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郵便局に行く道を遠回りして土手を歩く。最近気付いたことだけど、ここには数種類の野鳥が集う。私はそういうのに詳しくないから、なにがどれでどれがあれかわからないけど、かなり近づいても動じないこの警戒心のなさに感心。なんというか鳥の楽園っぽい。枯れた草の中をつついているから虫がいるのか草の芽か、きっとここは鳥たちのエサ場になるような場所なんだろう。赤い首輪をした犬もいる。いつも土手の決まった範囲をふらふら。それが放し飼いなのか(そういうことをする人はここらにはいないと思うんだけどなあ)迷い犬なのかわからない。はじめて会った日は遠くからものすご~~く不思議そうな顔をして私を見ていた。散歩する人には適当に近づいたり全然関心示さなかったりのくせに、私の帽子&サングラス姿がそうとう奇異に映ったのか。犬め、人間より正直すぎ。今日はたまたま近くで目が合い、なんて呼んだらいいのかわからなくて「チャイロ!!」と呼んでみた。白い犬はシロ、黒い犬はクロ、この犬は茶色だからチャイロだ。こっちを向いて、一歩だけ近づいた。決めた、こいつには自分の名前はチャイロだと信じ込ませよう。毎日呼んでやる。
2008年01月31日
すみません、mixiのKAIコミュに書き込みできないのでこちらにて告知。本日の地元新聞で発表ありましたが、KAIが岡山文学賞「市民の童話賞」の入賞通知をいただきました。作品は『おかやましみんのどうわ2008』に収録。書店での販売も開始されたようですので(おそらく岡山市内の限られた書店では?ネットでの取り扱いはもう少し先になるのかな)、よろしければ立ち読みでも。
2008年01月30日
お母さん、オレは将来どういう仕事が向いていると思う?とKAIが聞く。つい最近まで、大学で映像関係の勉強をしてみたいと言っていたと思ったら、「やっぱりオレ、画家もええなと思いはじめたんよ。だったら映像の方はもういいかと…」。その「画家もいいかな」っていうやつも、私の大学恩師の「大学中退したくせになんとなーく大学の先生になっちゃって、好きな絵ばかり描いてました」的な話を真に受けたからのこと(人生はそんなに甘くないのじゃ!!)。KAIの頭には「ははーん、大学の先生になれば収入もあって好きなことできるんじゃな」ということがひとつインプット。そしてまた、KAIの周辺にはヘンテコな大人が多く、将来を考えるようになった今になって彼らがどうして生活していけるのかが不思議で仕方ない様子。芸術活動の裏での収入をどうやって得ているのか、作品展や普段の表での活動からは見えないものも多いもんねぇ。…というヘンテコな生き方をしている一人である私を一番身近で見ているんだからわかりそうなもんだけどな(爆)。コピー書いてどんなお金になるの?と隣の人なんかは思ってるはずよ、きっと。「公務員が向いてると思うわ。今から真面目に勉強してコツコツ生きなはれ」と言っておいた。ユルーイ絵ばかり好き勝手に描きたい人生送るには、それを趣味としてやっていける安定した収入が必要だもんね。とりあえず出勤して命ぜられるままに働けば、お約束の収入はあるんだもん。これ、いいよ。この先、行政のあり方が変わることもないだろうし、夕張みたいな特異なことさえなければ安泰よ。それに、KAIは意外に(?)ぬけめない性格。2年後の今頃、きっとオタオタしているであろう高校受験を少しでも有利に運べやしないかと先日も英検3級の試験を受けに行ったし、学校では先生や不良君たちをしっかりと味方につけるというソツのなさ。おほほほ、世渡りの将来性はあるでしょう。ぬくぬくした環境でユルユルと生き抜く、まさに公務員向き!!私も安心、将来は彼に面倒見てもらうことにします。
2008年01月29日
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歯の治療もできるアーティスト・くろくろせさん率いるスプリングカムカムのライブへ。不思議な音楽と映像で綴る世界にまたもや引き込まれ、おまけにビールまで飲んで(カフェでの1ドリンク付きライブでした)いい気持ち。今回はマトリョミンのおばおばさんとの共演で不思議感が倍増。マトリョミン、何度見ても可愛らしすぎ。検索したら楽天でも購入できること判明。ライブではこんな楽器も登場。カワイイ&おまぬけな音色、これは欲しい!!
2008年01月27日
灯油の価格高騰はわが家の家計を直撃。こんなんじゃ、ひと月に2カンぐらいしか買えないよ!!と家族に申し渡し、ヒーターを極力使わない悲惨な生活を送ってきた。そんなところへ寒波襲来。フンガーッ、もうやっとられんわ。……と、最近私の頭の中で灯油といえば暖房のことしかなかったのね。忘れていたのよ、わが家の給湯器も灯油だったことを。昨夜のこと。お風呂のタイマーをセットして、そろそろいっぱいになったかなーという頃。給湯器のスイッチが変な数字の点滅が。んんんんん?そうだ、ボイラーに灯油がないわ。入れてみた。でも、数字は点滅のまま。燃焼しないぞ、おい。それからどうしたって直らず、ぬるいお風呂にキッチンでお湯をわかしては入れるの繰り返し。なんとか入浴だけはできるように。朝から水道屋の舅に修理を頼むも、改善場所は特定できたものの部品交換が必要でメーカー頼みに。うぅ、それまで台所の水仕事は文字通り水仕事。食洗機のないわが家よ、水で手洗いは冬は厳しいことよ……修理に来てくださった若いお兄さん。夜になって彼の顔を見た時にはどれだけ嬉しかったか。おかげさまで今日はお湯たっぷり、あったかいお風呂に入れます。
2008年01月26日
昨日と今日は、仕事もほとんどない状態。寒い寒いと言いながら部屋に閉じこもっているのもどうだろう。夕方の散歩も私の中では定着してきたので、朝も軽く歩いてみることにした。仕事の開始は9時なので、それまでに台所の片づけや洗濯、掃除、その他の身支度。その後に「散歩」を入れても10時前には仕事に取りかかれるし、こんな暇な時にはいいかもね。朝の空気を体内に取り込むのはいい感じ、30分の散歩なら少し汗をかく程度の軽いウォーミングだし。今朝の散歩道には大きな水たまり、そこに薄氷が張っていて誰も悪さをしていない(薄氷というのは春の季語らしいから、これをそう呼ばないのかな)。通学路なら誰かがパリパリやってるところだろうけど、朝からここを歩くのは犬を散歩させているお年寄りぐらいだ。パリッ。ちょっとやってみた。こういうの小学生の時以来か?誰も見てないのでさらに他の水たまりのもパリパリ。うっ、この感触はたまらない。クリームブリュレをパリッとやるの、あそこに通じる快感です。
2008年01月25日
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去年「これやってみたいワ」のまま、すっかり忘れていた絵封筒。ご存知?封筒に絵を描くだけのことだけど、絵封筒の本をめくると、アドレスを書くスペースや切手を貼る位置までデザインに取り込んで、「へーぇ、なるほど!!」と思わせるアート作品が続々。センスの有無は十分に問われるけど、誰にも送らず自分が楽しむだけならいいでしょう(笑)。これぐらいのサイズだったら、楽しみながら描けるしね。今夜は読書はやめにして、絵を描きます。本屋さんで見つけたらパラッとめくってみてください。↓
2008年01月24日
仕事関係の人と、気にくわない相手から嫌味な仕打ちを受けたときのストレス対処法の話をしていたら、その人がいないところで「わー」っと大声出すというのが何人も。へー、私は違うなあ。私は心の中で汚い言葉は浴びせても、ま、別にいいもんねとか思ってやりすごしちゃう。だけど、どうしても合点のいかない場合は、声を低くして(私の怒りのトーンです)「はい、お宅とのおつき合いはこれまで」宣言。気持ちよい仕事のできない相手とは、この先も上手につき合えるはずはないもんね。なーんてことを言ったら、ニコニコしながら聞いていた某氏が、「やーっぱり、うちのAさんとmiraicciさんって似てると思ってた。Aさんもmiraicciさんもスゴクあっさりとした人だもんね」だって。Aさん、これはヤバイわと思う相手は私と同じように、はいこれまでよとすぐに手を切って後腐れを残さないとのこと。カンも鋭いから、付き合っていい人と悪い人の見分けも早いのだそう。私はAさんとはほとんど接点がないけど、いつだったか私の手相を見て「あっ、神秘線がクッキリ!!ここはいいとか悪いとか、本能的に察知できない?」。そう言われるとその嗅覚だけはあるかも、と話したことはあったなあ。ん、似てるのか?「Aさんっておもしろいのよ。いつも鍵がないないって鍵ばかり探してる。しまってる場所は決まっているのにねー」。えええっ。私もそうです。バッグのここに入れてますってのがわかってるくせに家に到着する少し前とかゴソゴソし始める。で、すぐに見つけられないという。スーパーで買い物袋にすべて収めてから「あれ、ないない!!」と自転車の鍵を大探ししたり。カンが鋭いくせに鍵の在処はわからない。Aさん、もうあなたのこと他人とは思えません。
2008年01月24日

3学期になって美術部の活動の中に「油絵」が加わった。KAIを含めて10人以上入部届けがあったはずの1年生部員は、毎日顔を出すのは4人になったらしい。他の学年も圧倒的に女の子の人数が多いが、1年生もKAI以外は全員女子。1学期はスケッチを、2学期はKAIだけ木彫り(木版かな?)に集中していた。とても自由気ままな部活動だから、キットを使った工作をやってる子もいれば模写をしている子もいる、アニメ談議に花を咲かせているだけのヲタク系の先輩もいるようだ。油絵もやりたい人だけどうぞということでスタート、これこそKAIが待っていたものだから飛びつくのは当然。最初のお題は静物画のようで、リンゴやレモンと壺でも置いているのか(よく知らない)、とにかくそんなオーソドックスなのを“あの”KAIが描いているという。そしてそれがすごくおもしろいのだと。道具一式は美術部の備品が使えるためこちらの負担は絵の具代の一部のみというのもありがたいが、さて、それもいつまでか。もうKAIは家でも油絵がやりたくてウズウズが始まっているのがわかる。部活動は週に3回ぐらいしかないのがそれを助長しているのだ(ああ、先生、部活動の回数増やしてください!!)。まともな道を歩み始めたKAIの最新の絵。教室には不要な紙(汚れた画用紙の切れ端とか配布物の残りとか)が山ほど置いてあり、それを使ってスケッチをしてきたもの。緑色は最初からついていた汚れ。こんな様子を描いてくるところをみると、授業はちゃんと聞いていないんだな(泣)
2008年01月23日
芸能人とか学長とか大手の社長だとか、そういう人へのインタビューは別にどうってことないけど、必要以上に緊張するのはマナー関係のお仕事の方。苦手だ~。以前、行儀作法の先生に話を伺いに行った時には、所作のあれこれに気を遣いすぎてグッタリってことあったけど、今日はビジネスマナーも教えられているであろうコンサルティング業の方を前にビクビク。普段はよくしゃべって私をフォローしてくれる営業君も、先方を「先生は…」なんて呼んで表情もコチコチ(私は相手が誰であれ役職名は避けて“さん”づけだ)。うひー、疲れたー。名刺の渡し方に粗相はなかったかしら。敬語の使い方は正しかったかしら。ずーっと相手の目を見て話していたためメモもとれず、なんか疲労感だけがドッ。相手はとても魅力ある素敵な方で、普通ならこんなに緊張しなくていいはず。日頃からきちんとマナーを心得ておけばこんな思いはしなくてよかったんだよねー。若い頃に「そんなの別にいいじゃん」と大人のアドバイスをきちんと聞かなかったツケがこんなところに。美しい言葉の運びとか正しい敬語の使い方とか、今からでも勉強しなくちゃなりませんなあ。
2008年01月22日
瀬戸大橋、今年は20周年記念の年なんだそうである。完成した頃は、こちらは中央からすこし遅れてやってきたバブル景気終盤の頃だったんじゃないかな(いや、バブルがはじけて経済傾きかけてたかも)。そろそろ完成という頃に私は大学生で、某写真関係のオフィスでバイトしてたんだけど、多くのクライアントさんが「瀬戸大橋の写真が必要!!」と。おかげで私も毎日毎日瀬戸大橋の写真ばかり。船上から、山の上からといろんな角度から撮った瀬戸大橋を眺めていたっけ。もう20年だ。今となっては通行料の高さばかりが指摘されて、観光的要素もすっかりなくなっちゃった“夢の架け橋”。今朝はそれを使って四国は坂出にて仕事。滞在時間は30分というのに橋を通るとは、なんとも贅沢な感じ。岡山に近い路面脇には昨日の雪が残っており、瀬戸大橋と瀬戸内海と雪なんてめずらしい取り合わせだなと初めて橋を渡る人みたくウキウキする。四国までぐいーっと続く橋のスケールはさすがで、今作るとなると「なんてムダなことを!!」と言われるのかな、それともあの頃みたいに歓迎されるのかしらとふと思う。…………という今日の仕事は、いつもの愉快な3人組でワイワイと。カメラマン氏、新しいの買ったよ~と毛穴まで写りそうな極上カメラで私をパシャリ。シワは消してね、アゴはしゅっとさせてね、ついでに瞳の中に星を入れてねとお願い。撮影の時、「ついでに撮ってあげようか?」とせっかく言っていただいても太ったままだから「お願いします」と言えないの(涙)。本当はちゃんとした写真欲しいし、プロの方に撮っていただくとってもいい機会なのにー。どうか上記3条件を整えたビューティーmiraicciの写真ができあがりますように。
2008年01月22日
おー、すごい。2002年12月に開設したこのブログ、コツコツ続けた成果ですなあ。先日、20万アクセスを超えました。まだ“ブログ”なんてことばがなかった頃、私の周囲も個人でHP開設をしている人は少なかったので、こういうのを作るとどういう効果があるんだろう?とか、なんの知識もない素人でも本当に簡単に作れてしまうんだろうか?という疑問を自ら解くために「じゃあちょっくらやってみるべ」と。大した思いもあったわけじゃないのでまずは書きやすいテーマでも考えよーと思いついたのが音楽。それを1題ずつ夜更新することになるから『音楽夜話』とサラッとつけたのに、いつしか話は脱線してしまい、今となっては「なんでこのタイトルなの?」と聞かれる始末(苦笑)おもしろいから載せてみたKAIの絵が思わぬ効果を生んで、そこを介して(ネット上の)お友達ができたり、日常のエピソードが笑えるからもっとそういうの書いた方がいいよと助言をもらったり、私は私で「こういうことに興味がある」「こういう文体も書ける」ということを仕事相手にアピールできる場として意識するようになったり。この5年間で、最初1日50ぐらいのアクセスだったのが100になり200になり300になり(アクセスアップのための働きかけは全然してないのでどうやってここを見つけて読んでくださってんだろう???とそれはすごく不思議なままよ)、つたないブログですのにお越しくださり感謝です。改善すべき点は多々あるとは承知の上。が、面倒くさがりの性格ゆえ大きなリニューアルはちょっと…。それでも少しぐらい遊べる要素をプラスしていくかと、ワタクシセレクトのいいもん情報のコーナーをトップに設けました。1日か2日に一度、適当に更新です。本来はアフィリエイトというものなのでしょうが、それでポイントをいただく気はないので写真と紹介文のみご覧いただけばOK(興味あるものでしたらポチッとどうぞ。価格等詳しい情報はそちらで)。一日3点限定の「これよかったのよー」という情報発信の場とお受け取りくださいませ。タイトルもそろそろ再考しなくちゃね。他にもいろいろ、ちょこっとずつ変更していきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2008年01月21日
母が亡くなって明日で1年。今日はその記念式。実家はキリスト教なので法事はない。熱心な信徒だった祖父母などは節目の時に牧師さんにお願いしてお祈りの時を持つが、母は信者ではあったけど教会の活動に関わるタイプではなかったし、内輪だけでささやかな会を設けることにした。ごくごく身近な人だけが集まって墓前でお祈り。それから和食のお店で会食。1年経ったのだなあと思うけど、それが長かったのか短かったのかわからない。というか、母が生きていたことが幻だったようにも感じられて、こういう素晴らしい人がいましたとお伽噺のように思うこともあるんだよね。なんか不思議な感覚。
2008年01月20日
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夕方、KAIと一緒に散歩した。私ら親子はこの年頃のにしては普段から仲がいいし、休みの日などはギャラリーだカフェだとよく連れ立ってお出かけもする。そしてまた、彼はよーーくしゃべる男。よその家庭に比べて、うちは会話の時間は多いはず。だけど、私の方は仕事しながら「うんうん」と聞き流していることが多いというのが現実で、「え、この前言ったじゃん。聞いてなかった?」と指摘されることもしばしばなのだ。今日の散歩で、いろんなことを知ったわ。学校帰り、友だちの家に荷物を置いてファミレスへお茶しに行くことがあるんだとか、友人がビクビクしている不良っぽい先輩に可愛がられてることとか、みんなが嫌っている先生の授業がおもしろいとか(笑)。成績が伸びない友だちの多くに国語力がないことも自分なりに分析していて、文章の組み立てを身につけるにはやはり読書にまさるものはないと悟った様子。というKAIは、江戸川乱歩、寺山修司に続いて現在夢中なのが夏目漱石。図書委員なので本の紹介文を書くことがあり、前回は『ぼっちゃん』についてなかなかおもしろいPRをしていた。今回は『夢十夜』にしようと思うんだけど、どうしようかな?と。いっぱい話をして1時間、あっという間の散歩だった。図書委員のKAIが私に勧めてくれた本はこれ。普段は誰も借りないようなマニアックな本を見つけるため、司書からも「あなたはいつも変わったのを借りるねー」と笑われているようだけど、これはマトモな一冊です。この前は、私のために『武士の家計簿』を借りてきたのだけど、私がノロノロと読み進めてまだ1/3も読んでいないというのに返却されちゃった。これは早く読まなくては。
2008年01月19日
いたたたた、イタイ仕打ちを受けてるとこ。単純な仕事なのに昨年から何ヶ月も進まず、やっと再開したと思ったら訂正につぐ訂正。仲立ちしてくださるデザイナーさんにまったく否がないのは承知しており、それだから返ってお気の毒というか「私に頭を下げないでくださいよー」という感じ。元請けの会社の評判の悪さは聞いているので、これまでも「どこか外注先を紹介して」と言われることはあっても「ごめんなさい、ありません」とお断りしていたほど。ただ、そこの社内デザイナーさんだけは信用できる方だったので、その方がやり取りするのであればということで2,3紹介させてもらったことはあった。その方が会社の方針で職を離れて(←というと「ははーん、あの会社か」と思う人もいるよね?でも社名はナイショよ)、もうここと仕事することはないなと思っていたら、あるデザイナー氏を介して仕事がやってきたのだ。何度も「すみません」を繰り返されるデザイナー氏。「いえ、あなたが悪いわけではないですよ」と前置きしつつ、でもね……と厳しいことを言ってしまった。あの会社の方針の悪さはいろんな人から聞いて知ってはいたけど、私はこれまで社内デザイナーさんのおかげでいやな思いをしたことは全然なかった。だけど、ああ、こういうことでみんなあそこの仕事は避けるんだなと実感しましたよ、と。「先方によく言っておきます」と言われるので「私の方からも料金の話はしますが、訂正の分はしっかりいただきますとお伝えください」とチクリ。あ・あ・あ、嫌な口ですよ。基本的にはいやなこともグッと胸にしまって笑顔で仕事したいし、弱い立場のフリーの身。けど、なんでも「はいはい」ってわけにはいかんですよー。またひとつ、クライアントを失いましたかね。でもいいや。営業さんがガキの使いで、ただ「安く安く」のところはごめんです。あははははは~だ。
2008年01月18日
……と、風呂上がりのKAIに言われる。はぁ?それはどういうことですか。オレな、風呂に入ると絵のこととか小説のネタとか、うわぁーっと浮かんで頭がごっちゃになるんよ。それを振り払おうとしてブクブクもぐっても、やっぱりいろんなことが頭に浮かんでワケわからんようになって、このまま死ぬかもーと思うんよ。ははぁ。重症ですな。アホです。
2008年01月17日
歩く時間をみつけては、ちょこちょこ土手を散歩するようになった。風は冷たいが太陽はあたたかく、なによりこの見慣れた風景は結構好きなのだ。ニットの帽子とサングラスで化粧してないのを隠した、不審な姿で歩いている。今朝のお供は愛犬みかん。10歳という高齢の上、ヘルニアを発症。元々外でまとまった散歩をするという習慣はなく、室内だけは人間様よろしく自由に行き来している身。それも最近はヘルニアのせいで「階段はダメよ」ということになり、運動量は激減。というより、やはり犬だって寄る年波には勝てないのか、1年ぐらい前から犬用ベッドでじっとしていることが多くなってはいたのだ。そのみかんを連れ出した。外の空気はやはり気持ちいいのか、最初は私の先をトコトコ歩こうとする。室内飼いとはいっても全然ここに来ないわけじゃないけど、それでも毎日のことではないから見るモノはめずらしいのだろう。キョロキョロといつもより落ち着きのない様子で歩く歩く。それが10分ぐらいで私の歩調に合うようになり、やがて「あら、こんな歩き方だったかな?」というほど元気のない足どりに。若かった時と比べれば明らかな差。背中の肉付きというのか、散歩する姿をまじまじと見ればやはり老犬。毛艶も落ちているし、全体的にシャンとしてないの。リードを離すとどこに行くかわからないようなすばしっこさも感じなくなり、背中を丸めてトボトボヨタヨタってのが哀しい。抱き上げると素直に応じて、そのまま過保護な犬と飼い主が散歩しているという格好になってしまった。たった30分の散歩が堪えたのか、今はベッドで丸くなっている。みかんよ、私が思っていた以上におじいちゃんになっていたんだね。なんか切ないお散歩でした。
2008年01月17日

ダンナとKAIが行ってきた『インカ・マヤ・アステカ』展は大層おもしろかったようで、私へのお土産として小さな人形と塩と、そして「INCA KOLA」なるものを買ってきてくれた。このインカコーラ。“黄金文明の国インカ帝国にちなんで作られた黄色いコーラ”と説明がある通り。コーラだけどなんかヘン。夜店とかで味わえそうなおもちゃっぽい味。あまーい。『インカ・マヤ・アステカ』展は岡山市デジタルミュージアムで始まったばかり。3月16日までですと。KAIの話だと「ミイラと頭蓋骨がいっぱいあるよ」とのこと。私も行ってみなくちゃ。
2008年01月16日
異業種の人と会って話するのはいろいろと発見があっておもしろい。特に今日みたく、私よりひとつ若い世代の人たちのって勢いがあって楽しい(若すぎると夢だけの話か全然ビジョンなしかだから、30歳前半ぐらいがいいんだよねー)。お互いの仕事に興味もわいて、「これもなにかのつながり、いつか一緒におもしろいことできたらいいねー」と。うん。おばちゃん、がんばっちゃうよ。
2008年01月15日
山口美江がアルツハイマーの父親を介護した経験を綴った本、読んでみたいなと思っていたところにテレビにご出演。実の娘にプロポーズしたり、商店街を徘徊して悪口や無理な注文で相手を困らせたり、忘れていく恐怖からか同じ文字を繰り返しメモするようになったと、いろんな経験を語っていた。私の祖父も最期は痴呆が進み、亡くなった。最初は私の住まいをちょくちょく間違うようになり「あれれれ?」と思ったら、ついには方向感覚を失って道に迷うようになり家族総動員で探しに出たことも何度かあった。祖父は身体は小さいが足腰は強い。なにしろ、車酔いが激しかったので通常は自転車かランニングで数十キロの遠距離を移動していたような人だから。「うちにMさんという人がいて、これがとてもよくできた人で…」と私の母のことを私に向かって自慢し始めたり、先に亡くなった祖母のことを「さっきまで台所にいたんだけどどこに行ったんだろうか?」と探したり。そして段々家族のことも忘れたようになった。母亡き後、父に何かを頼んでもそれが全然飲み込めないという表情をしたり、実際メモなしでは覚えられないようなことが度々生じたり、非常識では?という言動や行動をとるようになった時、ついに来たか!!と不安感におそわれた。それでなくても大変な時だったのだ。叔父には「笑い事ではなくて、本当に父はアルツハイマーかもしれない」と相談し、母のことはみんなで面倒見れたけど、体重のある父はそうはいかない。もし父に何かあったら病院を探すことにするからおじちゃん協力して、と。その後しばらく無気力さの続いた父だったけど、時間とともに回復。今にして思えば軽い鬱状態だったのだ。が、年齢的にはいつ痴呆やアルツハイマーの症状が出てもおかしくない。私の身の上に起こるのも遠くないこと(もっと年上の舅たちもいるしね)、心構えだけはしていた方がいいのだろうが、その現実を垣間見ているだけに自信がない。
2008年01月15日
高校サッカー決勝は、圧倒的な強さで流経大柏の勝利。私がサッカーに夢中になっていた頃(見る側としてね)、静岡はサッカー王国全盛。サッカー人気が定着し、全国で「強いチームを」と生徒獲得に乗り出すようになった今となっては、それも過去の栄光なのか。それにしても伝統ある藤枝東よ。サッカーが野球ほど人気なかった頃からずーっとサッカー頑張ってきた高校なんだからとつい肩入れして見たものの、相手の流経大柏の強いことったら!!スピードも積極性も上。藤枝東もパスワークでは定評あるものの、そのちょっとしたスキも見逃さず入り込まれて、競り勝たれてしまったという感じ。1年生キーパーはすごくいい判断でがんばったぞという気はするけど、柏の積極性はそれに優った。4点差もある展開になろうとは思いもしなかった。が、おもしろい試合だった。
2008年01月14日
勝手に「もう卒業しました」とパッタリ通わなくなったままの声楽レッスンだが、先生との交流は続いている。その発表会。練習はそんなにしなくていいからなにか一曲と言われ、それはムリムリとお断り。毎回なぜか私の役目になっている進行の仕事、そのお手伝いぐらいはしますから~と歌は勘弁してもらう。就学前のちびっこから高校生までが出演するピアノと、私よりひとまわりぐらい年上の方の声楽の発表。今回はすごくこじんまりとしたイベントホールで、ステージといっても少し高台になったぐらい。ピアノと花を置くともういっぱいだ。当然、カーテンなんてないし、舞台袖もパーテーションで臨時にこしらえるぐらいのもの。椅子を並べてゆったり100席作ると客席も満杯になってしまった。何年もお手伝いしていると「ああ、この子上手になったなー」とか「この子はいまだに緊張しっぱなしだ」とか幾人かの顔は覚えてしまう。親御さんの方でもそうなのか、今回もありがとうございました的なあいさつをされる方もいる。そう、私は舞台で歌うより裏方で働く方が向いているのだ。もう何度目かのアナウンスも最初は緊張するものの、後はなんとか自分のペースでやっていける。順番待ちの生徒さん一人一人の緊張をほぐすのも、進行の合間の息抜きみたいにして。挨拶なんかは先生の原稿を下敷きに少し手を加えるだけ、プログラム自体はそんなに難しいもんじゃないし、特に大きな失敗もなく終わる。知り合いからは「もう板に付いてるわ。冠婚葬祭の司会、バイトできるわ」とか「ウグイス嬢やれば?」とありがたい(?)お言葉。原稿がなければ私がなにもできないことをみんな知らない……。
2008年01月13日
ランチはPETITPINE。里芋のコロッケ他おいしいをたらふく感じてデザートに柚入りのブリュレまでいただいたのに、夕方にはまたスィーツ。FFカフェでNYチーズケーキ。天神山プラザで『ギャルドファイブ展』、恩師に会いさんざん話して「いつか先生のアトリエとギャラリーに遊びに行かせて」と押し掛けの約束。続いてガレリアプントへアラン・ウエストさんの日本画見に行く途中で、赤い髪のカメラマンにばったり。プントでは正月の振舞酒を遠慮なくいただき、よい心持ちで絵を鑑賞。やっぱりいいなぁ、アランさんの絵。前はもっとガシッと描き込んで艶さがあったが、いい具合に力が抜けてきた感じ。より日本人に近づいたのかしっとり落ち着きの色使い。本日、遊びにおつき合いくださったのはデザイナーのきなこさん。さんざん振り回したというのに、ふらりと入った店でウールの着物を買ってくださった。すごい、太っ腹。私のじゃないのが残念!!自らの老後のことを思って今からKAIへの投資か???下心ありなのか???……としてもありがたや。
2008年01月12日
この前シナジーで「こんなの知ってる?」と見せてもらった雑誌がまさにツボ。数冊出ているらしいので、中身を比べて買うつもりだったのに、ネットで見つけたらもうたまらん。95年に出版、「気になる巨大建築」「廃墟」「不思議な神社仏閣」を特集している『ワンダーJAPAN』の第1号を注文。今、打診されてる仕事にも使えるヒントがありそうだったのでねぇ。気持ちはぐわっと郷愁の塊のようになってしまい、一緒に『僕たちの大好きな団地』というMOOK本も購入。長らく団地住まいだった私はこの窮屈な暮らしがキライだったのに、今となっては懐かしくも楽しい思い出あふれる場所。今でも近くを通と、あれあれ、あれが私のおうちとその窓をじっと見てしまう。
2008年01月11日
何万円かになったKAIのお年玉を定額貯金するためにダンナに郵便局に行ってもらったら、新しい通帳にしなければならない(記載するところがなくなってたのね)と用紙をもらってきた。えー、じゃあその場でやってくれればよかったのに!!と文句を言うと、なんでも「ゆうちょ銀行」の新しい通帳を作るために、子どもの保険証が必要とのこと。えー。というので、私が散歩がてら近所の郵便局へ。そういや、私の10万円ぐらいしか入っていない定額も増えず減らず何年もそのまんまだし、新しい通帳にもしたかったのでね。元々お金に疎い私、貯蓄に関しては子ども並みで、いまだに「定期」も「定額」もよくわかっちゃいない。ただ人から郵便局の定額が安心と言われていたので従ったままだったのだ!窓口の優しいお兄ちゃんに「総合口座」を新設しなけりゃならない旨を聞き(今までの郵便局だと不要だったのにね)、別に「定期・定額口座」を設けるならこういうことができるとかできないとか、まあその場では納得できる説明を受ける(もう忘れちゃったよー)。そういう説明云々を受けて、ひとつずつああしてこうしてと。電子マネーの時代、エディは付けますかどうされますかとか、ドロボーや詐欺対策に応えて暗証番号機能を付けるかとか、ひと昔前に通帳作った時とは全然違うのね。2人の通帳を新調するだけでぐったり。きっと窓口の方も、あまりに無知な私にグッタリされたことでしょう。最後に「ATMで定額の入金もできるの?」と初歩的な質問までして(わかんないからいつも窓口利用だった私)、ああ、私はどれだけ長い時間を郵便局で過ごしたことでしょう。いい勉強になったよー。
2008年01月11日
パーとかイーグルとかナンノコッチャ?なぐらいゴルフのことは全然わからない私なので、石川遼ったって別に好きでも嫌いでも。ぽっちゃり王子よりはハニカミ王子の方がまだマシだぐらいの好きさだったのに、今日はつい「プロになります」宣言の記者会見に見入ってしまった。うー、なんてしっかりとした16歳。一体どういう親に育てられたの?の声が大きいからか、会見は父親同伴。こういう子どもを持つと大変だなあ。当事者じゃないのに記者会見の壇上に座らせられちゃうのかー。子どももしっかりしていれば、さすがに親もできた親という感じ。二人の受け答えにいちいち感心し、「プロになって時間がないと言い訳なんかしないでぼく学校の勉強もがんばっちゃうもんね」という意気込みに、おぉー。これまでゴルフと勉強を両立してやってきたことへの自信なのか、大変なのは承知の上さという覚悟も見える。なんてできた高校生。おばちゃん、やれやれ今日の仕事はこれで終わったわいと、その後の時間はゴロゴロすることしか考えてなかったざんす。このままじゃいかんよと正月に「あれもこれも、いろんなことがんばるー」と心に誓ったばかりなのに、松の内を過ぎたらこのグダグダぶり。いやん、遼くん。ハズカし~そだ。今年は少しぐらい運動しようと決めたのだった。忘れないうちに歩くべし、ひとりで30分ほどウォーキングしてきました。はい。あなたに負けない大人になりますよー(いやいや、すでに勝ち目はない)。
2008年01月10日
中学校になっても男の友情は厚いもの。小学校時代からの仲良し2人となんだかんだ言っては行動を共にしているKAIは、昨日は制服を着替える間もなくヤツらと遊びにいっていたらしい。友人2人はどちらも私から見てもなかなかのオトコマエ。中学生になってスグにどちらにもカノジョができたのはまあ当然で、かわいそうなKAIは二人の恋の話の聞き役だ(笑)同じ中学の友だちが、近所のスーパーや地元の小学校にたむろして迷惑行為にもなっている話もよく耳にする。男同士で「遊ぶ」と聞けば少しばかり警戒もするが、オトコマエ2人については好印象。じゃあみんなでどこで何して遊んでいたの?「えーっと…土手とか、公園とかで……」ただダラダラと話をしていたのだそうな。そしてその大半は、おそらく恋の話と推察するが(詳しく話さないところをみると)、へーえ、男の子もそうなの?というのが私の感想。女同士で誰が素敵とキャーキャー言うのは経験上わかるけど、男の子はそういうのに無関心か、と。性の話ばかりに意欲満々と思っていた私はどうも偏っ見方をしていたようですな。ははは、ごめんなさい。小学校時代は何人かのかわいいカノジョに恵まれていたKAIはあれが花の盛りだったのか、肝心の時に恋の話は遠のくばかり。手紙やメールをくれる子はどれも恋の対象ではないらしく、女の子たちの方でもKAIを異性というより仲間として扱ってくれている様子。まあおかげで親しい女友だちは多いのだけど、男からも女からも恋の相談話を持ちかけられては「オレになんと答えろと……???」と落ち込んでいる息子よ~(泣)くじけるなよ。その悶々とした思いは勉強にぶつけろよ~~(切実)
2008年01月10日

本日の取材先に、お目にかかるのが2度目の備前焼作家さん。すばらしく好青年で、焼き物作りに真摯に取り組んでいらっしゃるのがわかるようなお人柄。その彼から「お近づきのしるしに」と徳利をいただく。一輪挿しにもどうぞということで、頂いた時にはそのつもりだったのだけど、帰って手にとってみると良い肌心地で馴染みのよいこと。やっぱり徳利にしよう、八海山もらったとこだし。ありがとうございました。大事にしますね。
2008年01月09日
昨年読んだ本の中で(といっても私が読んだのは10数冊ってとこじゃないか?あははは…)一番おもしろかったのは、上野正彦さんの『死体は悩む』だった。元東京都監察医で、テレビのコメンテーターとしても度々登場なので皆さんきっとご存知ね?監察医制度が進まぬ故か、死体をみる専門家たちが初歩的ミスで大事なことを見逃す現実を憂うとともに、最近の多発する猟奇的殺人事件に「平成の殺人事件は昭和のそれとはまったく異なる」ことに戸惑う言葉が端々に見られる一冊。怨恨や金銭トラブルをたどれば犯人にたどりついた昭和。ところが平成になると理由なき殺人も珍しいことではなくなって、なぜ自分が殺されなければならなかったかわからないままの死体は何をも語らない、と。子どもが親まで殺すという時代。神戸の少年A事件は衝撃だったけれど、年数を経てこうしたこともあり得るのかな?と思えてしまう昨今。マヒしてしまったんだよね。でも、やっぱりおかしい。先日も、包丁振り回して皆殺しを目論んだ高校生がいたっけな。人間関係がうまくいかないからというのが彼の言い分だとしたら、その原因を作ったのはやはり親なのかなとも思う。人との関係を築く最初の単位は親と子なのに、それがうまくいっていないケースはすごく多いんじゃないかなと。ちょうどそういう年頃の子どもを持つ身、自分の子育ての中で違和感をおぼえてきたのは「うちの子はビデオ(DVD)が大好きだからー」と「ゲームが好きだからいくら言っても辞めないのよ」の言葉。え、それってヘンじゃないの?程良い加減で止めるならまだしも、次々ソフトを買い与えちゃったりしてるし!!その理由も一様に「みんなと同じもの持ってないと仲間はずれに」と、でもうちはそんな理由で仲間はずれになったこと一度も経験してないんだけどなぁ(笑)。広義で言えば私はそれをネグレクトだと思うのよ。自分の役目を機械にまかせて、綺麗なものを見ることや自然の姿や人との関わりやそういう時間を排除したんでしょ?ゲーム辞めない子に「やめろ」と言う権限も捨てて育てたんなら、子どもが人間関係がうまくいかないと包丁振り回した時には一緒に責任とらなきゃね。という私も決して満足な子育てをているわけじゃないけど(ええ……身にしみてますとも)、これから出産を控えているあなたとか、小さい子どもを持つあなたとかに今一度考えてほしくってさー。毎日童謡うたって寝る前に絵本をなんてことは言わないけど、ゲームや映像まかせの弊害は感じておくべきなんじゃない?という私の独り言ですよ。あしからず。あ、そうそう。冒頭の監察医制度のこと。日本のサスペンスは監察医が犯人や被害者の心情などに左右されながら犯人探しするけど、FOXでやってる『BONES』なんて全然違う!!骨の専門家を中心に、細菌や虫、土の専門家、復元のプロ(それも粘土でコネコネ創り上げるとかじゃなくて3Dの映像)が科学的に死因を特定。FBIと犯人を追求していくの。あの番組だーい好き。機会があればご覧ください。
2008年01月09日
今年の初夢は、KAIが私にだまって自費出版をして、はなから自分では払えるはずもない20万円の請求書を踏み倒そうとしたことに激怒するというものだった。すごいリアルな夢で、こんなに安易に借金するような大人になってもらっては困ると、なぜか自分の見た夢で朝から息子を諭す私って……。たたき起こされた挙げ句、まったく身に覚えのない借金話で説教されたKAIは「???」な表情のまま。当然だ。今日は、その息子に恩を着せられる夢を見た。登場するのは、友人のデザイナー(実在)の知人という人。彼はデザイナーが本職というわけでないもののクリエイティブなセンスに長けていて、これまでにもいくつかで広告デザインの仕事に関わっているらしい。たまたまその場にいたKAIが紙にちょろりと描いた落書き。それを見た彼はさらさらとラフを描き上げ「ここに子どもの絵を使いましょう」と。夢の中で具体的にデザインも出てくるんだけど、その仕様というのがとっても変わっていて「それは随分と手間もかかるし、別に予算取らないとできませんよ」というのをグッと抑えている私(笑)。が、彼は実業家で、自分のセンスにかなうと思えば好き放題できるという恵まれた人。「彼の作品はプロにはない発想だよね。現実的じゃないし。でも、だからおもしろいんだよ」と(前述のとはまた別の)実在デザイナーが私にささやく。その言葉通りに彼の仕事はとってもユニーク。ただし、その仕様と表紙に関してのみで、中ページになると「あれっ?」というほど古ぼけた発想で(こんなベーシックな企画を意気揚々と語る彼って…)、素人っぽさは否めない。このアイデアではせっかくのパンフも普通のものになっちゃうなあ、KAIの絵をここに使うコンセプトも感じられないしなあと、そこで初めて「実は私…」と名刺を出して自分にこのコピーを書かせて欲しいと頼むのだ。現実にありそうなというか、本当にいつの日かKAIが何かのきっかけになって仕事が回ってくるようになれば実においしい(笑)。その欲望が夢にも現れたのか。ああ、ガツガツしてますとも!!なんとしてでも働かなきゃなりませんからー。
2008年01月08日
昨夜、どれだけ毛布を重ねてもゾクゾクするなーと思ったら、これはもしや……風邪?とりあえず葛根湯飲んで仕事始め。朝からコピーの「訂正」って、それがイヤで仮病ってんじゃないよ。8割方直して少し寝て、取材の日程決まりましたの電話で起こされてまた仕事。一丁上がりとメールを送って受信の方も確認したらば、うげげげ、またまたコピー訂正のメールだよー(泣)。お正月にスーパーの袋に入りきらないほどもらったミカンはもうほとんど食べ尽くし。あと少しというところにお隣さんからお裾分けが届いたーーー。ダンナも仕事関係の人からもらってきたーーー。これでたっぷりビタミン補給して、風邪を治すのじゃ。………………………………………………………………ところで。お正月の間にアクセスが増えてそれも不思議だったんだけど、今日は通常の3倍近くになってんだけどなぜ???どのキーワードにヒットして皆さんお越しなのでしょう。こんなブログなのに……ごめんなさい。
2008年01月07日

みなさまに「福」を!!
2008年01月07日
お正月気分も本日限り。私もKAIも冬休み最終日、いちにち家でのんびり過ごす。お昼ご飯はキャベツを刻むだけで簡単に作れる月島もんじゃのインスタントセット。食後はKAIがいれてくれアップルティーにマーマレードを溶かして2杯。ふぅ、休みの間よく食べた。胃が膨らんだまま、元に戻る気配なし。午後になって近所のスーパーにて夕飯の買い物。あっさりと魚の塩焼き食べたいわと鰆を買う。あとは卵焼きに大根サラダ、冷や奴でも付けるかな。貰い物の佃煮もあったっけ。ほほほ、簡単にやり過ごすことばかりよくアタマが回るものよ(笑)さーて。明日から仕事のスタート。今年もたくさんのより良きご縁がありますように。
2008年01月06日
今日は地元の岡山神社―――って、毎日社寺巡り(笑)。どんだけ神頼みのスタート?!いやいや、行き始めるとこれがなかなかおもしろくてさー。どういう神さんが祀られているんだろうと境内ウロウロしたり、狛犬の表情眺めたり、どんなお守り売ってるのかなと神社ショップをのぞくのも楽し。三が日を過ぎた神社は人もまばら。地元にありながら岡山神社をゆっくりと巡ったことはなかったので、観光気分で満喫。岡山城が美しく見える絶好のポイントだしね。その後は、年末からKAIに「行こうよ」と何度もせがまれつつ、行く機会を失っていたカフェSYNERGY73へ。本年初のカフェですよ!!私はオレンジ色のカップでコーヒーを。KAIはミントチャイ。年末から和菓子の頂き物が続いてもういい加減あんこモノに飽きていたところ、なんかケーキみたいなの食べたいよなあとそれもオーダー(んまいっス)!!廃墟の雑誌やコミックを読んでまったり。やっぱりこういう時間は必要ですよ。潤います。YUKIさんありがとう、ごちそうさまでした。カフェで「あの中国画材が閉まってる」という噂を聞き、真相を確かめるべく帰りにちらっと店の前へ。降りたシャッターには一枚の切り紙があり、“がんばってきたけどもう営業は続けていけないところまで来た、事業を停止します。破産します”云々の文面。うへ!!!年末に絵の具買ったばかり。そんな兆しは全然なかったのに?!文末には「12月28日」の日付があり、いよいよ年の暮れに店を閉めたことを知る。地元では大手の画材屋。新聞にはその記事もあっただろうに、ちっとも気付かなかった。高校生の頃はパステルを、大学生になってからは油絵の具をここで買っていた。デザイン事務所に入ってすぐ、上司に連れられて必要道具一式を揃えたのもこの店だ。便利な場所にあったからKAIもちょこちょこ利用していたし、いろいろお世話になりました。まさか、なくなっちゃうなんてね。
2008年01月05日
いよいよあの方が独立されましてよ。お仕事関係の皆様、要注目です。
2008年01月04日
初詣客獲得のためか、年末にやたらと多くなる神社仏閣CM。…の中で、由加山に行けば「日本一大きい不動明王」が見られると心躍らせていたKAIの願いをかなえてやる。行ってきましたよ、由加の蓮台寺。四国の金比羅と両詣りをする場所、ここの「あんころ餅」がうまいという程度しか知識がない由加山。が、この周囲では厚い信仰を集めているのか大勢の参拝者。規模も大きく、“厄除け総本山”の由加神社の一角に蓮台寺があり(神社もお寺もあんまり詳しくないからちゃんと説明できないけど)、不動明王はここにいるらしい。参道まで500mばかり離れた場所にある駐車場にも行列の末やっと入れられ、しばらく歩いてやっと鳥居の見えるスポットに。そこからヒーヒー言いながら階段を上がりたどり着いた境内よ。不動明王だけ見て「はい、終わり」も辛いので、まずは神社参拝の列の最後尾に。一帯には備前焼の狛犬など興味深いものも多く、人の波をぬって見て歩く。蓮台寺では普段は有料らしい客殿が無料で公開されているとのこと。なのに、だーれも入る様子がないのは…。係の人に聞いたら「ここからどうぞ」と言われたので靴を脱いで入ると続いてゾロゾロ。な~んだ!!みんな遠慮していたの(笑)これが素晴らしいものでね、豪華な狩野派のふすま絵が間近に見られ、中には円山応挙の作も。庭園も実に見事。岡山にこんなところがあるの、知らなかった!!不動明王は昨年できたばかりのようで、色鮮やかな青が印象的。仏像は古ぼけているとなんでも御利益ありのように映るけど、新しいとヤバイ新興宗教のように見える…というのが私の正直な感想。は、置いといて~(笑)その大きさからくる迫力は確かに。2階に上がれば(ほとんど上がってなかったけど…)どーんと正面からお顔を拝める仕組みで、蓮華というのかな?花びらのような紙をここから投下できるようにもなっている。一枚事に願いを込めて蒔き、それで厄を祓うのらしい。1階では坊さんたちがお経を上げている。大満足のKAIは不動明王Tシャツを購入。私は今日もおみくじをふたつ。ひとつは『風水おみくじ』で、それらよると今年は改革の時で変動の運気を大いに活用しなさい、と。仕事運は「新しいことならたいていうまくいく」。“たいてい”って……(笑)。ちなみに私のラッキーカラーは「緑」だそうです。もうひとつは『七福神おみくじ』。金運よ、仕事運よと念じつつ引いたら、出てきたのは福禄寿。とほほ、長寿の神さんじゃ…と読んでみると福禄寿は「幸運・財運・長寿」の三徳を合わせ持つ方なのね。長寿はどうでもいいけど、幸運・財運は素直に嬉しいぞ。
2008年01月03日
舅と甥っ子(←といっても彼らはもう20代)と一緒に初詣なるものに行ってみました。お正月に神社に行くことなどないので甘くみていたら、すごい人出!!日本の正月ですなー、気分が出ます。おみくじを引いたら「中吉」でした。病気=「信心せよ 治る」、争事=「十分でない 控えよ」、学問=「雑念を捨て目標を立てよ」云々。笑ったのは、恋愛=「自己を抑えよ」。はい。願望は「他人の助けにより望み事叶う急ぐな」だそうです。今年もあなたのお力をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
2008年01月02日
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