細木数子の半生とフジサンケイグループの暗部 | 宮寿陵 Lyrics of Love&Life

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宮寿陵

2005/02/18

あぶく銭師たちよ！　昭和虚人伝

六星占星術が的中するかどうかなんて、どうでもいいんですよね。
信じたい人は、信じればいいし
個人鑑定で高いお金を払いたい人は、払えばいいし。

僕が興味あるのは、なぜ神秘的な部分なんてカケラもない細木数子が、
なぜこれだけ持てはやされるか、という事だけ。

というわけで、オススメなのが、このルポルタージュ集。

一言でいうと、野村サッチーやデヴィ夫人なんかとは、
くぐって来た修羅場の数が違うということ。
そして自分自身がタレント化する前に、

そういった点が、現在の状況を招き寄せていることが解ります。

また、この本には、フジサンケイグループの親会社がなぜニッポン放送なのか、
かつてグループを支配していた鹿内家を通して理解できます。

他にリクルートの江副浩正、代々木ゼミナールの高宮行男、などが取り上げられています。

このルポルタージュの初出は古い（単行本の初版が1989年、文庫化が1999年）ので、
その点は注意してください。

（本日の創作は、お休みです）

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