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さて2015年2月の成績発表です。今月は最高主力の 3097物語コーポレーションが悶絶決算で暴落 したダメージが極大で、膝がガクガクのヨタヨタの一ヶ月でしたが、他の超主力の3385薬王堂、9384内外トランスラインなどが大きく上昇してくれたおかげで、先月からはPF全体としては幸運にも微増する結果となりました。具体的には対前年末比で+6.8%となりました。 ちなみに今月の大失速の主因となった物語コーポレーションですが、中期的に見れば超主力の一角として特に問題はないと判断しており、現段階ではPF1位のままで売りも買いも一切していません。ただしPF1位というのは当然に極めて重要なポジションな訳で、物語コーポがその重責に今後も耐えうるのか、もう少し下の順位が適正ではないのか?という感覚もあります。そのため今後の月次と株価推移をしっかりと見ながら迅速に臨機応変に対応しますので、これからどうするのかは現時点では一切決めていません。 さて今月のPF上位銘柄の主な売買ですが、新規参戦・買い増しの方は3199綿半HD、7959オリバー、7989立川ブラインド工業、8591オリックス、9866マルキョウ、他数銘柄でした。 また一部売却の方は3385薬王堂、6059ウチヤマHD、7872As-meエステール、他数銘柄でした。 今月もいつも通りですが、総合戦闘力が劣ると考える銘柄は売却を進め、また力があると考える銘柄は買い増しをしました。その結果PF上位銘柄の顔触れはかなり変わり、フレッシュな銘柄が激増してきています。 来月もいつも通り十分に集中して頑張ります。皆様来月もよろしくお願い致します。
Feb 28, 2015

本日、総合リース国内首位の8591オリックスへ緊急主力参戦(PF9位)しました。以下、通常の日記のフォーマットでお送りします。 緊急初登場9位 8591 オリックス (東1、3・9月優待) ◎◎ PF時価総額9位の主力には、総合リース国内首位のオリックスが緊急初登場しました。現在の株価は1696.5円、PBR1.09、株主持分比率は18.5%、今期予想PER10.45、配当利回り2.0%(33円)で、優待は100株保有で年2回株主優待カード(0円換算)だったのですが、2月26日、 「ふるさと優待」 というふるさと納税と非常に間違いやすい謎のネーミングで、5000円相当の名産品優待の追加が発表されました。 そのため総合利回りは4.9%(33+50=83円)となります。 リース会社は8424芙蓉総合リース、8425興銀リース、8439東京センチュリーリース、8566リコーリース、8793NECキャピタルソリューションなど、指標的に割安で更に優待内容も良い銘柄の宝庫なわけですが、今回の優待改善でオリックスはそのリース各社の中でもダントツに魅力的な銘柄になったと思います。 またオリックスはこの数年で見違えるほど 業績が改善 しており、「優待族的にはこの株価位置は極めて安い。少なくとも総合利回り4%の株価2000円程度には評価されても全く不思議ではない。」と判断し、今回主力化を決断しました。 ところで私が専門としている小型の優待バリュー株だったら、今回のオリックスのファンダメンタルズでこれだけの太っ腹な優待追加があれば株価はストップ高でも不思議ではなかったと思います。ただオリックスは超大型株でプロの機関投資家の方々ばかりが手がけている銘柄なので、今日はそれほどには上昇しませんでした。機関投資家の方には優待は大した意味はないですからね。 つまり今回のオリックスの優待追加は、我々優待族的な見地からすると「極上の案件」なのですが、機関投資家からすると「割とどうでもいい話」だった訳です。これは例えて言うと、 美しくドレスアップした紳士淑女たる機関投資家の方々が行き交う銀座の大通りに、全裸でフル○ンの優待族が竹槍1本持って奇声を上げながら突撃した ということです。(笑) 私には「優待バリュー株投資」というぴかぴかに磨き上げた粗末な竹槍1本しかありません。これでこの15年間を戦ってきました。自分の竹槍で超大型株のオリックスをうまく仕留められるのかは全く分かりませんが、優待族としての本能が、直感が、「行け、勝負だ。」と強く囁くので主力参戦しました。十分に集中して戦っていく所存です。
Feb 27, 2015

このところ花粉症が酷くて困っています。まあ、毎年のことではあるのですが、この時期は集中力が低下して深い投資判断が出来ない場合があるので、例年大きな取引をすることを避けています。またブログの更新頻度も若干下がるかもしれませんが御了承下さい。さてそんな中ですが今日もポートフォリオ概況シリーズを続けます。 187位 8342 青森銀行 (東1、3月優待) △ PF187位は、資金量約2兆円で地銀中位も地元の青森県では最大の金融機関である青森銀行です。 現在の株価は409円、PBR0.81、株主持分比率は4.0%、今期会社予想PER8.28( 2月25日に特別利益で業績上方修正 )、配当利回り1.5%(6円)、総合利回り2.2%(6+3=9円)で、優待は1000株保有で青森県内特産品カタログ(60品目程度掲載)3000円相当です。 このカタログなんですが、青森県の名産品がぎっしりで本当に素晴らしい内容なんですね。今日は私の過去4年間の実際の選択例を御覧戴きましょう。きっとそのオリジナリティ溢れる極上さが皆様にも伝わると思います。 まず昨年2014年は、海峡サーモン三種漬 切り身セット を選択しました。 脂が乗って実に美味いサーモンでした。 2013年は、小川原湖のしじみ を選択しました。 オルニチンたっぷりで、疲労回復に役立ちました。 2012年は、スパークリングアップル を選択しました。 私は100%果汁の炭酸ジュースが大好きなのです。 2011年は、ホタテソフト を選択しました。 お酒を飲むときのおつまみや、割いてサラダに入れたりするのに重宝しました。 青森銀行は指標的には平凡ですがこのように優待は極めて魅力的です。今の株価位置ならば来年以降も引き続き優待を戴きたいと考えています。
Feb 26, 2015
さて今日も通常のPF概況シリーズです。 ところで最近この楽天ブログは「人気記事ランキング」が3位まで出るようになりました。それを眺めていると、私の日記で人気があるのはPF上位銘柄を紹介する「主力株概況シリーズ」と、IRへの突撃取材を記事化したもの、それとたまに気軽に書いている株式投資にまつわるエッセーで、私が自分では最も大切と考えている「PF概況シリーズ」は概して最も不人気であることが判明しました。(汗) ただこのシリーズを書いているからこそ、気合の入った主力株概況シリーズも書ける訳なので、これからも訪問者が0にならない限りどこまでも続きます。御了承下さい。 186位 1734 北弘電社 (札証、3月優待) ◎~◎◎ PF時価総額186位は、屋内配線工事では道内トップの北弘電社です。現在の株価は400円、PBR0.51、株主持分比率は63.1%で有利子負債は0、今期予想PER4.41、配当利回り2.5%(10~11円)、総合利回り3.3%(10+3=13円)で、優待は1000株保有で3000円相当のクオカードです。 北弘電社は 昨日優待新設 を発表しました。超不人気市場の札証銘柄だけあって元々極限の指標的な割安さを誇る銘柄だったので、私は喜んで即日参戦しました。最近は「日本株は既にバブルだ、バブルだ。」というような意見がマスコミで散見されますが、割高なのは一部の東証1部の大型株と、超メジャーな優待株だけで、特に地方市場にはこの北弘電社や先日紹介した名証2部の7959オリバーのような、全く光が当らないままに割安に捨て置かれている銘柄がたくさんあります。 「本当のバブルだったらこういった銘柄も少しは温まってこないといけないだろうし、日本株はまだまだ行けるんじゃないかなあ。」と今の段階では思っています。
Feb 25, 2015
毎日毎日姿勢を正し、凛として正座して待っていましたが、一旦足を崩させて頂きます。 http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20150224/95fsn7/140120150224030627.pdf
Feb 24, 2015

さて今日はライフワークの通常のPF概況シリーズです。 185位 4977 ニッタゼラチン (東1、3月優待) △ PF185位は、ゼラチン国内1位、世界4位のニッタゼラチンです。 現在の株価は777円、PBR0.97、株主持分比率45.0%、今期予想PER28.57、配当利回り1.5%(12円)、総合利回り2.2%(12+5=17円、優待品は私の独断で額面の50%で換算)で、優待は100株保有で1000円相当のお買い物優待券、500株保有で3000円相当の消費者向け商品です。 今日は私が過去3年間に戴いた優待品の内容を見ておきましょう。まずは2014年の500株優待品です。 この中から、チョコプリンの実際の作成過程を御覧戴きましょう。 ボールに熱湯100mlを入れて1分間掻き混ぜてから、牛乳100mlを入れて混ぜて、 2時間以上冷やしたら出来上がり。 冷んやりプルプルの食感でした。 続いて2013年の500株優待品です。 なかなか口当たりの良いゼリーでした。 ちなみに、 「モンドセレクション最高金賞受賞」と事業報告書に誇らしげに書いてありましたが、私がツイッターなどで学んだところによると、「 モンドセレクションはお金を払えば高い確率で賞が貰える。なので実は大した意味は無い。 」との事でした。(笑) その前年の2012年の500株優待品は以下のようなものでした。 杏仁豆腐を実際に作ってみました。 非常に美味しい杏仁豆腐でした。 ニッタゼラチンは指標的にはやや高いですが、かといって売却するほどの水準でもないと判断しており、今のところはのんびりと楽しくホールドを続けています。
Feb 23, 2015

さて私の超主力の一角で、権利関係が複雑な不動産(底地)を買い取り、関係調整したうえで再販しているサンセイランディック。 昨年末には待望の東証1部昇格を果たしましたが、大型の増資のオマケつきでまた不動産銘柄で業績が読みにくいこともあって、株価は不安定で乱高下する展開となっています。一応復習しておくと現在の株価は772円、PBR1.16、株主持分比率は59.8%、今期予想PER8.66、配当利回り1.3%(10円)、総合利回り2.6%(10+10=20円、優待は私の独自判断で1000円で換算)で、優待は100株保有で「パンの缶詰」3缶です。 増資が効いて財務体質が見違えるほど強靭となり、かつ指標的な割高さもすっきりと解消された状況となっています。 さてサンセイランディックは 2月13日に決算を発表 したのですが、今期の業績予想が、 中間期で利益がほぼ0! なのがインパクトがあったようで、その後の株価の神経質な値動きにブーストをかけているように思います。 今日の日記は、この点を含め自分の中にあった疑問についてIRに質問したものをまとめた個人的なメモ書きです。内容の正確性については一切保証できかねますのでその点は御了承下さい。 Q 今期業績ですが、中間期は利益がほぼ0、そして下期で利益のほとんどを稼ぐという予想となっています。この理由を教えて下さい。 A 当社は不動産を買って、権利調整をして売っている。それに半年~1年かかるのでそれでこのような予想としている。 Q でも前期は中間期の数字が良かったですが? A 前期は上期に大型物件があったため。(今年の業績予想に関しては)例年通りの傾向。 Q 決算を見ると、販売用不動産が6346679千円から5166694千円と減少しています。これは仕入れがうまく行っていないのではないか?とも思うのですが、問題はないのでしょうか? A 御指摘通りで、昨年は(普通は手を出してこないのに)マンションディベロッパーが我々が手掛けるような小さな物件に手を出してきたので、競合があって思うように買えなかった。ただ去年の年末くらいから買いやすくなったので「一過性」のものだったと考えている。仕入れは元通りに戻ってきている。 Q 税制改正で相続税が大増税されたわけですが、足元の底地の売買にプラスの影響は出ているのでしょうか? A 昨年の仕入れの実績で言うと、1~2割が資産家の方に繋がった税理士さんからの紹介だった。今までは税理士経由の物件というのはほぼ0だったので、その分が増えていると感じている。 Q 以前に質問をしたときに、「当社の底地ビジネスは安定的に利益が取れるので、創業以来の過去38期で一度も赤字は無い。」と伺いました。私はこの言葉がとても印象深くて心にずっと残っているのですが、何か「査定システム」のようなものがあるのでしょうか? A 当社は長い間底地を扱ってきたので、「このくらいの値段で買えれば確実に利益が出る。」というノウハウ、システムはある。 Q 現在の株主優待制度の変更の予定はあるでしょうか? A 社長の松崎は色々なことをやりたがっているが、、、、今のところは変更の予定はありません。 ということでした。 ま、私としては、現時点では超主力の一角として特に不足はない銘柄であるという認識に変わりはありません。引き続きPF最上位でホールド継続の予定です。
Feb 22, 2015
今日は取引先の60歳代の社長さんと、20代の若手の営業マンの方と、そして私という何だか良く分からないけど楽しそうな組み合わせで寿司屋のカウンターでつい先ほどまでゆったりとした時を過ごしていました。 実はその60歳代の社長さんには2年程前に、「社長、チビチビ銀行に預金なんかしてても駄目ですよ。ジリ貧で結局こちらが焼肉定食にされてしまいますよ。やっぱり株で勝負するしかないですよ。」と熱く語ったことがあったのですが、久々に再会してみると「パソコンはなんか怖いし、苦手で使えない。」ということで、地場の証券会社で対面で大型株を中心に株式投資を開始されていました。「勝ったり負けたりしたけど、チャートの見方が分かってきた。今はトータルでプラス。ようやく1000万円を超える運用額まで来た。でも10%利益が出ても証券会社への手数料で2%、利益の20%の税金で1.6%なので実際は6.4%しか取れないのでキツイ。」ということでした。 一方の20代の営業マンの方は「ギャンブルは大好き。特にパチンコが好き。トータルではトントンか、ちょっと負けているくらい。株はやってみたいけど怖いし良く分からない。」ということでした。リターンの平均的な期待値が90%程度と推測されるパチンコで成績がトントンというのは物凄い才能なのではないか?と思ったのですが、良く聞いて見ると、「パチンコ屋さんというのは、台の入れ替えでも何百万円もかかるし、それに光熱費や人件費も含めたら、物凄い経費がかかっている。それを考えたら1日楽しんで1万円くらいのマイナスだったら、楽しんだ分もうプラスのようなものだと思っている。そういった意味でのトントンです。」とまだ若いのに既に熟達の域に達した高僧のような話でした。 私は「パチンコはあまりにも勿体無い。株式投資だったら期待値は優待を含めれば102~104%はあるプラスサムのゲームだし、若くて頭も心も柔軟な今の内に是非株式投資の世界に足を踏み入れるべき。」と力説したのですが、横から社長が「おまえ、そんなに株式投資の世界は甘くないぞ。みきまるさんみたいに小型株ばっかりやってたら、負ける時は大きく負ける。ワシのように大型株で安全に数%の利益を目指して手堅く戦うんや。」と水割りとは名ばかりの「ほぼ原液」の芋焼酎のグラスを振りかざして絶叫します。 私は心の中で「社長はまず何よりもその法外な地場証券会社への手数料を落とすのをやめないと、数%とか言う以前の問題なんだけどな。」と思いましたが、そのまま口に出すとグラスで頭をカチ割られそうだったので黙っていました。 若手の営業マンの方は、「今日は滅茶苦茶勉強になりました。自分も株式投資がしたいです。これから帰って、まず嫁に家にネットを引いていいかどうか聞いてみます。」と言っていました。私は「えっ、そこからなの。」とちょっと思いましたが、「何はともあれ若手の投資家の方が1人誕生することになったらいいなあ。」と思いながら、楽しい気分でカウンターを後にしたのでした。
Feb 20, 2015

さて今日は準主力株概況シリーズの最終回です。 23位 7959 オリバー (名2、10月優待) ◎◎ PF時価総額23位で「準主力最後の1席」には、業務用主体の家具・インテリア大手で、企画から納入・施工まで総合展開しているオリバーが、前回のランク外からステルス急上昇してきました。 現在の株価は1190円、PBR0.61、株主持分比率は61.9%、今期会社予想PER7.78(予想EPS152.88円)、配当利回り1.5%(18円)、総合利回り1.6%(18+1=19円、優待券はヤフオク平均落札価格の1000円で換算)で、優待は1000株保有で カタログ掲載商品の50%割引券2枚(割引限度額は1枚100万円、一部商品除く)です。私はしばらく前にまず1000株だけ買ったのですが、その後1ヶ月と考察20時間以上をかけて多角的に調査を追加する中で、「ここはどう見てもPF上位でイケる。」との結論となり大きく買い増ししたため、今回ここで初登場することとなりました。 オリバーのインテリア、特にイスは総合力の高いアイテムのようで、全国各地の空港や病院などにさりげなく大量に配置されています。私は以前から特に空港でよくオリバーのイスを見るなあと思っていたのですが、会社IRによると、「最初にセントレア(中部国際空港)に入ってから、全国の空港に次々と納入できるようになった。」とのことでした。 オリバーのイスは非常にスタイリッシュですし、それでいて座り心地も良いですし、とても商品戦闘力が高いと思います。皆様も下の写真を見たら、「あっ、これ座ったことある。」と思われる方も多いのではないでしょうか? またグロース系の個人投資家の方々の御用達銘柄として有名なブライダル関連の2196エスクリの複数の式場でも、オリバーの家具が活躍しています。 そしてオリバーの実際の業績も、その極上のイスの座り心地の如くこの5年ほどでグングンと良くなっています。具体的に数字で言うと、2010年10月期の1株益が51.8円、それが2011年は65.1円、2012年67.9円、2013年は127.9円、2014年は152.0円となっています。この理由は同じくIRによると、「当社が手掛ける業務用家具の中で、医療と福祉用が特に拡大している。これらは高付加価値型の提案が出来ており利益率が高い。また東京オリンピック関連でホテル(外資)が盛り上がっており、こちらでも頑張っているため。」とのことでした。 それではこのように素晴らしい利益成長を遂げているオリバーの5年チャートはどのようなものなのでしょうか?早速見てみましょう。 見事なまでのヨコヨコ振りですね。名証2部という超マイナー市場所属であること、更に1単元が100万円以上という超高額であることの2つが重なり、オリバーは日々の出来高がほとんどありません。そしてこの、 「静謐(せいひつ)の流動性」 がオリバーの株価上昇を見事に押さえ込んできたのです。 ただ前述の通りオリバーはまずまずの成長力と十分な指標的な割安さを同時に併せ持っている銘柄であり、今の株価は「猛烈に安い」と思います。多くの投資家が「成長力と割安性」を同時に兼ね備えた銘柄を毎日血眼で捜しているわけですが、ここにその1つの理想的な答えが静かに誰にも気付かれずに、藪に隠れて惰眠を貪るデブ猫の如くグーグーと眠っているのです。オリバーの立ち位置はまさに、 名証のマルキョウ と言っても過言ではないでしょう。 9866マルキョウ(PBR0.28)程には低PBRではないですが、その代わりにマルキョウには無い成長力があるからです。トータルではマルキョウにほぼ等しい総合戦闘力のある銘柄であると個人的には考えています。 オリバーは今年2015年にはイタリアのミラノで開かれる万博の日本館(レストラン・フードコート・貴賓室)に家具を納入することになっています。この日本館には800万人、その内日本人が100万人訪れる予定ということで、会社側はこれによりブランド価値の向上を狙っているということですが、是非同時に現在は0に近い株式市場での認知度の向上も目指して欲しいとホルダーとして思っています。
Feb 19, 2015

さて今日もPF概況シリーズです。 184位 9729 トーカイ (東1、3月優待) ○ PF時価総額184位は、岐阜で発祥し介護用品レンタルが主力のトーカイです。 現在の株価は3825円、PBR1.53、株主持分比率は65.5%、今期予想PER14.98、配当利回り0.8%(32円)、総合利回り1.1%(32+10=42円)で、優待は100株保有で自社製品(ビーフカレーなど)3箱です。 トーカイの優待カレーは子会社のトーカイフーズのオリジナル商品であり、レトルトとしては非常に美味しいです。カレーはうまいわ、成長力はあるわ、名証2部で今後の昇格期待も大きいわ、で、遠い昔には私はここを超主力として戦ったこともありました。ただ参戦していた時期とトーカイの一時的な業績低迷期が見事に重なってしまい、私はここでは結果を出すことが出来ませんでした。無念ですが、今ではそれもとても良い思い出です。 今日はそんな懐かしいトーカイ優待カレーの実際を見て頂きましょう。本当はここで大勝してこの日記を書きたかったですね。。。。 トーカイの優待カレーはそのまま食べても十分に美味しいですが、 野菜を加えて「緑レベル」を上げて食べるとよりヘルシーで良いと思います。 「トーカイの陣」では勝てなかった私ですが、その後も東証2部や名証2部のマイナーな「裏路地銘柄」が好きという性格には全く変わりないまま今に至っています。「3つ子の魂100まで。」といいますからね。これからも今までどおりマニアック銘柄を愛でながら、楽しく戦って行きたいと考えています。
Feb 18, 2015

さて今日もPF概況シリーズです。 183位 1771 日本乾溜工業 (福証、9月優待) ◎ PF183位は、交通安全施設工事が主軸の日本乾溜工業です。 現在の株価は380円、PBR0.63、株主持分比率は53.5%、今期予想PER5.10、配当利回り1.1%(4円)、総合利回り1.8%(4+3=7円)で、優待は1000株保有で3000円相当の図書カードです。 日本乾溜工業はこの数年業績絶好調が続き、更に指標的にも激安です。率直に言って、ここは福証所属でなければ今の2割増しくらいに株価が評価されても全く不思議ではないと思います。ま、福証には7533グリーンクロス、9035第一交通産業、9866マルキョウなど、他にもそんな銘柄ばっかりですが。 これからも「日本有数の割安銘柄の聖地」である福証所属の各銘柄を愛でながら、楽しく株式投資に励んで行きたいと考えています。
Feb 17, 2015

さて今日は通常のPF概況シリーズです。 182位 3258 常和ホールディングス(東1、3月優待) ○ PF182位は、旧日本興行銀行系の不動産会社の常和ホールディングスです。 現在の株価は3810円、PBR1.79、株主持分比率12.1%、今期予想PER18.89、配当利回り1.6%(60円)で、優待は100株保有で、 1. 3000円相当のUCギフトカードと、 2. 株主優待券5枚です。 この株主優待券のヤフオク平均落札価格は1枚400円なので、総合利回りは2.9%(60+30+20=110円)となります。 常和HDの魅力は 実質的には旧興銀の別働隊であるという利点をフルに生かして、賃貸主体の安定的で高収益な事業を展開している点にあります。 かつては超主力の一角として激アツな勝負をしたこともある常和HD。今は恩株がPFの片隅に1枚眠るのみですが、利益率が高く依然として良い銘柄と思います。これからも現行の優待制度が続く限りはホールドして応援していく予定です。
Feb 16, 2015

さて今日は準主力株概況シリーズです。 22位 7989 立川ブラインド工業 (東2、12月優待) ◎◎ PF時価総額22位の準主力は、ブラインドと間仕切りのトップメーカーの立川ブラインドです。前回はPF110位の「優待株いけす」銘柄だったのですが、東証1部昇格が近そうなことと、その低PBR・PER&好業績&好財務が高く評価され、ランキングを大きく上げてここで登場しました。 現在の株価は686円、PBR0.46、株主持分比率は61.5%で有利子負債は0、今期予想PER10.55、配当利回り1.5%(10円)、総合利回り2.0%(10+4=14円、優待は最も利回りの良くなる500株保有で計算)で、優待は12月株主のみに300株保有で1000円相当、500株で2000円相当、1000株で3000円相当のクオカードなどです。 私はこの立川ブラインドのような「低PBR&好財務」の優待株が大好物です。そしてこういった、 安全性の高い銘柄群から、広く薄く優待を吸い上げる。 ことが投資家として市場で長生きする秘訣であるとも考えています。 さてそんな実力派優待バリュー株の立川ブラインドですが、準主力に引き上げる直接のきっかけとなったのは2月6日に発表となった2014年12月期の決算で、今期の業績予想が非常に良かったことでした。 中間期に較べて特に通期で強気な業績予想となっています。私はその理由が知りたかったのでIRに聞いてみました。合わせて他の疑問点も質問したのでその質疑応答をコンパクトに御覧戴きましょう。 Q 今期予想が通期で大幅増益なのですが、この理由を教えて下さい。 A リフォーム業界や医療介護施設などを手掛けて伸びる見込みである。またアベノミクスで景気が良いのでこのくらいの数字、、、というところです。 Q 昨年2014年は立会外分売や株主優待拡充などがありました。これは将来の東証1部昇格を指向してのものと考えてよいですか? A いいえそれは違います。個人投資家を増やしたい、ということだけです。 Q 東証1部指定基準を全て満たしていると個人的には考えているのですが、その理解でよろしいでしょうか? A はい、そうです。 Q この数年業績好調が続く一方で配当は10円で固定なのですが、これはどういった理由でしょうか? A 当社は安定配当を維持していくという方針だからです。 Q 御社のライバルを教えて下さい。 A ブラインドメーカーではニチベイ(非上場)、後はカーテンレールの5956トーソーさんです。 ということでした。 私は「今期の東証1部昇格の可能性が十分に高い。もしも昇格した場合、現状の株価位置が非常に割安で、かつこの数年景気回復も手伝って利益も大きく伸長していることから、株価4桁に評価されても不思議ではない。また財務状態がピカピカなので昇格と同時に増資をしてくる可能性が相応に低いのも良い。また仮に昇格がないとしてもこのファンダメンタルズであればここからの暴落は考えにくい。つまり、 トータルで見てローリスク・ミドルリターンの非常に良い案件 だな。」と考えて買い増ししたのでした。 実際のところがどうなるのか、楽しく眺めながらPF上位銘柄として愛でていく予定です。
Feb 15, 2015

さて先日、 我々ホルダーの度肝を見事に抜く 衝撃の地獄決算 を発表し当然の如く株価が暴落した3097物語コーポレーション。 私は現在この物語コーポレーションがPF1位の超主力なのですが、実はここがサッカーで言うと「1トップ」に近い布陣であり、次のPF2位と3位を足してやっと1位と同じ時価総額になるような「偏らせてナンボ」のイケイケのポートフォリオを組んでいたので、今回の暴落では自分の目を疑うほどの凄まじいダメージを受ける結果となりました。 そして物語コーポは既存店月次が絶好調だったこともあり、恥ずかしながら会社側がここで鬼決算をぶっこんで来るという心構えが全くできておらず、「はいはい物語コーポねー。大丈夫っしょ。ここは大体想定線かなんやったら更に+αの着地っしょ。」と、心理的に完全にノーガードの状態で、鼻歌交じりで気軽に開示情報をポチッとクリックし、 ブファー!! と、横腹に鋼鉄のパンチをくらって肋骨が2、3本は折れたくらい の巨大な精神的なダメージを受けました。率直に言って「あの日、あの時、あの瞬間」から気分があまり優れないのですが、それでも、どんなときも、我々投資家は前を向いて歩むしかないので頑張ってこの日記を書いています。(汗) さて今回の物語コーポの業績墜落の理由は会社ホームページ上の 2015年6月期 第2四半期決算説明会音声配信および資料 に詳細な説明があるのでそちらを御覧戴ければと思うのですが、今日はそれを見た上で自分の中に残った疑問を会社IRに質問したので、その備忘録を書いておきます。なおこの日記はラフなメモ書きを記事に起こしたものなので細かいニュアンス等が事実と異なる可能性も十分にあります。その点はどうか御了承ください。 Q 2Qは営業利益が計画に対して約2億円、21%の未達という、「成長企業、物語コーポレーション」としては衝撃の結果となりました。これは1.中国連結子会社「鍋源」(火鍋+寿司の食べ放題で2号店までは大盛況だった。ところがこの1年間で食材費がほぼ倍となり、更に中国では寿司の理解が少なくてシャリを食べずにネタだけ食べられてしまい、日本での常識が通用せずにビジネスモデルが崩壊した。) の大赤字で約1億5000万円、2.店舗改装費が約5000万円余分にかかったことを主因とされていますが、それぞれについて追加で教えて下さい。まず1について、下期以降も赤字を垂れ流す可能性はあるでしょうか? また2について、説明会で社長さんが「テーブルバイキング店が他に乱立してきたので、コストがかかっても先手を打って店舗改装をしていく必要がある。」と述べていらっしゃいますが、ということは今後も大量の店舗改装費用がかかり続けるということでしょうか? A 1についてはフォーマット化の崩れを受けて、店舗のフォーマットを開発するチームを新たに新年から入れて建て直しを計っている。今年中の黒字化を目指している。また、2については社長の説明が誤解を招く言い方だったかもしれない。古いタイプの焼肉きんぐを新タイプに変更するのに工事費が余分にかかったものだが、下期は元々改装の予定はない。なので(下期も改装費用が想定外に新たに発生するようなことは)それはない。 Q 特別損失の「システム開発中止に伴う損失101680千円」とは具体的にはどのようなものですか? またこれは元々この期で予定されていたものなのでしょうか? A 店舗の仕入れ発注システムのことなのだが、達成が難しいと判断、一旦0ベースで見直しすることとした。また損失については元々予定していたものである。 Q 旗艦業態の焼肉きんぐですが、昨年末に一番上のプレミアムコースが3480円から3980円に値上げされました。 その一方で1つ下の2980円のスペシャルコースでも「極厚キングカルビ」などが超美味しくて個人的には十分に満足できるので、 なんとなく「プレミアムコースをやめて、実力十分の真ん中のスペシャルコースに変更する」お客さんが多そうな気がするし、自分なら絶対そうするのですが、実際のところはどうなのでしょうか? A 価格改定後の期間が短くはっきりとしたことは言えないが、今のところ特段(お客さんの)コース選択に変動は無い。プレミアムコースの比率が値上げ後に減ったということは全くない。 Q 売上高の中の「協賛金収入166780千円」とは具体的に何ですか? A 店舗で扱っているビールメーカーからのものである。 Q 今回の第2四半期決算では通期業績の下方修正がありませんでした。この理由はなんでしょうか? A 焼肉きんぐ、丸源ラーメンなどの既存店の好調が続いているので、それで今のところは目標を達成できるものと考えている。 ということでした。会社側の説明には大まかには納得できるものの、本当に中国店舗の止血が今期中に出来るのかなど一部不透明感も残ります。私もこれからもPF1位で行くのか、それともある程度ポジションを落として「集団指導体制」でこれからの相場に臨むのか、今後の業績推移もしっかりと見ながら熟考していこうと思っています。 それにしてもやはり物語コーポのような高PBR銘柄は、その成長期待が一旦剥落してしまうとPBRの支えが無いだけに強烈に下がるんだな、やはり高PBR銘柄というのは相応にリスクが高いんだなあ、ということを痛感しました。アベノミクス下で株式市場に幸せな状況が長く続く中で私は少し平和ボケしていたのかもしれません。PF内の高PBR銘柄群をもう一度しっかりと精査して想定リターンに対してのリスクが高いものはポジションを落とす、そして同時に原点に戻って極力コテコテの「低PBR優待株」でPFを組み上げるように軌道修正していこうと考えています。
Feb 14, 2015

さて今日は3277サンセイランディック、6425ユニバーサルエンターテインメントなど自分にとっての重要銘柄群の決算が相次いでいてその分析で忙しいので日記は短めです。通常のPF概況シリーズを1本お送りします。 181位 9607 AOI Pro. (東1、9月優待) ◎ PF181位は、テレビCM制作大手のAOI Pro.です。 ↑ 社長さんがカッコいいですね。 ↑ 色々なCMを作っているんですね。 現在の株価は798円、PBR0.94、株主持分比率は45.2%、今期予想PER8.18、配当利回り2.9%(23円)、総合利回り3.4%(23+4=27円)で、優待は500株保有で2000円相当のクオカードです。 AOI Pro.は指標的にも十分に安いですし、総合利回りも程々に出ていますし、PF中位銘柄としては余裕で合格ラインと思います。これからも現行の優待制度が続く限りはホールドして応援していく予定です。
Feb 13, 2015
さて2012年の年末から2013年の年初にかけて、私はそれまでの投資家人生の集大成のつもりで、「どうしたら勝てる投資家になれるのか?」をシリーズで考え、そしてそれを最後に「みきまる理論」としてまとめたことがありました。 ところで私のこの日記はほぼ毎日同じ金太郎飴の「ポートフォリオ概況シリーズ」を書いているだけなのに何故かアクセス数が増え続け、この2年ほどで4000アクセス/日だったのが、7000アクセス/日となっています。 最近この日記を読まれるようになった方は私がどのような投資家であるのかを良く理解して頂いていないかも知れませんし、「いい銘柄を分かりやすく教えてくれる優しい人」などと思われているかもしれませんが、とんでもありません。私はまだまだ精度の低い勉強中の投資家であり、いつも失敗ばかりしています。この日記はそんな自分が少しでもタフで強い投資家になることを目指して頑張って書いているだけのものなのです。 今日はそういう「全身傷だらけ」の泥んこ投資家の私がどのようなことを考えて毎日投資に励んでいるのか、その「みきまる理論」を改めて再掲します。未読の方は是非一度御覧になって下さい。 どうすれば勝てる投資家になるのか? 序論です。 極少数の大勝できる銘柄に資金を集中する。 最初に結論です。 幅広く、そして同時に効率よく多くの銘柄にあたる。 銘柄選択の具体的な方法です。 裏の取れる自分の直感を信頼する。 みきまる理論の真髄です。 2つの勇気を持つ。 株式投資にどうしても必要なもの、それは勇気です。 負けない投資=優待バリュー株投資の利点を最大に生かす。 我々個人投資家の最大の武器、それを活かさない手はないです。 今回の日記を書くに当って改めて読み直したのですが、加筆・訂正する部分は全くありませんでした。私はこういう投資家ということです。そして同時にまだまだ未熟で、中年なのにいつまでも脇が甘くて夢見がちで、欠点だらけの投資家でもありますのでどうか御了承下さい。それでは皆様、これからも みきまるの優待バリュー株日誌 を末永くよろしくお願いいたします。
Feb 11, 2015
さて今週は私の超主力株の決算発表が続いています。 具体的に見ていくと、3097物語コーポレーションはちょっと良く分からない「システム開発中止に伴う特別損失」があり非常に見た目の悪い内容で、既に昨日のPTSでは株価が暴落しています。また6059ウチヤマHDも「想定通り順調に悪い」決算でしたが、こちらは既に完全に織り込み済みだったようで静かにヨコヨコの株価推移となっています。また9384内外トランスラインはV字回復となる強気の今期予想が評価されて昨日株価は急騰しています。 また今週はこの後も超主力株の決算発表が続きます。3277サンセイランディックはこのところ先回りで株価が暴落中なので恐らく内容がかなり悪いのでしょう、でもその本当のところはもちろん現時点では誰にも分かりません。6425ユニバーサルエンターテインメントも多分数字は悪いと思いますが、ここは増資の発表があるのか? フィリピン巨大カジノリゾートの工事進捗と開業時期がいつなのか? の方が大きな問題だろうと思うので、決算数字に対して株価がどのように反応するのかは全く分かりません。 株式投資は運用、文字通り「運を用いる」ものなので、結局は「運任せ」という側面がどうしてもあります。もちろん大前提として「最大限の幸運を呼び寄せる努力を続ける」ことが何よりも大切です。これからも日々死力を尽くして行きたいと思っています。
Feb 11, 2015

さて今日はいよいよ大詰めを迎えた準主力株概況シリーズです。 21位 2292 SFOODS (東1、2・8月優待) ◎ PF時価総額21位の準主力最後尾には、牛肉・内臓肉輸入のパイオニアで、「こてっちゃん」で有名なSFOODSが株価上昇により前回の25位から順位を上げてギリギリで滑り込みました。 現在の株価は2054円、PBR1.35、株主持分比率44.3%、今期予想PER13.80、配当利回り1.4%(28円)、総合利回り1.7%(28+6=34円)で、優待は2月株主に500株保有で3000円相当の自社商品、2000株保有で10000円相当の国産牛肉です。(+2・8月の100株株主に自社グループオリジナル商品割引販売ですが、これは優待族的にはほぼ無価値なので0円換算です。) 私はここはPF最上位の一角なので昨年は2000株優待を戴きました。早速その実際を見て行きましょう。 ここからの選択だったのですが、私は2のロースすきしゃぶ用牛肉を選びました。 ↑ くおぉ、どうです、この「肉のじゅうたん」。 凄く美しいですね。 当然まずはしゃぶしゃぶで贅沢に戴きました。 オエーッ !! すいません、ちょっとお肉が私には高級すぎるというか、あまりにも霜降りすぎて、「オエーッ」となりました。自分は長年の貧乏・耐久生活のせいで非常に安く出来ている人間なので、こういうランクの高いお肉は食べ慣れなくて体が受け付けないんですね。そういえば以前に大阪の鶴橋でA5ランクのお肉を食べた時にもオエーっとなってしまい、気分不良の冷や汗たっぷりで息も絶え絶えでホテルに戻ったこともありました。 でも、心機一転、食べ方を変えて、 牛丼にしたら、死ぬ程美味かったです。 後、 カレーに使っても抜群でした。煮込み料理に使うと最高に良かったですね。 SFOODSは、TPP交渉の進展に伴い牛肉関税の大幅な低下が予測されている状況や、2206江崎グリコのハム・ソーセージ製造子会社「グリコハム」の買収の効果による業績好調、更には子会社の7614OM2ネットワークや第2位株主となっている3053ペッパーフードサービスの業績絶好調が追い風となり、株価はこの1年で大きく上昇しました。現在は急上昇後の調整局面ですが、私としては優待とTPP交渉の行く末を楽しみにしながら、引き続きPF上位でホールド継続の予定です。
Feb 10, 2015

さて今日もPF概況シリーズです。 180位 9765 オオバ (東2、5月優待) ◎ PF180位は、調査測量、計画設計、区画整理、地理情報システム等が主軸の建設コンサルタントのオオバです。 現在の株価は403円、PBR1.58、株主持分比率は32.7%、今期予想PER10.49、配当利回り2.5%(10円)、総合利回り3.6%(10+4.4=14.4円)で、優待は100株保有でお米券1キロ分、500株で3キロ分、1000株で5キロ分です。 オオバは業績も好調ですし、指標的な割高感もありませんし、レアな5月優待銘柄でもありますし、優待族的には非常に良い銘柄です。これからも現行の優待制度が続く限りは楽しくホールドして応援して行く予定です。
Feb 9, 2015

いやあ、このところ本当に寒いですね。率直に言って死にそうです。さてそんな中ですが今日はポートフォリオ概況シリーズです。 179位 8424 芙蓉総合リース (東1、3月優待) ◎ PF保有全524銘柄中の時価総額179位は、みずほ(旧富士銀)系リース会社の芙蓉総合リースです。 現在の株価は4085円、PBR0.66、株主持分比率9.8%、今期予想PER8.53、配当利回り1.9%(78円)、総合利回り2.6%(78+30=108円)で、優待は100株保有で3000円相当のカタログギフトもしくは図書カードの選択性です。 また2年以上継続して保有の場合は5000円相当にランクアップするので、総合利回りは3.1%(78+50=128円)となります。私はこのところは毎回図書カードを戴いています。 芙蓉総合リースは指標的にも割安でかつ業績も好調ですし、更には上場来ずっと連続増配中でもあります。 私はこれからも優待を楽しみにのんびりとホールドして応援していく予定ですが、それにしてもリース会社には8425興銀リース、8439東京センチュリーリース、8566リコーリース、8793NECキャピタルソリューションなど魅力的な優待バリュー株が本当に多いと思いますね。
Feb 8, 2015
さて今日は私の現在の「絶対基準優待バリュー株」である9866マルキョウに関する個人的なメモ書きです。具体的には2月某日に会社IRに質問をしたときの私的な備忘録となります。 みきまる 先日発表になった 1Q は「新生マルキョウ」を実感させる、 本当に素晴らしい内容でした。これはやはり西鉄傘下ストアとの提携効果が出ているものと理解してよろしいでしょうか? マルキョウIR まあそれもありますが、それよりも当社の「増税後の対応」が非常に良かったものと思っているんですよ。 みきまる ほぅ、それは何か特別な秘策があったのですか? マルキョウIR それはですねー、実は、、、、、、 みきまる はい、実は、、、、、(ごくり) ? マルキョウIR ウチは(消費税が)外税なんですよ。 みきまる ファッ!?? 、そ、外税ですか? それで業績が良くなったと?。 マルキョウIR はい、そうです。(きっぱり) みきまる そ、そうですか、、、、分かりました。(滝汗) それでは次の質問なのですが、将来的に現在の福証から東証2部への指定替えの意向はあるのでしょうか? マルキョウIR 今のところ全くありません。当社は九州で育てて貰いました。なのでこれからも九州でずっと頑張ります。 みきまる そうですか、、、残念ですがそれはとっても立派な考え方であるとも思います。それでは次の質問なのですが、優待制度の変更の予定はありますか? マルキョウIR ありません。 みきまる 御社のライバルはどこですか? マルキョウIR 綜合ドラッグストアのコスモスさんあたりが厳しいです。おんなじような商品があるのできついです。当社としては(従来の安かろう悪かろうではなく)安価で良いものを売っていきたいと思っています。 ということでした。。。。。 マルキョウは福証から出る気がないというのは非常に残念ですが、生まれ育った九州の地に留まり続けるというのはそれはそれで立派な判断だと思いますし、何よりも業績が飛躍的に改善しつつありかつ指標的にも相変わらず超激安というのもいいと思います。本当は東証2部に昇格してくれれば確実に株価1000円は行ける銘柄だろうと思いますが、今のところその日は来ないようです。 まさかの、 「消費税外税表示で業績絶好調」のマルキョウ を、「絶対基準優待バリュー株」として愛で続ける日々がこれからもしばらくは続いて行きそうです。(汗)
Feb 7, 2015

さて今日は久々にポートフォリオの上位銘柄を紹介する準主力株概況シリーズです。 20位 9866 マルキョウ (福証、9月優待) ◎◎ PF時価総額20位の準主力は、福岡地盤の食品スーパーチェーンのマルキョウです。私はその「驚異の低PBR&無借金」を高く評価しており、現在このマルキョウを他の銘柄を主力株に昇格させるかどうかの「地獄の門」の番人となる、 「絶対基準優待バリュー株」 として設定しています。そして自分の「準主力株」の時価総額の定義を最近の株高を受けて従来の約2倍に引き上げたため、自動的に買い増しが必要となって順位を上げてきました。また先日発表になった好調な 1Q を受けて更に買い乗せしたために、現在の実際の順位はもう少し上位となっています。PFの「準主力株」の最終ディフェンスラインには必ずこのマルキョウがゲートキーパーとして鎮座していないといけない、そうでないと私は精神的に優待バリュー株投資家として万全の状態で戦っていけない、ということです。現時点ではマルキョウに投資家としての「絶対的な信頼」を置いていると言うことですね。 現在の株価は754円、PBR0.28、株主持分比率は82.1%で有利子負債は0、今期予想PER7.88、配当利回り2.1%(15.5円)、総合利回り2.4%(15.5+2.5=18円、優待品は2500円で換算)で、優待は1000株保有で新米(原則として新潟産)5キロ、5000株保有で10キロです。 ↑ さすがは「日本有数の低PBR優待株」。印字も枯れ枯れで激シブですね。 マルキョウの優待米は、「最高級コシヒカリ 新潟魚沼産」の名に相応しく、抜群に美味しいです。 日本には1000を超える優待株が存在するわけですが、その中でマルキョウは最もPBRの低い銘柄の一つです。ただし超低PBR銘柄は万年赤字だったり、業績が不安定だったり、資産の質が信頼しにくかったりと何らかの瑕疵(かし)のあるところが多いです。例えばマルキョウよりも低PBRの優待銘柄として7501ティムコ(PBR0.24)がありますが、ここはこの数年ほとんどまともな利益を上げることが出来ずにいます。そう言った「訳あり」で低PBRに捨て置かれているわけです。 ところが、ここマルキョウは業績安定、無借金で財務は鉄壁、優待米最高の3拍子揃った素晴らしい銘柄です。その意味では「実質的には日本一の低PBR優待株」と言っても過言ではないでしょう。 その一方でマルキョウは新店は何年も0で、むしろ店舗数は純減(今期は純減1)するなど、 「万年ムーンウォーク状態」 です。そのためマルキョウは「成長力」こそが何よりも高く評価される株式市場では最も忌み嫌われる存在であり、更にプラスして流動性ゼロゼロワンダフルの日本一の不人気市場「福証」銘柄であることが致命的な欠点となり、このように極限の低PBRで放置され続けているわけですが、「それにしても実に安い。」というのが私の優待族としての率直な感想です。 繰り返しになりますが、私は前述の通り現在このマルキョウを、 「主力株昇格への番人」となる「絶対基準優待バリュー株」 に設定しています。 全ての保有する主力株はその総合戦闘力において、指標的には超激安なマルキョウを上回らなくてはならない ということです。言い方を変えると、主力足る銘柄はその成長力・優待力・もしくは株価上昇のきっかけとなるカタリストなどの点で、少なくとも最低何か一つは大きく突出していなくてはならない、ということになります。 これからも「日本有数の低PBR優待株」である超不人気銘柄マルキョウがその称号を返上する日が来るまで、「絶対基準優待バリュー株」として粘り強くホールドして応援していく予定です。
Feb 6, 2015

さて今日もライフワークのPF概況シリーズです。 178位 8219 青山商事 (東1、3・9月優待) △ PF時価総額178位は、紳士服業界首位の青山商事です。 現在の株価は3940円、PBR0.97、株主持分比率は71.8%と磐石、今期予想PER21.79、配当利回り1.8%(70円)、総合利回り2.5%(70+30=100円、優待券はヤフオク平均落札価格の500円で換算)で、優待は100株保有で年2回15%割引券3枚です。 この優待券はアメカジブランド、「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」の日本国内店舗でも使うことが出来るので、私はたまに楽しく買物をしています。今日はその具体例を見ておきましょう。 さて青山商事は1月28日に 配当方針の変更を含む株主還元方針 を新しく発表しました。そしてこの中で、中期経営計画期間中(2015年度から2017年度まで)連結総還元性向130%を目処とした配当、自己株式取得を実施すること、配当に関しては連結配当性向70%を目処とすることを公表しました。そしてこのニュースを受けて株価は大きく上昇しています。実に結構なことですね。 また青山商事はしばらく前から、店舗余剰地活用のために私のPF1位の超主力の3097物語コーポレーションのFCを始めており、具体的には「焼肉きんぐ」を展開しています。 私としては何よりもこの成否が気にかかっていますが、ま、いずれにせよこれからも優待を楽しみに青山商事を気長にホールドして応援していく予定です。
Feb 5, 2015

さて今日もポートフォリオ概況シリーズです。 177位 7483 ドウシシャ (東1、3月優待) ○ PF時価総額177位は、PB商品開発とブランド品の量販店への卸売りが2本柱のドウシシャです。 ちなみに私はしばらく前にホームセンターでラックを買って自宅のオーディオ用に組み上げたのですが、これが偶然にドウシシャ製でした。安くて丈夫で非常に重宝しています。 現在の株価は2015円、PBR1.38、株主持分比率は80.1%と良好、今期予想PER14.49、配当利回り2.0%(40円)、総合利回り3.0%(40+20=60円)で、優待は100株保有で2000円相当のオリジナルギフトセット(島原手延べそうめん)です。 綺麗なお素麺ですね。早速食べてみましょう。 ドウシシャは業績好調、財務も磐石でPF中位としては実に良い銘柄です。これからも優待を楽しみに末永くホールドして応援して行きたいと考えています。
Feb 4, 2015
今日は個人に人気のメジャーな優待株が軒並み軟調でした。 最近はちょっとした「優待株バブル」の様相を呈していました。これは業績絶不調なのに株価が驚異的な粘り越しを見せる2702日本マクドナルドHDなどの株価推移を横目で見た多くの投資家が「なんだ、優待株投資って何があっても無双で無敵なんじゃん。」と安易に思い込んで資金を大きく投入していたことが大きかったと思うのですが、知名度の高い優待株の中にはちょっと無茶苦茶だろうと感じられる水準まで買い上げられている銘柄も散見されていましたし、これは当然の調整と思います。 株式市場では絶対に勝てる「魔法の公式」など一切存在しません。そして今の市場はどこをみても順張りのグロース&モメンタム投資家ばかりです。その理由は特にこの1年くらいの間、「古典的バリュー株」のパフォーマンスが全く振るわなかったことから、それをちょっと蔑むと言うか、軽く見る風潮があったように思います。 ただ例えば今日で言うと、福証銘柄の7533グリーンクロスや9866マルキョウなどの「コテコテの万年不人気バリュー株」の株価は上昇しているのです。市場では「大多数の安心な主流派」は結局は皆仲良く殲滅されます。これはかつてホリエモンバブルの頃不動産流動化銘柄でも見られた、冷厳たる過去の事実です。その意味では今年辺りは古典的なバリュー株のターンが来ても不思議ではないのかなあ?という気もしています。
Feb 3, 2015

さて今日も通常のPF概況シリーズです。 176位 3088 マツモトキヨシHD (東1、3・9月優待) ○ PF時価総額176位は、ドラッグストア業界売上高首位のマツモトキヨシHDです。 現在の株価は3890円、PBR1.39、株主持分比率は60.6%、今期予想PER18.89、配当利回り1.5%(60円)、総合利回り2.6%(60+40=100円、優待券は額面の100%換算。理由は後述)で、優待は100株保有で年2回、2000円相当の商品券です。 この商品券は使用期限も無いですし、マツモトキヨシのお店は全国津々浦々にあるので、 ほとんど現金と同じくらいの価値があります。それを反映してヤフオク平均落札価格も額面の95~97.5%と超高額です。優待券のヤフオク評価の高い銘柄というのは、4665ダスキンなどもそうですがそれだけ強いブランド力を持っているわけで、(ヤフオクの法則) 優待族的には安心してホールドしていけます。これからも年に2回の上記の鉄板優待を楽しみに、のんびりとホールドして応援していく予定です。
Feb 3, 2015

さて今日は通常のPF概況シリーズです。 175位 3085 アークランドサービス (東1、6・12月優待) ◎ PF時価総額175位の中堅銘柄は、カツ丼専門店『かつや』を直営とFCで展開しているアークランドサービスです。 現在の株価は4150円、PBR3.18、株主持分比率は78.7%で有利子負債は0、今期予想PER24.02、配当利回り0.7%(30円)、総合利回り1.7%(30+40=70円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の90%で換算)で、優待は年に2回100株保有で 食事券(550円)を4枚です。 かつやのカツ丼、値段を考えたら本当に驚くほどに美味しいと思います。 後、豚汁も非常に美味しいと思いますが、小と大のパフォーマンスの差が大きすぎるとも思います。(大の方が異常に得。どうしてこれで50円差なのか良く分からない。) アークランドサービスはもうずっと昔からグロース系の個人投資家御用達の銘柄でした。私も「いい銘柄だな。」と何度も何度も思いましたが、専門外の非優待株だったために結局参戦することはありませんでした。そして優待新設後に「3週遅れで到着した、超値上がりしたバス」に、沈んだ心と鉛のように重い足どりを持ってしぶしぶ乗り込んだという状況です。優待新設前のここのような、「成長著しく、かつ指標的にも十分に買える最高の非優待株」をどのように自分が納得できる形でPFに取り込んでいくのか、それともこれまで通り非優待株には原則として手を出さない方針を貫くのか、これがコテコテの優待族である私の非常に難しくかつ大切な命題ですね。
Feb 2, 2015

さて今日は準主力株概況シリーズです。 19位 8119 三栄コーポレーション (東JQS、9月優待、ただし2016年以降は3月優待に変更予定) ◎~◎◎ PF時価総額19位の準主力は、生活関連品の専門商社の三栄コーポレーションです。前回の23位から株価上昇で少し順位を上げてここで登場しました。 現在の株価は2428円、PBR0.65、株主持分比率48.0%、今期予想PER13.77、配当利回り3.7%(90円)、総合利回り4.5%(90+20=110円、優待は1P=1円で換算)で、優待は100株で株主優待ポイント2000P、200株で3000P、800株で6000P、2000株で12000P、4000株で20000Pです。3年以上保有の場合はそれぞれ50%のポイントが加算されます。なお、上述の通り三栄コーポの優待は2016年以降は3月期に変更となります。 私は最近は18000P優待を戴いています。 車の室内清掃に重宝しています。 三栄コーポレーションは、1983年に設立し丁寧にブランド力を高めてきた子会社のビルケンシュトックジャパンがドイツ製コンフォートシューズ「ビルケンシュトック」の日本総代理店なのですが、 私はここの靴の大ファンというか、足の横幅が広いのでビルケン以外の靴はまともに履けないのです。人間にとって靴というのは非常に大切なものです。投資家として様々な投資先のお店を元気に探検するのにもジャストフィットする靴というのは必要不可欠ですし、その意味で私にとってはビルケンシュトックはなくてはならない存在なのです。そのため家には物凄くたくさんのビルケンの靴が並んでいます。 三栄コーポレーションは円安の環境下で苦しい業績が続いていますが、上記のビルケンを筆頭に、キプリングなどマイナーながら実力溢れる多くのブランドを取り揃えており、またそれぞれのブランドの長所を生かして日本市場でメジャーに育て上げるインキュベーターとしての力にも確かなものがあります。これからも業績推移をしっかりと見ながらホールドして応援して行く所存です。
Feb 1, 2015
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