだ鳩山由紀夫前首相の「ツイッター」、「私に『裸踊り』をさせて下さったみなさん、有り難うございました」の書き込みに、前首相自身が「答えはこの動画にあります」とある動画を紹介した。もっともその動画を見ても、真意は読めないまま。「宇宙人」といわれる前首相の“本領発揮”なのだろうか。 鳩山前首相は16日、公式ツイッターで、「『裸踊り』答えはこの動画にあります」と、ある動画を紹介した上で、「官だけでなく国民全体が公共を担う『新しい公共』の理念。私はその理念と共に、動画の中の青年のように、踊り続けていきたいと思います」と書き込んだ。 その動画とは、突然、半裸で奇妙な踊りを始めた男に周囲が感化され、やがて一緒に踊り出すというもの。とても、謎に対する「答え」になっているとは思えない。 「裸踊り」の書き込みは前日の15日午後7時ごろに行われた。「『新しい公共』が一人歩きを始めました。こんなに嬉しいことはありません」との書き出しで、「私に『裸踊り』をさせて下さったみなさん、有り難うございました。その私に続いて『裸踊り』をしようと立ち上がって下さったみなさん、有り難う。この伝播力が必ず社会を大きく動かすでしょう」と書き込んだ。ネット上では当初、「いたずら?」「なりすましじゃないか」などと疑念の声が広がったが、実際に前首相の書き込みだった。 鳩山前首相のツイッターの登録読者からは「裸踊りってなんですか?」「いたずら?」「乗っ取ったってことですかね?」などと、発言の真意を問いかねる書き込みが相次いでいた。〔産経新聞 6月17日 10:00配信〕■ 鳩山前首相がツイッターで紹介したユーチューブ動画「裸の男とリーダーシップ」/「社会運動はどうやって起こすか」
2010.06.17
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僕は普段、けっこう早寝早起きの方なのだが、さすがに昨夜は眠る気になれず、ワールドカップ(W杯)サッカー日本代表の初陣となった対カメルーン戦の模様を、けさ未明までじっくり見てしまった。深夜の放送だったにもかかわらず、生中継したNHK総合テレビの平均視聴率は、関東地区で前半が44.7%(関西地区38.3%)、後半が45.2%(同41.7%)を記録したという(ビデオリサーチ社調べ)。14日までに放送された今年のテレビ全番組で、最高視聴率だという。関東地区の瞬間最高視聴率は、試合終了直前に49.1%に達した(関西45.3%)。・・・僕もその一人だったわけだね~。最後の最後まで、ハラハラドキドキ、本当に興奮した。試合終了のホイッスルが鳴った瞬間は、心底ホッとした。いや~良かった良かった。ゴールを決めたエース本田選手をはじめ、全員が一丸となって獲得した見事な勝利だった。ただ、僕はサッカーには全然詳しくない。よって、この記事もほとんど中身がない。・・・ホント、すいませんむろん、子どもの頃は多少なりとも実際にやったことはあるが、未だに「オフサイド」の概念がよく理解できてない有様である(・・・言い訳めくが、これに同意してくれる人は決して少なくない。酒の席が「オフサイドってワケ分からない」という話題でしばらく持つぐらいだ。あれって正確に説明しようとすると、けっこう難しいよね~)。■ オフサイドって何だ?まあ僕のサッカーの知識たるや、推して知るべしであるそれに、「釣りバカ」「野球バカ」「骨董バカ」「鉄道バカ(鉄ちゃん)」などと並んで、「サッカーバカ」と呼ばれるレベルの超本格マニアもこの世には少なからずいて、逆立ちしても及ぶはずもない。下手なことを書くのはやめとこう。W杯の話題はそうした方々のブログなどに譲るが、にわかファンの一人として、陰ながら心から祝福を送りたい気持ちでいっぱいである。そういえば実は、町内にも一人そうした先輩がいて、自分でも高校時代までサッカーをやっていた本格派だが、そのマニアックさのレベルたるや、常人の想像を絶するものがある。普段はジョーク好きの朗らかな人なのだが、サッカーの話になるともう篠山鬼神のごとしである。地上波・衛星(BS)・ケーブルを問わず、テレビというメディアで放送されたここ数十年のサッカーの試合はすべてDVDその他に収めており、大画面テレビで全試合を見た上で主要な場面は全て記憶しているらしい。「サッカーバカの神」といってもいいであろう、病膏肓(やまいこうこう)に入(い)った、イッチャッタ人である。その、微に入り細を穿つ知識量は、驚異の二文字と言うほかはない。間もなく、地元神社の夏祭りの打ち合わせなどで、彼と酒を酌み交わす機会が何度かあるが、話を合わせるのが大変だと思う。・・・正直言って、かなり気が重い(笑)・・・なお、僕の場合、「和歌バカ」になれたら本望だけど、そんな境地はとてもとてもでありまする~日本、1―0でカメルーン下す 勝ち点3【読売新聞】 サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第4日の14日、グループリーグE組の日本-カメルーン戦がブルームフォンテーンのフリーステート競技場で行われ、日本は前半の本田のゴールを守り切り、初戦を1―0の勝利で飾った。 日本が自国以外で行われたW杯の試合で勝ったのは初めて。 日本戦に先立ち、同じE組のオランダ―デンマーク戦も同日行われ、オランダが2―0で白星スタートを切っている。 4大会連続4度目のW杯となる日本は、カメルーン戦の後、19日にオランダ、24日にデンマークと対戦する。〔読売新聞 6月15日 00時52分配信〕■ 読売新聞 W杯関連記事リンク・ホーム歓喜のサムライブルー、地鳴りに包まれた応援席【読売新聞】〔ブルームフォンテーン(南アフリカ)=吉原淳〕「勝ったぞ、岡田ジャパン!」――。 サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本代表は14日(現地時間)、強豪カメルーンを下し、勝ち点3をもぎ取った。 勝利の瞬間、フリーステート競技場では、サムライブルーで埋まるスタンドが波のように揺れた。「よくやった」「本当にうれしい」。サポーターたちは劇的勝利に歓喜の雄たけびを上げた。 4分のロスタイムが、応援席のサポーターには長く長く感じられた。勝利のホイッスルが鳴った瞬間、日本応援団が陣取るスタンドは地鳴りのような歓声に包まれた。 抱き合い、喜びを爆発させるように「ブブゼラ」を吹き鳴らす。日の丸の旗がにぎやかに振られた。 家族4人で応援に来た会社員高橋誠さん(38)は「チーム全体がすごく集中していた。よくやった」と叫んだ。決勝点を取った本田圭佑選手を応援していた高橋さんの長男叶大(かなた)君(11)は「ほんだ、ほんだ!」と満面の笑みでヒーローの名を連呼した。 千葉県浦安市から来た会社員谷岡洋平さん(28)は本田選手がシュートを決めた瞬間、跳び上がって喜んだ。「期待通りの活躍をしてくれて、本当にうれしい。彼は日本のサッカーに絶対に必要」と顔を紅潮させて話した。〔読売新聞 6月15日 03時01分配信〕
2010.06.15
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数日前から、ケーブルモデムの電源が突然落っこちたりして、どうも不安定だな~と思っていたのだが、とうとう本日午前、惜しまれつつ脳梗塞にて逝去。・・・今思えば、あれは断末魔の叫びであったか考え得る対策はすべてやってみたが、ついに蘇生はならず、ほぼ半日ネットにつなげなかった。皆さんもそうだろうが、もはやインターネットは完全に生活の一部になっているので、こういうの焦るよね~。あきらめて、先ほどプロバイダーである地元ケーブルテレビに連絡して、新品モデムと無料で交換してもらい、たった今復旧したところ。親切な応対と、敏速な対応には、この場を借りまして深く感謝いたします~。・・・宇都宮ケーブルテレビ、バンザ~イ!!故障の原因は不明というほかはないが、そういえば数日前に、当地名物の雷雨があったような気もする。PCのトラブルといえば、当地ではまず雷が疑われる。近い場所への落雷でなくても影響があるようだ。毎年のように悩まされている。数年前にも、けっこう大事なデータが消えてしまい、慌てふためいた事もある。これからは、雷など激しい気象現象が多くなる季節。皆さまも、くれぐれもお気をつけ下さいませ~
2010.06.12
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今日は、我が愛する“くまむすめ”3匹(小1)の小学校の運動会で、すごく楽しかったが、さすがにめちゃんこ疲れたじょ~北関東の当地では小雨そぼ降る中、決行となった朝のうちは降ったりやんだりの悪条件、その後昼前には晴れたと思ったら、今度は真夏のようなカンカン照りの暑さとなり、ビデオカメラを持って広い校庭を右往左往動き回ったこともあり、歳には勝てずバテバテになった。開催する時期が変だよね~と、妻や知り合いらと衆議一決、昔ながらの天高く馬肥ゆる秋の方が絶対いいんじゃないかね~と、内心マジで思うぜよ(ここ土佐弁)それに、ビデオカメラって、ず~っと被写体を追って撮っているから、スチルと違ってすごく疲れるんだよね~。右腕の筋肉がパンパンに張ってます。明日あたり筋肉痛か。貼るはケムンパス。・・・次回は絶対に三脚を用意したい。事前に、お昼は何がいい?と妻が聞くので、「もう何といってもおにぎりに限る、おにぎりさえあればいい」と返答した甲斐あって、梅風味の刻み漬物を入れた巨大なおにぎりを用意してくれた現場では、もう見た目だけで、周囲のパパママたちにどっとウケた味覚的直感はずばりと当たり、最高に美味いと思った。ほかにはなんにも要らないよ。外で食べるおにぎりは、なしてこんなにもおいしいのであろうかさて、わが娘たちの一生懸命の駆けっこやダンスもすばらしく、わが子の成長ぶりに涙チョチョ切れつつ、一部始終をビデオに収めてご満悦な小生くまんパパであった。そして、プログラムの最後を飾ったチーム対抗選抜リレー競走は本当に見事だった。僕らの小学生時代には考えられなかったことだが、ご多分に漏れず(*)当地も少子化の波には抗えず、各学年とも2クラスしかないのだが、それを4色のチームに分けて、低学年から高学年へのリレーで、4チーム対抗の形式。これは嫌が応にも盛り上がる。とりわけ5・6年生ともなると、もう本気(マジ)の真剣勝負。一人一周400メートルのコースを、抜きつ抜かれつ駆け抜ける必死の形相に、胸が熱くなった。正直、目頭が熱くなり、泣きそうになったぐらい。わが娘たちも、夢中で応援していた。すがすがしくも涙ぐましい、子どもたちの正々堂々たる爽やかな薫風のごとき勝負。・・・それに比べるのも愚かだが、ああ、この期に及んでも主導権争いの内ゲバ・内紛・揚げ足取り・嫌がらせに余念がない民主党の諸氏に見せてあげたいあ、すいません、話がそれました・・・そんなわけで、さすがに疲れましたし、昼間っからビールも飲んでしまいましたので コメント返信は、もう少々お待ちくださいませ~〔なお、やはりこのご時世、セキュリティ・プライバシーを優先したいので、写真掲載は平にご容赦下さいませ~。〕* 余談だが、これを「ご他聞に」と書くのは誤りだそうだ。国語辞典には確かにそう書かれている。この事実を最近知って、ビックリどす~っ!
2010.06.05
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やっと辞めたか鳩山総理。国民にとって何もいいことがなかった、8か月余の悪夢のような空転の日々だった。鳩山氏は、今期限りと表明した政界からの引退後は、幸(みゆき)夫人とお揃いで吉本興業入りして、夫婦漫才(めおとまんざい)でもやるといいだろう。人気者になれると思う。芸名は、「ルーピーゆきお・みゆき」あたりでどうだろうか。生まれついてのコメディアンとしての資質と相まって、ネタには事欠かないと断言できる。なかなか楽しい余生ではないだろうか。それはさておき、ご承知の通り、あす菅直人首相が誕生し、新政権が発足することとなった。前任者と違い、お笑い芸人の資質は乏しく、ぐっとハードボイルドな感じである。なんとなく気骨はありそうな雰囲気だ。これが見掛け倒しでないことを祈りたい。くすんだ表紙モデルをすげ替えて、人気のてこ入れを図るという、いかにも姑息で古くさい常套手段ではあるが、確かに7月の参院選では民主党の大惨敗必至だったのが、うまくすれば小惨敗・惜敗ぐらいまでにもっていける可能性も出てきたと思う。ただし、ヤワラちゃんをはじめ、国民をバカにしきったタレント候補の乱立はいただけない。国民各位はくれぐれも、少なくとも比例区では、絶対に民主党と書くべきではないだろう。まあ、民主党政権の8か月の通信簿ということで、どう転んでも勝利(過半数到達)なんてことはあり得ないだろうし、そんなことがあってはならないとも思う。お灸は据えなければならないだろう。ただ、直感的にいうと、菅氏がこのいきなりの修羅場をまずまずの結果で乗り切った場合、衆参両院でのいわゆる「ねじれ現象」であたふたしながらも、新政権は良くも悪くも意外な長期政権に化ける可能性も出てきているように思われる。国民は、ここ数年打ち続いた短命政権に倦んでおり、ここいらで長期安定本格政権を待望する空気が広がっている。これも政権運営を後押しするベクトルに作用するかも知れない。少なくともマイナスにはならないだろう。憲政史上最低最悪の首相という名の栄光を恣(ほしいまま)にした鳩山氏に比べれば、誰がやってもマシだろうとは思われるが、この菅氏がまた、何を考えているのかよく見えないのが困りものである。この点はけっこう深刻な気がかりである。一介の左派系市民運動家から経歴をスタートさせた、「団塊の世代」代表の熱血闘士であり、短気で癇癪持ちの「イラ菅」である。寝技や恫喝など、プロのヤクザ、いや政治家としてのスキルもある程度あるようである。けっこう近年でも、中央官僚を公然と怒鳴りつけ罵倒する場面があったようだ。大臣室や民主党役員室は死屍累々らしい。プライド高いエリート官僚をはじめ、広範囲の怨みを買っており、人望はあまりない一匹狼という評価が多い。友人関係は、ネット上の情報を総合すると、やはり左派系の人士や市民運動仲間などが多いようである。経済界などに人脈が乏しいのは、やはり不安材料である。ああ見えて、けっこう失言が多いことでも知られている。ご存知、元祖“ブーメラン効果”である。年金問題で一敗地に塗(まみ)れての「お遍路の旅」は、見ていて面白かった。当時のワイドショーが一斉に報じたあの事件は、人間的なイメージとして決してマイナスにはならなかったと思う。コワモテの中にも、愛嬌と華が一定程度ある。その反面、大臣経験もあるベテラン政治家であり、民主党代表経験など党務にも精通しており、そこそこ力量のある政治家と思われる。また、長州・長門(ながと)人、すなわち山口県人である。明治維新の元勲たち、高杉晋作、桂小五郎(木戸孝允)、伊藤博文らの政治的DNAは幼少期よりきっちり注ぎ込まれているようで、本人も十分に意識している。しかし、野党暮らしが長かったこともあって、まとまった体系的な政見を述べる機会は、これまで意外になかったように思われる。大した著書もない。思想傾向はどうなのだろうか。最近では人格も思想もかなり丸くなったという評を聞くが、本当のところはどうなのか、判断材料に乏しい。急転直下の政権たらい回しによる見切り発車で、国民がこの辺のところを見極める暇(いとま)もなく菅内閣は発足することになったが、懸念は多い。まず、経済オンチなのではないかとの恐怖情報が絶えない。・・・が、むろんこれは経済学レベルの高度な知識がないということであって、一般的に政治家に求められる程度の経済知識は勉強しているとは思う。この点は、まあまあ何とかなるか。理念的には財政規律派であり、財政再建にやる気があるらしいというのは頼もしい。民主党内で、早々と消費税増税検討に言及したのも、現実的な判断力があると評価できる。これはぜひ目鼻を付けてもらいたい。ただ、具体的な道筋をつける財務大臣には適材を充てることが望ましい。「事業仕分け」も、期待される成果に比べれば、今のところ1ケタ足りないと思うが、せいぜい盛大に展開してもらいたい。さらに、国家・国民の安全と国益に関わる、厳粛なる外交・安全保障・防衛方面については、どうも経験も知識も興味もないらしく、これまで目立った発言をしていない模様だという、由々しい噂も囁かれている。この分野で、もし前任者のような軽率な失態があれば、日本は即沈没しかねない。新政権は、未解決の普天間基地移設問題にいきなり直面する。鳩山政権下で冷え切ったアメリカとの関係改善・再構築は、いばらの道である。こうしたイシューについては、百歩譲って、分からないなら正直に分からないでいいから、自分一人で判断せずに、分かる人や官僚機構に委ねるべきであろう。大きな間違いを犯してからでは取り返しがつかない。なんかどうも、よく分からない問題にも俄然しゃしゃり出てきそうな、出しゃばり感も漂っているので、これは大きな危惧といえる。どうも、危なっかしさ、危うさが常に付きまとっている人物だ。「トンチンカン総理」が愛称になったりしないように、くれぐれも注意をカンキしたい。前任者の失態に次ぐ失態を、閣内で目の当たりにしてきた菅氏に、よもや抜かりはないだろうとは思うが、「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」ぐらいの小心翼々でちょうどいいのではないか。大向こうウケを狙った大きなことを言うと、たちまち失敗しそうな危うさが漂っている。特に、一見地味ながら、内政・外交にまたがる「外国人参政権」法案問題は、国家百年に禍根を残す重大事であり、保守陣営が絶対に譲れない最後の一線である。これを強行することは、国論を二分し、取り返しのつかない事態を招くこと必定であると、強く申し上げておきたい。
2010.06.03
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皆さんもけっこうそうではないかと思うが、僕は最近、鳩山由紀夫氏の顔がテレビに映るたびに、思わず笑ってしまうようになった。どこを見ているのかはっきりしない、あの虚ろでアンニュイでサウダージな気だるいまなざしで、何かモノを言うたびにおかしい。顔を見ただけでおかしいというのは、伝説の名人と語り継がれる咄家の五代目・古今亭志ん生以来の出来事ではあるまいか。洗練の果てに到達する、最高の至芸の境地と言える。志ん生を深く尊敬する、今や大御所のビートたけしが、ひそかにその“涅槃境”を狙っているという分析もある(神辺四郎「ビートたけしと『団塊』アナキズム」)が、まだまだそこまでは最終解脱していないと思われる。最近では意外にも「ふかわりょう」がいい線いっているという感じもするが、いずれにしても、「ルーピー鳩山」のお笑い芸人としての力量は、相当なものだと思う。もうこうなったら、鳩山首相にはぜひこのまま、9月の民主党代表の任期いっぱいまでの続投をお願いしたい。余人を以て代えがたい、あのほのぼの天然系お笑いで、日本に絶望的嘲笑と破局的破壊のウイルスを撒き散らしてもらいたいものだ。野党の皆さんは「内閣不信任案」なんて余計なものを出さないでもらいたい。・・・万が一にも通ってしまったらどうするんだ。与党内でも首相退陣論が噴出していると聞くが、今さらヲタヲタしても始まらないのではないか。もうハラをくくって参院選に臨もうよ。・・・などとほざいているうちに、政界は今日あたりからにわかに緊迫しはじめた模様で、事と次第によっては、すわ政局激動かといった局面を迎えつつある。ここ2~3日が、大きな“鳩山場”になりそうだ。目を離せない今日この頃である。・・・とはいうものの、これも全く余計な蠢動(しゅんどう)と言わざるを得ないだろう。鳩山政権への審判は、わずか1ヵ月半後の7月半ばには、われわれがきっちりと下すのでありますから、政治家の皆さんは、ここはまあ黙ってわれわれ国民に任せておきなさい
2010.05.31
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幕末の風雲児・坂本龍馬が、かなりの筆まめだったことはよく知られている。姉・乙女(とめ)宛の手紙をはじめ、現在残っているだけでも100通以上にのぼるという。そのほとんどは、宮内庁の三の丸尚蔵館や京都国立博物館など、国の公的な機関が厳重に保管している。龍馬の手紙もちろん、実際にはその数倍はあったものと推察されている。特に惜しむらくは、妻(楢崎)龍(りょう、・・・まもなくマドンナ・真木よう子さま登場!)宛の恋文も当然多数あったと思われるのだが、龍馬の死後、すべて焼き捨てたといわれ、そういう記録もあるそうである。・・・この点は、本当に残念だった。さて、その龍馬の師匠格だった、お馴染み明治維新の大立者・勝麟太郎海舟の筆まめぶりも史上有名で、筆まめというよりは“書き魔”というほどだったと言われているそうだ。これらは、名著「氷川清話」をはじめとする厖大な著作となって、今日「勝海舟全集」に収められている。江戸っ子のベランメエ口調の、しゃべり魔、行動魔、書き魔のエネルギッシュな人だったのだろう。 氷川清話 海舟語録今年の大河ドラマの武田鉄矢の海舟は、少しコミカルさと人間臭さを加えつつ、その面影をよく再現していると思いつつ、毎回楽しく見ている。ところで、書き魔といえば、大河ドラマにも絡む話だが、あの「龍馬伝」の題字を書いて脚光を浴びている書家の紫舟さんは、「ひとつの作品に対して、500種類は違う書体で書くようにしている。短くても数日、長ければ何ヵ月もかかる大変な作業だ。しかも500種類であって、500回ではない」のだという(「週刊現代」5月29日号・巻末グラビア記事)。つまりは、「500のヴァリエーション(変化形)」を書くということなのだろう。一読、なるほどと思いつつ、500種類とはいくらなんでもスゲエな~と、さすがにビックリした。本人の弁によると、「よく『一番最初に書いたものが一番いい』といいますよね。そういう場合もありますが、それは今もっているものだけで表現した時の話。今もっているタッチ、今もっている発想・・・それには限界がある。枠を超えようと思ったら、何度も何度も書く必要があって、私の場合、その限界点を超えられる基準が500種類なんじゃないかな」と、事もなげにのたまっている。量(クオンティティ)が質(クオリティ)に転化するという、弁証法哲学のテーゼそのままである。さすがに、一流の表現者というのはスゴイもんだと感服した。相当な資質と素養を持った人物が、倦まず弛まずこれほどの努力をする。これはもう鬼に金棒、無双無敵であろう。ヘボ歌詠みの端くれの僕にとっても、人ごとではないと思った。短歌やその他の文学・言語表現においては、同様のことが、さしずめ「推敲」によってなされるわけだ。小説・詩などでも、「推敲魔」は数多いと仄聞する。例えば、古くは宮沢賢治。生前は無名だったこともあり、その原稿は推敲に推敲が重ねられ、書き直されており、一説によると、どれが最終決定稿なのか、編者が判断に迷う例が少なくなかったという。ノーベル賞作家・川端康成の推敲魔ぶりも史上有名。近代日本文学の最高傑作で代表作の「雪国」の原型となった「文藝春秋」に掲載された小品からの推敲課程などは、文芸ファンには割とよく知られている。そして、やはり最終稿が、一番すぐれていると思われるのはさすがだ。これほどでなくても、ワープロが普及する前の作家といえば、原稿用紙に書いては捨て、書いては捨てというのが通り相場だった。近年では、人気作家の高村薫氏。雑誌発表時、単行本発刊時、文庫本収録時などの折々に、それぞれ大幅な推敲を行い、時には原型を留めない「改作」とまで揶揄されている。ただ、高村氏の場合は、改作するたびに平板になる(文芸評論家・福田和也氏)という意見もあるそれはともかく、言語表現において推敲が重要である事は論を俟たないだろう。特に、短い詩形の短歌や俳句においては、一字一句のいわゆる「てにをは」が表現の死命を制することも少なくない。紫舟さんの粘りを見習いたいものだと思う。ちなみに、性格(パーソナリティ)の「粘着性」というのは、しばしばマイナスイメージで捉えられがちであり、ネット上の言説では「ストーカー」と同義語みたいに、蛇蝎のごとく嫌われているやに見えることも多い。確かに、悪徳・反社会的な方向に発揚すれば、とんでもないことをしでかすのが粘着性性格というものであるが、文豪ドストエフスキーをはじめ、歴史的大長編小説をものした作家たちの性格を特徴づけるものもまた粘着性であるのは事実だとされる。表現者にとっては、絶対に一定以上必要な資質だとさえ思う。・・・というわけで、紫舟さんのヘソのゴマを煎じて呑みたいので、分けて下さい~
2010.05.22
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デーブ・スペクター2009年 衆院選民主党キャッチフレーズ政権交代。2010年 参院選自民党キャッチフレーズ政権交代、早すぎた。政権後退。読売新聞・けさ21日付朝刊
2010.05.21
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■ ClubT 「ルーピー LOOPY」ロゴTシャツ各種 〔1〕 〔2〕 〔3〕 〔4〕 〔5〕 〔6〕 大人気! 今、バカ売れです~っ!!キュートな丸川珠代参議院議員(自民)は、けさ21日の参議院本会議で、登壇した鳩山首相に対し「ルーピー」とヤジを飛ばしたという。さすがにいい度胸をしていると思う。・・・ただ、「ルーピー」に「ルーピー」と言って何が悪いっ!という説と、いや、「ルーピー」に向って「ルーピー」と言うのは、やはり失礼だという相反する意見があり、どちらが正しいのか、僕には分かりませぬ~とりあえず与党は、丸川議員を厳正なる懲罰動議にかけて、「ルーピー」発言が妥当であるかどうかを検証するといいと思う首相に「ルーピー」のヤジは自民・丸川珠代氏与党から「失礼だ」「出て行け」の声も【産経新聞】21日午前の参院本会議で、鳩山由紀夫首相に対し、「ルーピー」とヤジを飛ばした議員の1人は、自民党の丸川珠代議員と分かった。激怒する与党議員もおり、丸川氏に対し「失礼だ」「出て行け」との声があがった。首相へのヤジは、21日午前の参院本会議で、鳩山首相が地球温暖化対策基本法案の答弁に立った際に飛んだ。自民党の丸川議員らが大声で「ルーピー」とヤジを飛ばし、さすがに与党議員が反発した。「ルーピー」とは、米紙ワシントン・ポストが4月に首相を酷評する際に使用した言葉で、「愚か」などと訳される。首相をルーピーと書いた同紙記者は「現実と変に遊離した」という意味だと解説した。すでに、首相夫妻をモデルにしたルーピーTシャツなども発売されており、今回、とうとう国会のヤジでも登場した格好だ。[産経新聞 2010.5.21 12:57配信]■ “LOOPY”という英単語のネイティヴなイメージ〔1〕 〔2〕 〔3〕 〔4〕 〔5〕 〔6〕 〔7〕■ 抱腹絶倒、超力作! YOU TUBE動画LOST JAPAN――アブナイ政治家 ルーピー鳩山由紀夫
2010.05.21
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米軍普天間基地移設問題で、首相は昨13日、「6月以降も努力する」と明言し、5月末決着の断念を初めて公式に認めたが、その舌の根も乾かないけさ、「前からずっと申し上げている通り、5月末までに決着をする」と改めて強調した@@いったい真意が那辺にあるのか、ますますシュールリアリスティックなお笑い鳩山首相の日替わり爆弾発言投下で、政権炎上は留まるところを知らない惨状だニワトリは三歩歩むとモノを忘れるというが、ハトの忘れっぽさも相当なものである一方、理非曲直を弁え、場合によっては「逆命利君(ぎゃくめいりくん、命に逆らいて君を利する)」の直言極諫を旨とすべき平野官房長官も12日、徳之島の地元議員らとの会談で、「米軍訓練の九州全域の自衛隊基地へのローテーション(持ち回り)分散移転」を提案し、こちらも負けじとガソリン投下、九州全域の首長・住民・自衛隊関係者からの激しい反発と怒りの炎上を招いているという他方、大阪府の橋下知事は14日、「受け入れの優先順位が一番高いのは関西だ。関西で答えを出さないといけない」と述べ、関西国際空港や神戸空港への一部移設の主張を示唆し、茶々を入れた。・・・さすがにお笑いの本場・関西人代表の橋下氏である。 抜群のツッコミではあるが、冗談は顔だけにしておく方がいいのではないかと思う(笑)
2010.05.14
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前エントリーで鬼才・穂村弘氏の「はんだごて」の歌をご紹介したところ、親愛なる歌トモのたまにゃんさんから、東京・秋葉原に「はんだづけカフェ」というのが実際にあるとコメントがあり、さっそく検索してみたら、なるへそ、ありますね~。・・・思わずノケゾりましただ~情報ありがとうございました~ →はんだづけカフェ入場無料だってよ~、ありがたしありがたし~。こりゃアレだな、中学・高校の「科学工作クラブ」のルネサンス(復興)ですな。前エントリーに書いたとおり、僕もかつては科学少年・電子工作小僧だったので、気持ちはけっこう分からないでもないが、正直言って若干「おいおい」な感じもぬぐえない(笑)僕の場合でいえば、組み立てたトランジスタ・ラジオから溢れるごとく流れ出てきた番組の内容や音楽などの方に興味が移ってしまい、早々に「放送部」へ退避して人気者になり、正解だったと思いますだ~→「暇人速報・『はんだづけカフェ』への反響」でも、よくよく考えてみれば、アキバはもともと電器の街だったのだから、これこそが王道・本道なのかも知れぬ。特に、リレースイッチング回路の組み立ては、0と1の2進法に関わる、コンピュータ・IT技術の基礎中の基礎といえるものだから、やってみて理解してみて損はないといえるだろう。・・・「基礎相当」である(・・・何のこっちゃ?)。しかしまあ、世の中には、奇特な人がいるもんどすね~
2010.05.14
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世界の議会制民主主義のお手本と自他共に認めるイギリスで、先ごろ行われた下院総選挙の結果を受け、保守党党首デイヴィッド・キャメロン氏(43)を新首班とする保守党&自由民主党の連立政権が発足した。経済政策などで厳しく批判されていたブラウン首相は辞任し、労働党は下野した。→NHKニュースキャメロン氏、若い!清新!カッコいい~!イケメンすぎず、ブ男すぎず、ちょうどいい~!あれで髭でも伸ばしたら、僕の大好きなニッカウヰスキーのオヂサンみたいじゃないかと思う(・・・そうでもないすか?)9月に出産予定だという身重のサマンサ夫人(39)は、本当に美しい。いっぺんでファンになったイギリスでの政権交代は13年ぶり、連立政権の出現は戦後では初めてのことで、実に第二次大戦中のチャーチル挙国一致内閣以来の出来事なのだという。底流で何らかの地滑り(ランドスライド)的な変化が起きていることを示唆する政権交代である。保守党と中道左派の自由民主党の間には、政治哲学・政策・支持層などで乖離があるらしく、長期政権運営を危ぶむ声もあるというが、とりあえず順風な船出が出来たようで、他所事ながら当面は喜ばしいと思われる。キャメロン氏は、政策面では、環境問題などで保守主義政党に新風を吹き込んでいるという。それはすごくいいことだと思う。そもそも、保守思想・政党と環境保護の考え方は、両立するというか、方向性が適合(フィット)していると僕は思っている。持続可能な緩やかな経済発展の視点から、十分にあり得る論理の展開ではないだろうか。これまで、反資本主義・反体制の観点からであろうが、環境問題といえば左翼や左傾的な勢力の独壇場みたいに見られていたことこそ、錯覚ではないだろうか。こうした政局モデルは、2ヵ月後に迫ったわが参院選後の政局の動向分析に適用できると直感し、確信した。もちろん、全く同じとはいわないが、かなり相似な、あるいは類比的(アナロジック)な変化の波が、わが国にも及ぶのではないか。ただ、此岸では、鳩山首相と小沢幹事長がいつ辞めるのかが不透明であり、場合によっては辞めもせずノウノウと居座るハラではないかという推測も消えていない。したがって、民主党内での政権移譲があるのかどうかも分からず、参院選が衆参同日(ダブル)選挙になるのかどうかも不明。不確定要素が多すぎる。いずれにしても、一つだけ確かなことは、参院選での民主党の惨敗であろう。“最低でもねじれ国会、場合によっては(再びの)政権交代”となる。戦後処理としては、(日本)自民党は、みんなの党や舛添新党、たちあがれ日本などとの連携を模索することになろう。金星を滅ぼし、地球侵略を目論むヤマタノオロチ、いや、キングギドラは、やはりゴジラ・モスラ・ラドン、および地球防衛軍の専守防衛連合軍で追い返すしかないのであろう。■三大怪獣 地球最大の決戦(1964)予告編・・・とはいうものの、“関ヶ原”はやはり衆議院総選挙であるから、それが行われるのかどうかで傍目八目の読み筋もまるっきり変わる。保守的無党派層所属の一介の政治ファンとしても、イライラが昂じるばかりの今日この頃である。そこいらへんのところを、政治のプロの皆さんが追求して下さることを望んでやみませぬ。ところで僕は現在、大河ドラマ「龍馬伝」の影響をまともに受けて、幕末・明治維新史のたぐいを読み漁っているのだが、読み始めるとこれが何とも面白く、毎日寝不足の有様なのである。それで、はっきり分かることは、当時徳川幕府や会津などの“体制側”が完全に民心を失っており、薩長土肥の維新軍(のちの官軍・新政府軍)側が、民心の掌握に神経質なぐらい腐心したという事実である。その指導者として、最下級の民衆の塗炭の苦しみを肌で知る下級武士層の西郷隆盛・大久保利通らがいたことも、維新軍側の圧倒的なアドバンテージ(優位性)であった。それに呼応して、志士と呼ばれた武士階級はもちろん、「草莽(そうもう)」と呼ばれた各地方の有力者層(坂本龍馬の盟友で土佐の饅頭屋のせがれ・近藤長次郎なども、さしずめこの層の出身である)から庶民層に至るまで、事実上の革命的な変革を切望していた。「錦の御旗」は、その見事な象徴たりえた。何が言いたいかというと、現在の民主党政権は、単に現象的な内閣支持率うんぬんに留まらず、もっと深いところでも民心を失いつつあるのではないかということだ。この国を任せておいて大丈夫なのか?という不安心理が沸々と醸成されている。しかも、それを醸しているのは野党ではなく、ほかならぬ鳩山首相の言語不明瞭・意味不明瞭の火星人語であるから根が深い。前為政者・麻生太郎殿下は、いくぶん漢字にお弱いということで揶揄・からかいの総攻撃を受けたが、今思い返せば、そんなことは大した問題ではなかった。あの牧歌的な時代が懐かしい(・・・まだ1年も経っていないが)。今度の総理は、ハリウッド製の映画やドラマでお馴染みのキャラクター、「アブセント・マインデッド・プロフェッサー(アタマがお留守の大学教授)」である。さらに言えば、フランケンシュタイン博士やジキル博士の系譜にも連なる「マッド・サイエンティスト(狂った科学者)」の面影に近いものがある。今の英単語で、人呼んで「ルーピー」といわれるゆえんである。このままでは国が滅ぶのではないか?という疑いが、言葉の修辞ではなく、リアルな恐怖の感覚となりつつある。これは国家のトップとして致命的ではないだろうか。・・・まあ、そんなこんなで、政局も宙ぶらりんだが、こちとらの考えもまとまらず、何が言いたいのか今ひとつ取り留めがない悲憤慷慨の羅列で、すいませんニャイ~
2010.05.13
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なんか、僕のブログとしては反響(アクセス数)がすごいので、引き続き政治ネタ。皆さん関心があるんだな~と敬服です~けさ7日付の読売新聞朝刊1面トップの経済提言記事は、まことに見事だと思った。読売を購読している健全な日本国民の皆さまはもちろん、取っていない皆さんも、最寄のコンビニ・スーパーで買ってでも読んでいただきたい。わずか130円です。・・・図書館にもあって、タダで読めます近年の読売が得意とする提言記事は、いつも熟読玩味に価する力作と思っているが、けさは特にすばらしいと感じた。成長戦略・経済政策なく、財源もなく際限なくバラマキ政策を続ける民主党政権では、遠からず大げさでなく沸騰する中国に呑み込まれ、国が滅ぶことが、完璧な論旨で万人に分かりやすくまとめられている。一刻も早く非現実的な民主党政権を打倒することが、理性ある日本国民の喫緊の課題といえるだろう。そのためには、何よりもまずわれわれ国民が、穏健で現実的な論調の読売新聞や産経新聞を毎朝熟読し、政治に対して空理空文でないリアルな感覚を取り戻すことが肝要であろう。・・・なお、毎朝といっても、もちろん「まいちょう」ではないので、念のため(笑)ところで、きのうの夕刻こういうアクセスがあった。256297 2010-05-06 18:21:50 *.kantei.go.jpまさか鳩山総理本人ではあるまいが、首相官邸の誰かの目に触れたのであろう。正直言って、一瞬ビビル大木になったが、恐悦至極に存じたてまつります~。・・・良かったら、また読んで下さいまし~まあ、鳩山首相その人は、すでに愛想を尽かされハシゴを外された“土佐勤皇党の武市半平太状態”になっており、周辺にも日本全体にも、首相に向って「恥を知れ」と面罵するか、良くて面従腹背の徒しか残っていない完全な孤立状態であり、あとはいつ辞めるのかだけが問題である。間もなく、マスメディア各社による5月連休明けの最新世論調査の結果が発表される運びだが、この辺りが一つの節目になるのだろうか。特にNHKは絶対的権威があると目されるので、全国民注目の的である。おそらく内閣支持率20%割れは必至であり、歴代最低だった森内閣の1ケタ台の日本記録をもうかがう勢いであろう。不支持率のすんばらしい数字も期待される。それとも、UFOに乗ってやって来た宇宙人だから、あくまでも「我関せず」の泰然自若たる姿勢を貫くのか、あの人だったらあり得る事態とも思われるだけに、この辺もなかなかの見どころといえよう
2010.05.07
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ClubT 「ルーピー LOOPY」ロゴTシャツ各種〔1〕 〔2〕 〔3〕大人気! 今、バカ売れです~っ!!■ 抱腹絶倒、超力作! YOU TUBE動画LOST JAPAN――アブナイ政治家 ルーピー鳩山由紀夫■ 論より証拠、百聞は一見に如かず“LOOPY”という英単語のネイティヴなイメージ〔1〕 〔2〕 〔3〕 〔4〕 〔5〕 〔6〕 〔7〕僕の持ち合わせの日本語の語彙に訳せば、「いかれポンチ」、「イッチャッテル」ってな感じかな~・・・芸術・芸能分野では十分あり得るが、先進国の政治・経済の領域では、まずあり得ない形容詞であると断定できると思う。もしあり得るとすれば、アフリカあたりの途上国のアタマの狂った独裁者に使われる場合ぐらいか。おととい4日に沖縄を訪問した鳩山首相は、普天間基地移設問題について記者団の質問に答え、「公約ではない」「努力をしたいという思いで申し上げた」と、単なる努力目標に過ぎなかったと、驚天動地の言い訳をしたという。沖縄訪問の目的は、結局「地元首長や住民と話し合いをした」という“アリバイ工作”に過ぎなかったことが、今や明らかになった。あの~、あなた総理ですよね~?僕らヘボ歌詠みの分際でも、もうちょっとは「言葉の重み」ってものを自覚してるんですけど~嘲笑を通り越して、こんな人をトップと仰いでいて、いったいこの日本国は大丈夫なのかと、哀しくも切ない気分にさえなりますだよ~。・・・本当にヤバイよヤバイよ~、日本沈没だよ~【30%OFF】 VICIOUS 「ルーピー・オービタル・ヴィシャス・エナージー LOOPY ORBITAL VICIOUS ENERGY(狂った軌道の物騒なエネルギー)Tシャツ」(2色)「県外」党公約ではないと首相 普天間移設問題【共同通信 5月5日 0:23】 鳩山由紀夫首相は4日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり「最低でも県外」と述べたことについて「公約は選挙での民主党の考え方だ。党としての発言ではなく、私自身の党代表としての発言だ」と述べ、党の公約ではないとの認識を示した。 同時に「その発言の重みは感じている」と強調した。沖縄県名護市で記者団の質問に答えた。普天間問題で首相 「最低でも県外」は「努力したいという思い」【産経新聞 5月6日】 鳩山由紀夫首相は6日朝、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり「最低でも県外」としていた自身の発言について「努力をしたいという思いで今日まで行動してきた。場当たりな発言は一切していない」と反論した。首相公邸前で記者団に答えた。 その上で「『沖縄の負担軽減のための米軍再編見直しを行いたい』というのが公約だ」と述べ、飛行場の県内移設は公約違反ではないとの考えを重ねて強調した。 首相は野党時代、民主党代表として「最低でも県外の方向で積極的に行動したい」と繰り返しアピールしていたが、4日の沖縄県訪問の際には、「海外という話もなかったわけではないが、すべてを県外というのは難しい」と撤回した。[2010.5.6 10:37配信]【毎日新聞コラム 2010年5月10日付】(筆者・岩見隆夫氏)宮沢喜一が蔵相としてある国際会議に出席し、スピーチした時、 「『人間の一生には潮時というものがある』と誰かが言いましたね……」 と言うと、出席した欧米の政治家、学者の間からどよめきが起きた。シェークスピアのジュリアス・シーザーのセリフを直接でなく、さらりと引用したのが、最高のユーモアに聞こえたからだった。宮沢ならでは、である。 民主党の小沢一郎幹事長をめぐる政治資金規正法違反事件で、検察審査会が<起訴相当>と議決(4月27日)、政界の内外がどよめいた時、昔のこの話を思い浮かべた。政治家の一生にも潮時がある。 余計なおせっかいと言われるかもしれない。しかし、国民の側からすれば、せっかく政権を委ねた党の最高実力者が、いつまでも不起訴か起訴か、つまり犯罪者かそうでないかで騒がれる姿は、到底耐え難いものがあるからだ。 潮時とはいい言葉。小沢は世の中と政治を多少でも明るくするために、政治指導者としてのけじめをつける最後の潮時と思われたが、幹事長続投を表明した。身の処し方を決めるのはまず小沢、ついで鳩山由紀夫首相と民主党だ。その結果をこんどは全国民が審判する日が近い。 政界では小沢による中央突破説が増えている。世論の批判を突破しようとするのだから、国民を敵に回すことになりかねない。突破説の根拠はいろいろだが、一つが、 「参院選で負けても、その後、公明、自民両党や新党グループに手を回し、参院の数合わせ(過半数確保)ができるのは小沢しかいない」 という見方だ。小沢の得意業で、すでに布石が打たれているらしい。一例は、2月26日、小沢が創価学会の秋谷栄之助最高指導会議議長(前会長)と会談したのを理由に、民主・公明急接近説が流れた。 事情通の矢野絢也元公明党委員長などは、池田(大作・学会名誉会長)・小沢ラインを想定し、<「池田大作と小沢一郎」最後に嗤(わら)うのはどっちか>と刺激的な題の論文(「新潮45」5月号)まで発表している。真偽ははっきりしないが、公明党が参院の議席不足を補う有力カードであることは間違いない。 また、小沢はこれまで何人かの政治家を首相候補に仕立て、政争の武器にしてきた。最初に海部俊樹の政権を作った時(89年)は、自民党幹事長の小沢が、 「担ぐ御輿(みこし)は、軽くてパーなやつが一番いい」 と漏らしたと報じられ、話題になる。海部が人づてに聞いて、直接問いただしたところ、小沢は、 「言った覚えはない。書いた記者を呼びつけましょう」 とすごんだ。最近になって、海部はそう語っている。 今回も、担ぎやすい<軽い候補>の物色が始まった、といううわさが飛んでいる。多分、うわさ好きの永田町が作ったのだろう。すべては参院選の結果次第だ。 ミニ新党のいくつかは、10人以上の当選をもくろんでいる。かりにそれが実現すれば、キャスチングボート政党になりうる。党首は首相候補に浮上するかもしれない。 あるいは、さらにこみ入った再編劇が展開されそうな予感もある。過去の再編ドラマの中で、小沢は細川護熙、羽田孜、鳩山由紀夫の3人を首相に就け、福田康夫首相とは結果的に失敗したものの、自民・民主大連立の合意にこぎつけた。 この歴戦の政治的パワーが小沢の存在をふくらませている。策略家として稀有(けう)なことは確かだ。 しかし、これまでと今回は決定的に違う。小沢は国民の信頼を失った。やはり潮時である。
2010.05.06
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けさ、鳩山首相は沖縄を訪問し、普天間基地移設問題で仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事らと会談し、沖縄県内移設の方針を伝達した。首相は、普天間基地の危険性の除去を最大限図るとの姿勢を強調したが、政府案は最終的に固まっておらず、会談中にその具体的な内容に踏み込むことはなかった。移設先の決定を半年間モラトリアム(猶予)し、国民と沖縄県民に大きな期待を抱かせた昨年暮を思い返せば、今回の訪問はあまりにも遅きに失しているといえるだろう。そうした政治的な意味合いでも、みんなが休んでいるゴールデンウィーク中という時期を見ても、全く常識はずれ・世間知らずのタイミングであり、そもそも何をしに沖縄まで行ったのかもさっぱり理解できないが、まあ、こういったところが“宇宙人”たるゆえんとでも言うほかはないのであろう。・・・なんか、キツネにつままれたような気分である。たぶん、「5月末決着」は「5月未決着」の誤植だったのだろうとささやかれはじめている今日この頃である
2010.05.04
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この世には「まさか」という坂があるとはいうが、まさか、ここまで真性の天然ボケだとは夢にも思わなかったと、識者から一般国民まで異口同音に言い募っている。もはや何をか言わんやであるが、夙(つと)に国民の信を失っている鳩山内閣の支持率は、直近の共同通信世論調査で20.7%に急降下、政権は誰の目にも明らかな末期症状に陥った。普天間基地問題では、“ほぼ元の木阿弥”の名護市辺野古、キャンプ・シュワブ移設“微修正”か、もしくは、考えるだにおぞましいが、「普天間基地の恒久化」という最低最悪の悪夢の帰結で一件落着するのだろうか。いずれにしても、苦渋に喘ぐ沖縄県民を愚弄しただけに終わるのだろう。他方、盟友の小沢幹事長は、西松建設献金問題での東京地検再捜査決定でもノウノウと居座り、厚顔無恥の生きた見本の晒し首である。・・・幸(みゆき)夫人とご家族を呼んで下さい。ご主人はご危篤です。むしろ僕から見ると、この期に及んでもなお、あの無能無気力無為無策の鳩山政権を支持している人が5人に一人もいるということの方が驚きなのだが、これはたぶん、小沢氏および鳩山民主党政権と心中するつもりの「日刊ゲンダイ」や「ゲンダイネット」あたりの熱心な読者なのであろう。・・・なにしろ、東京文京区音羽の講談社は、鳩山御殿(鳩山会館)のお膝元でもあるし(笑)同じ講談社でも「週刊現代」の方は、さっさと世間の厳しい空気を読み切って倒閣運動にシフトしているのに、「日刊ゲンダイ」だけは柳に風の孤軍奮闘、民主党の贔屓の引き倒しに余念がないKYぶり。「ゲンダイ」のこの記事によれば、鳩山首相は普天間問題で、「保守系議員や自民党国防族」を背景に持つ「沖縄県議会関係者」にハメられたのだそうである。寝言は寝て言えというべき、飛ばし与太記事である。・・・ホントにホントにご苦労さん♪これまでの鳩山首相のビヘイビア(立居振舞)を見ていると、この人はこれまで生きてきて、たぶん「事前の根回し」とか「稟議」といったことを、自力でほとんどしたことがないんだろうな~と思わざるを得ない。宮仕えの読者の皆さんも多いだろうが、業種を問わず、一定の年齢以上の社会人であれば、折に触れて必ずと言っていいほど直面する、憂き世の最も面倒で厄介な、ストレス満載の裏方の実務作業である。みんな、痛い胃をさすりさすりしながら、不平も言わず黙って遂行しているのが、根回しという調整工程である。実際に、日本社会ではさまざまな場面において「俺は聞いていない」、「事前に何の相談もなかった」、「頭越しに決められた」といった趣旨の文句を言われるのは、かなり致命的な落ち度であると見なされる。僕自身、関わりを持った問題でつんぼ桟敷に置かれることを相当不快に感じる方である。これは特別なことではないと思う。おそらく国民性に根ざしているのではないだろうか。いや、これは日本社会に留まらないだろう。アメリカ政界でも、大きな法案の上程に当たってはロビイストという名の政界スズメ・ブローカー的な人種が暗躍し、最終局面では大統領自らの電話での懇切な諄々たる必死の説得が行われるというのは報道などでよく聞く話だ。おそらく鳩山氏は、これまでの人生で、面倒な黒子の仕事は、全て周囲が「据え膳」をお膳立てしてきてくれたのだろう。理念先行といえば聞こえはいいが、要するに机上の空論・空中楼閣のような理想論の大風呂敷を広げていれば事は足り、実務的には、誰かが身を粉にして、身命を賭してやってくれるという精神構造なのだろう。偏差値的なアタマだけでいえば、まるっきりのルーピー(バカ)ではないようだし、学者であればそれでいいのかも知れないが、現実政治家として、理念をリアリゼーション(現実化、実現)するリアルな実務能力が著しく欠落しているのだろう。今頃沖縄入りして仲井真知事に会ったとしても、既に万事休すの上に、大混乱を助長するだけであろう。政治家と芸能人にとって命である「タイミング(間)」の取り方がどうしようもなくシロウトだと、シロウトの僕でさえ断言できる。いよいよ、“最後の将軍”徳川慶喜に似てきたのではないかと見受けられる。慶喜公も、徳川御三家の一人でありながら尊王イデオロギーの水戸学の秀才であり、イデア(理念)が勝った政治家であった。今年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」でもほどなく描かれることになろうが、大政奉還・王政復古の大号令直後の「鳥羽・伏見の戦い」での幕府軍の惨敗直後、家臣や幕府軍一統を見捨て、全てを放擲して、会津の松平容保や重臣らだけを供に、夜陰に乗じて海路大阪から江戸にスタコラサッサと逃げ帰り、まず真っ先に江戸前の「うな重」を所望したという歴史的事実の逸話が思い起こされる。この瞬間、身内を含めて人心は幕府を離れ、徳川幕府の瓦解は決定づけられた。ただ、好意的に解釈すれば、慶喜公にはこの時、徳川幕府の無力さと薩長の力量の差異の全容が痛いほど見えていて、一見みっともない歴史の悪役・負け犬に自らなることによって、これ以上の敵味方の無用の犠牲を防ぎ、明治維新への巨大な歴史の流れを創り出すという悲壮な決意と覚悟があったとも思われる。それは多くの同時代人や歴史研究者もかなりの程度評価し、功績としているところであろう。そうした、歴史の捨て石になる覚悟と叡智が、まもなく退陣する鳩山氏の胸中にはあるのだろうか?それは全く見て取れず、ただもう情けないだけの哀れな自業自得の末路である。また、その後の政局も全くの五里霧中の視界不良、乗客乗員たるわれわれ日本国民は危険なハードランディング・胴体着陸の道連れにされるのであろうか。・・・こんな時こそ、維新回天の風雲児・坂本龍馬がいてくれたらな~、なんていうのも言うだけ野暮な話だろうか内閣支持急落20% 小沢氏辞任論、拡大83%鳩山政権 危機的 みんなの党 初の2けた【下野新聞(栃木)4月30日付1面トップ・共同通信配信記事】 共同通信社が28、29両日に実施した全国緊急電話世論調査で、鳩山内閣の支持率は20.7%と、4月3、4両日の前回調査から12.3ポイント急落した。不支持率は11.1ポイント増の64.4%で、不支持理由のトップは「首相に指導力がない」(40.7%)だった。調査は小沢一郎民主党幹事長に対する検察審査会の「起訴相当」議決を受けて実施。小沢氏は「幹事長を辞めるべきだ」との回答は前回より2.4ポイント増え83.8%に上った。米軍普天間飛行場移設問題が5月末までに決着しなかった場合に鳩山由紀夫首相が「首相を辞めるべきだ」も7.3ポイント増の54.4%で、初めて過半数になった。首相が小沢氏の続投を支持したことを含め「政治とカネ」問題への鳩山政権の対応や、普天間問題の迷走などに国民が強い不満を持つ実態を浮き彫りにした形だ。夏の参院選を前に政権は危機的状況を迎えた。政党支持率で民主党は前回より6.2ポイント減の24.1%。自民党が微増の18.7%にとどまる一方、みんなの党が11.5%と初めて2けたに乗せた。最多は支持政党なしの29.0%。[下野新聞 4月30日 00:09配信]
2010.04.30
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民主党の小沢一郎幹事長に対して、検察審査会が「起訴相当」の議決をしたことで、東京地方検察庁(東京地検)特捜部は再捜査を行うこととなり、もし特捜部が再び不起訴処分としても、さらに強制起訴となる可能性が高まった。やや穿った見方だが、ここまでの流れ全体が、検察側の筋書き通りに進んでいるという観測も囁かれている。今一つ立証の決め手に欠けたため、2月に起訴を断念した前回捜査から時を稼ぎ、1月の強制捜査で集めた厖大な証拠の分析作業を進めるとともに新たな証拠を積み上げた上で、小沢民主党が大好きな「国民目線」の代表である11人の一般市民からなる検察審査会の議決を受ける形で再捜査に踏み切るという、心理的圧迫を伴う意趣返しである。これはキツイ。さらに、地検が再び起訴断念に追い込まれても、検察審査会の再議決で強制捜査の運びとなる蓋然性が高いと見られている。もともと、ここまで織り込み済みだったというシナリオは、十分あり得ることだと思う。折しも、この3月に最高検検事から東京地検に転じたに大鶴基成・次席検事は、当局内でも最強硬派・武闘派として鳴り、意気軒昂・やる気満々であると伝えられている。大鶴氏は、特捜部長としてあのホリエモン・ライブドア事件や、佐藤栄佐久・福島県知事の汚職事件捜査を担当した辣腕検事。現・特捜部長の佐久間達哉氏はその当時の副部長で、自他共に認める名コンビであるという。特に、福島の事件では、発端がほかならぬ水谷建設の脱税だったこともあり、今回の件にも構造的なリンクがあるとも指摘されている。泣く子も黙る秋霜烈日の日本最強の捜査機関・頭脳集団と言われる東京地検特捜部のことであるから、さまざまな深慮遠謀をしているだろうと思うのがむしろ当然で、以上の観測があながち買いかぶりであるとは思わない。さて、いよいよ進退窮まった民主党政権にはマグニチュード8クラスの激震が走っているが、もはやこれまでとなった小沢氏の最終失脚と、既に既定事実といえる優柔不断の鳩山政権の瓦解が、しかしながら、結果として吉と出るか凶と出るかは、なかなか予断を許さない部分もあるといえる。恐怖政治の独裁者ダース・ベイダーと、その阿諛追従の操り人形を追い出したあとの帝国軍の残党は、案外“爽やか民主党”だったりして(?)・・・それもどうなのかな~?と思うが(笑)いずれにしても、再捜査は最低3か月間(最長6か月)に及ぶとされ、これでこの7月の参院選(・・・場合によっては衆参ダブル選挙?)での民主党の壊滅的な惨敗だけは、ほぼ確かなものになりつつあるといえる今日この頃である。小沢氏は「起訴相当」 検審が議決 土地購入事件【産経新聞】 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、東京第5検察審査会(検審)は、東京都の市民団体から政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で告発され、嫌疑不十分で不起訴処分となった小沢氏について、起訴相当と議決した。議決を受け、東京地検特捜部は再捜査を行う。特捜部が再び不起訴処分としても、起訴相当の議決が再度出された場合、審査会の議決に法的拘束力をもたせた改正検察審査会法に基づき、小沢氏は強制起訴される。特捜部は2月4日、陸山会が平成16年10月に東京都世田谷区の土地を購入した際、土地代金の原資4億円を収入として政治資金収支報告書に記載しなかったなどとして、衆院議員の石川知裕被告(36)ら小沢氏の元秘書3人を規正法違反罪で起訴。小沢氏については「公判で共犯として有罪判決を得るだけの証拠はない」として嫌疑不十分で不起訴処分にした。 これに対し、市民団体は同12日に「検察庁の判断は国民目線に立っておらず、不起訴は納得できない」として検審に審査を申し立てた。検審は、事件を担当した特捜部の検事から不起訴とした理由について意見聴取を行うなどして審査を進めてきた。 検審は検察官の不起訴処分が妥当かを国民が審査する機関。有権者の中からくじで選ばれた11人の審査員で構成され、起訴相当の場合は11人中8人以上の議決が必要とされている。 1回目の起訴相当議決を受けて、検察官が再び不起訴としたり、3カ月以内に結論を出さなかったりした場合には、審査会が再審査を行う。再び起訴相当の議決が出ると、強制的に起訴される。 昨年5月の改正法施行後、兵庫県明石市の歩道橋事故で明石署元副署長が、同県尼崎市のJR福知山線脱線事故でJR西日本の歴代3社長が、検審の2度目の起訴相当議決をへて強制起訴された。 ■陸山会の土地購入事件 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」は平成16年10月、東京都世田谷区に秘書寮用地として土地約476平方メートルを購入。東京地検特捜部は21年1月、購入費をめぐる一連の収支報告書について、小沢氏からの借入金4億円を記入しなかったなどとして、政治資金規正法違反容疑で石川知裕衆院議員ら3人を逮捕、後に起訴した。小沢氏は2度の事情聴取後、不起訴となったが、市民団体が検察審査会に審査を申し立てた。特捜部は、小沢氏提供の4億円に水谷建設(三重県桑名市)の「裏献金」が含まれているとみて捜査したが、小沢氏や石川議員らは受領自体否定した。[産経新聞 4月27日 15:39]小沢氏「起訴相当」小沢グループ議員からも「幹事長の進退論のきっかけになる」【産経新聞】 民主党の小沢一郎幹事長 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、東京第五検察審査会が27日、小沢氏に「起訴相当」を議決したことについて、同党の小沢グループ中堅は同日、「小沢幹事長の進退論のきっかけになる。大型連休はのんびりしていられない。昨年のようなパターンになってきた」と述べ、危機感をあらわにした。[産経新聞 4月27日 16:14]
2010.04.27
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上海万博のPRソングが、岡本真夜さんのヒット曲の盗作だった問題で、“作曲者”繆森(びゅう・しん、ミャオ・セン)氏が中国のニュースサイトに「盗作ではない」「岡本さんも了解済み」という声明を出したらしい。これに対し、岡本さんの所属事務所は「初めて聞いた話で答えようがない。どうしてそんな報道が出たのか」として繆氏側の主張を否定している。また、岡本さん所属のレコード会社も「何を根拠にそんな話が出たのか。みんな戸惑っている」とコメントしている(日本テレビ報道)。・・・なんか、米軍普天間基地問題をめぐる、鳩山政権へのアメリカの反応と酷似しているような気もするこの作曲家は、すでにこれまでにも複数の剽窃疑惑があり、どうやら“常習癖”があるらしいという報道もなされている。よっぽど世の中を甘く見ているヤツなんだろうね。これまで、よくもまあ無事で生きてこられたなとも思うが、現在本人は行方不明、中国国内のネット上では「国辱」「死刑にしろ」みたいな非難轟々状態らしい。多少、憐憫の情を催さないわけでもないが、物書きをはじめ多少なりともクリエイティヴな仕事をしている者にとって、盗作(それも常習)というのは、ほぼ致命的な烙印というのが、先進国国民の常識ではないだろうか。万博事務局も盗作を事実上認めている中で、往生際が悪いというか、よく言えるよな~と苦笑するほかはない。一方、この事件で、僕も大好きな歌姫・岡本真夜さんへの注目が再燃しているという。この点は、ファンの一人として喜んでいいことかも知れない。岡本真夜さんの曲の盗作否定 上海万博ソング、作曲家が声明【時事通信 23日】【上海】日本のシンガーソングライター、岡本真夜さんのヒット曲「そのままの君でいて」を盗作したとの疑惑が浮上している上海万博のPRソング作曲家、繆森氏の所属音楽会社が22日、疑惑発覚後初めて声明を出し、「下心のある人間が大衆を誤った方向に導いた」などと完全否定した。中国のニュースサイト「新浪網」が伝えた。声明によると、繆氏側は、東京で代理人を立て、岡本さんの所属事務所関係者らと会談。「岡本さん側も二つの曲は異なるものだとの認識を示した」「盗作論争を行わないことで一致した」などとしている。声明が事実なら、盗作問題があいまいなまま決着する可能性がある。[時事通信 2010年4月23日 1:06配信]岡本真夜、パクられ特需! ベスト盤作り直し【サンケイスポーツ(サンスポ) 22日】盗作騒動が新たな波紋を引き起こした。5月10日に予定されていたデビュー15周年記念のベスト盤「My Favorites」の発売が、急きょ延期される事態となったのだ。同アルバムには、200万枚を超える大ヒットを記録した「TOMORROW」など計16曲が収録されているが、今回の盗作騒動で一躍注目を集めた「そのままの君でいて」は、関係者の選考の結果、入っていなかった。このため、所属事務所や所属レコード会社「日本クラウン」には、「なぜ、『そのままの君でいて』をベスト盤に入れないのか!」「盗作騒動も一段落したのだから入れてほしい」といったファンからの問い合わせや要望がここ数日で1000件以上殺到したという。これを受けて日本クラウンは急きょ「そのままの君でいて」を入れてアルバムを制作し直すことを決定。商品の一部はすでに完成していたが、すべて破棄し、17曲目に同曲を入れるという。この作業に伴い、発売日が5月26日に延期されることになった。こういった形でCDを作り直すのは極めて異例のケース。3150円の値段と影絵風のジャケット写真は変わらない。担当の制作ディレクターは今回の緊急措置について「もともと、選曲の段階で最後まで入れようかどうしようか迷っていた曲です。でも、多くのファンからのメッセージに背中を押されて入れることにしました」とコメントした。一方、「そのままの君でいて」は、岡本の所属事務所が19日、上海万博(5月1日開幕)の実行委員会から正式に使用申請があったのを受けて許可した前後から、国内でも人気が一気にヒートアップ。レコチョク「着うたフル」の順位が、17日の集計では圏外だったのが、18日に30位、19日に20位にランクアップ。そして20日集計分では、ついに自己最高となる5位を記録した。“時の人”となったことでベスト盤の売れ行きにも好影響が出そう。盗作騒動は岡本に大きなプラス作用をもたらしてくれたようだ。[サンケイスポーツ 4月22日 05:05]上海万博“盗作” 海外の知的財産を守る契機に【4月21日付 読売新聞 社説】盗作だと指摘する声が香港や日本で高まったことで、一時、使用を停止せざるを得なかったということだろう。5月1日に開幕する上海万博の公式PR曲が、シンガー・ソングライター、岡本真夜(まよ)さんの自作ヒット曲「そのままの君でいて」のメロディーに酷似している――。そう指摘された万博事務局の対応のことだ。中国では万博PR曲が一般公募され、専門家の審査を経たうえで中国人の人気作曲家による楽曲が選ばれたという。PR曲は、3月末に中国国内で発表され、有名タレントが歌ったことなどで、万博の人気盛り上げに一役買っていた。ところが、しばらくして、インターネット上に盗作との書き込みが出始めた。これにあわてた万博事務局が今月中旬、水面下で岡本さんの所属事務所に接触し、公式のPR曲として使用したいと、申請してきたという。岡本さんはこの申し出を受諾する意向を明らかにした。この結果、PR曲は、岡本さんの楽曲として再登場する可能性が出てきた。詳細な条件は今後、詰めるというが、万博事務局は、岡本さんの意向も踏まえ、著作物に関する国際的なルールに従って対応すべきである。中国では、海外ブランド品の模倣品や音楽、映画、ゲームソフトなどを違法にコピーした「海賊版」作りが、ひとつの産業として成立するほど盛んだ。日本や欧米諸国は、著作権や特許権などの知的財産権について、実効性ある保護策を中国に求めてきた。このため、法整備はある程度進んできたが、効果はほとんど上がっていないのが実態だ。著作権の侵害で損害賠償を求めても、裁判で取れる補償金は少額で歯止めにならない。作詞、作曲家らの創作者も十分に利益を得ているとは言えず、他人の作品をまねることに罪悪感は薄いとも言われる。しかし、今回の盗作騒ぎでは、事実上、中国側が非を認めた形だ。極めて異例の対応で、万博が国際的な催しであることから、盗作との指摘を無視できなくなったのではないか。上海万博は「より良い都市、より良い生活」がテーマだ。中国は経済発展をアピールし、イメージアップを狙っている。そうであるなら、知的財産権の保護についても、世界の常識に沿うよう、より真剣に取り組まなければならない。(4月21日01時43分 読売新聞)
2010.04.23
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岡本真夜 そのままの君でいてまもなく来月1日に開幕する「上海万博」の公式PRソングが、誰の耳にも明らかに、日本の人気シンガー&ソングライター・岡本真夜(おかもと・まよ)さんのヒット曲「そのままの君でいて」の盗作だった問題は、中国人の遵法意識(コンプライアンス)の欠如と、著作物の知的財産権である著作権に対する意識が驚くほど立ち遅れている実態を赤裸々に曝(さら)け出したものだと、心底あきれるほかはない。先進国から見ると、50年ぐらい遅れているんじゃなかろうか。これだけインターネットや情報システムが発達している時代に、これほど露骨なパクリをしたら、すぐにバレて大騒ぎになると思わなかったのだろうか?苦笑してしまうほどの浅はかさである。まあ、発展途上国にはままあることかな~などと思わないでもないけど、中国もそろそろ国際社会の仲間入りを意識する時期、“中国版ディズニーランド”とかも含めて、もう少しちゃんとしてもらいたいよね~。この問題では、まず“作曲者”と中国当局(万博事務局)が「盗作」を明確に認めて謝罪することが必須だと思う。場合によっては、国際的な損害賠償の問題にもなる。・・・とはいうものの、岡本さんの寛大な対応もあって、どうやら当事者・関係者同士では解決する見通しがついた模様だし、結果としては、日本の有名アーティストの曲が中国の国家的イベントのテーマソングになるという“皮肉な快挙”ともなり、思わずほくそえんでしまうような幕切れだ。ちなみに、僕は個人的にも岡本真夜さんの大ファンで、あの清楚なかんばせと物腰、そして溢れる才能に、昔からめちゃんこゾッコンなのであります~問題の曲「そのままの君でいて」も、発売当時にリアルタイムで買った(今では珍しい)小さな8cmCDを今も大事に持っている。確かに、行き詰まって煮詰まった作曲家が、思わずパクリという悪魔のささやきに耳を傾けてしまうような、軽快で爽やかな曲調の名曲だと思う。・・・今夜あたりは、晩酌の肴に、にんまりと片えくぼで微笑みながら、改めてじっくりと聴きかえしてみることにしようかな~■ 著作権法(日本国内法)第32条「引用の要件」 1 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。 2 国又は地方公共団体の機関が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。上海万博PR曲、「岡本さん作曲」で使用へ【読売新聞】上海万博のPR曲の盗作疑惑問題で、上海万博事務局が、酷似しているとされた「そのままの君でいて」の作者で、日本のシンガー・ソングライターの岡本真夜さんの所属事務所に、公式PRソングとして、楽曲使用申請を行ったことが分かった。19日、所属レコード会社が明らかにした。岡本さんは、「上海万博に協力させて頂ける機会を頂き、とても素敵なお話で光栄です」と使用を受諾するコメントを発表した。上海万博のPR曲を巡っては、メロディーが出だしから最後まで、岡本さんの曲に酷似しているとの指摘を受け、同事務局が「暫定的に使用を禁止する」と決定していた。[読売新聞 2010年4月20日 11時11分配信]この新聞記事自体、まさに「引用」ですが、上記の著作権法の違法性阻却事由(引用の要件)に合致しているので、大丈夫なのです~。・・・それなりに神経使っているのですよ~ん。短歌仲間の皆さま、ブロガー仲間の皆さま、お互いにくれぐれも気をつけることにいたしませう
2010.04.20
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時事通信社の最新世論調査で、鳩山内閣支持率は、黄信号点灯ラインとされる3割をあっさり大幅に割り込み、衝撃的といえる23.7%(前月比7.2ポイント減)に錐もみ急降下、不支持率は堂々過半数超えの56.5%(同8.0ポイント増)に達した。そのほかの各マスメディアも、同様の結果で続々と追随するのは確実だろう。赤信号といえる悪夢の20%割れも射程距離に入ってきた。鳩山政権に対する国民の失望と幻滅は深く、すでに政局は水面下で次期政権を模索する方向で胎動し始めている。折しも、沖縄・宜野湾市の米軍普天間基地移設問題にからんで、首相の移設先の“腹案”とされる鹿児島・徳之島で、先ほど午前11時から、島民2万6千人の半数を超える1万5千人が集まっての大規模反対集会が開催され、現地は熱気に包まれた。地元では、移設断乎反対の総意と政権への不信感が昂揚しており、鳩山首相が固執する5月末までの解決はもとより、「県外移設」の白日夢も、すでに砂上の楼閣と化したものと見られている。また、けさ18日付の読売新聞が1面トップで大々的に伝えたところによると、12日の「核セキュリティ・サミット」の夕食会での“10分間非公式日米首脳会談”で、米軍普天間飛行場移設問題に関する鳩山首相の説明に対して、オバマ・アメリカ大統領の返答は、“Can you follow through?”「きちんと最後まで実現できるのか?」(読売新聞訳)だったことが明らかになった。愕然、唖然、呆然と言うべきであろう。手元の英和辞典によれば、“follow through”は、もともとテニス・ゴルフなどの球技用語で、「(ボールに当てて)振り切る、振り抜く」動作を指したという。転じて、「最後まで、しっかりやり遂げる」意味で用いられるという、ややスラングっぽい熟語である。ライトヴァース(軽い口語)で訳せば、「ちゃんとやり抜くことが出来るのか?」(拙訳)といった、くだけたニュアンスだろうか。いかにも米大統領らしい、フランクな言葉遣いと思われる。そしてまた、これは父親が頼りない息子に言うような言葉でもあろう。米側の懸念が、鳩山政権への「不信感」などという高級なものではなく、何一つ自分では出来ないくせに大言壮語のホラ話ばかりはイッチョ前のバカ息子に呆れ、半ば見限り、やや嘲弄しつつも心配する、父親のような慈愛に溢れた感情であることが浮き彫りになった(笑)事実、外交関係筋では、半ば公然と「ミスター・ハトヤマは愚鈍(バカ)なのか?」と囁かれているという(「週刊文春」最新号)。しかも、ここで使われている英単語は、先日の米有力紙「ワシントン・ポスト」の「最大の敗者は鳩山氏」の記事でも用いられている“loopy”だということだ。“loop”とは、ご存知「堂々巡りの輪」のことである。“loopy”とは、(・・・書くのもおぞましいが)「クルクル○ー」といったニュアンスであろうか?一国のトップがここまで舐められては、もうど~にもなりませぬ。オシャマイだ~。・・・まあ、衆目の一致するところ、鳩山政権はすでに死んでいるので、こんなこと今さらど~でもいいけどね~とりあえずは、6月早々にも菅直人首相に首を挿げ替えて、7月に衆参同日選挙といった運びになるのだろうか?・・・何とも、一寸先は闇だけれども。
2010.04.18
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勝間和代が綾波レイのコスプレにチャレンジ!熟女マニア取り込みも視野に!?【メンズサイゾー】欲しがりません 勝間では僕はけっこう勝間さんのファンだが、・・・これはワロタ~www
2010.04.11
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きのう30日、学習指導要領の全面改訂後初めての小学校教科書検定結果が発表された。文部行政史上、未曽有の大失策・大失態で、一時は破綻と混乱の極に陥っていた「ゆとり教育」路線が、やっと完全に清算されて影を潜めたという朗報は、昨日からの各メディアの報道などで皆さんご存知の通りである。僕の親戚には学校教師が複数いるので、その混乱ぶりはつぶさに聞いていた。笑いが止まらないのは学習塾ばかりなり、の本末転倒であったようだ。われわれ保護者、現場の教師などの当事者や、心ある国民各層からも、悲鳴にも似た猛反発が噴出していた天下の愚策が撤回されたことは、まさに「過(あやま)ちて改めざる、これを過ちと謂う。過ちては改むるに憚(はばか)ることなかれ。」(論語)であり、慶賀の念に堪えない。国語教科書では、日本の伝統文化を重視。小学3・4年から初歩的な短歌・俳句を教えることになったという。全く異論の余地がなく、いいことであろう。一部の反日左翼勢力やメディアなどは、相変わらずゴチャゴチャとワケの分からん文句を言っているようだが、健全な保守層の国民の一人として、諸手を上げて賛成を表明する。もう一歩進んでいえば、僕は煎じ詰めれば和歌・短歌こそが日本文化の精髄であり、世界最高水準の文学・文化だとさえ思っている短歌フェチ男なので、反対論などはくだらんノイズにしか聞こえない。ちなみに、実際に教えられる短歌・俳句は、例えば下段に引用したような名作であるという。僕たちが子供の頃は、こうした名句・名歌の類いは普通に読む文章にも出てきたし、周辺の大人たちも自然に口にしていて、「門前の小僧、習わぬ経を読む」式に、誰に教わるということもなく何となく知っていたものだ。・・・が、今はこうした社会的素地というか、環境が失われている。学校で一律に教えるほかはないだろう。レベルとしても、この段階では古典文法などの高度な内容が要求されるわけではなく、楽しみながら親しめばいのだろうから、きわめて妥当な線であろうと思われる。■ 明治図書・国語教科書立ち読みウェブサイトより(・・・ページ内の「画像で立ち読み」ボタンをクリックすると、実際のレイアウトのポップアップ画面で読めます。)【俳句】古池や蛙飛び込む水の音五月雨(さみだれ)を集めて早し最上川夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡──松尾芭蕉菜の花や月は東に日は西に五月雨や大河を前に家二軒春の海終日(ひねもす)のたりのたりかな──与謝蕪村雪とけて村いっぱいの子どもかな名月をとってくれろとなく子かな大根(だいこ)ひき大根で道を教へけり──小林一茶白魚やさながら動く水の色──小西来山赤とんぼ筑波に雲もなかりけりいくたびも雪の深さをたずねけり──正岡子規遠山に日の当たりたる枯野かな──高浜虚子赤い椿白い椿と落ちにけり──河東碧梧桐木がらしや目刺に残る海のいろ──芥川龍之介【短歌(和歌)】天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも 安倍仲麿(あべのなかまろ)夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月やどるらむ 清原深養父(きよはらのふかやぶ)月見ればちぢに物こそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど 大江千里(おおえのちさと)君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな 藤原義孝(ふじわらのよしたか)* 短歌は、すべて藤原定家編「小倉百人一首」より教科書検定 愛国心、色濃く【毎日新聞】 30日に検定結果が公表された小学校教科書は、「学力向上」の狙いから分量を増やしただけでなく、日本の伝統文化に関する記述を大幅に増やしたのも特徴だ。「愛国心」を掲げた改正教育基本法の理念が色濃く反映された結果と言え、国語の3年で俳句、5年で古文・漢文も登場。社会では地図上の竹島と韓国の間に国境線を入れるよう求める検定意見が初めて付いた。【加藤隆寛、内橋寿明】 ◇伝統文化の記述拡充 小学3・4年で短歌・俳句 印象派やめ「風神雷神図」 国語では11年度実施の新学習指導要領に基づき、5~6年で古文・漢文の学習と音読が新たに加わり、3~4年では短歌と俳句を学ぶ。これらは一部の小学校教科書で扱われた例はあるが、全教科書に本格導入されるのは初めて。1~2年では「ヤマタノオロチ」「いなばの白うさぎ」などの神話も登場した。 他にも狂言の音読や国宝▽雅楽器▽宇治拾遺物語――など、伝統文化が次々と登場。図工では西洋の印象派絵画を「風神雷神図」「鳥獣戯画」など日本画に入れ替え、算数では江戸時代の和算の紹介ページが増加。東京書籍の家庭科(5・6年)では伝統的な食事として「ご飯とみそ汁」の記述が4ページから6ページになった。 古典をはじめとするこうした記述の拡充について、神奈川県内の小学校女性教諭(30)は「子供は結構、(古典に)食いついてくると思う。普段聞き慣れない言葉に触れることを面白がるから」。ある教科書編集者は「昔も今も人は同じようなことを考えていたのだと知れば、中学で古典を学ぶ時に身構えなくて済む」と言う。 一方、指導歴40年の埼玉県朝霞市立朝霞第十小、三輪民子教諭(62)は「昔の人の思いを知るのは大事なことだが、(古典などの)あえて難しい素材を持ってくるのは疑問。『意味が分からないうちから覚えさせ、愛国心を育てよう』という狙いを感じる」と懸念した。[毎日JP 3月31日(水)13:00]小学教科書、ゆとり決別文科省検定、11年度から25%増ページ【読売新聞】 文部科学省は30日、2011年度から小学校で使用される教科書の検定結果を発表した。 「ゆとり」が特徴だった学習指導要領を全面改定し、学習内容を充実させた新指導要領に基づく初めての教科書で、学力低下不安から内容を増やした現行教科書と比べ、平均ページ数は全体で25%、算数で33%、理科で37%増えた。基礎の反復や実験、観察も増え、情報を使いこなす力、思考力、表現力の向上も意識された。日本の伝統文化も多く盛り込んだ。 教科書の内容は、ゆとり教育を反映した00年度検定の教科書(02年度供給)で大幅に削減。03年度検定(05年度供給)で要領を超えた「発展的記述」を取り入れて増やされたが、今回の検定で「ゆとり」から完全に決別した。ただ、教える内容の選択が現場に委ねられた面もあり、今後は授業時間の確保や教師の質向上が課題となる。 今回の09年度検定で合格した小学校教科書は9教科の計148点。各教科ともページ数を増やし、特に主要教科で質量とも充実した。00年度と比べると、平均ページ数は全体で43%、理科と算数で67%増。理数、社会では、標準的なB5判より横に長い「AB判」が、現行の7倍の42冊に増えた。 国語では、新聞記事の編集の仕方や書き方に注意して読むことを通じ、言語能力を高めようとする活動が登場。社会では、インターネット上の情報が正確か否かを読み解く力などを身に着けるページが充実した。[読売新聞 3月31日付]
2010.03.31
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けさの読売新聞朝刊が1面トップで伝えたところによると、政府は17日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先候補地として、〔1〕同県名護市などにある米軍キャンプ・シュワブ陸上部と、〔2〕同県うるま市の米軍ホワイトビーチ沖を埋め立てる二つの案を米側に提示し、交渉に臨む方針を固めたという。両案ともに過去の日米協議で検討され、米側はいずれも却下した経緯がある。複数の政府関係者が明らかにしたもので、早ければ月末に予定される日米外相会談で伝える見通しだという。読売新聞の大スクープと言える。普天間移設、2案提示へ 合意困難か【読売新聞】シュワブ陸上部案の場合、500メートル級の短い滑走路かヘリ離着陸帯を建設し、普天間飛行場の機能を徳之島(鹿児島県)や馬毛(まげ)島(同)などに分散移転することになるという。先日の産経新聞スクープが伝えたことと一部呼応する。な~んだ、やっぱりそんなことだったのかと、基地負担の重圧に長年喘いできた沖縄県民の激しい反発はもちろん、われわれ全国民の失望・落胆も極めて深刻で、超ガックリである。「最低でも県外、できれば国外へ」と鳩山首相が昨年来豪語してきた最低ラインも踏みにじる沖縄県内であったことと、アメリカ側がまず飲まない非現実的な案だという点で、二重苦の幻滅である。鳩山政権の外交・安全保障政策は、今や救い難い惨状に陥ったといえよう。ただ、読売が「新聞辞令」式に報道したことによるアナウンス効果の反作用(リアクション)で、改めて政府が威信をかけ、躍起になって別の候補地を探すという動きも予想されるが、哀しいかな“打ち出の小槌”はどこにもなく、首相自らが言質を与えている3月中の政府案決定までには、あまりにも時間がない。この展開が、遠からず「政局問題」になることは明らかで、首相自らが期限を切った5月末までには激動も予想される。今夏の参議院選挙を控えて、鳩山民主党政権にとって致命的なダメージとなることも織り込まれる事態となった。少し話は変わるが、いわゆる「トヨタ・バッシング」は、リコールの対象となるような技術的な問題も多少あったのかも知れないが、それ以上にアメリカ政府・議会を中心とする政治的な意思・思惑が作用していると見る向きは多いだろう。明確な根拠はないが、これは迷走する日本民主党政権の外交・安全保障防衛政策に対するアメリカからの警告(ウォーニング)、揺さぶりである可能性はあると見る。さらにいえば、小沢氏への対米敵視的(反米的)な体質への隠微な恫喝かも知れない。アメリカという国は中央情報局(CIA)を有し、こういったことをやる時はやる国だ。かつてアメリカの意思に反する形で中国に接近した田中角栄首相は、ロッキード・スキャンダルで追放され一敗地に塗れた。その洗練された再現と見る方は少なくないのではないか。
2010.03.18
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けさの朝日新聞が1面トップで伝えたところによると、最新世論調査での鳩山内閣支持率は32%で、前回調査の37%から5ポイント下落した。不支持率は47%で漸増した。直近の時事通信社の調査でも、支持率30.9%(4.8ポイント減)と、ほぼ呼応する結果となっている(不支持率は、3.8ポイント増の48.5%)。政権基盤の危険水位とされる30%割れが確実となり、綻(ほころ)びに全く歯止めが掛からない状態が続いている。・・・失望、幻滅、日々新たなる民主党政権の明日はいずこ?一方、同じくけさの産経新聞1面トップによると、鳩山首相は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先の候補地として、鹿児島県の徳之島を検討するよう、防衛省に指示したことが昨日までに明らかになったという。複数の政府・与党関係者が明らかにしたとのことである。産経の一大スクープ記事である。「徳之島」の検討指示、普天間移設で首相【産経新聞】首相は今日午前、記者団に対して即座にこの事実を否定したが、「指示した」のか「打診した」のか「ご相談した」のか「鎌を掛けた」のか「観測気球を揚げた」のか何だか知らないが、何らかの働きかけをしたことは事実と見られている。さらに、アメリカ国務省で東アジア・大洋州政策を統括するキャンベル次官補が、明日予定されていた訪日および外務省との協議をドタキャンした。普天間移設問題での鳩山政権の迷走ぶりに愛想が尽きたものと観測されている。政権末期の閉塞状況に焦りまくる首相のウルトラCの秘策は、果たして成就するのだろうか!?・・・それほど興味もないけどね
2010.03.16
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チリ大地震に伴う昨日の津波騒動に対して、政府当局・地方自治体やマスメディアなどは、最高レベルの厳戒態勢を布いたようだった。やや大仰かな?とも見えた対処は、結果として大山鳴動鼠一匹の感もあったが、犠牲者が出てからでは遅いし、やはり大事を取るに如(し)くはないから、あのぐらいでまあ妥当だったのだろう。昨日の専門家の解説によると、太平洋の海底地形はまだ十分にトレースされておらず、現状では津波がどのような挙動をするのか正確な予測は困難なのだという。僕らは、50年前のチリ大地震での、東北地方・太平洋岸に甚大な被害をもたらした津波の“恐怖伝説”を繰り返し聞かされて育ってきた。地球の裏側で起こった地震の余波が、広大な太平洋を越えて押し寄せてくるという、子供には不可思議でさえある事実が怖さを増幅し、強く記憶に残った。“TSUNAMI”という単語が、光栄にも公式な国際語として通用する事実も、日本人の津波に対する防災意識の高さと関係があるのだろうと思われる。テレビ画面では、楽しみにしているNHK大河ドラマ「龍馬伝」の最中も、右下にあの目障りな津波警報ピッコピッコ画像が出っぱなしだったが、これはまあ仕方がなかろう。自然災害は必ず起こる。天災は忘れた頃にやってくる。今回の当局・マスメディアの「津波シフト」は、遠からず再び起こるといわれている“関東大震災”などへ向けた有意義なシミュレーションになったことは疑いない。僕ら一般市民も、自然災害に関して、以(も)ってさらなる自戒を期したいところである。
2010.03.01
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ガッキーこと若手人気女優の新垣結衣(あらがき・ゆい)ちゃんが出演して、現在盛んに流されている「アサヒ十六茶」のコマーシャル・フィルムが、あまりといえばあまりにもカワユすぎる~っ!!と、各方面で大評判である。オタク関係者が集う掲示板方面などでは、「2次元ヴァーチャル美少女に勝る、唯一の3次元リアル美少女」などと評されているようだまあ、その当否はともかくとして、かくいうワタクシめなども、オヂサンイチコロ・悶絶秒死であることは間違いない。プロデューサー、ディレクターは、まさに技あり。金メダル級の出来栄えであるといえるだろう。・・・う~む、このずば抜けた・度外れた可愛いらしさは、どの法律とは特定できないが、明らかに何らかの法律に違反していると思われる。警察・検察は直ちに捜査に着手し、容疑が固まりしだい逮捕すべきだろう。なお、僕も見たい時にすぐ見られるように、とりあえずここからリンクしておきますだ~・・・映像はこちらどす。
2010.02.28
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“オリオンの三ツ星(オライオンズ・ベルト Orion's belt)”でおなじみ、真冬の南天にきらめくオリオン座の右肩(向って左上)に赤く輝く α(アルファ)星で赤色超巨星のベテルギウス(和名:平家星)に、超新星爆発の兆候があると伝えられている。ベテルギウスに爆発の兆候 大きさ急減、表面でこぼこ【朝日新聞 1月10日】ただし、いかにも天文学をめぐる話らしく、「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」とのことである。超新星(スーパーノヴァ supernova)は、大質量の恒星がその一生を終える時に、巨大なエネルギーや電磁波を一挙に放出しながら起こす大規模な爆発現象である。肉眼では夜空に突然高輝度の星が出現するように見えることから、このように呼ばれる。・・・最近では、「加藤夏希は、秋田の生んだ超新星だ」という風にも使われる(・・・どうでもいいか)例えば、現在「かに星雲」の名で知られる銀河系内の超新星残骸が、1054年に超新星として出現した際の記録は、歌聖・藤原定家がその日記「明月記(めいげつき)」(国宝、京都・冷泉家時雨亭文庫蔵)に引用の形で書き残していることでも知られている。この時の明るさを示す天文学的等級は-6に達したと推定され、当時白昼でも見えたという。これは「夕星(ゆうづつ)」で知られる金星の最大時-4.7を上回り、満月の-12.7、半月の約-10に次ぐ明るさであり、これが点光源として見えるので、相当明るく見えたことは間違いない。ベテルギウスの場合、-10等級程度、つまり半月程度の明るさになるという推測もある。遠くの車の明るいヘッドライトを直視するような感じであろうか。われわれ現代人にとっても、相当異様な光景であろう。科学が発達していない前近代の人々にとっては、まさに驚異であったろう。ちなみに、ベテルギウスは地球から約640光年離れているので、万が一爆発が起きても、オゾン層に多少の影響はあるかも知れないが、その他の地球環境やわれわれなど生物に直接の影響はほとんどないとされているようである。この点は、ひとまず安心といっていいだろう。また、例えば今日それが観測されたとしても、その爆発現象そのものは640年前に起こっていたということでもある。現代物理学によれば、光速より早い速度は存在しないので、今現在そこで何が起こっているのかを知るすべはない。・・・やっぱり、天文学の話はスケールがデカイね。どうせなら、生きているうちにこの目で見てみたい気もする。専門家によれば、「爆発がいつかは分からないが、(ベテルギウスの)死の直前を見ているのは間違いない」とのことである。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2010.02.12
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槇原敬之(まきはら・のりゆき)No.1にならなくてもいいもともと特別な Only one世界に一つだけの花(2003)〔歌:SMAP〕■歌詞全文今となっては少々旧聞に属するが、民主党政権の「事業仕分け」作業で、蓮舫衆院議員がいわゆる「スパコン開発費」に関して「世界一を目指す理由は何ですか? 2位ではだめなのですか?」と質問するや否や アズ・スーン・アズ、・・・あれ~? この言葉ってなんかデジャヴ(既知)だよな~と思ったが、それっきりになっていた。・・・が、その後何となく不意に思い当たった。そうそう、槇原敬之作詞作曲の「世界に一つだけの花」の歌詞であった。ウチは家族揃ってSMAPはお気に入りで、妻が剛くん、長女がキムタク、次女が吾郎くん、三女が慎吾くん、僕が中居くんの大ファンと、バランスも取れている(?)。この歌を、今年の紅白歌合戦でも彼らが歌うそうで、それ自体は別に問題ないどころかむしろ楽しみだ。SMAPに対して親しみこそあれ、何ら恨みはない。・・・がしかし、これはけっこう政治的な含みのある歌詞だよな~と思うのも、これまた事実ではある。僕らの若い頃は「政治と文学」が盛んに論議された。たかがブンガク、されどブンガクである。政治と文学(特に共産主義革命方面)について、ここに実例をいくつか書いたのだが、それぞれの作家や詩人などの熱烈支持者もいるだろうし、突っ込まれても面倒だし~、いろいろと差し障りがあるような気がするので、削除した(笑)現在は、歌の文句が政治に与える影響が甚大である。この歌が社民党・プロレタリアート系のデモ行進でガンガン流れていたのを実際に目にしたし、「プータロー賛歌」になっているという批判もよく聞いた。「反戦歌(反米・反帝国主義)応援歌」であるという向きも、当然あるだろう。特に深読みしなくても、そう読むなという方が無理であろう。確かに、紛うことなき天才たる槇原敬之ともあろうものが、策士が(作詞の)策に溺れたか、ちょっと変な歌詞であるという憾は否めない。1行目「No.1にならなくてもいい」のはその通りだろう。世の中がそう甘いはずもなく、なろうったってトップになれるもんじゃなし、これはよしとしよう。ただ、「ならなくてもいい」のであって、「なってもいい」というのが微妙な含みである。何といっても問題は2行目だ。「もともと特別な Only one」。・・・へえ? そうですかね?もともと?(生まれながらに?)特別な?(スペシャルな?)オンリーワン?(唯一無二の?・・・天上天下唯我独尊の?)お前はゴータマ・シッダルータ(お釈迦様)かよっ!と、思わずツッコミを入れたくなるような文句である。・・・と、今アドリブで書いたら、本当にそうらしい。ウィキペディアによると、作詞中の槇原敬之の頭の中には、実際に「天上天下唯我独尊」という言葉があったという。・・・恐れ入りました。あまりにもナルシスティックなお言葉じゃないかねと、やっぱり僕は批判的なのである。〔ウィキペディア「蓮舫」より引用〕2009年11月13日、民主党政権下に内閣府が設置した行政刷新会議事業仕分けの文部省予算仕分けの際に、蓮舫議員は日本の次世代スーパーコンピューターへの予算編成に対し「世界一を目指す理由は何ですか? 2位ではだめなのですか?」と発言し、次世代スーパーコンピューターへの予算編成削減を決めた。この発言について、ノーベル賞・フィールズ賞受賞者5人の科学者が記者会見で批判し、中でも野依良治は、「全く不見識であり、将来、(蓮舫を含む仕分け人は)歴史という法廷に立つ覚悟はできているのか」と述べ、利根川進も「“世界1である必要はない”と語った人(=蓮舫)がいるが、1位を目指さなければ2位、3位にもなれない」と続き、鳩山由紀夫総理へ次世代スーパーコンピューターへの予算編成を行うべきだと直談判した。また、石原都知事は彼女を「文明工学的に白痴的」「技術に関してはあの発言は論外」と批評した。
2009.12.18
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天皇陛下の特例会見問題で、民主党の小沢一郎幹事長(67)その人が“炎上”している民主党本部がある東京・千代田区は、すでに事実上の“戒厳令布告状態”になっている模様。情報を総合すれば、小沢“上皇”は、慣例を無視した天皇陛下の中国副主席との異例の会見を、内々に鳩山内閣総理大臣に“指示命令”し、鳩山首相は官房長官を通じて宮内庁長官に正式に指示したという流れのようである。形式的な責任は鳩山首相にあるようだが、天気図は「党高政低」の冬型の気圧配置である。将軍様(チャングンニム)の北朝鮮に似た構造だ。どの段階にせよ、誰か止めるヤツはいなかったのかね?・・・いないんだろうな、猫の首に鈴を付ける鼠は。なにしろ小沢氏といえば、よく言えば「白い猫でも黒い猫でも鼠を捕る猫」(力量がある政治家への褒め言葉)だから。さらに、小沢氏が記者会見で、この横紙破りのゴリ押し・無茶振りを批判した羽毛田信吾宮内庁長官の辞任を公然と要求したことで、一気に重大な政治問題となった。・・・いや~、相変わらずのコワモテ意気軒昂ぶりには恐れ入るが、こりゃもう、虎の尾を踏んじゃってますよ~。もはやタダでは済みそうにない、上や下への大騒ぎである。小沢幹事長の記者会見発言全文【読売新聞】民主党の小沢幹事長が14日夕の定例記者会見で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見に関して述べた内容は以下の通り。──皇室外交について、どのような考えを持っているか。【小沢氏】どういう意味?──習副主席が来日したが、天皇陛下との会見が30日(1か月)ルールにのっとらない形で行われることになった。【小沢氏】30日ルールって誰が作ったの。知らないんだろ、君は。──2005年に。【小沢氏】法律で決まっているわけでもなんでもないでしょ、そんなもの。それはそれとして、君は日本国憲法を読んでいるか。天皇の行為は何て書いてある。それはどういう風に書いてある、憲法に。国事行為は、内閣の助言と承認で行われるんだよ。天皇陛下の行為は、国民が選んだ内閣の助言と承認で行われるんだよ、すべて。それが日本国憲法の理念であり、本旨なんだ。だから、何とかという宮内庁の役人がどうだこうだ言ったそうだけれども、全く日本国憲法、民主主義というものを理解していない人間の発言としか思えない。ちょっと私には信じられない。しかも内閣の一部局じゃないですか、政府の。一部局の一役人が内閣の方針、内閣の決定したことについて会見して、方針をどうだこうだと言うのは、日本国憲法の精神、理念を理解していない。民主主義を理解していないと同時に、もしどうしても反対なら、辞表を提出した後に言うべきだ。当たり前でしょう。役人だもん。そうでしょう。だからマスコミがそういうところを全然理解せずに、役人の言う通りの発言を報道ばっかりしていてはいけません。ちゃんとよく憲法を読んで。そして、天皇陛下のお体がすぐれないと、体調がすぐれないというのならば、それよりも優位性の低い行事を、お休みになればいいことじゃないですか。そうでしょ、わかった?──天皇陛下の健康上の問題にかかわらなければ、1か月ルールはよろしいとの認識か。【小沢氏】1か月ルールというのは、誰が作ったんですか、というんですよ。──なくてもいいものだと。【小沢氏】なくてもいいものじゃない。それ、誰が作ったか調べてからもう一度質問しなさい。私は、何でもかんでもいいと言っているんじゃないんだよ。ルールを無視していいと言っているんじゃないよ。宮内庁の役人が作ったから、金科玉条で絶対だなんて、そんなばかな話あるかっていうことなんですよ。天皇陛下ご自身に聞いてみたら、手違いで遅れたかもしれないけれども、会いましょうと、必ずそうおっしゃると思うよ。わかった?──小沢幹事長が平野官房長官に、習副主席と天皇陛下の会見を要請したと報道されている。事実関係はどうか。また、天皇陛下の政治利用だという議論が起こっているが、どう考えるか。【小沢氏】君も少し、憲法をもう一度読み直しなさい。今、説明したじゃないですか。天皇陛下の国事行為、行動は、国民の代表である内閣、政府の助言と承認で行うことなんですよ。それじゃ、国事行為は全部、政治利用になっちゃうじゃない。諸君の理解がまったくおかしいんだよ、マスコミの。そうでしょ。何をするにしたって、天皇陛下は内閣の助言と承認でと、それは憲法にちゃんと書いてあるでしょうが。それを政治利用だといわれたら、天皇陛下は何もできないじゃない。じゃあ、内閣に何も助言も承認も求めないで、天皇陛下個人で行うの? そうじゃないでしょう。──平野官房長官に要請したかどうかの事実関係だけ教えてほしい。【小沢氏】事実関係だけというなら、先の質問は勉強してから聞きなさい、もう少し。さっきも言ったけど、政府の決めることですから、私が、習副主席と天皇陛下を会見させるべきだとか、させるべきでないとかというようなことを言った事実はありません。──明日予定されていた幹事長と習副主席の会談が中止になったそうだが、この経緯は。【小沢氏】予定していたわけではございません。ただ、会いたいという連絡は、あったそうですけれども。非常にお忙しい日程で、3日間で、いろんな方とお会いするでしょう。私は中国に行ってきたばかりですし、お忙しいだろうと思って、ご無理なさらんでもよろしいと。〔読売新聞 12月14日21時26分配信〕宮内庁、外務省、広がる懸念 「亡国」批判も天皇特例会見問題【産経新聞】 民主党の小沢一郎幹事長は14日の記者会見で、羽毛田信吾宮内庁長官に辞任を迫るという激しい反発をみせた。宮内庁だけでなく、外務省にも今回の決定への強い懸念が広がる中で小沢氏が、異論を封じ込めようと、強気の姿勢を示したようだ。複数の日中関係筋の証言によると、鳩山政権は、中国側の度重なる申し入れに逡巡(しゅんじゅん)し、それでも抵抗できなかった。こうした対応に外務省関係者からは「外交では筋を通してほしい」、宮内庁幹部からも「問題を安易に考えている」と強い批判が出てきた。実は、政府は11月30日、正式に中国側に「会見は無理」と通告した。「1カ月ルール」と、75歳と高齢の陛下のご健康が万全とまではいえないことが理由だった。ところが、駐日大使館を中心とする中国側の巻き返しが始まる。政府・民主党だけでなく、野党・自民党の中曽根康弘元首相ら中国とパイプの太い政治家らにも「なりふり構わず」(外交筋)働きかけた。「日本が一度断れば、中国が必死に動いてくることは分かっていたことだ。なのに、鳩山政権は中国側の動きに動揺してしまった」別の外交筋はこう解説する。中曽根氏ら自民党の政治家は「われわれが『ルール破りはダメです』と説明したら理解してくれたが、民主党側は、まるで中国の走狗(そうく)となった」という。平野博文官房長官は12月9日、首相官邸を訪ねて重ねて会見実現を求めた中国の崔天凱大使に「陛下の体もあって大変厳しい」と明言を避けていた。だが、翌10日には小沢氏ら民主党議員143人の訪中団出発が控えており、結局、同日中に宮内庁長官に2回目となる指示を出し、宮内庁を押し切った。「官房長官から内閣府の外局である宮内庁の長官へという指揮命令系統を使ったということは、実質的に陛下に直接指示するのと同じだ」宮内庁幹部はこう指摘する。また外務省幹部の一人は、一連の政府・民主党の動きをこう言い切った。「亡国政権。小沢氏の意向が背後にあるのだろう」外交当局が、時の政権を「中国の走狗」「亡国政権」とまで形容するのは極めて異例だ。一方、政府筋は14日、「前政権のルールは知らないし、報道に違和感を持っている」と語った。陛下の政治利用の重大性や外交の継続性は見えなくなっているようだ。(阿比留瑠比)〔産経新聞 12月15日 0:14配信〕
2009.12.15
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民主党政治は、松平定信の「寛政の改革」に酷似しているという言説を最近目にして、はたと膝を打った。「週刊ポスト」の先週号誌上でぶち上げたのは、舛添要一・前厚生労働大臣である。自民党陣営としてのプロパガンダの臭いが多少漂うとはいえ、さすが日本を代表するハイパー・インテリジェンス、言うことが違うわな~と感服至極である。現代の政治経済状況について、歴史的な事跡との類推でものを言うのは、若干短絡的かつ図式的との謗りも免れまいが、そう言われて改めて考えてみると、確かに似ている点は多々あるようにも思われ、この比喩はけっこう正鵠を射ているように思われる。■危機的状況にある経済と財政に対する無知と軽視に基づく、成長戦略皆無のケチケチ緊縮財政政策。■有能な官吏を多数罷免し幕府の信頼感が揺らいだことと、現今の官僚組織の政府への面従腹背的な離間。■金融活動への裁判・公的関与を停止、裁定機能を中止し、経済を混乱に陥れた相対済令(あいたいすましれい)と、中小企業の金融機関への債務返済猶予政策の類似。■非現実的な理想主義(儒教の中でも特に観念性が強い朱子学への依拠と、現代のエコロジー)の押し付けによる庶民生活の索漠化・窮乏および怨嗟。■外交の軽視と鎖国の再強化、アメリカとの同盟関係の重大な危機。・・・などなどである(ちょっと語彙が難しくなっちまった)。寛政の改革は非難轟々で、時間の流れがゆったりしていた当時でさえわずか6年でおおむね失敗に終わったといわれるが、それときわめて似ているように見える今回の諸改革は、いったいどうなるのであろうか?
2009.12.14
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思い起こせばつい先日、初秋の9月16日に鳩山内閣が鳴り物入りで発足してからまだわずか3ヶ月も経っていないというのに、早くも政権は完全に座礁し、すでに事実上のレームダック(死に体)化しているというのが、専門家から床屋政談子に至るまでのもっぱらの見方である。政治的にいうならば、“お前はすでに死んでいる”である。円高デフレーション瀕死経済へのあっけに取られるほどの無為無策、米軍普天間基地の名護市辺野古(へのこ)キャンプシュワブ沖への移設という重大な安全保障問題のこじれから日米関係全般の急激な悪化、そして自らのブリジストン・ママからの11億円(毎月1500万円!)のおこづかいの贈与税脱税疑惑の三重苦と、ど~にもこ~にも厚顔無恥のハットトリック・オウンゴールである。全てが「人ごと」のようで、リーダーシップというものを全く感じさせない軽やかな挙措動作が、何とも爽やかというか、虚しくも清々しくも痛々しい。祝・政権交代成就前後には新政権への期待は澎湃たるものがあっただけに、このところのメラニン色素沈着の燻(くす)みぶりには、なお一層落差が目立っている。今回の本年度第2次補正予算編成でも、国民新党のもしもし亀よ亀さんよ VS ぽっぽっぽ鳩ぽっぽの対立となり、業を煮やしたイラ菅の恫喝炸裂でなんとか大した事なきを得たようだが、結果的にはだいたいドン亀の要求どおりの満額回答、7.2兆円で“妥結”した。ことほど然様に、なべて押し込まれっぱなしである。・・・まあ、予算については、これはこれで結果的には良かったと、経済界などは歓迎している模様だが。あの飄々として無表情なかんばせから、かねてより、もしやとは思わないでもなかったが、これほどまでに“本物・純正”だとは、政権に就いた時点では誰ひとり想像だにし得なかったろう。まことに情けないと呟くほかはない。むろん、内閣総理大臣の地位はきわめて重く保障されており、自分で辞めると言わない限り、続けようと思えば続けられるともいわれるが、もしそんなゴリ押しをすれば、政権は立ち腐れのまま“炎上”し、地響きを立てて崩壊するであろう。ただ、僕は、あの華やかなりし「事業仕分け」だけは、まあまあ一定程度評価している。確かに、吊るし上げの中世魔女狩り・毛沢東の人民裁判みたいではあったが、これまで伏魔殿の深窓で行われていた予算編成作業を白日のもとに引きずり出しさらけ出したことはなかなかの見ものであったし、一定の意義はあったと思われる。野党・自民党筋からさえ、「なぜあれを自民党政権時代にやれなかったんだ」という怨み節が洩れ伝わってくるほどの、ちょっとした快挙ではあったと思う。ただし、頑張った人は、あくまで鳩山首相ではなく、同じユキオでも民主党若頭の枝野幸男氏や、鉄の女・蓮舫議員などであった。また、その過程で官僚機構の深い怨みを買ったことも間違いない。「この怨み晴らさでおくべきか」的な陰湿な反撃も、今後予想される。在日米軍再編・普天間基地問題では、日米両政府の予(かね)てからの合意通り、辺野古移設以外に道はないだろう。これはいわば、バラク・オバマと福島瑞穂オバサンのどちらを採るのかという問題だ。米国と握手し、社民党は切り捨てるほかに方途はないと思われる。進むも地獄退くも地獄であるが、こちらの方が傷は浅いといえる。・・・とはいえ、どっちみち限りなく致命傷に近いことは言うまでもない。政界では、早くも菅直人氏へのタナボタ政権禅譲の時期が最大の関心事になっている。鳩山氏に対しては、日米両政界とも、つとに冷ややかな総力無視(シカト)の音無しの構えに入ったといわれている。岡田克也外相とともに、失脚・追放・クズィ~お払い~の運命であろう。政治の一発屋にすらなれなかった。一方、野党の雄たる自民党も、決して余裕綽々・高見の見物とまでは行かず、政策総路線の見直し再構築と党勢建て直しにまだまだ時間がかかる見通しなので、そうそう簡単に民主党が最期的瓦解・四分五裂してもらっては困るのである。時間がほし~のなのである。来年夏の参院選前ぐらいまでに、ゆっくりとおもむろに民主党政権が自壊してくれれば、自民党にとっては最良のシナリオとなるだろうが、下手するとどうもその時期が早まりそうな気配も漂っているのが不気味だ。まさか、いくら何でも衆議院解散・総選挙とのダブル選挙なんてことはないと思いたいが、一寸先は闇の政界、何があるのか分からないのも、これまでの例に照らしてもあり得ることじゃわいな。お話変わって、「お塩様」こと押尾学容疑者って人は、よく知ってるわけじゃないが、芸能界周辺部あたりによくうろついている、絵に描いたようなジゴロ・チンピラ・ゴロツキって感じですかね。こういう人がすごく悪いことをして、逮捕されて、嘘八百の弁解をして、その結果お白洲で厳しい裁きを受けるのは、巨視的・傍観者的に見ればすごくいいことだと、いっそ微笑ましい心持ちさえするのである。何やらこの人、ずいぶんと根拠のない自信とビッグ・マウスの、ずば抜けた大ボラ吹き・無責任男だったらしいね~。しかも、含羞とかテレとかがこれっぽっちもなくて、ある意味大真面目なところが、オイオイである。・・・ただでさえ日本社会では嫌われるタイプだよね~。ウザイとか言われつつ、憎まれっ子世にはばかって。わざわざ自ら進んで反感を買いたいらしいね。真正のおバカですね~。・・・そこのところに若干愛嬌が漂ってしまふのが、ミョ~な人気の源泉なのか。おまけに、今般のケースでは、さらに薬物使用と保護責任者遺棄致死(≒未必の故意で殺人罪適用も検討?)の、三拍子の芸者ワルツときては、この人の自力更生・社会復帰はとこしえに無理だろうね。ま~なんつ~か、自己と言うものを客観的に見つめられない弱い男の悲劇であり、末路である、ってなところかね(・・・同情はいたしませぬが)。それにしても、お塩との交友関係で浮上しているという、誰でも名前を知っているチョ~大物運動選手はどうなっつまうのかね? 無罪放免かね。・・・この件につきましては、これだけです
2009.12.10
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いつも愛読している読売新聞ウェブサイトの「発言小町」に「38年間生きてきて知りませんでした(駄)」と題する、笑えるトピック(スレッド)が立っている。生まれてこのかた「ピスタチオ・ナッツを殻ごと食べてきた」という“笑撃”の告白である(笑)この手の無知による失敗談は、誰でも一つや二つ、はたまた三つや四つ、直ちに思いつくだろう。レスポンス(コメント)欄も、自虐ネタで盛り上がっている。・・・閑話休題、実を言うとタイムリーなことに、最近僕にもそういったことが起こってしまった。所属する歌誌「短歌人」6月号の小池光氏の「作品月評」欄を読んでいて、思わず顔面蒼白、丸太ん棒でアタマぶん殴られて失神寸前になるような衝撃を受けた。論評されていたある短歌作品に使われていた文字「煌く」は、「きらめく」とは読めないというお叱りである。思わず、おっとり刀で幾つかの漢和辞典を引いてみると、確かに「かがやく」「あきらか」という訓しかない。天下の藤堂明保編「大漢和辞典」にも、この二つの訓みしか載っていない。ウソ~っ!!!人間も長くやっていると、ちょっとした物事で驚愕するなんてことはめったになくなるのが世の常である。どんどん図々しくなってくる。かくいう僕も、最近これほどの衝撃を感じたことはなかった。実に久しぶりである。宝石屋のチラシかなんかでよく見かけるけどね~、「煌くダイヤモンド・リング」とか。だいたい、この記事の「煌」の字自体、「きらめく」と入力して出してるぐらいだ。一発変換される。・・・それが、それが、みんなウソ偽りの誤りだったとは~いや、それだけならさほど大した問題ではない。以後改めればいいだけの話なのだが、実は、僕がこれほどショックを受けてるのには、それなりの理由があるのです~。上記の「短歌人」6月号が送られてくるのと時を前後して(行き違い気味のタイミングで)送付した8月号短歌原稿の栄えある1首目に、僕は自信満々で「煌く」という言葉、および表記を用いてしまったのだ。しかも下の句(4句目)冒頭という、短歌表現の要の位置にである。さらにそれは、我が直接の師匠である歌人・藤原龍一郎氏へのオマージュ(賛辞)・リスペクト(尊敬)の意を込めた堂々の自信作である。だからこそ「きらめく」などという、ちょっと非日常的な言葉を使ってしまったともいえる次第である。出て来るは溜め息ばかりなりにけり。・・・繰り言にしかならないな~──結社内業務連絡。宇田川さん、生沼さん、もしこれをお読みでしたら、校正段階で「煌く」を「きらめく」に直していただけませんでしょうか?・・・無理だろうな(笑)しかし、改めて考えてみると、こういう「ウソ字」というか「ウソ読み」というのは、けっこう世の中に流布しているから、なかなか油断ならないと、自分を戒めたい。小さいサークルの会報だの、地域老人会の文集とかならともかく、ある程度ちゃんとした活字になるような文章表現では、気をつけないと未来永劫恥をかくよね。・・・スーパーの店頭で「醤油」を「正油」と書いてあるなんてのはご愛嬌だけど。×「翔く」と書いて「はばたく」と読ませたい人もいるようだが、完全にアウト。○「はばたく」は「羽撃く・羽搏く」である。「翔」は「かける」「かけめぐる」としか読めない。○「宙」と書いて「そら」「おおぞら」は、漢和辞典によれば、意外にもOK。その他、無数に誤用例はあるだろうが、今ちょっと思い浮かばないので、後で加筆しときます~・・・なんか、まとまりのない文章ですいません
2009.06.19
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【問】「莫大小」、「楔形文字」、「磔刑」が読めますか?答はこの下。【答】順番に、「メリヤス」、「せっけいもじ」、「たっけい」ですこれが読めると、日常生活にすごく役立つと思います~()
2009.03.08
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「エキサイト・ビット コネタ」がまたやってくれた~と思うので、ちょっとご紹介しますね。このサイトは、どうでもいいっちゃどうでもいいようなことなのだけれども、誰もが一度は疑問に思ったことがあるような、ニッチな(スキマな)事柄を掘り起こしてきて、きちんと取材をした上で答えてくれる“スキマスイッチ”な好サイトだ。よくもまあネタが尽きないもんだな~と感心している。もちろんタダで読めて、下手な週刊誌の記事より面白いこともけっこう多い。愛読している。さて、今回は、映画の予告編でしか流れない曲である。あ"~、確かに覚えがある。予告編で流れて、これいい曲だな~と思っていたのが、本編では全く流れなくて若干ガッカリしたなんてことは、僕もしばしば経験して来た。・・・なるほど、・・・ふむふむ、やっぱりそうだったか。おぼろげには、こういったことなんじゃないかな~とか思っていたが、案の定、そういうことなのでした~
2008.11.10
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パソコンのホーム画面をたまたまエキサイトにしてることもあって、「エキサイト・ビット コネタ」をよく読んでるが、けっこうちゃんと取材もしていて、無料で読めるとは思えないぐらい汲めども尽きぬ内容で、単なる暇つぶし以上の充実感がある。こりゃ、週刊誌とかが売れなくなるワケだよね~よくもまあこれだけ次から次へとネタや疑問を思いつくな~と、その発想に脱帽だ。皆さんにも、ぜひご一読をオススメしたい。例えば、最新の記事は「運転中にケンカしやすいのって、なぜ?」である。・・・この設問、僕にはすごく思い当たる。妻とどこかへ行く時、車中でケンカになることがけっこう多い。数年前の夏、栃木県内の地元・日光に小旅行に行った時などは、「いろは坂」の難所を上り切って、風光明媚な中禅寺湖畔を走っている時、些細なことから大ゲンカが勃発。うちに帰るまでひと言も口を利かず、その後も数日は冷戦構造が終焉しなかったと思う。ことほどさように、運転中の車の中は、なかなかの鬼門だと感じていたが、その謎が、今解き明かされる時が来た。・・・ふむふむ、な~るほど。この記事の分析そのものが、いちいちそういう時の心理状態に符合し、腑に落ちた。僕の妻は、学生時代「自動車部」に所属し、数々のラリー大会などに出場した経験を持つ、男勝りの猛者である。岡安由美子みたいな女である。・・・そういえば、心なしか見た目も似てるかも~(・・・あ、すいません、ホントのことですけど、何気に軽く自慢が入っちまいましただ~)。そんなわけで、運転は上手いといえば上手いが、ビュ~ンビュ~ン、オ~モーレツであり、僕の感覚から見ると、むしろコワイって感じ全く運転感覚・車体感覚が違う。逆に妻から見ると、僕の運転は安全運転すぎて、どうしようもなくトロいのであろう。いずれにしても、お互いに苛立って来る。こういったことが、ケンカの遠因ないし背景になるという心理分析が見事で、またひとつお利口になってしまっただす~
2008.09.29
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大きなお世話ですが、・・・先ほど、車中で夕方のラジオ番組を聴いていたら、プロのスポーツジャーナリストが「ニューヨーク・ヤンキースタジアムが“ロウチクカ”して」うんぬんと、ハッキリと2回ぐらい言っていた聞き手のアナウンサーは、とっさに何とかごまかそうと、ビミョ~に話題をそらしたりして焦っているように聴こえ、面白かったもちろん、「老朽化」は「ろうきゅうか」である。「朽」は「くちる」という訓読みに引きずられるせいか「ちく」と読み間違える人が、けっこう少なくないと思う。「不朽(の名作)」も、「ふきゅう」ですから、念のため。大のおとなになってこういう間違いをしていると、けっこう恥ずかしいと思う・・・お互いに気をつけませう
2008.07.23
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