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9歳になった娘を見て「そういうことだったのか」と思うことがあります。ベビーマッサージ教室に通ったことがきっかけで、アーユルヴェーダや自然育児という考え方があることを知ったとき、本に書かれていることや耳で聞くことがとっても理想的でそんな風に自然に任せて育てられたらと思っていました。育児法には「○○をやると、◎◎のような子になります」というようなことが書いてあったりします。もちろん、私もそんな言葉に引かれて、ベビーマッサージをやったのですが。何しろ長い時間寝てくれない赤ちゃんだったので、しっかり寝てくれたらという希望をベビーマッサージに託していたのです。その期待はまんまと裏切られ、何も変わらない生活が続いたのですが。9年後、決してまじめにベビーマッサージをやった母ではありませんでしたが、マッサージをやっていた効果があちこちに見えています。育児本に書いてあることにとらわれない本の通りに育つことはないよく言われることですが、これはどんなことにも当てはまりますよね。ベビーマッサージをやったからと、よく寝る子になるとは限らないでも、10年後全く想像もしない部分がその影響を受けていることがあるかもしれません食事に気をつけていたり、生活習慣に気をつけていたりしていても、そのことは、今すぐに結果が出ることではないのです。子供の体を考えて、子供の心を考えて、親のエゴではなく本当に子供のためを考えてやってきたことは、いつか必ずその結果が見えるときが来ると私は思います。些細なことかもしれません。日常の中で見逃しそうなことかもしれません。でも、私がそうであるように「これだったのか」といつか必ず思うときが来るはずです。毎日おしっこ・ウンチがしっかり出せるように汗をしっかりかけるように体が冷えないようにたったこれだけのことをやろうと思っても、周りの友だちの『普通』とは少し外れた生活をすることになります。「変わっている」思われることもたくさんあります。「私が変わっていたのではない」と、娘9歳にしてやっと思えるようになりました。「子育ては親育ち」こんな言葉もよく聞きます。自分が成長するために子供を育てるのではないのです。子供を育てて行く中で、気がついたら子供に育てられていた、そんな感じだと思います。何かを期待してやることは、子育てに限ってはもしかしたら空振りになることも多いのかもしれません。目の前にいる今の我が子のために何が出来るか、毎日迷いや選択が続き、自分の決定が子供の未来に影響を及ぼすかと思うと慎重にならざるを得ない状況もたくさんあります。だからこそ、『今』このとき一番ベストだと思うこと、子供のためにいいと思うことを選択し続けていくことしかできないのです。しかも、それは一人ひとり違うのです。うちにはこれがあっていたけど、もしかしたら他の人には全く効果がないこともあると思います。だから、育児本に振り回されてはいけないのですね。私のブログにも影響されてはいけないことになりますね。でも私の基本はずっと変わらずに来ました。見た目が大きいだけではなく、風邪を引かないということだけではなく、娘が何かをやるときに基本になる体を内側から健康にするために、『毒を貯めない』ような生活をしてきました。「入れたら出す」このことだけを気をつけてきました。「少しぐらいは目をつぶる」←これが一番難しかったですが。育児も「すぐに影響が出るものではない」のです。 「結果は忘れた頃にあらわれる」ものです。親が本当に子供のことを考えてやってきたことは、必ず実を結ぶ。親のエゴにならないこと。子供の欲求を満たしてあげること。(佐々木正美先生の著書が参考になります)簡単そうで難しい。シンプルだけど奥は深いです。大切に思われている、自分の命は大切に思われている、だから一生懸命に生きる何も特別なものはいらないですね。
2011.06.22
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私が子供を育ててきた中で気をつけてきたことは、 ウンチ・おしっこがきちんと出る 肌が乾燥しないようにする 体が冷えないようにするこの3点です。毎日炊き立てのご飯を食べるのは、 立派なウンチのもととなる食事だから ご飯は水分をたくさん含んでいるので体が乾燥しない 炊き立てのご飯はあたたかいので体が温まる白湯を飲むのは 体を温め、潤わせ、おしっこやウンチが出るように常温以上のものを飲み食いするのは 体を必要以上に冷やさないため 胃の中を冷やさないためすべてがこの3点につながっています。一時期、添加物や農薬にも過敏になっていたこともあります。たまのお楽しみぐらいならば、きちんとウンチ・おしっこが出れば大丈夫と考えるようになりました。肌の乾燥はベビーマッサージの延長で、オイルをたっぷりつけてからお風呂に入ります。娘は私に似てカパ体質なので、いつもはガルシャナでマッサージをするのですが、体調が悪くなると、背中や腕にぶつぶつが出来、乾燥してきます。そこはオイルでマッサージをしていました。娘は、ぶつぶつが出来てしまうとオイルでマッサージをしても消えませんでした。どんどんひどくなり、最後には熱を出してしまいます。そして、その熱が引いた後は背中もツルツルということが何度もありました。体が冷えないように、夏以外は靴下を履かせています。夏でも家でかき氷はしません。アイスも買い置きはありません。ジュースには氷を入れません。←ジュースもないですが。そして、いつも白湯を飲めるようにしてます。赤ちゃんのときはお腹が冷えると熱が出ると聞きました。お腹は温めていないとダメなんだといわれ、それ以来真夏でも腹巻して寝ています。娘は赤ちゃんのときからこんな生活をしているので、家では当たり前のことになっています。ただ、最近お友だちに家に行くと、我が家と全く違うことに気がついてますが、友達の家に遊びに行く時は「お楽しみ」なので私は何も言いません。アイスも食べてきます。ジュースも飲んできます。でも、必ずその後は下痢をしています。冷たいものをとれば、胃は冷えて子供は下痢になるのです。子供の便の状態を知っていれば、外で何を食べてきたか大体わかります。子供も最初は内緒にしてましたが、私が何度も当てるのでちゃんと言うようになりました。家で禁止しているものを友だちに家で食べると、やっぱり隠してしまうんですよね。世の中にはたくさんのおいしいものがあって、楽しいものがあることをきちんと知ることも大切ですよね。でも、それは日常ではなく「ハレの日の楽しみ」であったり、「ご褒美」であったりで充分なんだと思います。そのおかげで、小学校に入ってからは2回しか熱を出していません。最近では1年以上熱が出ていません。インフルエンザも2年かかりませんでした。最近の娘の背中はツルツルです。しかも、小学一年までは少し低体温で心配していましたが、ここに来て体温も上がり朝から36.6度あります。とても状態がいいと思いますが、それは体だけでなく本人のやる気にも関係しているようです。順調に育ってきたように見えるかもしれませんが、そうでもないのです。赤ちゃんのときは下痢が3ヶ月続いたり、毎月熱が出たときもあったり、高熱に解熱剤を使用したら体中蕁麻疹が出て夜間救急にかかったり、幼稚園のときはマイコプラズマ肺炎やアデノウイルスになったり、インフルエンザにもかかりました。私はこの9年間、毎日あれこれ悩み、何を選択すればいいのか迷いもたくさんありました。そして、子供の体のために残ったのがこの3つです。とてもシンプルでとても簡単です。そして、効果は抜群です。お子さんの便秘で悩まれている方がいらしたら、是非試してみてください。お子さんの体を守れるのはお母さんしかいないのですから。
2011.06.18
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毎回、食べ物の話ですみません。毎日食べるもの、米と味噌とあとは旬の野菜ですね。我が家は川崎と東京の境目にあります。閑静な住宅地でもなく、まったくの田園風景が広がる地域でもなく、でも、昔からの地主さんが多く住むこのあたりでは、自分の畑で作った野菜を軒先で安く売っています。なので、旬のものはそこで売っているものなのですね。今だと、じゃがいも・玉ねぎ・葉物類大根は終わってしまいました。スーパーでは旬のものがわからないかというとそうでもなく、若布や昆布やひじきはこの季節でないと、なかなか「生」は売っていませんね。そんなものを買ってきては、煮たり焼いたり揚げたりしながら毎日のおかずにしています。旬のものを食べていると、ほとんど同じ材料になります。でも、それでいいんですね。アーユルヴェーダでは春カパがあふれる季節といいます。カパは苦味・渋味でバランスをとります。だから、春の野菜は渋くて苦いものが多いですよね。夏は暑いので体をクールダウンしてくれるもの、きゅうりやスイカを食べます。秋は夏の暑さで体の中の粘膜が乾燥しています。粘膜を修復してくれるような、粘りのあるもの、サトイモや木の実、きのこを食べます。そして冬。一番消化が強い季節です。そして、外は温度が低い。なので、根菜類を鍋物にして体を温めます。少し動物性たんぱく質をとるのもいいですよね。お餅は熱を発生させるそうです。だから、お餅は寒い冬に食べると美味しいんですね。こんな感じです。日本には四季の体にあったものが旬のものとして出回ります。私達はそれに逆らわずに、エネルギーのたくさんつまった旬のものを食べていればいいのですね。食べたものが体を整えてくれるのです。蕗の煮物やたけのこご飯は春になったら一度は食べたいもの。小さい頃、新潟の田舎に行った時に食べたキュウリやトマト、とうもろこしにスイカに枝豆。それらは「夏の食べ物」として私の記憶にあります。茄子とみょうがの味噌汁は「夏が来た」と感じる一品となっています。子供が小さくて、まだまだ野菜も食べられるものが限られていても、旬のものから食べられそうなものを選んでみてください。子供が食べられなくても、食卓にのせて大人が食べる。いつか、食べられる年齢になったとき「食べてみようかな」と子供自ら言うはずです。それまでは、味噌汁の中にたくさんの野菜を入れてあげてください。新じゃがのつるりとした表面と、みずみずしい青っぽい味は、今の季節しか食べられません。季節と食べ物のつながりの記憶は、大人になったときの宝になります。それが好きでないものだとしても、その季節になったときに思い出す懐かしい記憶となります。食べ物は体を作るものだけでなく、心も作っていきます。「9歳までは食の管理は母親がすること」と言われ、今年でその9歳も終わります。他の家族から見たら、いや私の実の母でさえ「かわいそうに」と言う、我が家の食卓ですが娘9歳にして「これでよかった」と思う毎日です。あんなに好きだった外食も、ここのところ「おいしくない」と言って残すことが多くなりました。お惣菜で買ってきたものも余り食べてくれません。ある意味面倒くさいのですが、私が作ったものが一番いいと言ってくれるのはうれしいことです。子供の舌は大人以上に敏感で、正直です。本物のおいしいものは食べるけど、うその味やまずいものは残します。「何でも食べられる」ことが幸せという考えもありますが、今の世の中、見えないところで何が行われているかわからないもの。体に取り込む前に入口である舌で判断できたら、自分の健康守れますね。「本当の味を食べさせること」すなわち、野菜は旬のものを調味料は手をかけて時間をかけて作られたものをそして、炊き立てのご飯を食べさせてあげることで10歳になる頃にはそんな「舌」ができあがるようです。自分の体は自分で守る時代。そんな体を作ってあげられるのは私達母親ですよね。難しいことはいりません。旬のものは本物のおいしさです。そして、私達がそうであったようにお母さんが作ってくれたものが一番おいしいのです。
2011.06.08
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池尻大橋にある「SVAHA」さんで「快適な月経を過ごすためのお話会」を6月15日に開催します。私は子供を生んでから布ナプキンにしましたが、これだけでも生理がとてもラクになりました。何と言っても、夜寝ている間に、経血が出なくなったことが一番大きいですね。CMでは、当たり前のように使い捨てのナプキンの快適さを宣伝していますが、実は快適ではないですね。よっぽど、布ナプキンのほうが気持ちがイイぐらいです。生理中は お風呂に入らない 体育は見学する パーマをかけないなどなど、母親から言われたことありませんか?アーユルヴェーダでも生理中はいつもと違う生活をするように言っていますが、日本にもちゃんと母から娘に伝えられてきたことがありました。使い捨てのナプキンの性能がどんどんよくなり、生理中でも普段と変わらない生活ができるようになると、私達はその方が便利とばかりに、お風呂に入り髪を洗い、激しい運動もやり、冷たいビールも飲んでしまう。母親の注意も聞かず、もしくは女性でも知らない人が増えてきて、私達は自分の体を自分で痛めつけてきたような気がします。「すぐに健康を害するものではない」散々テレビで聞いたセリフです。これは、今回の放射性物質だけのことではないと思っています。テレビで宣伝しているものが安全とは限らない国や政府、大手の企業がすすめているから安全とは限らない私達は今回のことで「イヤ」というほどこのことを学びました。これからは、自分の体は自分が守る時代になると思います。小さなことに思えますが、女性の生理は大切です。次の命につながる大切なことです。何より、自分の体を大切にして欲しい。お時間があう方は是非いらしてくださいね。お申し込みはこちらからお願いしますね。
2011.06.02
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