2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全8件 (8件中 1-8件目)
1
マスコミの威力は驚異的で、ネット上にもいろいろな情報が氾濫し過ぎていて、もうメモルは混乱してきた。救援物資は足りているのか、いないのかとか。○○の地域では足りているけど、××の地域では足りていないとか。・・・でもメモルには、○○も××も一度や二度聞いたくらいでは覚えられないよ。新潟の地域の名前は、もともと一つも知らないんだもん。どこに何を送ればいいのか、もう分からない・・・。と、思っていたら、イーバンクから義援金受付口座を開設したとのメールが来た。義援金を依頼の詐欺も横行していると言うが、イーバンクのホームページを見ても、受付口座はちゃんと開設されているようだ。お小遣いかせぎと思って始めたネット上での収入だけど、何らかの役に立ってくれることだろう。そう思って、今までのネット上での収入を全部振り込んだ。このお金は何に使われるのだろう・・・。阪神大震災のことを振り返ってみると・・・、お見舞金になったり、仮設住宅の工事費なんかになるのかな。そういや、どういう形でどういう人たちに、このお金が使われるのか、よく分からないままに振り込んでしまった・・・。しまった・・・。これじゃ、ただメモルの自己満足・・・?メモルのお友達、おかよさんも新潟中越震災に関して情報を発信しています。http://naitewaratte-okayo.blogzine.jp/littlehappy/何をすべきか、迷う方はぜひ訪れてみてください。
2004年10月30日
コメント(1)
先日、ここの日記で中越地方の震災について書きました。阪神大震災の被災経験のあるメモルとしては、決して他人事ではない出来事。阪神大震災は1月、真冬でした。今回も10月とは言え、新潟。どんどん冷え込む毎日でしょう。避難所の体育館はさぞかし寒いだろうな、暖房器具は足りてるんだろうか、食料は本当に十分あるんだろうか・・・、メモルに何ができるだろうか・・・、心配は絶えません。マスコミもそれは同じようで、余震の恐怖に震える中越の報道は毎日報道されています。先日、4日ぶりの2才の男の子の救出劇にはメモルも涙しました。・・・でも、忘れてはいけないことがあります。この地震の3日前、兵庫県北部、京都府北部が台風23号の被害に遭っています。兵庫県豊岡市では川が決壊し、多くの家が床上浸水となりました。台風23号の被害者としては79名もの方が亡くなっています。未だ行方不明の方もいるようです。ドロドロになってしまった我が家・・・、家で眠ることの出来ない人たちは学校の体育館で眠る姿がテレビで報道されていました。ところが、中越の震災後はほとんど報道されなくなりました。マスコミの威力は驚異的です。新潟には多くのボランティアが行き、多くの救援物資が寄せられているようです。・・・で、豊岡は? みんな忘れてるんじゃないでしょうねぇ・・・。メモルは疑問に思いました。ねぇねぇ、どう思う? メモルはだんなに問いかけました。・・・実はメモルのだんな、昨日まで3日間、豊岡にボランティアに行っていました。新潟に行きたいという思いもあったようですが、3日間という休みでは何もできないままに帰って来なければならないかもしれない・・・、ということで、同じ関西の豊岡に出向きました。何かできることを、という思いで行ったわけですが、もう一つ理由があります。豊岡にはメモルとだんなの共通の友人が住んでいます。台風の去った朝、友人に「大丈夫?」とメールを送りました。すると、「自宅は水浸しで近付けないけど、元気にしてるよ。ありがとう★」と返事が来ました。でもそれ以来、連絡が途絶えました。おそらく携帯の充電が切れたのだと思いますが、心配で心配で・・・。メモルが毎日ひたすらメールを送り、電話をし、「つながらないーっ!!」と騒いでいる姿を見て、だんなも親しい友人なので、心配になったようです。メモルは仕事で、一緒には行けなかったのですが、だんなは豊岡で友人の無事を確認してくれました。友人宅は床上浸水で泥だらけ。少しずつ、泥を流し、家具を搬出して、何とか2階で住める状態にはなっていたようです。でも近所にはまだまだ泥だらけのお家がいっぱいで、泥かき作業と家具の搬出をお手伝いしてきたようです。5人ずつで作業したみたいですが、みんなボランティアだと思ってたら、その家の人と隣の人と向いの人とボランティア2人だったようです。自分の家も大変なはずなのに・・・、とだんなは言ってました。メモルの問いかけにだんなは、「ボランティアが足りてないと思うわ。」といいました。やっぱりそうなんだ。世間の関心はみんな震災に向いてしまったような気がします・・・。
2004年10月29日
コメント(2)
中越地方の皆様、今回の被災、心よりお見舞い申し上げます。阪神大震災を経験したものとして、被災者の不安や苦労、悲しみ、そして喜びも分かります。遠く離れていて直接お手伝いすることはできませんが、応援しております。メモルにできることを探します。ところで、たった今、Yahooニュースで嬉しい情報を目にしました。『震度6強乗り越え、産声あがる』そう、余震に震える中、病院の天井が落ちたりしている中でも新しい命が誕生しています。ここまで書けば、分かる方は分かると思いますが、そうですっ! これはまさに阪神大震災を経験したメモルが助産婦を目指すきっかけとなった出来事と同じなのです。神戸でも同じでした。分娩台がなくても、電気がなくても、水がなくても、一方で命の灯火が消えていても、一方では命の灯火がともるのです。命は強いです。赤ちゃんは強いです。その命に感動して、少しでも小さな命の誕生を守りたくて、メモルは助産婦になりました。そして・・・、このニュースを見て、きっと新たに助産婦を志す決心をしている人が全国には必ずいることと思います。一緒に頑張りましょう。仲間になりましょう。待ってます♪
2004年10月24日
コメント(7)

明治生命のCMは好きだ。「あなたに会えて本当によかった。嬉しくて嬉しくて言葉にできない。ラララ、ラララ・・・。」小田和正の優しい歌声と、家族や恋人・・・、笑顔のあふれるぬくもりのある写真。思わず微笑んでしまったり、涙がうるんでしまったり・・・。そんなCMで秋雪くんに会った。ダウン症の秋雪くんは合併症のため、余命1年と言われた。それでも、ただ精一杯生きる・・・。先生と一緒に運動会のテープを切る秋雪くん。プールで笑顔ではしゃぐ秋雪くん。そして、お父さんにしっかりと抱き締められる秋雪くん。涙がこぼれた。こんなにかわいくて、こんなに頑張っていて、こんなにお父さんとお母さんに愛されてるのに、神様は連れていっちゃうんだね・・・。時に神様は意地悪だよね・・・。ほどなくして、秋雪くんのお父さんの書いた「たったひとつのたからもの」が発売された。本屋さんで立ち読みをした。涙がうるんできた。いけないいけない、と思い、購入し、家で読んだ。思った通り涙がこぼれた。CMにはなかった写真もいっぱいあった。一気に読んだ。中でもメモルは、秋雪くんとおじいちゃんとの交流の部分がとっても好きだ。一緒に歌を歌ってたことも、「秋雪もずっと苦しい思いをしてるんだよな。」というおじいちゃんの言葉も、最期に秋雪に会いたがっているとお母さんが気付いたことも、お葬式の日、なぜか秋雪くんが大人しくしていたことも。全部いい。「いい」っていう言葉はありふれすぎてて何だか違う気もするが、でもそれしか思い付かない、いいっ!↓これがその本。読むべし。そんな秋雪くんと家族の交流がドラマになる。お母さん役は何と松田聖子。10年ぶりのドラマ出演だそうだ。これはナイスなキャスティングなんだろうか・・・? それはドラマを見てみないことには分からない・・・。このドラマの注目すべきところは、ダウン症の秋雪くん役をダウン症の子が演じるところ。「注目すべき」なんて書いちゃったけど、わざわざ注目しなくてもいいかも。別に不自然なことではないし。でもまぁ特筆すべきことかな。ちなみに実際の秋雪くんは「加藤秋雪」くん、でもドラマでは「佐藤秋雪」くん。 ・・・ビミョーに違うのよね。もひとつちなみにお母さんの名前等は、下の名前もビミョーに変えられてます。でも秋雪くんは秋雪くん。これはやっぱりお父さんとお母さんの思い入れが強いだろうから、変えられないとこなんだろうね。ほいで、大きくなった秋雪くんの役をするのが翼くんというダウン症の男の子。翼くんは3人兄弟のまん中っこ。ダンス教室にも通うアクティブな男の子。さ、10月26日(火)夜9時~。みんなでドラマを見るべし。
2004年10月22日
コメント(1)
まぁ旅行ってほどでもないんだけど、ちょっと京都散策をしてみました。すっかり秋めいて来た今日この頃。これから紅葉見物にどどどどっと観光客が増えるこの京都。そうなるとお寺の写真を撮ろうと思っても、他の観光客がうつっちまう。あっちでもこっちでも写真撮影をしているので、メモルの写真に全然知らない人が笑顔でポーズをとってたりする・・・。目線は自分たちのカメラに向いているから、これまた不自然・・・。まぁそんなことのないように、一足先に行ってみたわけです。哲学の道を歩いて、銀閣寺へ。途中法然院に寄って、南禅寺、永観堂に至る・・・、そしてついでに平安神宮へ行ってもよい。このコース、京都観光コースとしてはきっと地味め。でもメモルは好きなんですよねぇ。気が向いた時に、ふらふらふらーと銀閣寺に行ったりしてますね。銀閣寺に初めて行った時には驚きましたね~。第一声は、「え? これ?!」絶対に金閣寺の仲間だとか兄弟だとかイメージを持って、行ってはいけませんっ!!そうとにかく地味なんですよ。まぁよく言えば趣きがあると言うのかしら・・・。銀閣寺内では「良い苔(こけ)」「好ましくない苔」「悪い苔」なんてのも展示されてます。この展示に気付いたら、苔ばっかり見てしまいます。っていうか、それ以外に見るとこがないっていうか・・・、寺が一瞬で終わり過ぎっていうか・・・。それでもメモルが銀閣寺マニアなのは、やっぱり心癒されるから。大好きです。大好きと言えば、法然院も大好きです。銀閣寺からは徒歩10分くらい? 哲学の道から少しそれたところです。法然院を知ったのは、患者さんに教えてもらったから。看護学生時代に受け持ちをさせていただいた患者さんは元タクシー運転手さんだった。「そんな華やかなとこではないけどなー、法然院はええでー。わしはタクシーに乗せた観光客には必ず勧めてるわ。」そう話してくれた。メモルも法然院に行って、法然院を好きになった。これまた地味めなんだけど、心癒される場所なんですねぇ。「ほんま、ええとこでしたわ~。」そう伝えたかったけど、その患者さんは亡くなりました。もう伝えることもできないんだな・・・。心を癒され、ついでにちょっとせつなくなっちゃう法然院もメモルがついふらふらふらーと行っちゃう場所です。京都には他にもお寺や神社がいっぱいいっぱいあります。制覇できるかな。次はどこに行こう・・・。
2004年10月15日
コメント(1)
NHKのホリデーにっぽんという番組で、広島の病院で312gで生まれた女の子、結偉(ゆい)ちゃんの成長がドキュメントとして紹介されていた。広島で300g台で生まれた赤ちゃんがいる、ということはメモルも知ってました。退院したときにニュースになっていたので。その時の赤ちゃん、結偉ちゃんは2才になり、家族と元気に過ごしています。「広島で300g台で生まれた赤ちゃんが退院した」というニュースは、当時メモルの勤める病院でも話題になった。NICUの先生たちがいつも言うのは・・・、「妊娠28週を越えていれば、後遺症なく救命できる可能性も高い。体重はできれば、500gはあって欲しい・・・。」まぁ、そうは言っても、実際は28週より早く生まれたり、500g以下で生まれる赤ちゃんもいるのだけど。メモルの知っている中では、24週で420g台で生まれた赤ちゃんが一番小さいかな。弱視なので1才頃から眼鏡っこですが、ゆっくり健やかに成長してます。学生時代には398gで生まれた赤ちゃんを見たなぁ。あの子は今どうしてるんだろう?元気にしてるのかなぁ。でも結偉ちゃんの元気な姿を見て、あー、あの時の子もきっとパパとママにかわいがられて元気に育ってるに違いない、と確信にも似た思いを持った。あ、ついでに番組内で「結偉ちゃんは日本で救命できた2番目に小さい赤ちゃん」と言っていたので、1番小さい赤ちゃんは?と思って調べてみたら、289gでした。これまたびっくり。そういえば、未熟児ちゃんは体重だけでなく、在胎週数がとても大事なのですが、この結偉ちゃんと289gの赤ちゃんが何週で生まれたか、知ってる方いませんかー?番組内で言ってたかなぁ・・・。
2004年10月11日
コメント(3)
先日、研修に参加した。そこで、たまたま隣の席になったのは、外科で看護師をしている男性。看護師としては、まだ3年目だが年は30代だと言う。「看護師になるまで、何してたんですか?」素朴な疑問を投げかけてみた。「え・・・? ホスト・・・。」ちょっと照れくさそうに彼が言った。えぇー、ホストぉっ!!目からウロコと言うのか、目が点と言うのか、棚からぼた餅と言うのか(これは違うか)、とにかくびっくり。ホストと看護師・・・、看護をサービスや接客と考えるなら180°違うとも言いがたいが、でも全然違うじゃないかーっ!!彼は高校を卒業して、とある大学に進んだが中退。ホストになったそうだ。ホストとして数年働いたが、結婚を機に退職。今後のことをいろいろ考えて看護の道に進んだそうだ。もともと医師か救急救命士を目指していたが、受験に失敗。入学した大学はまったく意に沿わない学校だったようだ。それにしても、大いなる転身。でも彼は看護師の仕事は楽しいと言っていた。大いなる転身・・・、華麗なる転身・・・。メモルにはできるだろうか・・・。ふと考えてみた。主婦はできるだろうか? OLはできるだろうか?突然イルカの調教師とか? 突然女優を目指してみるとか?彼がホストからの転身なら、メモルはホステスへ転身してみるとか?いやいや、どれもあり得ない。想像もつかない。メモルには助産婦しかないんだ。と、改めて思った。でも一方で、いやいや切羽詰まれば何だってできるだろう。いつまでもぬくぬくと同じ環境にいられるわけないし、一言に助産婦と言ってもその中で職種はいろいろある。いつか華麗なる転身を遂げる日がくるかも・・・。とも、思う。
2004年10月05日
コメント(4)
9月25日の日記『難しすぎた質問』に多くの意見をいただきました。コメント、トラックバックの他、メールでも意見をいただき、本当にありがとうございました。いろいろな意見を聞いて、思ったこと・・・。母になることって、本当に素敵なことですね。メモルが難しすぎた質問にはいまだ答えを出せずにいますが、それぞれお母さん方がそれぞれの答えを見つけています。きっとあのとき、メモルに質問を投げかけたお母さんもあのお母さんなりの答えを見つけていることでしょう。1+1のイコールは絶対2。だけど、2イコールの答えは必ずしも1+1ではないんですよね。2+0かもしれないし、1×2かもしれないし、1.5+0.5かもしれないし、6÷3かもしれない。時にはもっと長いややこしい計算式になるかもしれない。いや、時には長い長い計算式の末に2にならなくてもいいのかもしれません。何ごとにおいても、決して答えはひとつではないんですよね。いろいろな人がいて、いろいろな考え方があれば、いろいろな答えが出てきて当然です。そう思えるようになりました。メモルはこれからも時間をかけて、答えを見つけだしていきます。ところで、ネットを始めてメモルがとても心を動かされた言葉があります。「それでも、あなたが欲しかった」長女のゆうちゃんが二分脊椎という病気を持って生まれてきた華織さんの言葉です。「明日香がよかったよ。明日香じゃなきゃだめだよ。」次女の明日香ちゃんが同じく二分脊椎のkunさんの言葉です。お子ちゃまに対するお母さんの愛情を痛い程に感じます。これからもメモルはたくさんのお母さん方とたくさんの赤ちゃんの少しでも力になれるよう、頑張りたいと思います。
2004年10月04日
コメント(2)
全8件 (8件中 1-8件目)
1

![]()
![]()