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2024.06.22

個人が、”新型コロナ感染防止装置”の特許を取得していた

テーマ：政治について(19810)

カテゴリ：特許・知財・技術

特許庁サイトで、特許関連情報を検索していたら、
2022.1.5に、「テーブルガードマスク」が特許登録されていた。
読んでみると、
”新型コロナ感染防止装置”↓↓↓のようである。

［図１］〜［図３］が発明品で、［図４］と［図５］が従来品

特許公報のページ数は５ページで、請求項数も３個と、
実にシンプルな「特許」である。審査官泣かせと出願↓とは大違い。
/moira/diary/20140819
それでいて、請求項のツボは心得ている。

【請求項2】で、機能を強化する付帯装置を付加
【請求項3】で、形態を大きさなどを数字で絞り込む

審査の過程で、（１）と（２）が考案容易や先行発明ありで拒絶されても、
（３）は特許される可能性が高い。あるいは、審査官が修正を匂わせることも。

さらに、明細書を読み進めると、
これが、企業や高名発明家などからの出願なら、
「技術開示が不十分」として拒絶されるかなと、藻緯羅には思われる。
そこまで技術を追い込むには、
多額の研究費も時間もかかるし、早く特許することで、
どこかの企業が、発明を進化させることも期待できる。
審査官(女性?)は、そう考えて、このまま特許したのかも知れない。

出願人に利益を独占させるのが 目的ではない！
他人も当該発明を実行できるように、発明に関する情報を開示させ、
その発明を、 他人の手も借りて進化・発展させるのが目的 である。

で、この発明、

なんとも言えないのだが、
藻緯羅は、シンプルだが効果はあるように感じる。

高名発明家のドクター中松は、
新型コロナ関連で、こんな出願をしている↓
/moira/diary/20211031

1,210円