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さて2023年7月が終わりました。 さて今月は私が専門としているバリュー株、特に低PBR銘柄群が優位の相場環境だったこともあり、「ほとんど何もしない」のんびりとした1か月を過ごしました。自分の持ち株が健全な値動きをしている時には特にやることがないですからね。 そして空いた時間で、ネットフリックスで「水曜どうでしょう」というバラエティ番組を見倒していました。独特の空気感があって抜群に面白いのと、後、自分のトークや文章を磨く参考になるなあと思って見ています。具体的に言うと、「ほとんど毎回何の事件も起きないのに、それを面白く見せる技術」が凄いなあ、と感心しています。 次に今月の成績ですが、対2022年末比で*.*%となりました。今年の一時期は対TOPIXでのパフォーマンスが10%近く下回るという国家的大惨事でしたが、そこからはかなり持ち直してきています。 それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。
Jul 31, 2023
さて今日は2022~23主力株概況シリーズです。78位 7272 ヤマハ発動機 (東P、6・12月優待) ◎ PF時価総額78位の上位銘柄は、楽器のヤマハ発祥で2輪で世界大手のヤマハ発動機です。 現在の株価は4083円、時価総額14299億円、PBR1.38、自己資本比率は44.0%、今期予想PER8.34、配当利回り3.2%(130円)、総合利回り3.4%(130+10=140円、優待ポイントは1ポイント=1円で換算)で、優待は100株保有で12月株主に1000ポイント付与(※ポイントに応じて地元名産品・「ヤマハ発動機ジュビロ」Jリーグ観戦ペアチケット・自社関連施設利用割引券・寄付等と交換可)+1000株保有で6月株主(希望者のみ)に自社カレンダーなどです。 順番に見ておきましょう。まずは12月優待のポイントの方です。 私の過去の選択品をいくつか見ておきましょう。 次に6月優待の自社カレンダーです。 躍動感があってカッコいいですね。 さて私はヤマハ発動機は10年以上前に手放したきりだったのですが、2019年に100株だけ買いました。そしてその後2020年3月にマーケットに「初代コロナショック」が襲い掛かって全体相場が急落した時のどさくさの闇に紛れて900株追加し、今は優待MAXとなる1000株を保有しています。(上記データはSBI証券より引用) これは完全に運が良かっただけなのですが、「結果的にとても良い位置で買えた」こともあり、今は超ご機嫌でそのままホールド中です。 「株は結局、買値がすべて」 なんですね。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jul 30, 2023
さて今日は株式投資本オールタイムベスト137位投資の科学 (マイケル・J・モーブッシン著、日経BP社、2007年) の第9弾です。 今日は 第25章 確率と経験 から。 現実の世界は、平均値や代表値によってではなく「異常値」によって支配されている。- 普通ではなく例外によって、ありきたりな下落ではなく大暴落によって、中産階級ではなく大富豪によって。われわれは「平均的」な考えから自分自身を開放する必要がある。 フィリップ・アンダーソン(ノーベル賞物理学賞受賞者) 、、、なんすか、この血の凍るような名言は。私は初めて聞いたのですが、まさに私たちが日々戦う株式市場の真実ですね。。。 物理学者のフィリップ・アンダーソンが指摘しているように、世界を支配するのはたいてい、分布の端っこ(テール)に位置する例外的な出来事なのである。 正規分布は、ランダムウォーク、資本資産価格モデル(CAPM)、バリュー・アット・リスク(VaR)、ブラック=ショールズ・モデルをはじめとするファイナンス理論の基礎である。 過去の研究は、価格変動が正規分布しないことを示している。 正規分布よりも、両端に分布するデータが多い(ファットテール)。これは、大規模な変動が予想以上に頻繁に生じることを意味する。 なかでもファットテールについては強調しておきたい。実際のマーケットでは、正規分布が示す確率よりもかなり頻繁に極端な価値の変動が起きるため、ポートフォリオー特にレバレッジを効かせたポートフォリオーのパフォーマンスは重大な影響を受ける。 リスクを評価する標準的なモデルであるCAPMは、リスクと報酬を線形の関係式で表している。対照的に、株式市場のように自己組織化臨界のシステムでは、両者の関係は自ずから非線形になる。 ヘッジファンドの世界における悲劇のほとんどは、ファットテール現象の直接的な帰結である。投資家は、このような例外的な事象を考慮にいれてポートフォリオを構築する必要がある。 いやあ素晴らしいです。株式市場では値動きは正規分布しない、平均値ではなく常に異常値に支配されている、つまり、理論的には滅多に起こらないはずの大災害・凄惨な暴落が、実際にはカジュアルに頻繁に起こる、ということです。わかりやすく言うと、「理論的には100年に1回のはずの大暴落がなぜか毎年発生する、クレイジー極まる世界」ということですね。 そのため、私達投資家は タレブの言う反脆い 、「ピンチの時に安全装置が働くポートフォリオ」を作成しなくてはならないのです。そして、それが私にとっては モフモフエアバッグだらけの優待バリュー株アナグマ投資法 なんですね。 (続く)
Jul 29, 2023
さて今日は通常の2021~23PF概況シリーズです。 267位 7458 第一興商 (東P、3・9月優待) △ PF時価総額267位の中堅銘柄は、業務用カラオケ「DAM」で業界首位の第一興商です。 大昔の 2009年には7位 、そして 2010年には14位 と、PF最上位の一角だったこともあるのですが、株価上昇で勝負を終え、今は200株の恩株がポートフォリオの片隅に静かに音もなく眠るのみです。 現在の株価は2826.5円、時価総額3094億円、PBR2.90、自己資本比率は56.4%と良好、今期予想PER28.52、配当利回り2.0%(57円)、総合利回り3.3%(57+35=92円、優待券はメルカリ平均価格の額面の70%で換算)で、優待は200株保有で年2回5000円相当の優待券です。 私はカラオケを歌うときに良くハンバーガーを注文しています。値段が安いし、素朴な旨さがあるし、沢山歌うとお腹も空くので。 第一興商は、財務良好&嬉しい年2回優待で、優待族的には安心してホールドして行ける「鉄板銘柄」の一つです。これからも息の長い優待継続を願いながら応援していくつもりです。
Jul 28, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。266位 9959 アシードホールディングス (東S、3月優待) ○ PF266位は、酒類・飲料の製販事業を展開し、西日本が地盤で自販機運営も推進しているアシードホールディングスです。 前回この銘柄を取り上げたのはなんと2007年 の事だったので、16年振りの登場となりました。(笑) 現在の株価は576円、時価総額78億円、PBR1.21、自己資本比率は33.9%、今期予想PER9.83、配当利回り2.8%(16~18円)、総合利回り3.6%(16+5=21円)で、優待は100株保有で500円相当のクオカード等です。 アシードHDは指標的にもまずまずですし、業績も回復傾向ですし、PF中位としては特に問題はないと考えています。
Jul 27, 2023
さて今日は通常の2021~23PF概況シリーズです。265位 6074 ジェイエスエス (東S、非優待) ○ PF265位は、スイミングスクール専業大手のジェイエスエスです。 現在の株価は588円、時価総額24億円、PBR0.86、自己資本比率は37.9%、今期予想PER8.12、配当利回り2.5%(14.5円)です。 以前は100株保有で年2回優待券1枚が貰えたのですが、現在はすでに廃止されています。 ジェイエスエスは現在筆頭株主が24.8%を握る 9404日本テレビHD なのですが、日テレは近年フィットネス業界にM&A攻勢 を掛けており、その一環でここジェイエスエスもいずれ日テレに完全子会社化される可能性があるのではないか?と個人的には考えており、それで非優待株になってしまったものの私はホールドを継続しています。 業績も回復傾向ですし、ポートフォリオ中位としては特に問題のない良い銘柄であると考えています。
Jul 26, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。264位 8383 鳥取銀行 (東S、3月優待) ○ PF264位は、地銀中下位行で、鳥取県に本店を置く唯一の地銀ではあるものの、県内の貸し出しや預金のシェアは島根県に本店を置く山陰合同銀行に大きく後れを取っている鳥取銀行です。 現在の株価は1182円、時価総額114億円、PBR0.23、自己資本比率は4.4%、今期予想PER11.07、配当利回り4.2%(50円)、総合利回り4.7%(50+5=55円)で、優待は100株保有で500円相当のクオカード、500株保有で3000円相当の地元特産品などです。 私の昨年2022年の500株優待の選択品です。 すなば珈琲にしました。 鳥取銀行は、「相対的に弱い地銀」ではありますが、ま、優待狙いでPF中位でホールドしていくのには特別の問題はないものと考えています。
Jul 25, 2023
さて今日は通常の2021~23PF概況シリーズです。 263位 8127 ヤマトインターナショナル (東S、8月優待) ○ PF時価総額263位は、「クロコダイル」が主力ブランドの中堅アパレル、ヤマトインターナショナルです。かつては主力の一角だったこともある銘柄ですが、この数年利益水準が極端に低くなっており、残念ながら今は母なる「優待株いけす」に戻りました。 現在の株価は304円、時価総額65億円、PBR0.38、自己資本比率は69.8%と良好、今期予想PER17.37、配当利回り2.0%(6円)、総合利回り2.8%(6+2.4=8.4円、優待品は利回り最良となる500株保有時&ヤフオク平均落札価格の額面の40%で換算)で優待は300株保有で1000円相当、500株保有で3000円相当の自社製品です。 私の過去に頂いた優待品をいくつか見て置きましょう。届いてすぐに使える実用的な内容で、毎回とても良いと思います。 ヤマトインターナショナルは利益水準が低く大きな値上がりを狙えるというタイプの銘柄ではありませんが、財務状態が良く低PBRで(資産バリュー)、かつ優待に力がある(優待バリュー)という一定の魅力があり、隠れた実力派であると評価しています。これからも楽しくホールドしながら業績推移をしっかりと見ていく予定です。
Jul 24, 2023
さて今日は2022~23主力株概況シリーズです。 77位 7581 サイゼリヤ (東P、8月優待) ○ PF時価総額77位の上位銘柄は、低価格のイタリアファミレス『サイゼリヤ』を直営展開するサイゼリヤです。2017シーズンからワイのポートフォリオ上位でずっとのんびりと長期滞在していらっしゃいます。 現在の株価は4210円、時価総額2201億円、PBR2.25、自己資本比率は62.7%、今期予想PER48.90、配当利回り0.4%(18円)、総合利回り0.9%(18+20=38円、優待券のメルカリ平均価格は額面の100~110%!と何故か経済原則の時空を超えて異常にハイレベル。そのためここでは100%で換算)で、優待は「100株以上の継続保有」を条件として、100株保有で2000円相当、500株で10000円相当、1000株で20000円相当の食事券です。 それにしてもサイゼリヤはどのメニューも抜群に美味しいですし、価格は先進国ではあり得ないくらいに安いですし、驚異的に良いお店と思います。 会社側は高クオリティでかつ低価格であることにプライドと誇りを持っていてそれはとても素晴らしいことですが、ちょっとサイゼリヤのメニューはあまりにも異次元に安過ぎますし、もう少しくらいは値上げをして適正な利益を確保して欲しいなあとホルダーとしては切に感じています。 後、もう1点だけサイゼで気になるのは、お店に置いてある「間違い探し」がちょっと難しすぎることです。私はよく「間違いを全部見つけるまで今日はお店出ないぞ。背水の陣で戦うぞ。」と気合を入れて探すのですが、酷い時になると1時間考えても駄目で結局ギブアップすることも良くあります。人間心理の裏を突いたところに正解を隠しているパターンが多いのと、後、「それは反則だろう。」と言うやつがあるんですね。(汗) これは本当に難問だった。↓ さてここからは優待族としての視点からのお話になるのですが、「お金を払って食べてもコスパ最高。」なサイゼリヤで、優待券でいわゆる「タダ飯」を食べることの脳内快楽具合には凄まじいものがあります。自分には経験がないので当然推測になりますが、多分コ●インをキメるのと同じくらいには脳内麻薬が大量に出ていると思います。 そしてだからこそ、「優待族は1日やるともう死ぬまで2度と辞められなくなる。だから決してならない方がいい。」と、株クラ界隈の一部でその高い精神的依存性と危険性が厳しく指弾されているわけです。 そして実際に私も「優待族を辞める日は一生来ない。最期は、自分の葬式の日の朝」ともう覚悟を決めています。優待族を辞めて真っ当で王道の、おてんとうさまに照らされた投資家になろうと思ったことも過去にあったのですが、離脱症状が激烈でとてもとても無理だったのです。なので、 優待族、ダメ、ゼッタイ!!! という事です。良い子の皆様は今日このことを覚えて帰ってくださいね。 さてそれでは最後に私の「サイゼ優待ご飯、キメキメワールド」のベストショットをご覧頂きながらお別れしましょう。 最初は、自分が最近気に入っているピザの食べ方です。今日の記事ではこれが言いたかった。なので皆さん、どうしても見てください。 「ソーセージピザ」を注文して、 その上に別で注文したほうれん草を乗せ、彩りアップ&栄養バランスを劇的に改善させて、 店内に備え付けの調味料である「エクストラ・バージン・オリーブオイル」にたっぷりの「唐辛子オイル」をぶちこんで、5~10分寝かせて前もって作って置いた特製辛味オイルをたっぷりかけて食べる。 めちゃうまい。! 次は、街歩きで疲れた時にエネルギー補給のために訪れた、名古屋大須商店街のお店でのショット。サイゼはドルチェも素晴らしい。 ちなみにワイは、紅茶&野菜スープで体を温めながらヘルシーに休憩するのが好み。 イカ墨のスパゲッティって美味しいよね。 調味料の充実ぶりも素晴らしい。 限定メニューのポトフ。野菜ゴロゴロで美味しかった。ちなみにサイゼとマックの限定メニューは良い場合が多い。モスはレギュラーメニューの完成度が高すぎるせいか、限定メニューはクオリティがイマイチなことが多い。 それでは皆様アディオス、また明日。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jul 23, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。262位 9778 昴 (東S、2・8月優待) △ PF262位は、鹿児島が最大地盤の学習塾の昴(すばる)です。 現在の株価は5950円、時価総額41億円、PBR0.98、自己資本比率は53.7%、今期予想PER15.28、配当利回り2.0%(120円)、総合利回り3.0%(120+60=180円)で、優待は100株保有で2月株主に3000円相当のクオカード、8月株主に青森県産リンゴ3キロ(3000円で換算)などです。 昴は指標的には妥当な株価位置と思いますが、嬉しい年2回優待ですし、ポートフォリオ中位としては特に問題のない良い銘柄と思っています。
Jul 22, 2023
さて今日は株式投資本オールタイムベスト137位投資の科学 (マイケル・J・モーブッシン著、日経BP社、2007年) の第8弾です。 今日は 第17章 ポートフォリオとショウジョウバエ から。 バリュエーションにまつわるもう1つの罠は、割引キャッシュフロー(DCF)モデルによる最終価値の算出において現れる。 実際には、競争優位の持続期間が短期化しているため、そうした前提は現実的ではなくなってきている。 はい、DCF法に基づいた理論株価の算定は、未だに「厳かで、科学的で、正しいもの」として良くマネー雑誌に載っていますが、これは参考資料としてチラッと見るのは全然構わないとは思うのですが、実際の日々の戦場ではほとんど役に立ちません。 私達が戦っているマーケットと言うのはDCF法で計算できるような理論的で単純明快な所では全くなく、ベル型カーブが通用しない、非線形の魑魅魍魎としたドロドロに複雑なところだからですね。 ちなみに私の20年以上の投資家経験の中で、「急成長しているキラキラグロース株がこの先もずっとそのまま永続的に伸びていくという前提でDCF法で理論株価を算定し一発狙いで全力勝負する。何だったら信用買いで屋上屋まで建てる。」というやり方で勝負し、キラキラだったはずの銘柄の「謎の失速」ですべてを失ってそのまま行方不明になってしまったと言う方を非常に多く見てきました。 なので、個人的には「DCF法はマーケットの実態にそぐわなくて役に立たないばかりか、妄信するとむしろ大災害に繋がる場合があって危険」と考えています。(続く)
Jul 21, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。261位 2974 大栄産業(福証、9月優待) ○ PF261位は、九州全域と山口県を中心に分譲マンション、戸建て住宅を販売している大栄産業です。 現在の株価は1199円、時価総額39億円、PBR0.52、自己資本比率は20.4%、今期予想PER5.64、配当利回り1.9%(23円)、総合利回り2.8%(23+10=33円)で、優待は100株保有で1000円相当、500株保有で2000円相当のクオカードです。 大栄産業は近年「半導体アイランド」として成長著しい九州を地盤としており、「九州関連銘柄」としての魅力があります。若い銘柄でもありますし、今後の成長に期待しながらホールドしていく予定です。
Jul 20, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。260位 8101 GSIクレオス (東P、9月優待) ◎ PF260位は、繊維と工業製品を中心とする小粋な専門商社、GSIクレオスです。 現在の株価は2007円、時価総額253億円、PBR0.95、自己資本比率は37.4%、今期予想PER12.62、配当利回り4.0%(80円)、総合利回り4.5%(80+10=90円)で、優待は100株保有で1000円相当、300株保有で2000円相当のクオカードです。 GSIクレオスは指標的な割高感もありませんし、まずまずの総合利回りが出ていますし、増配が続いてもいます。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) そのためポートフォリオ中位としてはとても良い銘柄であると思っています。
Jul 19, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。259位 3477 フォーライフ(東G、3月優待) ○ PF259位は、東急東横線沿線、東京・城南地区中心に1次取得層向け低価格戸建て住宅を展開しているフィーライフです。 現在の株価は604円、時価総額24億円、PBR0.72、自己資本比率は39.7%、今期予想PER10.07、配当利回り2.9%(17.5円)、総合利回り3.7%(17.5+5=22.5円、優待ポイントは1P=0.5円で換算)で、優待は100株保有で3月株主に優待ポイント1000Pなどです。 フォーライフは万年不人気な不動産銘柄ですが、現時点では一定の成長力がありますし、ま、ポーフォリオ中位としては許容できる銘柄であると考えています。
Jul 18, 2023
さて今日も当ブログの「看板記事」である2021~23主力株概況シリーズです。76位 9305 ヤマタネ (東P、3・9月優待) ◎◎ PF時価総額76位の上位銘柄は、倉庫準大手で文書に重点を置き、不動産賃貸も併営しているヤマタネです。今回初めてのポートフォリオ上位進出を果たしてきました。 利益のほとんどは物流部門と不動産部門で稼いでいます。 現在の株価は1693円、時価総額192億円、PBR0.39、自己資本比率は35.4%、今期予想PER7.94、配当利回り3.4%(57円)、総合利回り4.0%(57+10=67円、100株優待品はメルカリ平均価格の1000円で換算)で、優待は100株保有で9月株主に「山種美術館」カレンダー1点、300株保有で3月株主に自社米2キロなどです。 ヤマタネは保有している不動産にたんまりの含み益を持つ、素晴らしい資産バリュー株です。下記の通り賃貸等不動産の含み益が244億+63億=307億円もあります。なのでここは元々低PBRですが、実質PBRは更に低いことになります。 私がここで「刃の欠けたのこぎり」みたいな滅茶苦茶に荒い計算をしてみます。ヤマタネの時価総額が192億円、純資産が479億円、実効税率を30%として賃貸等不動産の含み益307億円に0.7をかけると215億円です。すると、192億円÷(479億円+215億円=694億円)=0.277なので、ヤマタネの「実質PBR」は約0.28となります。かなり魅力的ですね。(上記データは第124期有価証券報告書P83より引用) そのため、ヤマタネは「日本を代表するS級の資産バリュー株」の1つと言っていいと思います。同じテイストの超低PBR銘柄に 7932ニッピ がありそちらもすんごく良い銘柄ですが、ヤマタネは2024年度まで「累進配当」方針かつ2025年度配当性向35%以上目標で積極的な株主還元姿勢を見せているのが「鉄仮面ニッピッピ」よりも好印象です。(笑) ちなみにこれまた私がおせっかいで2025年3月期の配当を荒く予測すると、純利益が2024年3月期と2025年3月期が同じであると仮定して、1株利益213.1円×0.35=74.6円となります。ヤマタネは不動産部門から安定して利益が出てくる「ここ掘れワンワン」体質で配当余力の高い会社なので、これは特に無理のない数字と思います。 (上記データはヤマタネ 2023年3月期決算説明資料より引用) またもう1つ、 ヤマタネの本社がある越中島地区は東京都心ですが、未だ再開発が進んでおらず今後に大きな期待が持てる のも凄く良いと思います。何しろ越中島駅は東京駅から京葉線で僅か2駅4分という好立地であり、「東京のラストリゾート」とも呼ばれるほどの潜在ポテンシャルがありますからね。(上記データはヤマタネ 2023年3月期決算説明資料より引用) うーん、ここまで書きながら総合的に考えると、ここは更にもう少しPF上位で戦えるかもしれないです。カタリスト豊富で非常に良い銘柄ですね。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jul 17, 2023
さて今日は2022~23主力株概況シリーズです。最初に言っておきますが、今回の記事は「大長編ドラえもん」です。何しろ10000字ありますからね。皆様、気合を入れてご覧下さい。75位 7337 ひろぎんホールディングス(東P、3月優待) ◎◎ PF時価総額75位の上位銘柄は、広島銀行が核となって2020年10月に新たに誕生したひろぎんホールディングスです。地銀界では「相対的には最上位の一角」に位置する名門企業ですね。 現在の株価は842.5円、時価総額2632億円、PBR0.53、自己資本比率は4.3%、今期予想PER9.47、配当利回り4.3%(36円)で、優待は下記の通りです。 公益財団法人ひろしま美術館の招待券2枚のメルカリ平均落札価格は800円、優待ギフトカードは500円相当なので、100株保有時の総合利回りは、5.8%(36+8+5=49円)とかなりのものです。 今日は私の優待ギフトの過去の選択例を2つ見ておきましょう。 1つ目は5000株優待品の「フルーツ詰め合わせ」です。 ちょっと今までに見たことがないくらいに豪華で煌びやかな内容で、正直びっくりしました。まるで「果物の宝石箱」みたいですね。(汗) どれも滅茶うまかったです。 2つ目は、1000株優待品の「広島八天堂セット」です。ワイは八天堂のパンが大好物なのです。何故かというと、雲みたいにフワフワしていてそれでいてどことなくしっとりとしていて、非常に美味しいからです。 くくく、、、多過ぎて食べきれないや。。。 5000株優待品と1000株優待品のコラボショット。 おいしーーーーーーーーーーーーーい。 さてひろぎんHDの優待では、上記のカタログギフトにプラスして、「公益財団法人ひろしま美術館の招待券2枚」も貰えます。そしてこの美術館は、1978(昭和53)年に創業100周年を迎えた広島銀行が「地域とともに歩んだ歴史の記念事業として設立したもの」なのですが、お客さん、この美術館が結構凄いんですよ。何故かというと「お宝級」の絵をたんまりと握りこんでいるからです。ちょっと一緒に見てみましょう。 入り口からしてオーラがあります。「ひろぎんHDはガチで力があるんだなあ。」と実感しますね。 中に入ります。 ここは何と常設展は写真撮影OKなんですよ。 なので、ここからは特に素晴らしい絵をいくつか見てみましょう。 何と言っても最初はこれ。ゴッホがその死の直前に、狂気で揺らぐ命の炎の極限の状況下で描き上げた最晩年の傑作「ドービニーの庭」。ゴッホの本物の絵はPBR何千万倍で滅茶苦茶に高価なので、持っている美術館と言うのは日本には数えるほどしかありません。その貴重な1枚がここに。 近くで見ると、物凄い迫力があります。「天才」ってこういう事なんだなあ、1枚の平面に自分の過去と現在と未来を凝縮して並列で表現できるんだなあ、と良く分かります。 ちなみに「ゴッホの絶筆ではないか?」とも言われるこの最晩年の傑作、「ドービニーの庭」の秘密についてはこちらの記事が詳しいです。↓↓↓ 「ドービニーの庭」 広島にあるゴッホ最晩年の傑作|知られざる日本のすごいアート シャガールの「ヴィテブスクの眺め」。 ピカソの「四人の水浴する女」。 あぁ、素晴らしい絵が多いです。どれか1つだけでもいいから、是非お家に飾りたいですね。(笑) ちなみに、特別展の方も凄くいいです。前回訪問した時には「ヨシタケシンスケ展」をしていました。これまた写真撮影OKだったので、こちらの様子もちょっとだけ一緒に見てみましょう。 ほうほう。 えらく親切ですね。 あぁ、これは良く分かる。株も買う前が一番楽しかったりしますからね。 それは助かります。 いや、それはどうかな。。。 この絵本は面白かった。 気づいたら、あっという間にもう出口。 楽しかったなあ。。。 、、、すいません、悪い癖が出てちょっと長くなってしまいました。 さて以上をまとめるとひろぎんHDは、地銀上位で指標的に安くかつ高い総合利回りが出ているキャッスルエクセレントな銘柄です。そのため現在私の、 優待地銀株バルクプロジェクト の重鎮銘柄となっています。 これからも現行の優待制度が続く限り、ポートフォリオ上位で楽しくホールドしながら応援していく予定です。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jul 16, 2023
さて今日は凄く久しぶりになってしまいましたが、株式投資本オールタイムベスト137位 投資の科学 (マイケル・J・モーブッシン著、日経BP社、2007年) の第7弾です。 今日は少し飛んで、第16章 成長のS字カーブ から。 普通の投資家はイノベーションを考慮すること、つまり、マーケットがイノベーションをどのように織り込んでいくのかを評価することができない。逆に言えば、ここに投資のチャンスがある。 ある産業において技術革新が起きた後の売上と利益は、S字のカーブを描くことが実証されている。成長はまずゆっくりと進み、加速され、最後は平坦となる。(図表16.1)このグラフは、期待がどのように変わっていくのかを理解するのに役立つ。 A点では、投資家は産業の成長と利益をあまり期待しない。過去の低成長の過程をそのまま将来に引き伸ばして考える。将来の利益に対する期待が低すぎるのである。 やがて産業が急成長を遂げてB点を過ぎると、直近の急成長が将来もずっと続くと仮定してしまう。今度は期待が高すぎるのである。 最後に、成長がC点に達すると、投資家の期待はようやく妥当な線に落ち着き、株価も現実的な水準に調整されていく。 A点で株を買ってB点で株を売却することが、投資家にとっての目標である。 いやあ、いいグラフですね。 移り変わりの激しい世界では、古い会社よりも新しい会社に賭けるべきである。どの新しい会社が超過リターンを生むのかはわからないけれども、少なくとも古い会社が超過リターンを生むことはないと考えられるからだ。 これはとても重要な指摘です。私も、同じレベルの企業を2つ見つけたら、より規模の小さい方、より社歴の新しい方 を優先します。その方がパフォーマンスが良いと考えているからです。 新規参入企業のほうが古参の伝統的な企業よりも、高いトータルリターンを株主にもたらす。 ↑ これまた覚えておきたい、良いグラフですね。 企業が高度に組織化され戦略の管理が徹底されるようになると、イノベーションを実現して成長することができなくなる。 これはどうして投資の世界に「小型株効果」 が存在するのか?の答えの一つである気がしますね。(続く)
Jul 15, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。258位 8306 三井住友フィナンシャルグループ (東P、非優待株) ◎ PF258位は、3大金融グループの一角で傘下に三井住友銀、SMBC日興証券、カードなどを持つ三井住友フィナンシャルグループです。 現在の株価は6275円、時価総額83900億円、PBR0.67、自己資本比率は4.7%、今期予想PER10.21、配当利回り4.0%(250円)で優待はありません。 私は現在「優待地銀株バルクプロジェクト」を手掛けているのですが、メガバンクを持っていると各地銀株の相対的な割安感が理解しやすくなるので、ベンチマークとしてここを100株だけ買いました。 理論的には地銀はメガバンのPBRを超えないはずなので、各地銀株の「天井」を測定するうえで役立つと考えたんですね。プロジェクト終了の日まで引き続き楽しくホールドしていく予定です。
Jul 14, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。257位 8354 ふくおかフィナンシャルグループ(東P、3月優待) ◎ PF257位は、傘下に福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行を持ち、総資産で地銀首位級のふくおかフィナンシャルグループです。 現在の株価は3049円、時価総額5828億円、PBR0.64、自己資本比率は3.0%、今期予想PER9.43、配当利回り3.8%(115円)、総合利回り4.1%(115+10=125円、優待価値は現時点では不明だが、暫定的に2000円相当と仮定)で、優待は「1年以上の継続保有」を条件として200株保有で福岡県・熊本県・長崎県の特産品6品のうちお好きなもの1品をプレゼント等です。 水の綺麗な九州は最近「半導体産業の集積地」になりつつあり、特に熊本県は地価が急騰するなど発展著しい状況です。そのため私は以前から「ふくおかFGは九州大陸成長の恩恵をダイレクトに享受できる実に美味しい立場にある。いつかは買いたいなあ。」と思っていました。 すると、6月6日に上記の地域特産品優待追加のアナウンスが出たので、私は喜んで瞬時に参戦しました。今後「優待地銀株バルクプロジェクト」の大切な構成員として末永く愛でていく予定です。
Jul 13, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。256位 7513 コジマ (東P、8月優待) △ PF256位は、郊外型家電量販店で、経営不振により2012年にビックカメラ傘下入りしたコジマです。 現在の株価は626円、時価総額488億円、PBR0.77、自己資本比率は57.4%、今期予想PER15.57、配当利回り2.2%(14円)、総合利回り3.8%(14+10=24円)で、優待は100株保有で1000円分の買い物優待券1枚などです。 コジマは指標的には妥当な株価位置と思いますが、ま、優待を楽しみにホールドしていくのには特に問題のない株価水準であると考えています。
Jul 12, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。 255位 7872 エステールホールディングス (東S、3・9月優待) ○ PF時価総額255位は、宝飾品販売で業界上位のエステールHDです。 2014年には22位とPF最上位の一角で出ていた こともありましたが、今は勝負を終え元々住んでいた「優待株いけす」へと戻りました。 旧社名である「あずみ」の頃は良くバリュー系投資家の方のポートフォリオでも見かけたのですが、合併して現在の会社になってからは何故かほとんど見かけなくなりましたね。 現在の株価は625円、時価総額72億円、PBR0.48、自己資本比率は40.7%、今期予想PER18.71、配当利回り4.3%(27円)、総合利回り5.1%(27+5=32円、利回りは100株保有の場合で換算)で、優待は3月株主に1000株保有で2000円相当の買い物券2枚+10000円相当の商品、9月株主に100株保有で500円相当のクオカードなどです。 エステールHDは指標的な割高感もないですし、総合利回りも十分出ていますし、PF中位としては問題のない銘柄と考えています。
Jul 11, 2023
さて今日は2022~23主力株概況シリーズです。74位 8381 山陰合同銀行 (東P、3月優待) ◎~◎◎ PF時価総額74位の上位銘柄は、山陰地盤で鳥取、島根で預金高1位の山陰合同銀行です。地元ではスーパーパワーを持つ銘柄ですね。 現在の株価は855円、時価総額1342億円、PBR0.42、自己資本比率は4.5%、今期予想PER8.12、配当利回り4.2%(36円)、総合利回り4.3%(36+1=37円)で、優待は1000株保有で1000円相当のVJAギフトカードです。 ただし1年以上継続保有(株主名簿に連続3回以上記載)の場合、優待は鳥取・島根県特産品5000円相当にランクアップするので、私は当然それを目当てに2018年3月に1000株買いました。 そしてその後株価が順調に下落し超低PBRになったので、2021年3月に更に4000株追加しました。そのため現在は優待MAXとなる5000株を保有しています。 さてそれでは今日はどーんと過去3年分の優待品を見ておきましょう。何故かというと、山陰合同の優待は地元の特産品てんこ盛りで滅茶苦茶内容が良いからです。 まずは2022年の優待品です。10000円相当の「ゆでずいわがにまるごと調理セット」です。 カニがぎっしり。! まずは鍋でいただく。 次の日の朝のかに雑炊も美味い。 お味噌汁にも豪快に入れちゃうもんね。 次は2021年の優待品です。10000円相当の「天然本まぐろセット」を選びました。 特製タレで漬け込んでまぐろ丼にしたのですが、これが美味しかった。文字通り「ほっぺたが落ちる」寸前で、大脳皮質がトロけましたね。ちなみにレシピは、みんな大好き 2193クックパッド優待 によるものです。 何度でも、永遠にリピートして食べたいくらいの美味しさだったのですが、あっという間にまぐろが枯渇してしまいました。 次は、2020年に頂いた5000円相当の鳥取・島根県特産品、「浜崎直祐商店のあなご蒲焼」です。 山陰合同銀行優待のあなごの蒲焼丼です。 パリパリとした噛み締めがあって、食べ進める毎にじんわりと深い山陰の滋味が溢れ出します。美味しい。 いやあ、山陰合同の優待は凄いですね。 さて以前にも言及しましたが、最近の私は低PBR、低PER、魅力的な優待の3拍子が揃った地銀株を多品種買い集めて、その行く末を勝手に生暖かく見守ろうという、 優待地銀株バルクプロジェクト を立案&実行中です。 ここで改めてプロジェクトについて説明をすると、これは現在の株式市場でダントツナンバーワンの不人気セクターとなっている地方銀行株の中で、指標的な割安感が濃厚でかつ優待内容に力のある銘柄を多品種&少量ずつ買い集めて「ひとかたまり」として運用し、その中期パフォーマンスを楽しく愛でて見ようという、 逆張り系優待族としての出自を賭けた、遊び心と冒険心溢れるビッグプロジェクト です。(笑) そしてその大切な上位構成銘柄である山陰合同銀行をこれからも楽しくホールドしながら応援していく予定です。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jul 10, 2023
さて今日も通常の2021~23PF概況シリーズです。 254位 9278 ブックオフグループホールディングス (東P、5月優待) ○ PF時価総額254位の中堅銘柄は中古本販売首位のブックオフの持ち株会社であるブックオフグループホールディングスです。最近はリユース業界に強い追い風が吹いていることもあり月次推移が絶好調ですね。 現在の株価は1266円、時価総額260億円、PBR1.46、自己資本比率は37.9%、今期予想PER12.83、配当利回り2.0%(25円)、総合利回り3.6%(25+20=45円、優待券はヤフオク平均落札価格が額面の95~97%ときわめて高いことからここでは100%で換算)で、優待は100株保有で2000円相当、200株保有で3000円相当、500株保有で5000円相当の自社グループ商品券です。また長期株主優遇優待制度も導入されています。 額面が100円メインなので、物凄いボリュームの優待券が戴けます。なんだか「プチ長者」になったみたいでちょっと嬉しいですね。 さて私はブックオフにはもうずいぶん昔から大変お世話になっており、大量に集めているCDや、値下げされた投資本などをかなり買い漁っていて、戦利品がたくさん家にあります。 過去の買い物の実例をいくつかご覧いただきましょう。 このように大変お世話になっているブックオフを、これからも優待を楽しみに気長にホールドして応援していく予定です。
Jul 9, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。253位 7550 ゼンショーホールディングス (東P、3・9月優待) △ PF時価総額253位は、外食最大手で牛丼首位『すき家』が柱のゼンショーホールディングスです。 現在の株価は6535円、時価総額10120億円、PBR8.58、自己資本比率は24.6%、今期予想PER47.25、配当利回り0.6%(40円)、総合利回り0.9%(40+20=60円、優待は額面の100%換算)で、優待は100株保有で年2回500円分の優待券を2枚などです。 私は最近は優待券を主にはま寿司で使っています。 さてゼンショーはずいぶん前にはPF上位でホールドしていたこともあったのですが、株価上昇で手放し、現在は恩株が100株残るのみの状態です。私は吉野家の長年の大ファンなので、ゼンショーが吉野家を追い越して国内首位の牛丼チェーンに成長していく様をずっと複雑な思いで眺めてきました。ま、ゼンショーは社長さんが超剛腕ですからね。 「ゼンショーの社長さんが吉野家を経営していたら今頃どうだったかな? 牛丼のおいしさから考えると、もしかしたら日本どころか全世界制覇出来てたかもしれないな。」などと実に下らないことを考えながら、牛丼チェーン各社の業績推移をじーっと眺めています。
Jul 8, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。252位 9274 KPPグループホールディングス(旧 国際紙パルプ商事) (東P、非優待株) ◎ PF時価総額252位は、海外大型買収で紙専門商社首位となったKPPグループホールディングスです。 現在の株価は638円、時価総額467億円、PBR0.68、自己資本比率は20.5%、今期予想PER4.35、配当利回り3.5%(22円)で優待はありません。 KPPグループホールディングス(旧国際紙パルプ商事)は2018年の6月に上場しました。私はノーマークの銘柄だったのですが、2018年12月に市場全体が暴落した時に「値下がり率ランキング」を楽しく眺めていて、ここが超激下げしているのがふと目に留まりました。 そして、「待てよ、国際紙パルプ商事は上場後ちょうど半年のところで一番人気が無くなるタイミングだし、超暴落していて指標的に凄く安いし、同業の 8032日本紙パルプ商事 や 9849共同紙販HD が優待銘柄であることを考えると、その内優待新設してくるかもしれない。横並び意識の強そうな業界だし。それに今の株価位置ならどっちみちほとんど負けようがないだろうから1枚だけ拾っとこう。」と思って買いました。当時の私の買値は253円でした。 その後今に至るまで残念ながら優待新設はありませんでしたが、「結果的に安値で買えた」ということもあり、今しばらくはのんびりとホールドしていこうかと思っています。
Jul 7, 2023
さて今日はいつもの2021~23PF概況シリーズです。 251位 8154 加賀電子 (東P、非優待株) ◎ PF時価総額251位は、独立系電子部品商社の加賀電子です。 現在の株価は6460円、時価総額1854億円、PBR1.31、自己資本比率は45.3%、今期予想PER8.70、配当利回り3.4%(220~230円)で、業績悪化のため2010年に優待休止となりました。私は優待再開を楽しみに粘り強くホールドしていましたが、時が流れいつの間にか優待制度はなし崩し的に廃止となってしまいました。 ちなみに優待休止前の2009年度の優待品は、「やさいのようせい」グッズセット(ランチョンマット+ノート)でした。 私はこの「やさいのようせい」のランチョンマットが何故か非常に気に入り愛用していたのですが、使い過ぎてぼろぼろになってしまったので今はもう当然手元にはありません。 私は「自分が欲しい株主優待を貰う」事に関してはちょっとだけ執念深い面があります。そのため、優待休止後もずっと優待再開を楽しみに3年以上もホールドを継続していました。「もう一度、やさいのようせいのアイテムが欲しいなあ。」と思い続けていたのです。 するとなんということでせう。 2013年になって、唐突に会社から隠れ優待が届いたのでした。 どこでもできる動画通信カラオケのスマカラでした。 この突然のサプライズ優待で、折れかかっていた心が復活した私は、「またきっといつの日か、面白い隠れ優待が届くかもしれない。♪」という「パブロフの犬」状態 となりました。。。。。。 ただその後、2014年、2015年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年と10年近くずっと正座をして待っているものの、加賀電子から次の隠れ優待が届くことは決してありませんでした。「忠犬ハチ公」の元に優しい飼い主が再び現れることはありませんでした。。。。 ま、加賀電子は指標的にもまずまず割安でかつ成長力もあるので、PF中位で1枚保有継続する上では特に問題のない銘柄です。そういうわけで、私は「もう2度と届かない隠れ優待」の幻影を見ながら今日もホールドを継続しています。(滝汗)
Jul 6, 2023
さて今日は 2022~23主力株概況シリーズ です。73位 5832 ちゅうぎんフィナンシャルグループ (東P、3月優待) ◎ PF時価総額73位は、岡山県首位で地銀上位の中国銀行を中核に2022年10月に発足したちゅうぎんフィナンシャルグループです。 現在の株価は879.8円、時価総額1626億円、PBR0.31、自己資本比率は5.4%、今期予想PER10.78、配当利回り3.4%(30円)、総合利回り4.5%(30+10=40円)で、優待は1年以上の継続保有を条件として、500株保有で5000円相当、5000株保有で10000円相当の、岡山県特産品またはTSUBASAアライアンス共同企画特産品です。 今日は私の過去の500株優待品の選択例を1つだけ見ておきましょう。 岡山県産 桃3玉 です。 おごそか。 つやつや。 うまうま。 さて私は現在逆張り系優待族としての楽しい冒険企画である 優待地銀株バルクプロジェクト を実施中です。 そしてその一環で、地銀上位で指標的にも十分に割安なここちゅうぎんフィナンシャルグループ(旧 中国銀行)にも2018年5月に参戦しました。 その後、地銀株の異常な低PBR体質がついに評価されて全体に上がり始めた2023年1月に「ファイナル買い増し」として4500株を追加し、優待MAXとなる5000株保有体制としました。ただ私が入ったタイミングは結果として悪かったようで、現在ここ ちゅうぎんFGが私のポートフォリオで含み損ランキング1位 となっています。(汗) ま、優待地銀株バルクプロジェクトはこれからも続きますし、引き続き数年単位の時間軸で見ていこうと考えています。(笑)2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、既に知らずして死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にねちこくしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます
Jul 5, 2023
さて今日は通常の2021~23PF概況シリーズです。今お送りしているのは「シーズン4」になりますが、ようやく250位まで到達しました。でもまだ全体の3分の1も終わっていないですが。(滝汗)250位 5445 東京鉄鋼 (東P、3月優待) ◎ PF時価総額250位は、電炉中堅で建築用棒鋼が主力の東京鉄鋼です。 現在の株価は3360円、時価総額315億円、PBR0.66、自己資本比率は66.1%、今期予想PER6.71、配当利回り4.5%(150円)、総合利回り5.1%(150+20=170円)で、優待は100株保有で2000円相当のクオカードです。 東京鉄鋼は典型的なシクリカル銘柄(景気循環株)で利益水準の変動が激しいですが、指標的に割安ですし、財務状態も良好ですし、クラシックなバリュー株を非常に良く買ってくる BBHフィデリティロープライスドストックF も大株主2位に登場していますし、一定の安定感のある銘柄と思っています。
Jul 4, 2023
さて今日は通常の2021~23PF概況シリーズです。249位 6061 ユニバーサル園芸社 (東S、6・12月優待) ○ PF時価総額249位は、オフィスなどへの観葉植物レンタル大手のユニバーサル園芸社です。 現在の株価は3520円、時価総額177億円、PBR1.69、自己資本比率は82.1%で有利子負債は0、今期予想PER11.42、配当利回り0.6%(22円)、総合利回り1.2%(22+20=42円)で、優待は100株保有で年2回1000円相当のクオカードです。 ユニバーサル園芸社は2012年4月の上場以来順調に成長を遂げ、株価も10バガーを達成しました。(上記データはSBI証券より引用) こういう地味な業種からも大ヒット銘柄は出るものですし、だからこそ株式投資には夢があるなあと実感しますね。
Jul 3, 2023
さて今日は、2022~23主力株概況シリーズです。72位 9267 Genky DrugStores (東P、6月優待) ◎ PF時価総額72位の上位銘柄は、福井地盤のドラッグストアで岐阜、愛知、石川、滋賀などへも侵攻中のGenky DrugStoresです。 前回の 2021シーズンでは1位 で登場していましたが、ドラッグストア業界は過当競争による大激戦が続いており、ゲンキーは既存店月次推移が大きく落ち込む結果となりました。 ちなみに私は以前からどの銘柄においても 既存店月次推移こそが「真の戦闘力」を表す と考えています。そのため、「ゲンキーはいい銘柄だけど、この既存店月次推移の悪さは看過できない。残念だがもうポートフォリオ最上位の一角では戦えない。」と考えて、持ち株をピーク時の20分の1程度にまで圧縮したため、今シーズンはようやくここで登場してきました。 現在の株価は4400円、時価総額681億円、PBR1.75、自己資本比率は39.2%、今期予想PER16.30、配当利回り0.6%(25円)、総合利回り0.8%(25+10=35円、優待の自社商品券のメルカリ平均価格は額面の100%。)で、優待は100株保有で年1回、2000円相当の自社商品券もしくは1000円相当のクオカードなどです。 さて最近のゲンキーは、300坪の標準型店舗の出店を加速して作業効率化を進めています。 これは洗練された非常に良いフォーマットではあるのですが、「ドラッグの高い利益率を使って、消費者にとって必需品である野菜や精肉などの生活必需品の価格を下げて集客する。」という「フード&ドラッグ」のコンセプトが他社に急速かつ徹底的にパクられており(TTP)、それで残念ながら総合戦闘力をやや落としてしまっています。 ただ同時に、今期も新規エリアである滋賀県に攻撃的な出店を続けるなど、「攻めの姿勢」は維持しています。(上記データはゲンキーHPより引用) そのため自分としては、「ゲンキーは既存店パワーが落ちており主力としては戦えないが、同時に福井の荒くれ者としての凶暴な精神性は失っておらず、依然として一定の魅力がある。」と考えており、現段階ではポートフォリオ上位に留め置くのが相当、と考えています。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、既に知らずして死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にねちこくしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。。。。
Jul 2, 2023
いやあ、今年も早くも7月になりました。日本株市場は好調が続いていますし、このままホットなサマーラリーに期待したいですね。 さてマーケットでは昔から ナスダックの最悪の4か月は7月に始まる。また、店頭指数は1971年以降、特別に良かった数年を除いて、7月はひどい下げに見舞われ、平均でわずか0.02%の上昇しかしなかった。(出典 アノマリー投資 、ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング、2013年 P189) とされています。 「セルインメイ」の5月、「体調を崩しやすい長雨の季節」である6月に続いて、まだまだ無理は禁物の1か月という事ですね。(汗) それでは皆様、今月もよろしくお願い致します。
Jul 1, 2023
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