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昨年10月「フェニックスリーグ」の試合で2試合に登板して試合感覚を少し取り戻してすぐ、惨事が発生した。全体練習が終わり、陳偉殷は外野をランニングしていた。立ち止まって呼吸を整えているとき、外野の反対側の端で「ボールに注意」と叫んでいるのが聞こえた。
練習のあと、また誰かが打撃練習していた。若手の堂上剛裕だった。陳偉殷はかけ声を聞いてボールは別の方向に飛ぶと思い、またボールを拾う役の二人の練習生が前にいたのでボールをよけなかったところ、「このライナーが二人の間をすり抜けてちょうど僕の口に当たった」。
「最初に芝生の上に白くて、長いモノが見えた。僕の前歯だった」。これで事が重大だったことがわかった。1本の歯が飛び、1本の歯が折れ、1本の歯が何とか引っかかっていた。緊急に病院送りになり、10数針縫った。歯科医は麻酔せずに歯の間を縫ったため、痛さのあまり彼は涙を流した。
陳偉殷曰く、横顔に当たらなかったのは幸いで、そうならば頬骨が粉々だったかも知れず、歯が折れたのはいちばん軽い怪我だった、と。
現在、彼は3本を差し歯に交換した。苦笑して曰く、幸いにも球団が歯の治療代(1本20万円)と昨年のトミー・ジョン手術費用を全額負担してくれた。そうでなければこの2年、日本で給料が減るだけでなく、またお金がかかるところだった、と。
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